2026年11月3日火曜日

コッシーと兜山2DAYS

 コッシーと兜山。

1日目はリードエリア

まずは大手門1階で、コッシーは《林》5.9、風《5.9》、《no name》5.9、《no name》5.10a、《小春》5.9を全部一回で登ってた。自分は全部フラッシュ。

《桃色小道》5.10aはかなり立派だけど、キャメ#4を持って行ってなかったのでパス。

甲府城に移動して、コッシーは《ハッピーバースデイto幸大》5.11aに挑んでた。結構苦労していた。TCプロでフットホールドを踏めてる感じがぜんぜんなかったので、とりあえず普通の靴を買えと言っておいた。

帰り際、大手門2階に戻って、コッシーが《選択の自由》5.10cをオンサイトした。自分はフラッシュ。出だし左のクラックに指が全然入らなくて、一箇所だけ指1本だけ入るところがあって、それを頼りに立ち上がる事になった。全然おすすめしない。このエリアは軒並みトップロープがかかってたのにこのルートにだけはトップロープがかかっていなかった理由を理解した。

最後はコッシーが《赤はワイン色》5.10cにとりついて、テンションはいってた。暗くなりそうだったので、自分は登らず。

2日目は昼過ぎから雨予報だったので、ボルダー。

東エリアの上から降りてくるプラン。

大猪では、《牙カンテ》8級、《猪てびち》6級、《大猪》3級を登った。コッシーも結構頑張って《大猪》を登ってた。

ふりかけスラブでは、《わさび》4級、《かおり》3級、《ゆかり》6級を登った。《かおり》はリーチなムーブで登ったので、3級はなかったかもしれない。

そで岩では《へこんじょし》4級と《腕まくり》5級を登った。《へこんじょし》はオブザベ通りに右ヒールフックスタートでうまいこと登れたと思ったら、トポを見ると「凹角に入っていくムーブはなかなか力が要る」と書かれていて、設定よりも左に出てしまったことに気づいた。力を使って凹角に入って登り直した。

奈落ではコッシーが《ボタンダウン》4級を登ってた。スタートに苦戦してたので自分もスタートのポジションだけやってみて、ニーバーが正解であることを理解し、教えてあげた。自分はズボンに穴が開くのが嫌だったので登りはしなかった。コッシーはバーブのベリコパンツに穴を開けつつ完登していた。そのあとコッシーは《地獄のシャンデリア》3級のトライを開始したけど、時間をかけるとムーブを洗練することができるし、レストの時間をとれば回復するけど、時間をかければかけるほど予報通りに振り始めた雨でリップ上のスローパーが濡れるっていう、大変な地獄にハマっていた。結局、濡れが勝って完登を逃していた。

ちなみに、《ボタンダウン》という名前は自分がつけた。初期に山森さんと行って、スタートが難しかったのだけは覚えてるんだけど内容は何も覚えてなくて、送られてきた写真で自分がボタンダウンシャツを着て登ってたので、《ボタンダウン》。

自分はコッシーの敗退を見守った後に小ハングで《アドマイヤー》3級をやろうとしたけど、こちらも雨で濡れて失敗した。

最後は館岩で《なんじゃらもんじゃら》初段のムーブを探って、お尻がよれたところで終了。

その後は石井スポーツによって、ピラニア石和店で登って、フィニッシュ。

大満足の2日間であった。

またこんど。

ステミュラントを登った@太刀岡山下部岩壁

《ステミュラント》を登った。案外早く登れた。

5.12a(一部では5.12a/b)というグレードのついたルートを登るのは本当に久しぶり。

まえにスポーツルートをやってたときに最後に5.12のルートを登ったのは、2015年。そのときは5.12のルートを登るのには短くても3日はかかっていた。グレードがしっかり確定したルートに限ると5日。今回は2日目で登れた。ムーブを教えてくれる人がいると効率的に完登に近づくことができることを知った。10年前は誰もムーブを教えてくれないルートばかりやっていた。

右手のアンダーの切り返しから、右足を粒に上げて、左手の遠いガストン。左足を外して右手を甘いカチへ。左足をわずかに上にスメアして、右足を10cmくらい上の凹みに入れると、右手がカンテ状のガストンにかかる。この観音開き態勢から左手のガストンをプッシュして体を右に寄せると、左足が顕著なフットホールドに上がる。結局、この右足の10cmと左手のプッシュがキーだった。あとはレーバックして、ジャミングして、チェーンへ。

