2018年10月8日月曜日

Stanage Plantation(7回目)

天気が良さそうだったので、Stanage Plantationにボルダリングに行ってきた。やりたいのは、Deliverance。

下の方の簡単なのでアップしようとしたけど、岩が冷たくて温まらない。しょうがないから、前にやってできなかったSpur Travers f6C+へ。これはガバガバのルーフトラバースの後にマントルの核心ムーブがガツンとやってくるっていう構成で、アップを兼ねてやるのに最適。前回ムーブは作っていて、軽く確認した後につなげてみた。10手と少しのルーフのムーブで両腕がパンパンに張って、マントルができない。休み休み何度か本気トライを繰り出したけど、だめ。虫様筋弱いクライマーはガバでパンプするって吉田さんが言ってたけど、本当だ。

諦めて、すぐ近くのSatin f7Aへ。二、三度やってしっくりこなくて、隣のボルダラーがやってたのを一緒にやることにした。Pull Over f5と、Wooly Pully f6A+。どっちも出だしのムーブが面白くて、そのあとの長いスラブの緊張感もなかなかだった。ちなみに、どちらの課題もガイドブックによってはトラッドルートの形容詞グレードがつけられているようだ。それくらいの高さ。ただ、核心ムーブは下部にあって、上では落ちないから、今はボルダリング課題って扱いが主流なんじゃないかと思う。UKでのボルダリングとフリーソロのトラッドルートの区別はイマイチわからないんだけど、単純に高さだけってわけでもなさそう。

二つに成功したところで、も少しなんかやろうかということになって、隣のボルダラーと一緒にThe Stromに行った。ナーレさんも落ちてたたあれ。


Nalle Hukkataival on the Grit from Ed Ratcliffe [Slender Films] on Vimeo.

ナーレさんが落ちるだけあって、ホールドが超悪い。左足が上がらなかった。でも面白いからまた今度。

ここでお隣のボルダラーとは別れて、本題のDeliverance(4日目)。トラバースはもう問題なく、発射の体勢も何となくわかってきた。あとは、左のpebbleを使うかどうかが悩みどころ。そして、こういうムーブに悩むシチュエーションに僕はとても弱い。さあどうしよう。

2018年10月5日金曜日

Gazelle@Woolley Edge Quarry

娘の通院でブラッドフォードまで行った帰り、いつも立ち寄っている高速のサービスエリアの脇の岩場に行ってきた。

Woolley Edge Quarry

https://www.ukclimbing.com/logbook/crag.php?id=8492

トポは持ってないんだけど、UKCに情報があったのと、動画があがってる。やったのは、UKで重点的に取り組みたいと思っているカンテの課題。

Gazelle f7A+




結構苦労したけど、よーく観察したら登れた。多分グレードは甘い。ちなみにこれは失敗ムーブ。

この足元で、肉食動物の骨を発見した。



調べてみたら、犬っぽい。多分二度と行かないであろうこの岩場。嬉しい偶然の発見だった。


2018年10月2日火曜日

Burbage Northにもう一度

この前一緒に登ったフェデリコに誘ってもらってもう一度Burbage Northに行ってきた。午前中のみで時間が限られるということで、まずはStrikerあたりでアップして、それからIn the flick of timeに行って、最後は近くのルーフでもという入念な計画を立ててくれた。ありがたや。

で、Strikerあたり。ここは、前にニックと来たAsh Treeのすぐ隣。アップでSunlight Cellar VS 5b、Oak Tree HS 4bを登った。この辺りは微妙な高さで、元々はルートなんだけど、ボルダーとしても登られてるくらいの感じ。それから、Striker Left-hand f7A+を二人でやったんだけど、これは結構厳しかった。気づいたこととして、極小ポケットにつま先を突っ込むんだけど、サイズが大きくてへたったアナサジピンクでは全然ダメってこと。小さめのスクワマにかえたらすぐ離陸できた。ただ、初手が出ない。あと、風が強くて、朝は陽が当たらなくて、寒い。てことで、隣のIvy Tree HVS 5bを登って移動。これもボルダーなのかソロなのかわからない高さ。

移動した先は、In the flick of time。これはシットスタートでf8Aで、それは僕には無理なので、スタンディングのf7Bをやった。ヌメッとしたホールドを両手で保持して手と同じ高さにヒールをかけてからのリーチーなムーブ。日本では届くはずのホールドに届かないってことは全くなかったけど、UKでは結構ある。フェデリコが使うホールドとは別のを使ってムーブを試みたけど、ヒールフックがヘボすぎて敗退。また今度。

で、お隣のRemergenceのエリアに移動した。まずはRemergence Start f6B。ガイドブックに"Essential for any aspiring gritstone climber."って書かれる看板課題。核心ムーブはマントルで、なかなか厳しい。足が短すぎて、体をズリズリあげる体勢に持っていけない。敗退。で、一番左のThe Hanging Rib f6B。最後が遠くて、足が悪くて、キャンパっぽい感じになっちゃって超苦労してたんだけど、フェデリコが「そこのリップのとこ持ったらいいじゃない」っていうんでやってみたら、できた。丸っこりリップで、一人だったら絶対試さないムーブなんだけど、グリットストーンのフリクションがあれば保持できるらしい。勉強になった。

ということで、終了。