久々の単独登攀の覚悟を決めた週末、甲府盆地は小雨が降ったり止んだり。渓谷には終始霧が立ち籠めていました。
それならばと、かねてより気になっていたモービーディックの左のフェースを見に行くことに。濡れ落ち葉のアプローチを慎重に歩いて、岩の上まで1時間。
あたりをつけてロープを投げて降りてみると、大外れ。ずいぶん左のほうに出てしまいました。せっかく降りたからと、左のほうもよく見ると、こっちはこっちでトラッド・ルートにならなくもなさそう。軽く掃除をしてみました。
既成ルートの終了点は遺跡になっていました。
折れたRCCボルトもあります。
で、本題のフェース。
下から見上げた浅いカンテ状がやはり核心部で、15m弱。抜けそうなカムが入らなくもなさそうなところが3箇所はあった様に思います。NPで登るか、ボルトを打つか、試されますね。NPだったら、「5.12 NP R 40m」ってとこでしょうか。
上から見下ろしたところ。下部のラインどりに悩みますが、オールNPで行くなら右のやさしそうなクラックから入るのがいいか。核心部でボルトを打ってしまうなら、下部は直下の5.11dの既成のスラブから繋げるのが良いか。
吉田さんに倣って、とりあえず名前(仮)だけつけときます。フラット・ホワイト。
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