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2026年5月5日火曜日

涼を求めて春日居砦でわ☓めちゃん@兜山

見上げる岩には陽がさんさんと差していて、これは木陰が良かろうということで、行ったことのない春日居砦を目指した。思惑通り岩場は新緑の木陰で最高だった。

まずはトリオ(5.10b)。下部は快適で朝の一本目に最適だった。上部で狭いコーナーに体をねじ込んだところでアレ?ってなって危うかったけど、なんとかこなしてオンサイト。

つぎは行雲流水(5.10c)。「こううん りゅうすい」と読むらしい。いろんな意味があるらしい。☆☆がついている。兜山の5.10台のルートで一番面白いという評価もあるらしい。下部はクラックを使っても良いのかどうか分からなかったけど、トポには何も書いてないし、ケチなことをしてもしょうがないので、使ってもよかろうと判断した。で、中間部で「足さばきに神経を使う」っていう記載の通りスメアリング地獄が現れた。スラブのために買ったスクワマビーガンに感謝した。オンサイト。確かにものすごく良いルートだった。ただ、甲府城のカブトワトブカよりも面白いかと言われると、判断に悩む。

で、わ☓めちゃん(5.11c)。一見したところ、下部はやさしく、上部のハングをどう超えるかが勝負で、取り付いてみるとそのとおりだった。トポには「ハングの左から回り込んで核心部をパスすることもできるが、ボルトの位置からは大きく離れてしまう。ルート名の由来でもあるクラックを使って正面突破したい」とある。ハング下の三角形の穴にはハンドジャムが決まり、そのすぐ上のアンダーは両手でマッチできる。問題はその先で、更に上のハングの右手のアンダーは甘く、ピンチも甘く、なによりフットホールドが乏しい。頑張って右手を伸ばせばクラックに手が届くんだけど、ジャミングは効かない。気合で甘いフィストをキメることはできるけど、フットホールドがないからキメたところでなんともならない。というわけで行きつ戻りつしてそろそろ諦めようかと思ったけど、ちょっと左の方を使わせてもらおうと思って、左のカンテを持って、一年前から自分中で大流行中のニーバーを左カンテにかけて、カンテの左手を送って、ニバーを頼りに右手をクラック方面に伸ばしたら、クラックの縁に届いた。あとはレーバックで頑張って完登。オンサイト。この登り方は「ハングの左から回り込んで核心部をパス」したことになるのかどうかは分からない。ボルトは常に両手の間に収まっているので、良いんじゃないかという気もする。でもトポのラインはハング部分で右に寄っているので、左のカンテを使わない設定なんじゃないかという気もする。自分の中ではこれが合理的なラインということで納得している。これでグレードが5.11cなのかどうかは知らない。なお、その後右寄りでも登れるかやってみたら、もう少し取り組めはムーブは見つかりそうな気はした。チャンスが有ればそっちも進めてみたい。


追加:やっぱり左のカンテは使わない設定と山森さんに教えてもらった。でも使っても十分面白いよ。

メモ:晴れのち曇り。気温は20度弱(たぶん)。木陰で涼しく、登るときは長袖Tシャツと半袖Tシャツ。ビレー時はその上にネルシャツ。非常に快適だった。不快な虫も少ない。兜山のベストシーズンは実はいまという可能性ある。春日居砦は広葉樹。杉林はその一段下まで。この時期はモコモコが上から降ってくる。カエデの木もあり、秋の紅葉も楽しめるかもしれない。


2026年4月16日木曜日

桜吹雪クライミング@兜山で壮年ナイフ

兜山。

いつ雨が降り始めてもおかしくない雰囲気で、いつでも撤収できるように壮年ナイフ(5.11d)にトップロープをかけてムーブを探ってしまいましょうという堕落したスタイルのクライミングをやってきた。右隣の一本ほうとうを登って、その終了点から壮年ナイフの最終ボルトを経由して、支点を構築できた。ラッキー。