一回目でムーブを固めて、二回目で正確に再現し、完登。



めちゃくちゃ嬉しかった。

その後は、《朱夏》を完登した山森さんが《モアイ》(5.12b)にヌンチャクを掛けてたので、そっちに手を出してみた。

下部は《朱夏》と《ノット・アーティフィシャル》と共通なんだけど、自分は《ノット・アーティフィシャル》をやってないのでいまいちわからず(何度も見てるけど)、テンションこきまくった。

《ノット・アーティフィシャル》から別れ、《朱夏》から別れ、右にトラバースするムーブをちょっと探って、終わりになった。

メモ

ガバtoガバのムーブから、左にクリップ。ここはボルトが遠いけど、マスターでもマッチして引き付ければヌンチャクを掛けられるらしい。そこから、左足のハイステップを横に蹴る態勢でセットし、右足で右の極小フットホールドを拾い、右カンテへ。左ヒールフック。自分はここで何故か右カンテからマッチしたホールドに(正確にはそのすぐ右のポケットに)戻って右上のカチ(《ステミュラント》の左ガストン)に行く事になったんだけど、山森さんは戻らずにカチに進んでいた。なお、《ステミュラント》では極悪のガストンだったものが、《モアイ》では安心できるカチに姿を変えていた。あとは左右で挟み込んで登るっぽい。

また今度。


2026年10月27日火曜日

ステミュラントに手を出した@太刀岡山下部岩壁

太刀岡山下部岩壁でステミュラントに手を出した。

前回は《スタイルは良いのだけど》5.11d/12aを登って、次は順当に《ステミュラント》5.12aに手を出した。

トポによっては12a/bで、★★★。

ステミュラントはstimulant=刺激。関東のクライマーが山梨のクライマーに与えた刺激という意味らしい。

前に来たときに山森さんが登っていて頭をひねるムーブを見ていたので、頭をひねる必要がなくてお得である。しかも今回はビレーヤー山森さんのアドバイス付き。

で、その頭をひねるムーブは頭をひねらずできたんだけど、その後が続かなかった。左手の伸びきったガストン(指先がわずかにかかるのみ)と右足の伸び切った粒で、身動きが取れない。

ここからムーブをひねり出さないと。

また今度。



追記のムーブメモ


4本目のクリップはとばして、サムカムの後の左アンダーをもって5本目のクリップをして、その後に4本目のクリップをした。それで問題ないけど、次回は4本目に長いクイックドローを垂らしても良いかもしれない。


右手のサムカム用にテープを巻く。


3本目あたり

右のクラック(下)

右足を右の方の突起でかきこみ

右手クラック(上)にデッド

左足を左の遠い棚

左手割れそうなアンダーフレーク

右手ラップ

左足クロスで上げる(上の方が良い)

4本目クリップ?

左手アンダーフレーク

右足スメア

左足スメア

4本目クリップ?

サムカム

左足ハング下の凹み

右足三角形の右端(必ず縁を踏むこと。あるいは後で踏み直す)

左手サイド(右手の上)

左足三角形の左端の凹み(ピンポイントで踏む。あるいは後で踏み直す)

立ち上がってクリップ

右手ガバサイド

左足を左の小ハング上のふくらみ

左手四角のサイドプル

右足、さっきの左足のところ

右手をアンダーに差し替え(小指を効かせる)

右足上げ

左手遠いガストン

その後が不明(右手を甘いカチにあげることはできる。上のカンテ状ガストンは届くけど効かせられない)

2026年10月19日月曜日

スタイルは良いのだけどを登った@太刀岡山下部岩壁

太刀岡山下部岩壁

スタイルは良いのだけど (5.11d/12a)DAY 4(ほとんど登らなかった二日目をいれたらDAY5だったかも)。

あまり期待せず、しかしあわよくばと思いつつ、クイックドローを掛けに上がったら、前回とは違うヌンチャクをセットしたせいで厳しい足上げムーブのフットホールドにロープが重なっていて、逡巡した後に頑張って足を上げたけど、その逡巡のために披露した足がプルプル震えて、右手のポケットホールドを捉え損なって、落ちた。

