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2015年12月8日火曜日

《クライマー返し》day11@御岳

とにかく寒くて、登る気力がありませんでした。

ナックルジャムは問題なし。あとは、スタで左手を出せる下半身の体勢の作り方。左ひざを入れるので、半月板が割れたひざ関節に悪く、無意識にムーブを拒絶しているのかもしれません。

怪我はするものではありません。

2015年12月3日木曜日

《クライマー返し》day10@御岳

最早何日目だかすっかり忘れ、ナックルジャムのやりかたも、初手を出す体勢もさっぱり忘れた《クライマー返し》へ。

離陸は100%成功する様になったけれども、ジャムをもじもじして、離陸して、左手を出して、落ちる、を繰り返すだけなので、全く疲れず、体は冷えます。

すぐ近くの水の詩の裏をトラバースしてみました。甘いホールドが連続して、体を温めるには良いかもしれません。カチッと持てるホールドは1つもなく、指に優しいのが嬉しいです。せっかくだからと、左の岩との隙間に吸い込まれるまで。


以前登れなかったマミ岩SD2級を登ってわずかばかりの成長を感じ、以前登った《豚の鼻》(1級)を苦労して登って成長のわずかさを実感し、終了。

御岳はいいところです。

2015年10月28日水曜日

御岳散策

ちょっと前のこと、御岳散策、ついんくるでお昼ごはん、クルミを拾って帰りました。

クルミはフライパンで炒って、殻に隙間が空いたところにナイフ手元の段々太くなっている部分を差し込んで、隙間を広げて開けます。フライパンで炒る際に、長めに炒って中の身まで多少火が通るくらいにしたほうが、殻から身を取り出す時に楽なようです。

殻を破ることより、中身が崩れないように取り出すことのほうが難しいです。

2015年10月1日木曜日

岩は落ちるという話し

某ブログで、地震が起きたら落っこちそうな瑞牆の巨大な岩とか、実際に落っこちた城ヶ崎の岩とか、ずり落ちて隙間ができた瑞牆の岩とかの話しを見て、思い出したこと。

ディープ・ウォーター・ソロで名高い秋川流域・アメリカ淵の岩です。よく登られている左のラインは良いとして、その右に注目。

これは、先日見に行って撮った写真です。


こちらは、風待ちさんが2012年に登った際の動画から拝借したもの。


ぶら下がっている三角形のハングが丸ごとなくなっています。

過去の記録をたどってみると、2014年6月にはこのハングはまだあったようで、2014年から2015年にかけての秋・冬の間に落ちたのではないかと思われます。僕の想像では、本体とハングの間に生えた木や草の根で隙間が次第に広がって、最後に地震か台風の増水でごろっと落ちたのではないかと。

某ブログにも書かれていた通り、岩は落ちる可能性があります。上部に木や草が生えている岩は特に注意が必要と思います。例えば、御岳の某有名ボルダー。下部のホールドの崩壊が進んでいて、岩自体の傾きの変化があるのではないかと疑います。上に立つと、岩を一周するような形でクラックが走っていて、草が生えています。大丈夫でしょうか?

2015年7月1日水曜日

高いボルダー、まずは掃除から@御岳&山野井泰史『アルピニズムと死』

以前、孤独について書きました。あのときは冗談めかして書いたのですが、本当にそう思います。lonelinessとsolitudeは別物、とアレントは言ったそうです。そのsolitudeがsoloという言葉とつながっている、そのことを知ったとき、いろいろなことが腑に落ちました。たった一人で岩と向き合うとき、強さが必要です。誰もいない大岩壁に一人で挑むことができる、それが山野井さんの強さなのだと思いました。僕にはその強さはないけれど、一人で岩と向き合って初めて、強さに一歩近づくことができるのだと信じています。


パートナーの都合により一人の日曜日。小川山か、近場か。近場だとしたら、秋川のボルダーを探しに行くか、御岳あたりか。一通り悩んだ末に、遅い時間からでも行けて、歩きの少ない御岳にしました。最近はまた、半月板の割れた左膝の調子が良くありません。だましだまし付き合っていくしかありません。