で、その壮年ナイフはめちゃくちゃ難しかった。最初から傾斜が強くて、そのうえ左のカンテはたいして効かない。大奮闘してムーブを考えたけど、中間部のムーブがなかなかわからなかった。唯一可能だったムーブは、中央の台形のホールドを右手で保持して、左カンテ奥の水平ホールドを左手で保持して、右上のガバ風(ガバじゃない)の水平ホールドへ渾身のデッド。これがひたすら遠い。身長177cm両腕は長めの自分のリーチで指先の先の先がかろうじて引っかかるだけ。もしこのムーブしかないとしたら、登れる人はほとんどいないのではなかろうか。まあ、自分では使い物にならないホールドがいくつかあるので、強い人はなんとかするのかもしれないが。

以下、ムーブメモ

右手ガバアンダー、クリップ、左手タテカチ、右手その上のタテカチ、足上げ、右手アンダー、クリップ、左手ボルト左下のタテカチ、右手V字状ホールド、左手カンテ奥のタテホールド、クリップ?(厳しい)、右手中央の台形カチ(指は右側、親指は左側)、右足ガバ&ニーバー、左手カンテ奥の水平カチ、左足カンテ沿いの粒、右足V字状ホールド、右手遠いガバ風(ガバじゃない)の左側、左手その右にクロス、左足エッジ&ニーバー、左手コーナー上部エッジ、右手カンテ状リップ、左手上部角。これで実質終わり。

以下、メモ

一本ほうとうのビレーで寄りかかっていた木は山桜だった。4月中旬、桜吹雪が美しい。

2026年4月8日水曜日

ゴルゴ31、キープ・レフト、クニマス、大吉、キープ・ライト@兜山

兜山でスポーツルート。

まずはライオン岩で《ゴルゴ31》(5.10a)。アップで登ったら、意外とホールドの向きが悪く、バランスも悪く、登りにくかった。興味深いルートだけど、アップには向かないと思う。オンサイト。

もう一つアップでのろし台に上がって《キープ・レフト》(5.10a)。「左の壁は足でのみ使用可能」という限定があるんだけど、「左の岩」が何を指すのかがいまいちわからなかった。これは、《クニマス》の黒い岩を指すのか、それとも、《クニマス》の黒い岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間にある白い岩を指すのか?間の白い岩なしだと5.10aでは済まなそうだったので、白い岩は手でもアリと解釈して登った。でもそれだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないような気もする。よくわからない。一応落ちずに一回で登った。

で、この日の本題の《クニマス》(5.11a)。気合を入れたオンサイトトライだった。こちらも限定があり、「右の岩は使用しない」と記載されている。と同時に「易しいクラックから」という記載もある。で、このクラックというのは右手のクラック、つまり、《クニマス》の岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間の白い岩と《クニマス》の岩の間のクラックだろうと推測した。つまり、間の白い岩はアリで、《キープ・レフト》のボルトのある岩はナシ。ということで登ってみたんだけど、そうすると、4本目のボルト辺りまでずっとカンテの右の溝を登ることになった。4本目のボルトが右の方にあるのはそういうことなんじゃないかと思うと同時に、これだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないんじゃないかと思わなくもない。もしかしたら「易しいクラック」って右じゃなくて左のクラックだったんじゃないかって、これを書いている今になって思った。でもトポのラインは右寄りに引かれている。というわけで、よくわからなかった。一応落ちずに一回で登った。

本題はモヤっと終わってしまって、次は《大吉》(5.11b)。ガイドブックでたごさんがすごい顔で登ってるやつ。オンサイトトライは、2本目のボルトにクリップしたあとに油断してガバにおいた足がスリップしてフォール。テンション1回でトップアウトした。2回目でRP。「左の岩は使わない」という限定があるんだけど、このルートに関しては全然気にならなかった。ところで、4本目のボルトはその上の棚を取って左の突起に足を挙げるまでクリップできないと思わない?ランナウトして怖かったよ。

最後は《キープ・ライト》。これは強烈だった。ムーブが分からない、ホールドが遠い悪い、クリップできない、などなど。散々な思いをしてヌンチャクを掴みながら這々の体でトップアウトした。ボルトは正面フェースにあるんだけど登るのはほとんどカンテの右みたいな感じで、それであってるのかよくわからなかった。