これがお昼のこと。

それから、2時45分まで昼寝して、充分な休息とリラックスを得て、完登。

最高だった。

自分がスポーツルートをやってたのは2011年のはじめから2015年の春までだろうか。アドレナリン・ジャンキーとアーバンテイストという自分にとってとても難しいルートを登って、満足してしまったのだった。

その頃ちょうどトラッドを始めていたこともあり、その後はトラッド(とボルダー)中心になって、さらに2018年からのイギリスではほぼボルダーばかり。

帰国後もボルダー中心で、夏だけワイド。

といった感じだったんだけど、2026年の3月頃からスポーツルートを再開して楽しくなって、半年ほどでようやく5.12というグレードに片足だけ突っ込むことができた。

まだいける。

2026年10月11日日曜日

申又を登った@瑞牆山カサメリ沢コロッセオ

山森さんとカサメリ。

遅れて到着したら、前日にNDDを登った村田さんがニコニコしながらNDDの一段下のスラブを勧めてきた。《申又》(5.11c)らしい。

これは後でやることにしてまずは右の方のエリア。山森さんはキングオブモンキーという強烈なルートを登ってた。自分は十手持ちに取り付いて、3本目のボルトにクイックドローをかけた先で手を出した左手のカチの小ささにびっくらこいて、これは無理とクライムダウンをキメた。カチの保持力が足りないとか、小さなカチを握る態勢を整えるテクニックがないとか、いろいろあるんだけど、まずこのエリアの薄暗さに最初から負けていたような気がする。

というわけで、移動して《申又》(5.11c)。

3回目でRPに成功した。カンテのムーブが素晴らしい。関東のクライマーは全員登るべき。

ただし、終了点のボルトは怪しいので、注意。

(登るのは)二度目の甲府幕岩

西條さんと甲府幕岩。

大盛況であった。ゲートの外まで車が溢れていた。岩場も人が溢れていた。

アップでペンタゴン(5.9)とWILD WOOD(5.10c)を登った。WILD WOODは強烈な核心ムーブがあり、アップではすまなかった。

で、その右のアコナ(5.10a)でアップの続きをやろうと思ったけど、上部でカンテを共有してそうなドラえもん(5.10c)を登ってる人が時間がかかりそうだったので、やめておいた。

といったところでもう嫌になったので、ボルダリングした。

まずは、西條さんがのぼったブルーマウンテンの右。苦手のヒールフックが抜けそうななかデッドポイントをバシッとキメるナイスな課題になった。最後は左にトラバースしてブルーマウンテンのコーナーに到達し、クライムダウン。そんな設定。直上するとなお良いが、掃除が必要な上、ホールドが明瞭ではなく、結構難しそう。強い人に任せます。

次は、ヒーリングレッジの真下。このルートのスタートはガイドブックではよくわからんけど多分右のルートと同じと書かれていて、登る人も右からスタートしている様子だ。そこを真下から登ってしまおうというボルダリングの課題。左上にフレーク状のクラックが見えて、そこを目指すんだけど、フットホールドが乏しく、右足を蹴って左手を出す逆足デッドポイントになった。クラックは言うなればフレークのガバなんだけど、ガバなのにフットホールドが乏しいせいで右手を出すポジションがとれない。そこをなんとか工夫してマッチしたら、その先に進んでヒーリングレッジの一本目のボルトに到達した。そこを終了点とする。ヒーリングレッジを登るときもこれで登れば良いんじゃないかと思った。

といったところで、結構満足したので、あとは戻りながら5.10台のルートを登りましょうということになった。

アコナ(5.10a)に戻ったら誰もいなかったので、オンサイト。その右のドラえもん(5.10c)もオンサイト。この2つはどちらも素晴らしい課題だった。アコナは終始ホールドは良いけど、下からはムーブを読めず、少々奮闘させられた。とてもいい。ドラえもんは程々のホールドがずっと続いてじんわり消耗させられ、左カンテに出るところのピリリとしたホールドのスパイスが効いている。とてもいい。関東のクライマーは全員登るべき。

そして、ドラえもんを登ろうとしてるときに、ロジャーさん登場!

