2026年6月26日金曜日

太刀岡山下部岩壁で《スタイルは良いのだけど》Day3

急遽お誘いを受けて、 太刀岡山下部岩壁へ。ねらいは《スタイルは良いのだけど》。

まずはいつものアップの《これでもか》(5.10a)を登ったんだけど、山森さんを真似して右のテラスに上がらずに左カンテを通して登ろうとしたら、なんだかリズムが狂って最後までぜんぜんうまく登れなかった。これでは勢いがつかないので、すぐにもう一回登った。まあまあ。

で、さっそく《スタイルは良いのだけど》。本来であればこのあと《ビッグバード》(5.10d)でアップの続きをして、場合によってはもう一本くらい登ってアップを仕上げるんだけど、今回はあえて山森さんに合わせてアップは少なめで登ってみることにした。

一回目。山森さんがクリップは真ん中のポケットでやったほうがいいというので、それでやってみた。前回は真ん中のポケットではヌンチャクをハーネスから外すことはできてもボルトにかけることができなくて、クリップは一番上のポケットと思ってたんだけど、真ん中のポケットでクリップはできた。ヌンチャクをボルトにかけることができるかどうかは不明。不確定要素として次回は注意が必要。

ところでこの真ん中のクリップホールドまでのムーブは色々あるようで、山森さんはコーナーのカチから左手のめちゃくちゃ悪いホールドを保持して、ヒールフックでクリップホールドをとる、わずか2手と1歩(か2歩)。自分は、前回からは一つ減ったものの、コーナーの価値から左手の悪いホールド、その先のカチにとばし、ヒールフックから右手の一番下の二本指ポケット、足を3歩進めて左手のもこもこ、右足をカチへ進めて右手をクリップホールドへ、ということで5手と5歩。めちゃくちゃ大変。でも非力な自分にはこれしかなさそう。

ムーブを確認しながら上部のひょうたんポケットを取るところまで行って終了。やはり一番上のポケット取りのムーブが核心で、思い切って両足で立ち上がることがコツのようだ。

二回目。ムーブを確認しながらトップアウト。

充分レストして三回目のレッドポイントトライ。一番上のポケット取りにしくじってフォール。ポケットへのデッドポイントがズレて、うまく指が入らなかった。ビビリが入ってるのが原因だろう。

以下、改訂版ムーブメモ。




レストポジション
1 A 小指は右に回して斜め持ち(三日目改訂)
2 B左足ガバ
3 C 左手甘いポケット
(三日目改訂)削除
6 E 左手斜めエッジ
7 F右足ヒールフック
8 G 右手、二本指ポケット
9 H右足、右の粒
10 I左足、左の粒
11 J右足、斜めエッジ
12 K左手、モコモコ
13 A右足
14 L右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
15 J左足
クリップ(三日目改訂)
16 M左手斜めエッジ
17 C左足、強引に上げる
18 N左手三角形のフラットホールド
19 O右足、スメアリング
20 P右手ガバポケット
P+右足(三日目改訂)
K 左足(三日目改訂)
21 Q左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド(その手前のふくらみを一瞬持って中継すると良い(三日目改訂))
右足高めのヒールフック(三日目改訂)
22 R右手、サイドポケット(2つあるひょうたんポケットの上が良い。浅いが4本指カチ。下なら二本指でピンチ)(三日目改訂)
S- 左手斜めカチ(三日目改訂)
右足スメアリング(三日目改訂)
N 左足(三日目改訂)
23 S左手ガバフレーク(一番上を逆ラップ(三日目改訂))
右足スメアリング(三日目改訂)
左足縦の筋に当てる(三日目改訂)
右足エッジエッジ(三日目改訂)
クリップ(三日目改訂)
右手エッジを中継
24 T右手エッジフレーク
左足を水平の四角いフットホールド
25 U左手下引き(長いホールドの中間部)
26 V右手斜めエッジ