というわけで、限定と油断に泣いた一日とまとめられることになりそうだが、めちゃくちゃ楽しかったので良し。

また今度。



2026年3月31日火曜日

おやすみプンプン@兜山

コッシーと兜山。

東壁で一本ほうとうの右のフェースを登った。前にトラッドをやりたいコッシーを連れて一本ほうとうを登りに行ったときに目をつけた右のフェース。

前回、フィックスを張って掃除してみたところ、ムーブはできそう&プロテクションはなんとかなりそうということで、今回はこれが目標だった。なお、コッシーの目標は高飛車(5.10b)で、お見事オンサイトしてた。

で、右のフェースのライン。スタートはカンテの左、一本ほうとうのビレー点から。真下からはかなり難しそうなので、一段高い左から入ることにさせてもらった(ダイレクトスタートは強い人に任せたい)。カンテをまたいでスラブに乗り上がったら右にトラバース。そこから直上。最後は左に戻って真ん中でフィニッシュ。という感じで登ったが、どういうラインで登るかは登り手の感性にもよるだろう。自分にとっては、見上げた岩のスッキリした正面フェースを登りたいという欲求と、プロテクションをセット可能な弱点をつなぐ必要性と、自分に登ることのできる強度、この3つの要素のかけ合わせ。というわけで、以上のラインになった。強い人はダイレクトスタートで登るかもしれないし、正面フェースに意欲を刺激されない人は中間部でもっと右を登るかもしれないし、もっとずっと右でフィニッシュするかもしれない。


プロテクションについて言うと、この壁を見上げたときにプロテクションをセットできそうな予感を得た箇所に狙い通りにセットすることができた。幸運なことだ。一本目のプロテクションをセットするまでがちょっと怖いのを除けば、適度な間隔でプロテクションをセットできるので、比較的安全ではないかと思う。

クラックではないトラッドルートの可能性を広げたいという思いをずっと持っている。日本ではトラッドクライミングとクラッククライミングがほとんど相互に交換可能な用語として利用されるんだけど、必ずしもそうではないという可能性を見たい。という思いで登っている。富士見カンテはその試みの一つだった。今回もその一歩を刻むことができたのではないかと思う。

この日の最初のRPトライで完登。

おやすみプンプンと呼ぶことにする。

グレードはわからない。

2026年3月28日土曜日

ガブトワトブカ&祝開店@兜山

兜山でスポーツルート。

甲府城へ。まずは3階。

アップで振り向いて(5.10a)を登った。前も思ったような気がするのだが、このルートはアップには向いていない。2度のマントリングでポンコツの膝が痛くなる。

それから、カブトワトブカ(5.10c)はオンサイト。星3つも納得の爽快なルートだった。たいへん惜しいことに、一本目のボルトまでがちょっと登りにくい。

それから2階。

祝開店(5.11c)。一回目はテンション混じりでトップアウト。ニ回目はあわよくばと思ったけど、上部クラックでフットジャムを高く決めすぎて、テンション。三回目でRPした。たぶん登り方は多数あるけど、自分は右カンテを多用した。両手を広げたスパンが長い人はカンテを使うと登りやすいんだと思う。デッドでバシバシの苦手分野だったけど、とても良かった。なお、中間の悪いホールドをすっ飛ばしてガバを繋いで登ったので、この登り方だと5.11cはないかもしれない。しかし、良いルート。

時間があったので、のろし台まで行ってみた。

As you like(5.10c)をフラッシュ。ガイドブックには「ウォームアップや初心者におすすめのラブリールート」とあるが、意外と登りにくくて、アップで取り付いたら泣いちゃいそうだった。

最後についでに下種(5.11b)に手を出したら、さっぱりムーブがわからず、ド敗退だった。

虫が増えてきてはいるものの暖かく快適に登れて、最高だった。



2026年3月23日月曜日

2度目の一本ほうとう@兜山

コッシーが一本ほうとうを登りたいというので、兜山。

まずはリードでRPして、トップロープをかけてあげて、そのあと右の岩に終了点を作るためにまた登って、って感じで4回くらい登ったような気がする。

右壁はプロテクションがセットできそう。パワーエンデュアランスはルートになりそう。また今度。

コッシーはRPしてた。お見事!

