北山真『フリークライミング』(山と渓谷社、1996年)
クリーム色の本の前身にあたるのだろうか?
内容自体はとても古くさく、見るべきものはない。あえて言えば、開拓話くらいか。
その古くささと言ったら、ランジのを成功させる鍵は「"なにがなんでもあのホールドをつかむんだ"という気迫」だと言うくらい古くさい。
この本の面白いところは、すべての頁の下部にちょっとしたコラムが書かれているという構成。そこに、草野俊達さんとか、柘植求さんとか、杉野保さんとかのコメントも載せられていて、コレが大変面白い。
この部分を読むためだけでも手に取る価値がある。
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