2026年3月31日火曜日

おやすみプンプン@兜山

コッシーと兜山。

東壁で一本ほうとうの右のフェースを登った。前にトラッドをやりたいコッシーを連れて一本ほうとうを登りに行ったときに目をつけた右のフェース。

前回、フィックスを張って掃除してみたところ、ムーブはできそう&プロテクションはなんとかなりそうということで、今回はこれが目標だった。なお、コッシーの目標は高飛車(5.10b)で、お見事オンサイトしてた。

で、右のフェースのライン。スタートはカンテの左、一本ほうとうのビレー点から。真下からはかなり難しそうなので、一段高い左から入ることにさせてもらった(ダイレクトスタートは強い人に任せたい)。カンテをまたいでスラブに乗り上がったら右にトラバース。そこから直上。最後は左に戻って真ん中でフィニッシュ。という感じで登ったが、どういうラインで登るかは登り手の感性にもよるだろう。自分にとっては、見上げた岩のスッキリした正面フェースを登りたいという欲求と、プロテクションをセット可能な弱点をつなぐ必要性と、自分に登ることのできる強度、この3つの要素のかけ合わせ。というわけで、以上のラインになった。強い人はダイレクトスタートで登るかもしれないし、正面フェースに意欲を刺激されない人は中間部でもっと右を登るかもしれないし、もっとずっと右でフィニッシュするかもしれない。


プロテクションについて言うと、この壁を見上げたときにプロテクションをセットできそうな予感を得た箇所に狙い通りにセットすることができた。幸運なことだ。一本目のプロテクションをセットするまでがちょっと怖いのを除けば、適度な間隔でプロテクションをセットできるので、比較的安全ではないかと思う。

クラックではないトラッドルートの可能性を広げたいという思いをずっと持っている。日本ではトラッドクライミングとクラッククライミングがほとんど相互に交換可能な用語として利用されるんだけど、必ずしもそうではないという可能性を見たい。という思いで登っている。富士見カンテはその試みの一つだった。今回もその一歩を刻むことができたのではないかと思う。

この日の最初のRPトライで完登。

おやすみプンプンと呼ぶことにする。

グレードはわからない。

2026年3月28日土曜日

ガブトワトブカ&祝開店@兜山

兜山でスポーツルート。

甲府城へ。まずは3階。

アップで振り向いて(5.10a)を登った。前も思ったような気がするのだが、このルートはアップには向いていない。2度のマントリングでポンコツの膝が痛くなる。

それから、カブトワトブカ(5.10c)はオンサイト。星3つも納得の爽快なルートだった。たいへん惜しいことに、一本目のボルトまでがちょっと登りにくい。

それから2階。

祝開店(5.11c)。一回目はテンション混じりでトップアウト。ニ回目はあわよくばと思ったけど、上部クラックでフットジャムを高く決めすぎて、テンション。三回目でRPした。たぶん登り方は多数あるけど、自分は右カンテを多用した。両手を広げたスパンが長い人はカンテを使うと登りやすいんだと思う。デッドでバシバシの苦手分野だったけど、とても良かった。なお、中間の悪いホールドをすっ飛ばしてガバを繋いで登ったので、この登り方だと5.11cはないかもしれない。しかし、良いルート。

時間があったので、のろし台まで行ってみた。

As you like(5.10c)をフラッシュ。ガイドブックには「ウォームアップや初心者におすすめのラブリールート」とあるが、意外と登りにくくて、アップで取り付いたら泣いちゃいそうだった。

最後についでに下種(5.11b)に手を出したら、さっぱりムーブがわからず、ド敗退だった。

虫が増えてきてはいるものの暖かく快適に登れて、最高だった。



障子岩とか、三池ロックとか

ちょっと前だけど、コッシーと障子岩に行って、コッシーが体型だけでイレブン(5.10c)をRPした。3日くらいかかってたような気がする。

体型だけでイレブンをRPした日だったか別の日だったか忘れたけど、TNT(5.10a)もやって、いつやっても悪いホールドを握り倒して怪我しそうになる出だしで、まあまあ持てるホールドを発見した。なぜか全然チョークが付いてなかった。これならアップにも使えるかもしれない。

花粉飛散のピークに当たった日があって、コッシーは泣いていた。

また別の日、コッシーとしょうごと三池ロックに行って、みんなでカチューシャ(5.9)をやった。意外なことにコツが必要で、なかなかいいルートだった。ただし、グラウンドフォール注意。コッシーはRPしていた。

三池ロックの右には人の背丈ほどの高さの岩が伸びていて、その一番右からOn the Stoneスタートでカルシウムパウダーのスタートあたりまでトラバースする課題を登った。まあまあ登り応えがあって、良かった。最後はホノルディングでゴールっていう設定にして、それも気に入ってる。

この日も花粉が降ってきて、コッシーは泣いていた。

2026年3月23日月曜日

2度目の一本ほうとう@兜山

コッシーが一本ほうとうを登りたいというので、兜山。

まずはリードでRPして、トップロープをかけてあげて、そのあと右の岩に終了点を作るためにまた登って、って感じで4回くらい登ったような気がする。

右壁はプロテクションがセットできそう。パワーエンデュアランスはルートになりそう。また今度。

コッシーはRPしてた。お見事!