2026年3月16日月曜日

一本ほうとう@兜山

コッシーと兜山へ。

気温が随分と上がってきているので、日陰の東壁へ向かった。真っ直ぐ上に伸びた素直なクラックで練習しようということで、高飛車か一本ほうとうが良かろうと思い眺めてみたところ、一本ほうとうのほうが下から上までスッキリしてるので、この日の目標は一本ほうとうに決定した。

まずは自分がリードでOSトライで。傾斜が寝た下部はフィストから始まり、フィストよりちょっと広いところもありつつ、傾斜が変わるあたりでハンド。プロテクションははここまでキャメ#4から#1まで大きい順(#1は効きがイマイチだったのでたぶんいらない)。ここからちょっとハングした途切れ途切れのフィンガークラックになるんだけど、ここでムーブがわからずテンション。右壁を使ったレイバックが正解みたい。自分はOSトライではこういう正面ジャム→レイバックとか逆にレイバック→正面ジャムとかいう変化にめっぽう弱い。プロテクションはフィンガーセクションの入口にマスターカムのオレンジと、その上の広がっているところにキャメ#0.75。キャメ#0.75は先に入れると登るのに邪魔になるかもしれない。最後はハンドジャムから、右上にガバがある。ここはフットホールドが乏しく、かといって傾斜でブラインドになったフィンガークラックにトージャムも難しく、意外と苦しい。

コッシーは練習の後リードトライして、オレンジのマスターカムに盛大にフォールしていた。キャメ#0.75をセットする態勢を作るのに苦労している様子だった。

自分も何回か登ったけど、結局通しでRPはしなかったような気がする。

なお、最高気温は13度くらいか。結構寒かった。この時期は何を着て岩場に行けば良いのかよくわからなくなっちゃう。

帰りはピラニアに寄って、カーブナッツを一本受け取り(実はこれがこの日の本題)、すぐ近くの台湾料理やでご飯を食べてフィニッシュ。コッシーは山のような天津チャーハンを大喜びで食べていた。

2026年2月8日日曜日

兜山ボルダーとリード—薄氷の時間

コッシーが真面目なボルダリングをしたいというので、兜山ボルダー。

東エリアへ。

エリア入口下の川のスラブに下地ができていたのでタイミングが合えば後で登ろっかって相談しつつ、東エリアに入った。

快速たぬきちの右のフェースが掃除されていたので登った。右寄りと左寄り。トポに課題がないのが不思議なくらい良い課題だった。コッシーも両方登ってた。

快速たぬきち(5級)。自分は上部のカンテ状スローパーを右手で持って左面に体を振って登ったんだけど、コッシーはまっすぐ登ってた。パワー!

盆地の母(4級)。リーチで楽をした気がする。コッシーも完登。岩場では初めての4級らしい。めでたい。

盆地の星(4級)も登った。

静御前(3級)は面白かった。

鴉天狗(2級)は、山森さんと登ったときと比べるとホールドが激変していた。右足ヒールフックのときに持っていた右手のフェース中央のホールドはなくなっているみたい。ちゃんと確認しなかったけど、存在に気づかなかったから、たぶんない。今はみんなかわりに右下のエッジを使って登ってるようだ。ヒールフックのときに持っていた左手のカンテ下の方は、とても持ちにくくなっている。いまはみんな上の方を持っているようだ。ヒールフックの時の左足が悩ましかったんだけど、今はガバフットホールドができている。ヒールフックからの出し先のフェース上部の右手のホールドはものすごく大きくなっている。以前は上半分の浅いエッジだったのが、その下に小指がガッツリ入る穴ができている。というわけで、ことごとくホールドは変わってるし、当時は左カンテに目を奪われて可能性を検討しなかったムーブもあるみたいで、フレッシュな気持ちで登れるので、この際ということでニーバーで登ってみた。左手のカンテの上の方を取るのも、フェース上部のホールドを取るのもニーバーがガッツリ効いて、非常に良かった。河又の洞窟でニーバーの技術を磨いたせいかと言えよう。コッシーもまあまあ登れそうな雰囲気を出していた。

ここでいったん入口下の川に降りて、スラブをやった。このところの好天で少なくなった川の水がこのところの寒波で凍っていて、下地ができていた。氷の厚さはたぶん10cmくらいはあって、その下は川だけど、フォールしても氷が割れることはなかった。なんという幸運。グラウンドアップでブラシを振るいながら登ってたけど、途中から厳しくなり、結局、落ちてた木にテープでくっつけたブラシを使って掃除して登った。薄氷の時間ということで。グレードはよくわからない。山森さんが近々グレードを考えてくれると思う、たぶん。コッシーも完登。

