2025年6月23日月曜日

ピークディストリクト・クライミング遠征のこと(仮)

【この記事は作成中です】


UKクライミングは楽しい。とりわけピークディストリクトのクライミングは素晴らしい。何よりも、トラッドクライミングの本場でのクライミング体験が素晴らしい。トラッドクライミングの本場といえばヨセミテと思うクライマーもおられるだろうが、そのヨセミテのトラッドがピークディストリクトから持ち込まれたものであるといえば、本物の本場がどこかご理解いただけるだろう。ヨセミテのトラッドクライミングは終了点のボルトがしっかり打たれたスポーツ的トラッドが多いようだが、ピークディストリクトのトラッドは終了点さえボルトのない本物のトラッドで、素晴らしいトラッド体験が約束されている。

最近、ピークディストリクトへのクライミング遠征を予定されている方からご連絡をいただいたこともあり、ピークディストリクト・クライミング遠征のことを書いておきたい。

移動

飛行機での移動

ピークディストリクトに向かう空港の候補は2つある。

第一は、一番近いマンチェスター空港。マンチェスター空港からピークディストリクトの西側はレンタカーで30分程度。クライミングのメインエリアである東側までは1時間程度。マンチェスター空港だったら、レンタカーも安いし、種類も豊富。ただし、日本からの直行便はない。マンチェスター空港を利用する場合には、乗り継ぎに注意が必要だ。ヒースロー空港での乗り継ぎは絶対に避けなければならない。ヒースローの乗り継ぎはターミナル間のバス移動が入って面倒な上、場合によっては乗継便に間に合わない。

第二の選択肢はヒースロー空港。ロンドン近郊のヒースロー空港からピークディストリクトまで3時間ちょっと。ヒースロー空港までに日本から直行便があるので、楽ちん。ただし、レンタカーはマンチェスターよりちょっと高くて、ハイエースクラスの大きなクルマは少ない(もっとも、少人数のグループなら、選択肢の少なさは問題ではないだろう。大所帯の場合は注意)。ちなみに、ヒースローとピークディストリクトのちょうど間くらいにForest Rockという有名なクライミングエリアがあって、立ち寄るのにちょうどいい。ものすごく小さなエリアなんだけど、ハードなボルダー課題でUKの洗礼を浴びるのもよし、比較的マイルドなトラッドルートを登るもよし。ここはスレートなので、北ウェールズのスレートの岩場までは足を伸ばせない場合でも、ちょっとしたスレート体験ができるのは嬉しい。

https://www.leicestershirebouldering.co.uk/forest-rock.html


現地での移動

これはレンタカー一択である。UKの自動車は右ハンドルで、道路は左側通行なので、日本人にはありがたい。厄介な点の一つはラウンダバウトで、これは予習した方が良い。あと、縦列駐車を多用することになる可能性があるので、練習しておいたほうがいい。それから、ワイパーと方向指示器の操作バーが左右逆で、絶対間違える。

駐車スペースは有料の駐車場と路肩の駐車スペースがある。ガイドブックの記載に従おう。有料駐車場はPAY AND DISPLAY方式のところが多い。料金支払い機で先払いして、出てくる紙をダッシュボードあたりに置いとく方式。2018年頃までは支払いがコインの現金のみのところが多かったけど、2019年頃からだんだんクレジットカードのコンタクトレス(日本で言うタッチ決済)で支払えるところが増えていた。今はどこもコンタクトレスで行けるんじゃないかと思う。


宿泊

クライマーはStanageとHathersageの間のNorth Lees Campsiteでキャンプすることが多いのかもしれない。

https://www.peakdistrict.gov.uk/visiting/things-to-do/camping/camping-northlees

しかし、エアビー的なやつでキッチン付きの部屋を借りたほうがだんぜん楽しい。エアビーか、Booking.comか、Sykes Cottageあたりを使おう。

https://www.sykescottages.co.uk/

宿泊エリアはピークディストリクトの東側ならどこでもいいだろう。Hathersageという街がクライミングエリアに近いので、目印になる。HathersageにはOutsideというクライミングギアショップがあって、何でも買える。シェフィールド市内でもいいだろう。その場合、City Centerより西側が便利だ。治安も西側のほうが良い。市内でも、Ecclesall Roadあたりからだと、岩場まで車で20分程度で行ける。パブの近くに宿泊すれば、クライミング後にパブでビールを飲みながらその日のクライミングを振り返ることができて、最高だ。