掃除道具一式を抱えて、美しい局面を持つボルダーにやってきました。このボルダーは、多くのボルダラーが往来する遊歩道のすぐ脇にあります。かつては杉の木に遮られて人目につかなかったのですが、少し前に杉が伐採され、いまは丸裸です。岩は全体的にもろいですが、最も美しい局面部分は、意外としっかりしています。上部に回ると、そこには、かつて御岳山への参道だったと思われる道があり、立派な鳥居が立っていました。

ロープを垂らしてぶら下がってみると、以前に見上げたときの印象とは違い、安心できない高さを感じます。上部の腐った木を除去して、一通り苔を落として、マットを敷いて下から登ってみました。スラブへの立ち込みになんとか成功し、そこから数手(数歩?)が限界でした。前傾部分にホールドが乏しく、あっても方向が悪く、とても厳しい。これをボルダーとして登れる日は来るのでしょうか?


もうじき、小川山のスラブで精神とソールをすり減らすシーズンに入ります。今季の奥多摩では、《アドレナリン・ジャンキー》と《アーバンテイスト》という素晴らしいルートと、幾つかの心に残るトラッドルートと、幾つかの美しいボルダーを登ることができ、また、素敵な出会いもありました。他方で、方々でやるべきことを残したシーズンでもありました。一生かけても奥多摩は遊び尽くせそうにありません。奥多摩が好きです。また、秋になったら帰ってきます。

2015年3月31日火曜日

《むかしクラック》RP

川乗の岩場で《バクダッド・バーニング》!のつもりで、まずは、zの岩場の探索へ。失敗に終わった前回の第二次探索に続く第三次探索により、ついに岩の発見にいたった。十分な物資を用意したことが功を奏した。

発見した岩はというと、池田フェイスの《ゴースト・ステップ》クラスの鏡のようなチャートだった。


探索に予想外の時間を要し、車に戻ったらもう1時。《バグダッド・バーニング》は諦めて、《むかしクラック》へ。岩は濡れていたけれど、タオルで拭いてクライミング!


中間部のガタガタしてきめにくいハンドが難しくて、ジャミングの練習のつもりでさんざんいろいろと試して、暗くなり始めた最終便で一応RPしておいた。しかし、上部はフィストをうまくきめることができず、フェースムーブに逃げてしまった。山野井さんがフィストジャムがよくきまると言っている以上、上部はフィストでも登りたい。下部も別の登り方をしたら良いトレーニングになりそう。

帰りは御岳ボルダーで丸こんにゃく。《丸こんにゃく左》(1級)の再登に失敗して、身体がぼろぼろになった頃に家路についた。

2015年3月16日月曜日

《バクダッド・バーニング》day1@川乗の岩場から、《魅惑の丸こんにゃく》day1@御岳

久々の奥多摩方面!

まずはまだ見ぬ岩場の第二次探索(第一次探索の様子はこちら)。大まかな岩の場所まではたどり着いたのではないだろうか。時間と物資の不足により最終確認にはいたらなかったものの、一歩前進。

それから、川乗の岩場《バグダッド・バーニング》(5.12c/d)。

バグダッド・バーニング

静かで、暖かくて、気持ちのいい岩場でした。ルートの内容については何も言えることがありません。次回、はじめて触るつもりで新鮮な気持ちで取り組みたいと思います。なお、下部のポケットホールドが染み出しポイントの下に位置していて、タオルで拭いても拭いてもすぐに濡れてしまいました。乾くのは5月か?

バクダッド・バーニングの下部

写真の真ん中のヌンチャクがプロテクションとしては一本目。プリクリの設定と思われます。あるいはスリングを垂らすのでも良いかもしれない。写真下のヌンチャクは、アイボルトで、ロープバーン防止用の様です。

早々に切り上げて、《むかしクラック》。下半分がびっしょびしょに濡れていた。いつ乾くのだろうか?これも5月か?