ブラシを振るうコッシー

再び東エリアへ。

コッシーが静御前を登った。岩場では初めての3級らしい。めでたい。

最後は静御前の眼の前の岩にクロコダイル的なマントル課題を設定して二人で挑みまくったが、敗退した。これは難しい。

また今度。

日を改め、コッシーとしょうごと兜山でリード。混雑しなそうなところに行こうということで、別田ドームを選んだ。なんとなく杉林の中なんじゃないかと心配しつつ向かったら、案の定岩場の下まで杉林が伸びていた。とは言っても気温はそこまで低くはなく、快適に登れた。

右端のダ・カーポLRからやろうかと思ってたけど先客がいたので、その左のアンダンテ(5.9)から。ふたりともRPしていたような気がする。

それから、枯れ木に花(5.10a)。トポではボルトの左にラインが引かれてるんだけど、ボルトの左はホールドに乏しく、自然に登ると右側から登ることになると思う。しかも、楽に楽にと登ってるとどんどん右に進んでいって、右のルートに入ってしまう。いまいち理解できなかった。ふたりとも右によりつつRPしていたような気がする。

次は両サイド(5.10b)。ハングを右巻きでも左巻きでも登れるということだが、右巻すると右のアンダンテ(5.9)に入ってしまい、5.9という感じ。たぶん使うホールドはここまでっていう設定があるんだと思うが、わからなかった。左巻きだと、これまた楽に楽に登ると左ルートに入ってしまい、これもよくわからなかった。ハング中央のボルトの右のホールドを右手で持って左の方の縦クラックみたいのに左手を伸ばすムーブだと独立したルートになりそう。コッシーは最後はそれでRPしてた気がする。はじめての5.10bらしい。めでたい。しょうごも果敢にリードで挑んでたけど、前腕が売り切れていた。

なお、右の方のバルジを登った。ひとまずスタンドスタートで。この左手がスッポ抜けそうで緊張した。SDは設定が未定。

別田の別腹バルジ

帰りは祈念のWest Mountainでカレーを食べてフィニッシュ。

また今度。




2026年1月16日金曜日

兜山スポーツルートでハッピーバースデイto幸大を登った

 兜山スポーツルート。

まずはアップで振り向いて(5.10a)を登った。確かに、終了点からの眺望は素晴らしい。登るのはカンテの右で、ガイドブックの表紙とはちょっと様子が違う。ブロックの上の巨大なフットホールドが浮いていて非常に危険。次に行ったらどうにかして処理したい。

それから、本題のハッピーバースデイto幸大(5.11a)。5.11aにしては難しいとの評判らしい。ムーブがわかりにくくて、一回目はハングドッグしまくり、ところどころ不明な点あり、しかも5本目のボルトから左のルートに入って、なんとかトップアウト。このルートと左隣のスーパー幸大ダイレクト(5.11c)は上部は共通なんだけど、現状とトポのボルトの数が合わないこともあって、どこで合流するかが一見してわかりにくかった。トポだとハッピーバースデイto幸大の5本目のボルトまではオリジナルで、その上で合流することになってる。しかし、登った感じ、4本目のボルトの上で左に合流するほうがやさしくて自然な感じもした。しかも、4本目のボルトと5本目のボルトの間は砂まみれでチョークもなく、あまり登られていない様子だった。そのうえ、左のスーパーはトポではボルトが4本になっていて、なおさら惑わせる。というわけで、4本目の上で合流したら良いんじゃないかって話してたんだけど、ガイドブックをもう一度よく見てみると、ハッピーバースデイto幸大を登っている写真があって、4本目のボルトから5本目のボルトに向かって直上しようとしているようだ。これを見てしまってはしょうがないので、2回目は直上のムーブ探りになった。足運びにあやふやなところを残しつつ、なんとなくムーブはありそうなことを確認した。3回目、やっぱりあやふやな足運びでつまづいたけど、強引に足を一歩上げて気合で押し切った。完登。たぶん、てんとう虫のレクイエムより難しい。

最後に、2階に降りて祝開店(5.11c)をビレーして終了。

ここ最近、とっても久しぶりにスポーツルートを登っていて、結構楽しい。アドレナリンジャンキーとアーバンテイストあたりでスポーツルートは満足しちゃってたんだけど、また真面目に取り組んでも良いかもしれない。