ロジャーさんはその後、ゼットン(5.10c)を登っていた。トリッキーなプロテクションと緊張感あるムーブで、見応え充分のクライミングであった。

ここで終了。

甲府幕岩は結構好きなので、機会があればまた行きたい。でも、秋から春の秋川エリアのシーズンと夏の瑞牆小川山のシーズンに挟まれて、行く機会は殆どない。20年クライミングをやってて一度も行ったことがなかった所以である。そのうえ、これだけ人が多いなんて、ますます行かなそうだ。

そういえば、一度目の甲府幕岩のことを書くのを忘れていたような気がするが、赤備え(5.10c)の濡れと岩の脆さにビビってテンションが入ったのと、グランピアンズ(5.11c)をオンサイトした。赤備えはその後、岩が落ちたらしい。でも落ちそうな岩は一つではないので、ビレーヤーは注意してほしい。クライマーも注意してほしい。

2026年10月10日土曜日

スタイルは良いのだけどDAY3@太刀岡山下部岩壁

山森さんと太刀岡山下部岩壁。

まずはいつものアップの《これでもか》(5.10a)。それから続きのアップで《ビッグバード》(5.10d)。

それから、本題の《スタイルは良いのだけど》(5.11d/5.12a)。

一回目。メモは残していたものの細部を忘れていて、レストポジションの後で早々にテンション。左手が遠く感じたんだけど、ここは左足に乗り込んで勢いで取りに行かないといけないんだった。そのあともホールドの場所を間違えたりでテンションかけつつ色々思い出しながらクイックドローをかけて、トップアウト。いつでもトップアウトできるようになっていて、前進。

西向きのこの岩は昼頃に日が当たり始め、気温が高めのこの日は岩がぽかぽか。昼をすぎると今度は木陰になるのでコンディションが回復するけど、西向きの岩の右カンテは南向きで、木陰に入るのが遅い。2時45分頃にはトライ可能な程度に木陰に。

といったところで二回目。レストポジションから左手を二回進めて、右手の二本指ポケットから、右足左足右足と動かしたあとの左手の場所を間違った。このルートはカンテを抱えて岩に密着するので、すべてのホールドがブラインド状態。2つ目のポケットを持ってのクリップにも問題あり。岩に張り付いていて、クイックドローが顔に当たる位置で、クリップしづらい。短めが良いかなと思って変えてみたらむしろだめで、長めのほうがやりやすい。ムーブを確認しつつトップアウト。

三回目。右足左足右足と動かしたあとの左手は順調に保持して、右足を良いところにおいて、右手を2つ目のポケットに。左足を上げて、ここでクリップ。左手を斜めカチに進めて、気合で左足を上げて、左手を三角形スローパーに上げて、右足もスメアして、右手を遠い最後のポケットへ。とやらないといけないんだけど、左手を三角形スローパーに上げるのを忘れて右足を上げてしまい、ポケット取りに失敗してフォールした。詰めが甘い。

しかし、良いトライができている。完登は近い。





レストポジション
1 小指は右に回して斜め持ち(三日目改訂)
2 右足ガバ足(左足を左に寄せて、譲り合う)
3 左足ガバ
4 ちょっとした凹みを抑えつつ、左足に乗り込んで、左手を甘いポケット
5 斜めエッジにとばし
6 右足ヒールフック 
7 右手、二本指ポケット 
8 右足、右の粒 
9 左足、左の粒
10  右足、斜めエッジ
11 左手、モコモコ
12 右足、良いフットホールド 
13 右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
14 左足を斜めエッジに上げる 
クリップ(クイックドローはスピリット17cmを使う)
15 左手斜めエッジ
16 左足、強引に上げる(右寄りの穴フットホールド、体を右に寄せると上げやすい) 
17 左手三角形のフラットホールド(小指を効かせてましたに引く) 
18 右足、スメアリング
19 右手ガバポケット 
20 右足斜めエッジ(ここはもっと右に伸ばしたほうがバランスが良いかもしれない)
21 縦の筋の膨らみを中継
22 左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド
24 右足高めのヒールフック
25 右手、サイドポケット(2つあるひょうたんポケットの上が良い。浅いが4本指カチ。下なら二本指でピンチ)
26 右足スメアリング 
27 左足(三角形スローパー)
28 左手ガバフレーク
29 右足スメアリング
30 左足を左の方に張る
31 右手斜めガバ
32 左足、右寄りの粒へ
クリップ(腰より下になるので、短いほうがクリップしやすいかもしれない)



こんな感じ