最後に御岳《魅惑の丸こんにゃく》。思った通りお尻が浮かなかったので、とりあえず、立ちスタートの《丸こんにゃく左》(1級)を登っておいた。凄く苦労した。

あ、合間にこんな課題を登りました。超良い課題でした。



この左を登ってたら、リップが盛大に崩壊して腿くらいの大きさの岩に襲われて死ぬかと思いました。あまり登られていない岩は注意が必要ですね。

2014年12月26日金曜日

クライマー返しday9@御岳

久々にちょっとだけ御岳、クライマー返し。

寒すぎて体が動かず、離陸の左手の引きつけが効かない。乾燥しすぎてあるはずのフリクションもなくて、ナックルジャムがきまらない。

僕の体には真冬には向かない課題なのかもしれない。

次回は御岳でいろいろ新しいことをやって遊びたいな。アイデアはいくつかある(あっきーとか付き合ってくれると嬉しいな)

2014年12月22日月曜日

スポルトのリハビリ@三ノ木戸、染み出し敗退@昔クラック、隙間@御岳


《スーパームーン》を完成させて一区切りついたことだし、そろそろ奥多摩のスポルト・ルートに復帰したいので、リハビリ・クライミング@三ノ木戸。3年ぶりくらい?

前日夜までザーザーの雨だったにもかかわらず、岩はカラカーラカラ。朝は快晴でポッカぽか。お昼頃にガスが上がってきて、曇り空で冷えてきた。

《小手調べ》(5.10a)でリハビリ開始。3便かけてようやく再登に成功した。前傾壁の登り方をすっかり忘れていた。大きくダイナミックな動きと、レスト。レストなんてしたのは何ヶ月ぶりだろう?

続いて、《現代若者気質》(5.10b)。右のカンテラインを登っている人もいるようだけど、「ステミング・ライン」というトポの記載を信じてコルネとコルネの間をステミングで登ったら、それらしくなった。こっちが正解だと思います。2本目のスリングから3本目のボルトまでが遠いけど、ガバだからさして危険ではなかった。上部がちょっと悩ましい。

さらにリハビリで《アルパイン派》(5.10c)にオンサイトトライ。途中まではガバだけと、3本目のボルト付近から一気に細かくなる。ライン取りを誤ってテンション。で、3本目のハンガーを見ると、ちょっと不安。自作と思われるハンガーは隣のハンガーと比べてもひときわ薄く、素材は不明だがアルミの様に見え、横を向いて曲がっている。大事を取って左のルートとさらに左のルートに逃げて、フォローで回収。封印。

こんな感じで2時頃まで十分なリハビリを行い、移動した先は《むかしクラック》。近くて良いですね。しかし、日陰の谷底の沢沿いという、乾く要素一切なしの岩はビッショビショ。御岳に移動。

かねてから目を付けていた発電所エリアのA岩、B岩の隙間に向かった。

遊歩道側の2つの隙間。岩はビショビショでしたけど、雑巾で入念にふきふきしてトライ開始。

下流側は見たところハンドジャムがバチ効きで、フットホールドもあるので、さほど難しそうには見えなかった。松氏が一撃初登



奮闘してますけど、右のフィストをぶち込めば楽チンです。

それから、上流側。こっちは見た目通りちょっと難しい。でも、三峰の隙間を経験した今、それほど苦労せずに解決できました。暗くなる前に無事完登



真っ逆さまのムーブがとっても面白い。オススメです。

2014年11月17日月曜日

クライマー返しday8@御岳

ちょっとだけ御岳、クライマー返し。

ほぼスタティック

ズルムケナックルジャムのせいで違和感は残るんだけど、やってるうちにだんだんフィットしてきた。そして、一手目を安定して出すバランスもだんだん分かってきた。一度だけ一手目の保持に成功して一歩前進。身体は縦。斜めじゃない。でも左足でかき込んで、左に寄せる。左に寄せて身体を縦に維持する。

2014年11月7日金曜日

クライマー返しday7@御岳

ちょっとだけ御岳、クライマー返し。

左足のフットホールドを修正。無理矢理ハイステップしていたところを、自然な位置に変えた。ここはホールドの方向が悪くてかからないと決めつけていたんだけど、踏み方を変えたら踏めた。そして、一手目をスタティックに取りにいく体勢が一瞬だけ作れた。ナックルジャムもバチ効き。

これはいけると思い気合いを入れて取り付いたら、ナックルジャムが効きすぎて、人差し指の皮がはがれて、終了。

いてーーーー!