兜山でPinky Promise!の右のフェースを登った

コッシーの練習で兜山。

いろいろやったあと、Pinky Promise!の右のフェースをトラッドで登った。スタートはPinky Promise!と同じで、一段上がったら右にトラバースして中央フェースに出て壁の真ん中を直上するライン。グレードはE1 5aってとこだろうか?スタニッジから吹く風とでも呼んでおこうか。

兜山で餡子喰面と甲府のテクニカルマスター

 村田さんと兜山で餡子喰面。山森さんは危険な地ジャンでスタートしてたけど、村田さんはスタティックにスタートしてた。左膝の深いフラッギング。自分は膝が拒否して無理だった。地ジャンでやったら飛びつくことはできたけど、そのあと足が上がらない。

というわけでルートのスタートの30cmでモゴモゴして消化不良だったので、ボルダーを登っておいた。大手門2階の選択の自由とげん直しの間のカンテ。Millstone EdgeのTechnical Masterにそっくり。リードエリアの低くなってるところのカンテっていうのも、クライミングの内容も。ということで、甲府のテクニカルマスターと呼ぼう。本家のTechnical Masterよりちょっとやさしいと思うけど、面白さは損なわれていない。



最後は館岩でなんじゃらもんじゃら(初段)をセッションしてフィニッシュ。なんじゃこりゃ。

兜山スポーツルートで、てんとう虫のレクイエムとかを登った

 兜山スポーツルート。

まずは甲府城1階で登った。登ったのはたぶんラ・メント(5.11a)。山森さんのムーブを丸パクリしてフラッシュ。上部では足がガクガクブルブル震えて、前腕はこれでもかってくらいパンプした。下部にクラックがあって、あっと今に手の甲から出血した。爽快なスポーツルートを登りに来たはずなのに。

2階に上がってMY SONS(5.10c)。山森さんによるとその右のクラックバージョンは自分も登ってるらしいが、全く記憶にない。上部で迷子になってテンション。アブラチャンで既に出血していたハンドジャムが痛くて、早々にヌンチャクを掴んで抜けた。

大手門2階に移動して、てんとう虫のレクイエム(5.11c)。1回目はクラックが途切れた先でムーブが分からなくてテンション。ハングドッグして、教えてもらったりして、こんな感じかなーってムーブを考えた。2回目、考えたムーブは不発だったけど、プランBが機能して、なんとかRP成功。核心のホールドはほとんどブラインドだから、オンサイトは難しいよねー。

1階に降りて、上にあがって、ハローワーク(5.11b)。1回目、オンサイトトライは左のルートと分かれるボルトのあたりでムーブが分からずテンション。ハングドッグしてあーでもないこーでもないとやったけど、分からなかった。ボルトから右寄りを登るらしいけど、すごく難しい。2回目、ひどいリーチムーブでボルトの左を登れることはわかったけど、これで登っても楽しくないので、次やることがあったら右寄りで登りたい。

ものすごく久しぶりのスポーツルートで、楽しかった。たぶん、てんとう虫のレクイエムは2025年の最高グレード。

2025年2月21日金曜日

バイソン周辺三たび・《木だけに気になる、なんてね》、逆さまカンテ

 ガミケンさん、西條さんと山頂ボルダー。

今回はともだちの側から登った。ともだち周辺でアップして、ガミケンさんはともだちの岩のラインを登ってた。

それから、後ろの木が気になる課題を登った。《木だけに気になる、なんてね》ってことで。

で、大きく移動して、逆さまカンテへ。前回到達したマッチからの一手がわからなかったけど、ガミケンさんのナイスアドバイスにより解決。ホールドを持ったら引くことが必要らしい。ただ、この一手を出してもその次に動けない。ガミケンさんはそこも楽々とこなしていた。