なお、UKの家は日本と違ってセントラルヒーティングで、ヒーターはラジエーターだ。暖房は中央のスイッチと家の中の各所のラジエーターの二重管理なので、使い方を予習しておこう。冷房はない。あと、バスルームのライトと換気扇のスイッチは入り口辺りにぶら下がっているヒモだ。かなり引きが硬いヒモなので引いていいものかどうか緊張するが、思い切り引くとスイッチが入る。

食事

UKの飯は超絶うまいので、なんの心配もいらないのだが、いくつかシェフィールド近辺のおすすめを書いておく。

フィッシュ&チップスはシェフィールドのSharrowにあるTwo Stepsに行っておけば間違いがない。ここは開業以来同じ店舗で営業しているチッピーとしてはUK最古だとか聞いたことがある。

それから、Two Stepsのすぐ近くのパン屋Seven Hills Bakeryもめちゃくちゃ良い。ここのSourdoughとFougasseとバターだけで生きていける。スーパーで売ってるバターがうまい。ちなみに、生クリームも濃くてうまい。

コーヒーも美味しいところが多い。おすすめはOak Brook RoadにあるLa Coppola。マキアートがめちゃくちゃ美味い。

酒はエールだ。シェフィールド周辺ではAbbeydale BreweryとThornbridge Breweryが良い。前者はシェフィールド市内にあり、市内のパブでは比較的広くタップが提供されている。おすすめはMoonshine。後者はピークディストリクト内のBakewellという街にあり、結構たくさんのパブを買収している。おすすめはAM:PM

https://www.abbeydalebrewery.co.uk/

https://thornbridgebrewery.co.uk/

パブはとにかく楽しいので、外せない。ピークディストリクトの真ん中あたりにあるPack Horse Innというパブが200年くらい前からあるパブでとても良かったんだけど、最近経営が変わったようで、いまはどうなっているかわからない。

インド料理もうまい。ビリヤニが普通にある。テイクアウェイも多くて便利。

スーパーに行くとレンジでチンするだけのシェパーズパイとかラザニアとか売ってて、うまい。鶏一羽がまるごとパックに入ってるのが売ってて、温度設定したオーブンに放り込むだけで鶏の丸焼きができるので楽しい。ポテトチップスもうまいので、毎日食べたい。

お昼はサンドイッチを作って岩場に持っていくのがいいと思うが、HathersageのOutsideの2階のカフェに行ってもいい。Derbyshire Oatcakeは野菜がとれるのでとてもいい。せっかくなのでかの有名なChip ButtyをたべてUKの食を満喫するのもいいだろう。

https://www.outside.co.uk/

あと、Curberに近いCalverという村にはSparがある。このSparはただのコンビニではなく、地元産のうまいものをいろいろ売ってるので、ぜひチェックしたい。ビールも多種多様。


クライミングエリア

ピークディストリクトは広大な国立公園で、そのなかに多数のクライミングエリアが点在している。選びたい放題ではあるが、よほどのこだわりがない限り、Eastern Gritと呼ばれる東寄りのエリア群で登るのが良いだろう。ここはシェフィールドからも近く便利だし、古くから登られている歴史あるエリアが多く、クラシック課題が多数揃っている。ガイドブックは、ROCKFAX社のEastern Gritがあれば十分だ。デジタル版もある。

https://rockfax.com/climbing-guides/books/eastern-grit/

こだわり派の人は、BMCのガイドブックを買い揃えるのも良い。こちらはエリアごとにいくつかに分かれている。

主たるエリアは、Stanage, Burbage, Millstone, Froggatt, Curbar, Baslowあたり。ROCKFAX社のEastern Gritにはルートにスターグレードが付されていて、おすすめ度が明瞭。さらにTop50のルートも選定されていて(改版で変更なければ)、Top50を登るだけで大満足するはず。