痛みでナックルジャムの感触が鈍り、効いてるんだか効いてないんだか分からなくなって、ぜんぜんダメだった。

皮ができたらまた行きます。

2014年10月30日木曜日

クライマー返しday6@御岳

ちょっとだけ御岳。クライマー返し。

やはり前回の感触は間違っていなかった。何度かやって、ハイステップにも成功。

左手ガストンで、


右手ジャムをきめて、


足をあげたら、


左手カチを持って、


離陸して、


宙を舞う。


左膝関節が不安定。落ちるときも膝関節を庇ってる。

左手ピンチタッチに成功した。離陸の成功率は100%。おおいに可能性を感じた。

膝関節が不安なので、深追いは無用。また行きます。

○追記1

僕なりのナックルジャム。中指がくさびになってエクスパンションする仕組み。指の太さとか長さによってやり方は変わるでしょう。僕は指はすごく細いです。人それぞれやり方は違うと思われるので、人から教わっても意味なかった。


○追記2

気になった岩を見てみたら、遠目で見て感じていたよりも固くしまっていた。そして、RCTマークを発見。ミジララテスタ的ないい課題になりそうな予感がする。


2014年10月29日水曜日

クライマー返しday5@御岳

ちょっとだけ御岳。クライマー返し。

岩の上に立って、ナックルジャムをきめて、左足を上げようとするとジャムが外れることで有名な、クライマー返し。

とんだ考え違いをしていた様だ。左足を上げた状態を想定して右手ジャムをきめないといけなかった。荷重の方向が変わる。

岩の上に立って、左手アンダーガストンで身体を左に寄せて、岩の左端に右足で立って、右手ジャム。左足を上げる。普通はハイステップみたいだけど、体の硬い僕はヒールにしてみた。で、左手をフェース面のカチ。そこから一瞬浮いた。一度だけ。

ジャムは中指を中に入れてみた。これは工夫の余地あり。

可能性を感じた。また行きます。

2014年10月3日金曜日

白狐岩SD2級@御岳

おっと忘れてた。随分前のこと、天気が良かったので御岳に向かったんだった。

寒山寺に車を置いて、まずは下流のマントル課題周辺の様子見。遊歩道からの入り口が藪でふさがれていた。どけちゃわないといけませんね。

それから、上流へ遊歩道をてくてく。

マルガリの頭を横目に見つつ、鵜の瀬岩を華麗にスルーして、途中の露店で栗を買おうとしたものの小銭がなくてなくなく断念するアクシデントを乗り越えて、「ついんくる」にたどり着いた。

お昼ごはんは、そば。松氏もオススメのそばがうまい。一見して量が少なそうなんだけど、食べてみると満足のざるそば。クリームあんみつも少し分けてもらった。うん、これはとてもおいしい。次回のお昼ごはんはそばをやめてクリームあんみつでもいいかもしれない。

お腹いっぱいになったところで、またてくてく。

ソフトクリーム岩周辺に到着。橋の下、ちょと上流側の、水流で磨かれたスベスベの石灰岩のスローパー課題を登っておいた。トラバースの5級。指先のかかりが一切ないパーミングがとっても楽しい。

朝から活動して疲れが見えてきたところで、移動。忍者返しの岩に向かって、てくてく。

途中、私の家に知り合いがいたので、ご挨拶。この前掃除して登った私の家の後ろの岩を紹介したけど、全く関心を持ってもらえなかった。出版されたトポに書かれていない簡単な課題なんて見向きもしない人が多いでしょうね。楽しいんだけどなー。

てくてく。忍者返しの岩は大盛況。僕の課題は、前回敗退した白狐岩の右のSD2級。

もともと心もとないプッシャーのサックしかなかったんだけど、それを子供の昼寝用にあげちゃったので、MNS(マットないっス)。初手で落ちてケツを打ちそうな岩に雑巾を敷いておいた。

出だしがパワーなこの課題は、身体に刺激を入れないと離陸もままならない。しかも、足元に岩があって、離陸の体勢を作るのが難しくて、どこにシットしたものか判断に迷う。

今回は、左の岩にケツを半分のせて、左手スローパーでスタートしてみた。

初手を外すと思いっきりケツから落ちて痛い思いをすることは目に見えているので、なかなか思い切って手を出せない。手を出(すふりを)して足から着地するとこを繰り返すことしばし。ようやく自分から落ちにいかず手が出せるようになって、完登。