最後にフィンガークラックを登った。ガミケンさんが端正なジャミングで一抜け。私が力任せのレイバックで続き、最後に西條さんが締めた。最高だった。


また今度。



バイソン周辺再び・ダブルカンテ・逆さまカンテ

 山森さんとバイソン周辺再び。

少ないアテンプトでプロジェクト完登を目指す山森さんは昼頃到着するということで、先にエリアに上がって、前回目をつけていた丸っこいダブルカンテに着手した。

デッドでバシバシを数手で、行き詰まった。岩自体はそんなに大きくないんだけど、下地が斜面で、落下距離がそこそこ。万一斜面を滑り落ちると崖で、緊張感が高まる。

あーでもないこうでもないといくつかのムーブを試していると、山森さんが登場した。ムーブについて意見交換して、山森さんは少し離れたプロジェクトに向かった。

右手を出すか、左手を出すか、何度か両方を試して、左カンテの奥のV字状ホールドに狙いを定めた。ブラインドホールドへのデッド。なんとかホールドを捉えたものの持ちどころが悪かったアテンプトでは、強引に右手を頂点に伸ばしたが、そこから動けずフォール。斜面に敷いたマットでバウンドして、一段下にとばされ、ヒヤリ。次のアテンプトでブラインドホールドの良いところに手が届き、完登。上の方にガバがあるねと山森さんが言ってなかったらアウトだった。このガバもブラインド。一か八かで手を伸ばしたら指がかかって、岩の上にずり上がったら、プロジェクトの山森さんが見え、完登の喜びを叫んだ。

この課題、今の実力にマッチしていて、良い取り組みができた。掃除は木の棒につけたブラシで。棒が届かないところは掃除なし。苔まみれのカンテで中継したり、ビクトリーガバには落ち葉が積もっていたり、グラウンドアップの難しさに負けずに登れた。次に登る人(いれば)は、自由に掃除してください。

午後は山森さんPの横の逆さまカンテ。前回は逆さまムーブでヒールをかけていたブロックがごっそり落ちて、振り出しに戻ったのだった。ヒールがかからなくなって一気に難しくなってたけど、ピンチフックでギリギリムーブができることが確認された。

また今度。


2024年3月18日月曜日

Pinky Promise! @兜山

ちょっと前のこと、兜山で前に掃除した岩を登った。

大手門3Fの富士見カンテの左のスラブの左寄りのクラックライン。クラックは閉じたり開いたりで、ところどころ開いたところにプロテクションをセットする。

村田さんが第2登。5.10bくらいじゃないかって話。

初見だとちょっと悩むので、オンサイトトライにおすすめ。

2024年3月1日金曜日

兜山・富士見カンテの左

富士見カンテの左の様子をみてから前に山森さん&草野さんといったエリアで登れなかったボルダーを登ってやろうということで、兜山に向かった。

毎度のことながら道に迷いながら富士見カンテに着いたら、富士見カンテの裏カンテの他に、その左のスラブクラックが気になった。上部に回ってフィックスを張って様子を見ると、結構面白そう。ということで掃除してみた。難易度はたぶん富士見カンテと同じくらい。富士見カンテよりも実質的なクライミング部分が長いのが良い。プロテクションは一箇所怪しいけど、あとは多分大丈夫。


写真がメモ代わり。右から順番。ただし、青とオレンジのナッツは逆。右の青ナッツのところはカムも効くけど、あとでフットジャムの邪魔になりそうなので、ナッツが良いんじゃないかと思った。

あらかた掃除できたので、近々やりたい。

それから、裏カンテ。離陸して一手出すことに成功した。1級くらいのボルダームーブで下部は突破できるんじゃないかと思う。その後にプロテクションをセットできるかどうかがわからない。あと、ボルダームーブで落ちたら崖の下まで行きそう。

雨予報が不安定で早々に切り上げ。ボルダーまではたどり着かなかった。また今度。

2023年12月25日月曜日

北極男・兜山ボルダー

 ずっと行きたいと思っていた冒険研究所書店を訪れることができた。

https://www.bokenbooks.com/

ここは、「日本唯一の北極冒険家」荻田泰永さんが運営する書店。小田急江ノ島線という僕とは全く縁遠い場所にあるのでなかなか訪れる機会がなかったんだけど、藤沢に用事があって、ようやく。本のセレクトが素晴らしく、読んでみたい本だらけで困った。断腸の思いで10冊ほど購入した。早速、荻田さん自信の『北極男〔相補版〕』を寝る前に読み始めたら、面白すぎて寝れなくなって困った。

印象に残った話はたくさんあったんだけど、その一つは自由についての話。制約の下で自ら判断をしたときに、自分が自由であると感じる、という話。自由を感じるのは決めた後、というところが、なんか良い。

もう一つ印象に残ったのが、犬ぞりの犬は走り始めてからウンコをするという話。それで、犬ってみんなそうなのかなと思ったのが、先日の兜山ボルダーで、山森さんちのキビちゃんが、アプローチを歩き始めた途端にウンチし始めた。山森さんに聞いたところ、やはり動き始めるとウンチするらしい。犬がそうなら、もしかしたら人間もそういうところがあるんじゃないだろうか?