他のエリアのことも一応書いておこう。

まず、ピークディストリクトにはグリットストーンと石灰岩(ライムストーン)がある。ものすごく大雑把に言うと、グリットストーンがあるのは東側と西側。東側の北側が上記の有力エリアで、南側にはBlack Rocksがある。有名なGaiaがあるところ。ボルダーだとThe Angel's Shareがある。西側のエリアは南部のRoachesとかRamshawが有名で、このあたりのグリットストーンのエリアをStaffordshire Gritなんて言うこともある。シェフィールドからは少し離れてるけど、とてもいいエリアだ。Eastern Gritよりも高さのある岩が多い。Staffordshire Gritについては、以下のビデオがおすすめ。これ見ると行きたくなること間違いなし。


石灰岩のエリアは基本的にスポーツルート。あとボルダー。有名なのはRaven Tor。かの有名なHubbleがある。ルートの岩の基部のボルダーも楽しめる。


クライミングのシーズン

まず確認しなければならないのが、雨季と乾季が日本とは逆ということ。UKは冬に雨が降る。夏は比較的晴れていることが多い。これが厄介だ。

グリットストーンはフリクション頼りのクライミングが多いので、シーズンは気温の低い冬とされている。ちなみに、UKの気候は穏やかなので、冬もそんなに寒くない。ここで問題なのが、冬は雨が多いという事情だ。運が悪いと、せっかく行ったは良いものの全然登れないということになりかねない。そこで、雨を避けて夏を狙うのも悪くない。UKの気候は穏やかなので、夏もそんなに暑くない。というより、日本人基準だと、全然暑くない。とりわけ早朝だと岩はキンキンに冷えていると言っても良い。昼間は流石に暑いかもしれないが、その場合は以下で述べる石灰岩のボルダーエリアに行けば良い。夏のグリットストーンで注意が必要なのが、虫。ミッジ—と呼ばれる吸血系の羽虫が現れる。これは強烈で、数が多いので出現すると避けることはできない。吸われてるあいだはちょっと煩わしい程度だが、時間差で皮膚が赤く腫れて強烈なかゆみが出る。ミッジーが現れたら退散するしかない。風の吹くエリアには現れないようなので、風向きとかを考えて場所を選ぶことはできるが、限界はある。

石灰岩のシーズンは夏(と春と秋)。冬は基本的にずっと染み出しで登れない。日本からわざわざUKの石灰岩のスポーツルートを登りに行く人はほとんどいないだろう。Hubbleとかの歴史的ルートを登りたい人に限られると思う。スペインの明るい石灰岩の岩場を想像してUKに言ってはいけない。常に暗くてジメジメしている。石灰岩ボルダーも見た目は良くない。だいたいがスポーツルートの岩場の基部か、斜面の側壁というイメージ。課題は面白いものも多い。ガバマッチで終了でトップアウトしないものが多い。ボルダリングのイメージを刷新してくれるという意味では登ってみる価値はある。


トラッド・クライミング

グリットストーンのトラッド・クライミングの話。もちろんクライミング自体はどの国の岩場でも同じなのだが、ピークディストリクトのグリットストーンの岩場では、日本では見られないビレーの方法が実践されていて、あるていど学習して行く必要がある。

