○トラッドで行こう
・The Millennium Arch 5.14, Canyonlandes, USA
Wide Boyz。UKCの翻訳記事。記事ではWide Boysになってるけど、Boyz。全長100mのルーフクラック。スケールがおかしい。しかも、これは彼らにとっては本題ではなく、本当の狙いはThe Crucifix Projectという別のルーフクラック。彼らの取り組みは登れたルートの記事も面白いけど、ルートを探すところから面白い。なんならこっちを紹介して欲しかった。 Hunting for The Unknown - The Holy Grail of Crack Climbing
The Millennium Archは、1ピッチで登るためには45個のカムが必要ということで、プリセットして登ってます。いつかこれをカムをセットしながら登る人が現れるでしょうか?
・Pure Pressure 5.14R, Escalante Canyon, USA
Ben Rueck。フォールのたびに3つ固め取りしたカムの2つが壊れるルートって、どういうことでしょう?ボルトルートをナチュプロで登るレトロトラッド。
・Blackbeard's Tears 5.14c, Promontory, USA
Ethan Pringle。
・Honeycomb Dome 5.13d, Liming, China
Logan Barber。
・Am I Evil? 5.13-, Boab Desert, USA
Pamela Shanti Pack。
・Thai Boxing 5.12c-5.13b, Le Couteray, France
Sean Villanueva O'Driscoll。スポーツルート全盛と思われるフランスにも、こんなワイドクラックが。やはり大陸はすごい。
○OLD BUT GOLD第14回「グレートテール」杉野保
東北・大日岩のグレートテール。グレートテールを初登した小野巳年男さんと、不動明王を初冬した渡辺能久さん。10台しか登れないクライマーが岩を発見し、岩がクライマーを強くし、強くなったクライマーが岩に光をあてる。素晴らしいことですね。僕はそんな岩と出会うことができるでしょうか。