さて、本題の兜山ボルダーは、今回は山頂下のコルのエリア。東面はめちゃくちゃ寒くて途中で動けなくなるかと思ったけど、なんとか復活して頑張って登った。正直言って僕のクライミングは相変わらずぱっとしなかった。しかし、一緒に登ったくさのさんとお話したり、くさのさんのクライミングを見たり、くさのさんにスポットしてもらったりして、学ぶことがめちゃくちゃ多かった。落ちそうなホールドが落ちないように優しく登ることとか、立って手の届くところから自然なラインで登る贅沢なクライミングとか、こりゃマットなんかいらんよなと思わされるスポット技術とか、いろいろ。《ひも》とか《にら》とか個性的なネーミングが有名だけど、課題に名前をつける発想も面白かった。写真の課題を登って名前をつけてて、その名前はホールドの形状に由来するんだけど、登った後に下に降りてくる最中に名前が思い浮かんだそうだ。多分、登ってる間に目に入ってくるいろんなものが、登ってる間は登ることに一生懸命だから情報として処理されず、わずかな時間をおいて下降中に情報が処理され、イメージを結んで、そのイメージから名前がつけられる、ということなんじゃないかと思った。すごい面白い。




この課題は登れなかったので、また行かないと。2023年も終わりかけ。とてもいい刺激を受けた一日だった。

そういえば、くさのさんが山の斜面を駆け下りるスピートは犬並みに速かった。

2023年3月21日火曜日

兜山ボルダー

山森さんと兜山ボルダー。

まずはここ。



写真の岩のさらに左奥の岩とその奥の課題を二つ。写真の左の岩の左側。右の岩の左カンテ。これは被ったカンテをバシバシ系の明瞭な課題でよかった。

真ん中の左寄りから左カンテに出る課題は強烈なワンムーブがあって、敗退。


それから、下の写真のマントル練習課題。これはとても良かった。練習課題として秀逸。一日10回登りたい。



最後に、シーラカンスみたいな岩の左頬と、右頬。左頬はマントル核心。下の写真は右頬。リップの処理が人それぞれ。



シーズンは終わりかも。また今度。

2023年1月10日火曜日

ウェルシュ・スクールボーイ、富士見カンテ@兜山

 2022年の終わりごろ、兜山(岩場としては兜岩?)の(たぶん)未登のトラッドルートを登った。

以前(2021年だっけ?)、山森さんと一緒に稲妻クラックを登ったときに気になっていた左のカンテに重い腰を上げようと掃除に向かって、まずは右のコーナーを掃除したらヘトヘトになって、日を改めて左のカンテも掃除して、登ったのは大晦日になった。

先に登ったのは左のカンテ。


富士見カンテ(Mt. Fuji over the Arête)E1 5bくらい

晴れていればカンテ越しに富士山をドッカーンと望めるナイスなルート。薄被りのカンテだけど、下部は段々になっていて楽ちんで、上部はフェース面のフレークの助けを得て登れた。スモールカムがバチ効きでプロテクションも問題なし。山森さんがフラッシュで第二登。

あとに登ったのが、右のコーナー。


ウェルシュ・スクールボーイ(Welsh Schoolboy)HVS 5aくらい。

広くなったり狭くなったりするコーナークラックで、こちらはプロテクションを事前に考えてなかったので、ちょっと頭を捻った。何度覗き込んでも奥の2枚のローブを目視できないセットで、たぶん大丈夫だろうしたぶん落ちないだろうと諦めて登った。上部の穴に入ったところのプロテクションも苦しかった。でもムーブはこっちのほうが簡単。

Welsh Schoolboyの方はおまけみたいなもんだけど、富士見カンテはオンサイトトライしたら結構楽しいんじゃないかと思う。