まず、グリットストーンの岩場には終了点のボルトがない。従って、自分で支点を構築しないといけない。しかも、登った先には木が生えていない。カム、ナッツ、岩角にスリングかロープが基本だ。ルートによっては登った先の地面にステークと呼ばれる棒が刺さっていることがあるし、登った先のずっと先のフェンスの支柱を支点にすることもあるが、これは例外。問題はその支点が登り終わった地点から数メートル離れていることがある点。それと同時に、セカンドのビレーは岩のリップで行わなければならない点。リップから離れたところでビレーすると、セカンドがテンションをかけたときにロープがリップにこすれて、グリットストーンのフリクションであっという間にだめになる。従って、支点からに接続したメインのロープを数メートル伸ばしてリップまで持ってきて、リップに座って(あるいは立って)ビレーすることになる。そして、リップでロープがこすれることを防ごうとすると、ビレーデバイスをマスターポイントに設置してセカンドのビレーモードを使うという日本で一般的に行われている方法がやりにくい。どうするかと言うと、下向きにATCでビレーする。言ってることがわからないと思うが、とりあえず、以下の資料を読むあたりから始めたらいいと思う。

https://www.gritstoneclub.org.uk/site/wp-content/uploads/2014/09/climbing_outside_leading.pdf



2025年6月9日月曜日

瑞牆・七面沢上流エリア・《キャップロック》&《くまのプーさん》

 西條さんと瑞牆。

前日はWaterSpiderProjectに行くか、JETSETで開催された松島さんショートムービー上映会に行くか一瞬悩んで、松島さんの方に行くことにした。1時間だけ登った。それから家に帰ってお風呂に入って、諸々準備して、9時すぎだったかに瑞牆に向けて出発した。眠気と戦いつつ運転して深夜に到着。眠りは浅かった。

行き先は朝になってから西條さんと相談して、七面沢上流エリアに決定した。不動沢屏風岩でよろめきをやるとか、よろめきに人がいたら不動の日々をやるとか、考えてたけど、西條さんが《マリーゴールド》を見てみたいということで、乗った。

七面沢上流エリアはひたすら遠い。フロンティアスピリッツのガイドブックでは《マリーゴールド》まで60分ということになってるけど、アプローチ力が低いことで定評のある自分の足では、60分では済まない。クラック地獄までがまず辛い。そこから始まる上りがまた辛い。コルを越えた先の急登がまた辛い。辛い辛いで、到着したときにはたどり着いただけでもう大満足してしまった。しかも寒い。

西條さんは前回も登ったという《キャップロック》(5.9)でさらりとアップしていた。自分も、せっかく来たのでなにか登っておこうということで、登った。上部が抜けそうなフィストサイズになって、めちゃくちゃ辛かった。最後のマントルは、右の方のカチを握り倒してなんとか切り抜けた。フラッシュ。しかし寒い。

帰りに山を下りながら西條さんと話したんだけど、苦手なサイズってのがある。西條さんは0.75らしい。自分は大きめのフィスト。いつすっぽ抜けるかわからなくて、思い切って体を動かすことができなくなる。手が小さいから一般的なフィストサイズが苦手という苦手意識がさらにこのサイズを苦手にしている。なんとかしたい。

その後は、西條さんは二度目の《チョップスティック》(5.10b)を登ってた。自分は寒くて動けそうになかったのでやめておいた。《くまのプーさん》(5.10b)に移動。

《くまのプーさん》は短いけどきれいに割れたナイスなワイドだった。下部は下開きで、体がすっぽり入るサイズ、中間部で狭くなって、上部はまた広がる。狭くなってるところを超えるのが一見したところの核心で、一回目はムーブがわからず敗退。二回目はテンションかけまくってムーブを探り、一応理解した。登り始める前は寒くてもう無理かと思ったけど、ワイドに挟まると体が温まって、元気も出てきた。不思議。

そして、まえまえからこの手の傾斜のないワイドにはハサマリングでは身につかない基本技術が隠れているはずと思ってたけど、やっぱりあった。

狭くなってるところを超える核心部は、下開きなので足が効きにくい。スクイズチムニーの基本姿勢の両膝フリクションでは上がれなかった。使ったのはTスタック。Tスタックは止まっていることはできるけど進むことはできないかと思いきや、できた。帰ってからピート・ウィタカーのCRACK CLIMBINGを確認したら、Tスタックはレストには最適だけど前進するには向いていないと書かれていた(イギリス版143頁)。進めたけど。