上部も緊張感があってなかなか楽しい。2級って、難しいよね。

しかし、SDというからには、地面にシットで、左手ガバからスタートしたいところ。初手が何もないスローパーにデッドという厳しい課題になりそうだ。

この日は、素登り、忍者返し、子供返しの全てが大混雑の中、果敢にも蟹に挑んでいるクライマーがいて、子供に話しかけてくれたので、ちょっとお話しした。そしたら、普段はルートクライマーで、なんと、いつか登りに行きたいと思っていた奥多摩の某石灰岩で登ってるのだと。キャリアの長いクライマーで、某チャートの話しとか、某チャートの話しとか、松島さんの話しなどもして楽しかった。ノボルンダーさんのこともご存知だった。

トレラン帰りのヨコマヤンさんにも会って、ヅッカーさんにも初めましてのご挨拶。

奥多摩クライミングって、楽しいなー。

2014年9月30日火曜日

むかし道ボルダーに初めまして、から、遼@御岳

噴火を受けて小川山を回避し、奥多摩の岩場にトラッド初登を目指して向かっている最中に、ロープを忘れたことに気づいて、仕方がないのでそのまま「奥多摩町の村長さんも大絶賛」の秘密の花園へ。今はむかし道ボルダーなんて呼ばれてますね。

1986年にクライミングジャーナル25号で発表されています。


ぜひとも登りたかったのがこの岩。ホワイト・パレス。持てるところがなさそうで、面白そう。

どーーーーん。


しかし、何かが違う。よく見ると、傾きが違っていて、写真のように立つことはできなくなっていた。そして、もっとよく見ると。岩の場所自体が変わっていた。左の人が立っている場所に、今は岩があるんです。自然の力はすごい。いや、ダムの力か。


2005年頃に作成されたらしいトポでは、この面が《むかし道ペタシ》(4級)とされている。岩の傾きが当時と同じかは不明。

岩の前に立って一歩下がったところに小さな岩があって、これに乗って地ジャンで左足に乗って左手を出すと、4級くらいだった。後ろの岩を使わず地面からやってみたら、めちゃ難しい。右手も左手もホールドと呼べるものは全くなくて、ツルツルに磨かれた石灰岩に手の平全体を押し付けるのみ。写真で指を指しているところにスメアでの離陸がまず困難。ようやく離陸に成功して、右足が上がって、左手を出そうとしても、身体が剥がされたり、左足がすべったり。何もないリップをパンパンと叩くことを繰り返す。だって、もともと何もないところに手を置いてるのに、そこからデッドで何もないところを叩くんだもん。


なにもない右手。この岩に必要なのは、チョークでもブラシでもなく、水で濡らした雑巾です。


極小のへこみをカチるカチラー松氏。そこ、不正解ですよー。

かなーり苦労してなんとか完登。いやー、面白い。2級くらいか?いや、1級ある?カチラーの5.13クライマー(笑)の松氏は敗退。



動画にすると面白さがこれっぽっちも伝わらないおそれがあるな。


ペタシの合間に、後ろのフェースも登っておいた。この辺りは普通のカチの薄被り。あと、《むかし道ビターン》SD(1級)ってのも見てみたけど、どうも様子がおかしい。シットスタートの座りどころに岩があって、すわれない&フットホールドが隠されていた。岩の傾きも変わってるかもしれない。と思ったら、ここヒントがあった。やっぱり下の岩は後から流れてきたもののようで、隠されたフットホールドを使っていた。左下の斜めホールドスタートか。と思ってさらに情報をさがしたら、なんと、ボル中さんが2012年に登ってた。あの岩は2012年以降に流されてきたのか?