アラベスク@登るのは5日目と6日目?(完)

アラベスク@太刀岡山

ひとりで行ったんだけど、下降のルンゼの残雪でメンタルを消耗し、リードする元気はなかった。

そして、メトリウス・カーブナッツ(黄)をなくした。クイックドロー付きで目立つのですぐに見つかると思いきや、見つからなかった。その日のうちにピラニアに取り寄せを依頼した。

4日後、兜山クライミングの帰りに立ち寄り、受け取り。

5日後、今度はコッシーと登りに行き、RP成功。

迅速な対応が功を奏した。

このルートだけのためにスクワマ・ヴィーガンの39ハーフを買ったのも良かった。ボルダリング用のスクワマは38ハーフ。ボルダリングには良いけど、長いスラブのルートを登ると足の付根の皮膚が痛くなって、一日一回が限界だった。

一本目のプロテクションの高さ、2本目のプロテクションまでのランナウト、核心部終了まで続くナッツ、核心後のランナウトをこなすためのボールナッツとペッカーの固定分散、ヒリヒリとした緊張感が続き、登り終わったときにはこれは良いクライミングだったと納得できた。

名作と言わざるを得まい。

2026年3月16日月曜日

一本ほうとう@兜山

コッシーと兜山へ。

気温が随分と上がってきているので、日陰の東壁へ向かった。真っ直ぐ上に伸びた素直なクラックで練習しようということで、高飛車か一本ほうとうが良かろうと思い眺めてみたところ、一本ほうとうのほうが下から上までスッキリしてるので、この日の目標は一本ほうとうに決定した。

まずは自分がリードでOSトライで。傾斜が寝た下部はフィストから始まり、フィストよりちょっと広いところもありつつ、傾斜が変わるあたりでハンド。プロテクションははここまでキャメ#4から#1まで大きい順(#1は効きがイマイチだったのでたぶんいらない)。ここからちょっとハングした途切れ途切れのフィンガークラックになるんだけど、ここでムーブがわからずテンション。右壁を使ったレイバックが正解みたい。自分はOSトライではこういう正面ジャム→レイバックとか逆にレイバック→正面ジャムとかいう変化にめっぽう弱い。プロテクションはフィンガーセクションの入口にマスターカムのオレンジと、その上の広がっているところにキャメ#0.75。キャメ#0.75は先に入れると登るのに邪魔になるかもしれない。最後はハンドジャムから、右上にガバがある。ここはフットホールドが乏しく、かといって傾斜でブラインドになったフィンガークラックにトージャムも難しく、意外と苦しい。

コッシーは練習の後リードトライして、オレンジのマスターカムに盛大にフォールしていた。キャメ#0.75をセットする態勢を作るのに苦労している様子だった。

自分も何回か登ったけど、結局通しでRPはしなかったような気がする。

なお、最高気温は13度くらいか。結構寒かった。この時期は何を着て岩場に行けば良いのかよくわからなくなっちゃう。

帰りはピラニアに寄って、カーブナッツを一本受け取り(実はこれがこの日の本題)、すぐ近くの台湾料理やでご飯を食べてフィニッシュ。コッシーは山のような天津チャーハンを大喜びで食べていた。

2026年2月10日火曜日

徘徊山ワイド・完

 山森さん&MRTさんとタイミングを合わせて、徘徊山ワイドへ。

今回も一番乗りでトライさせてもらった。なお、前回は一回目のトライは下部のフェースムーブさえできず、二回目のトライはなんとかフェースムーブを解決しただけで本題のワイドには触ることさえなく終わったのだった。

フェースムーブ

今回も出だしのフェースムーブでああでもないこうでもないと行きつ戻りつしてなんとか突破して、ハンドジャムの数手からワイドに潜り込んで、チキンウイングでズリズリ上がって、ワイドの出口にキャメ赤をセットした。

本題のワイド

問題はそこからで、ハンドジャムを経由した先のガバがパンプした腕にはガバではなく、かと言って荷重を逃がすフットホールドも乏しく、あえなくテンション入った。パンパンにパンプして指先に痺れさえ感じる有り様で、もはや上部のムーブをこなす事もできず、這々の体でエイドでトップアウトした。

二番手のMRTさんがルートを完成。お見事!

三番手の山盛りさんは苦戦していた。ワイドに潜り込む際に使うシンハンドに手が入らないそうだ。

で、長い長い休憩を挟んだ2回目、ワイドに挟まって粘って呼吸を整えて、上部パートを駆け抜けた。

ワイドをでたところ
最高だった。初日、二日目ともに掃除を二人がほとんどやってくれたおかげで自分はルートの全容を把握しないまま下から挑むことになり、そのこともまたこのクライミングの充実感に繋がったような気がする。

山森さんも二回目で完登し、三人揃って大変よいクライミングだった。

その後はボルダーをちょっとだけやって、フィニッシュ。

このエリアにはまだやれることが残っている。

また今度。


[追記]

後日、MRTさんによって《ポップアップトースター》というナイスな名前が与えられた。