やり方はTスタックで立ったら、上半身を固めて足ブラになれる体勢を作る。今回は、右挿しで、右手がフィスト、左手はガストン、そしたら胸を前壁にくっつけてフリクションを出す(なお、フィストが効かないともっと難しくなるので、フィスト無しで練習したい。アームバーかライトバルブチェンジャーになりそう)。そしたらTスタックを解除しても落ちないので、右足を上げる。具体的には、右膝を上げて、膝を曲げて、右足を左足のふくらはぎ位の高さに置く。そしたら、左足を上げて右足に合わせて、Tスタックが完成。そこに立つ。その繰り返し。

なお、ピート本にTスタックは進むのには不適と書かれてるのは、もしかしたら他にもっと楽な方法があるということなのかもしれない。例えば、レッグバーとか(イギリス版142頁)。これはまだうまくできないので、基本のレッグバーの使い方も練習したほうがいい。

なお、合間にいろいろ見学して楽しかった。《マリーゴールド》(5.11c)はボルダームーブ炸裂という感じじゃないかと。《パプリカ》(5.10b)は、わずか5mでもルートを設定したくなるのもうなずけるきれいな割れっぷり。悪いシンハンドが楽しそう。そのうち登りたい。《即決》(5.12a)は、すっぱり割れたきれいなフィンガーに見えた。ワイドの《トイストーリー》(5.10b)は広くなったり狭くなったりで悩みそう。長さもあって苦労しそうだったので、今回はパス。

西條さんも一回やって、終了。フラフラになりながら下山して、駐車場にへたり込んだ。寝不足と、長いアプローチの疲労と、寒さと、ワイドクラックが原因だと思う。夜の移動はやめておいたほうがいいのかもしれない。

また今度と言いたいところだが、この日は梅雨入り前最後の週末で、次回はしばらく先になってしまうかもしれない。

2025年6月2日月曜日

瑞牆ボルダーで秘密の森とかちびぼるあたり

 瑞牆ボルダー。しっかり雨の翌日で、どこが登れるだろうかと駐車場で相談して、まずはロジャーさんが登りたい岩があるらしい秘密の森に行くことになった。

猫頭ントルの左上(だっけ?左下?)の小さな岩のスラブを登った。ドルフィントラバース(3級)が秀逸だった。膝くらいの高さで横に続くダイクをフットホールドにしてトラバース。先に進むほどフットホールドが小さくなって、右足でわずかな感触を得る。

で、視界の先のホールドに飛びつく。

秀逸だった。

なお、ダイクが外れやすいようで、欠けた痕跡があったし、我々が登ってる最中にも欠けた。

あと、ドルフィントラバースの左の丸っこいカンテを両腕で抱いたら、10年くらい前にダイバーさんと一緒に抱いたカンテであることを思い出した。あれはたしか、八千穂高原ボルダーのルーフクラックが濡れてて転戦して来たんだった。今回は雨後の湿り気が極度の乾燥肌にちょうどよくて、まあまあ可能性を感じたので、また行きたい。

それから、ロジャーさんが宿題にしている課題があるらしいちびぼるのあたりに移動した。ロジャーさんは宿題をさらっと登っていた。自分もやってみたけど、スタートのホールドが痛くて3回くらいでやめた。

それで、西條さんがいたちっちゃなスラブの岩を登った。丸っこいカンテが6級らしいけど、落ちるかと思った。6級のスラブってこんなに難しいっけ?その左のフェースも6級らしいけど、左のフレーク状ホールドを使うのか使わないのかわからない。使うとカンテと同じグレードにはならないし、使わないとめちゃくちゃ難しい。謎。右は7級だったか、そんなに難しくない。

最後は丸っこいカンテの右側をやってみた。さっき登ったのはカンテの左側。右側指定課題はトポにはないらしい。UKだとカンテがあったらその左と右に課題が作られるのが常なんだけど、ここではそうではないらしい。右も面白そうだからやってみたんだけど、めちゃくちゃ難しくて、しかも面白かった。また今度。