ボル中さん、相変わらず面白い。あ、ここにもホールドの情報があった

次は、ホワイトテーブル。


まずは右側のマントル。下の写真の右奥。


これまた厳しかった。手のホールドは、水流で磨かれた石灰岩の甘いエッジ。左足を深いフットホールドに置いて右足ヒールをかけるんだけど、ツルツルに磨かれた石灰岩にはヒールがかかるエッジなどない。わずかなシワを狙ってかけるけど旨く行かない。何もない面に押し付けて強引にかけると、サイズが大きいインティが脱げる。御岳の《マルガリ》を彷彿とさせる右足ヒールの根性マントルで、格闘の末完登。これは面白い。2級くらいか?いや、1級ある?

それから、その左。左手をハングしたのアンダー、右手をリップでスタートしてみた。本当は両手ハング下からできたらもっといいんだけど、苦手のアンダーで段クラスの課題になる。まずは右手リップから。


一手目で、左のリップ状の何もないところ。これ、ほんとに何もないです。持てるのが信じられないくらい、何もない。


そこから、上部カンテ状のところにランジでラップ持ち。さらにガバにキャンパしてマントル。何もないところを持つのが最高に面白かった。2級くらいか?いや、1級ある?

むかし道ボルダー、面白かった。ガバのどっかぶりとか、ルーフとかもあるんだけど、目が行くのはつるつるに磨かれた石灰岩のホールドが全然ないやつ。最近はジムでクリンプを禁止してて、スローパー系の課題を好んで登っているので、岩でもそういうのに興味津々。むかし道ボルダーはさらなる可能性がありそうだ。それから、大きな岩が密集してるから、ルーフのワイドクラックも可能性あり。

○日当りメモ

むかし道ボルダーは谷底。お昼前まで陽があたらず涼しかった。お昼頃から川の上流側に太陽が回って、燦々の日差し。暑かった。冬もお昼頃から午後は暖かそう。ただし、今回は行っていない対岸はずっと陽が当たらない予感。


暑くて疲れたので、その後は御岳に移動して、《遼》。1トライ目で左足上げまで行くという信じられない好調っぷり。しかし、左足を上げると半月板が割れた左膝関節が悲鳴をあげるという悲しい事態。左足フットホールドの気持ち奥目に置くと、そこまで痛くないことを発見。暗くなって打ち止め。

2014年9月22日月曜日

忍者返しの岩から遼から忍者返しの岩周辺@御岳

《遼》をさぐりに、御岳へ。

アップで《私の家》の後ろの二等辺三角形のカッコいい岩を登ってみた。そこそこ高さがあって、上に行く程ホールドが悪くて、なかなか面白かった。快適に身体を温められる貴重な課題。5級。(苔落としのブラッシングが)いいアップになった。ちなみに、下地にカヌー用のアイボルトが刺さっていますので、マット推奨。



忍者返しの岩に移動して、《クライマー返し》。ナックルジャムがきまらない。左足が棚に上がらない。小指側だろうなー、たぶん。あと、足首の硬さ。

気持ちいい河原

あまりにできなさすぎたので、《素登り》に手を出してみた。左カチが思ったより小さい。ヒールがヘタクソ過ぎて、右ヒールの位置をいろいろいじってたら、いたずらにトライ数が増えて行く。マット一枚ではメンタルの消耗が激しいので、早々に敗退。

本題の《遼》は、三手目のホールディングを確認。思ったより左寄りが奥がえぐれていて持てることが発覚。そこから、左足を置いて、上の水平カチを取ってみた。2年半前にやってたムーブだけど、その後ホールドが欠けて様子が変わっていた。前は小さいけどエッジが立った持ちやすいカチだった。ホールドは欠けて大きくなっていたけど、フリクションのない水平カチになっていて、保ち辛くなっていた。小指をホールドの左端に合わせて持つと、なぜかクリンプ出来ない。ホールドの右端が薄いから?小指を外して左寄りを持った方がいいかもしれない。

左手の水平カチを持って、右足をねじ込もうとしたら股関節がつりそうになる所まで確認して、終了。前は右足を外から出してたけど、カチカチ動くフットホールドが欠けたので、内側に差し込まないと行けないかもしれない。股関節の柔軟性アップが課題。

ssやんもがんばってた。


いい感じ。


あーーーーーー。

一手進む成果が出たところで、またもや忍者返しの岩周辺白狐岩を登ったことがないことに気付いたので、右の方のSD2級をやってみた。初手がめちゃパワフル。お尻をつけると足をいいところに置けない。左はそこそこいいところ。右はスメア。上半身パワーで立ち上がって、右上のガバにどーーーーん。渾身のデッド。これ、マットでお尻が10cmくらい浮いてるから左のスローパーを持てるけど、マットなしでお尻を地面に置いたら、一手下のガバからやることになって、さらに辛い気がする。スローパーにデッド?二手目以降もフットワークが難しくて、敗退

また行きます。

草敗退@裏御岳から、遼、私の家@御岳

弱いメンタルに喝を入れるべく《ミジララテスタ》でも登ってやろうと裏御岳へ向かった。

そしたら草ボウボウ、岩の上も植物が繁茂してて、闘わずしてアプローチ敗退。弱い。

ミジララテスタのアプローチ

そこで《遼》。

初挑戦から早2年半。因縁の課題。いろんなところが欠けて、2年半前とは随分変わってる。

すごく久しぶりだったので、ムーブはすっかり忘れていた。

インサイドフラッギングから、左手が一手目。この左手は、二手目の右手を出したら、持ち替える。一手目は斜め下から手を伸ばすので、指が奥までかからない。腕が長いのも関係してるかもしれない。非力な僕は、持ち替えでベストなホールディングスを確保しないと、次の右手のダイナミックな一手がとまりません。

これを確認して、三手目が出るところまでで、終了。

忍者返しの岩の対岸でハーケンを発見

それから、SENさんにくっついて、《私の家》。

一手目を出す時に後ろの岩で頭をぶつけそうで怖い。なかなか思い切ってムーブを出せなかった。メンタル弱い。

後半のスラブへの入りで半月板が割れた左膝が死亡することが判明。封印決定。

2014年4月30日水曜日

最近のボルダー

ルートで行ったついでにボルダーを登った。

思った通りのランジ課題になったけど、右手のかかりが意外と良くて、思ったより簡単だった。3級。




ついでに、帰りに寄った御岳で松氏がこんなの登った。

2014年4月13日日曜日

御岳でいろいろ

ロッキーボルダーで《エゴイスト》。

初手のカチを持ったら、メリメリと指に痛みが走って、終了。僕には《エゴイスト》は10年早いようです。しばらく封印決定。

松氏はロッキーボルダーとin tokyo!の台座の隙間を登った。で、登ってる最中に、抜けで使うガバを破壊した。

松氏は目的の課題を登ってしまったし、僕はド敗退したし、ロッキーボルダーに用はなくなったので、前から気になっていた対岸の宙に浮いた耳を登ってみた。

表裏両面での激しいレイバックを想像してたけど、想定外の正面突破になった。5級。


その後は、どこかに挟まれる隙間はないかと探して歩いていたら、寒山寺の楓橋から徒歩3分の近場に、マントルに手頃な岩を発見。

絶妙なスタートホールドに、絶妙な右足スタートのフットホールド。激しい格闘の末、思いがけないコツを発見して打開した。


マントル一発、1級ですね。トキオさんが黒本に載せなかった岩にも面白い課題はあるんだな。

2014年4月6日日曜日

ロッキーボルダーとin tokyo!の台座の隙間

満を持してロッキーボルダーへ。

目的は、もちろん、前回掃除した《ロッキーボルダーとin tokyo!の台座の隙間》

とりあえず、奥の方のガバマッチからスタートした。下の岩も使用。

3手目をだしたところ?
前半は手をつっこむと砂埃が落ちてくるので目をつぶってハンドジャムをきめることになって、少々つらい。

抜け口のムーブが難しくて、こんな感じで左手を出してみたり、


こんな感じで左足を出してみたり、


長時間に渡る激闘の末、右手フィストジャムで両足をルーフにフックして左手を頭の後ろに出すというムーブを発見し、ようやく完登。1級くらいでしょうか?ムーブが分かってしまえばもっと簡単に感じるかな?でも瑞牆の《ナーガ》が左のホールドからスタートして1級だったら、これも1級でいいのか?

追記:後から考えれば、分かってしまえばってやつで、3級でしょう。

動画を撮ろうと思ってもう一回登ったら、抜け口のムーブを間違って酷いことになった。