24以降は右回りの選択肢もあり。その場でなんとかする。


ということで、多数の改訂ポイントを得て、大きく前進した。忘れないうちに登りたい。

また今度。







2026年6月15日月曜日

瑞牆山・不動沢屏風岩《不動沢愛好会》と《よろめきクラック》をリピート

遅めスタートで瑞牆山・不動沢。

雨後で岩は湿っぽかった。

《不動沢愛好会》

前回は右のワイドから登ったけど、今回は左のフレークから登ってみた。右のワイドは水が滴っていた。右のワイドから登ったら6番を一本持っていけば良いんだけど、左のフレークはフレークなので中が見えなくて、プロテクションがどうなるかは全く分からず、カムをいっぱい持っていくことになった。で、登ってみたらけっこうランナウト。上部は前回の印象のとおりに苦手感があり、悪いサイズで頑張らないといけないところがあった。なんとかリピート成功。苦手意識克服のためにこれから何度も登りたい。

《よろめきクラック》

テクニカルな下部は左挿しで、右のモモを全部右の岩にあてるのがコツということを登りながら思い出した。中間部の小ハング下のプロテクションは、上部でロープがクラックの中に入っていかないように思い切って伸ばしてみた。これはまあまあ良かったんじゃないかと思った。上部のワイドは、1つ目のチョックストーンのすぐ下まで頑張れば膝が入ることを前回発見していて、一安心。今回は膝を入れたら6番が入ったので、チョックストーンにスリングは巻かなかった。なんとかリピート成功。

例によってそのあとトップロープで勉強して、下部はダブルフィストのリービテーションまたは奥のガバ岩をつかんで、左足フットジャムから右膝を突っ込んでしまうムーブが楽ちんと気づいた。そこから上がるムーブは、ヒップを開いて外の左足のかかとからクラックに入れる。そのまま右挿しでチムニーに潜り込むのはけっこう大変で、途中で体を出して右のフットホールドを踏んで左挿しに切り替えると楽ちん。挿し替えはちょっと頑張らないといけない。

といったところで、今回も勉強になった。

またこんど。

2026年6月11日木曜日

太刀岡山下部岩壁で小雨

 太刀岡山下部岩壁

これでもか(5.10a)リピート。

ビッグバード(5.10d)リピート。

で、懸案の《スタイルは良いのだけど》(5.11d/12a)にヌンチャクをかけに上がったんだけど、まず、前回スクワマヴィーガンに穴が空いてしまったので持っていったのはジムトレーニング用の大きなアップモックとボルダリング用の小さなスクワマ黄色で、とりあえずアップモックを履いていったら全然感触が良くなかった。コーナーのレストポイントで左足のつま先がだんだん疲れていく。我慢して左に出ていって右手の切り返しは成功したけど、そこで左手の2つ目のホールドに目をやったら、欠けていた。いやもしかしたら前回もこうだったのかもしれないけど、明らかに岩の色が違う部分があって欠けたあとのように見え、びびってテンション。テンションかけてホールドを触ってみたら、かけた部分の左のところは保持することができそうだった。でも悪くなってるような気がして、さらに大きめアップモックで次の2歩をこなす自信も持てず、ひとまずおろしてもらった。

で、休んで靴を履き替えて仕切り直そうと思ってたら小雨が降り始め、早々に回収した。

その後は前に登った《カバチ》(5.11a)の勉強。上部右カンテ近くの斜めホールドを右手で保持したら大きく左に出て左カンテを保持し、ダイアゴナルで最上部中央のポケットを右手。左手をわずかに上に上げたら、右足をセットして、左足でカンテの頂点に乗り込む。こんな感じが正解じゃないかと思った。

また今度。

2026年6月3日水曜日

瑞牆山・しじま谷でKOU+を登った。

瑞牆山でしじま谷。

チムニーの《トラベルチャンス》は核心部で右のフットホールドにと左の背中のバックアンドフットなんだけど、これを正面のオフウィズス登りで突破できるだろうかとやってみたが、厳しかった。まず、フレアしたワイドの奥はフィストより少し広いサイズまで狭まっていて、膝が決まらない。それから、両肩がつっかえる。というわけでかなり厳しいんだけど、そうなるとインバージョンが正解になるんじゃないかと、帰宅してから思った。今度やってみたい(トップロープで)。

ところで、このチムニーの《トラベルチャンス》。回収は懸垂でやらないと100%ロープがスタックする。回収なしのロワーで真下に降りるだけでも危うい。今回はトップロープ張りのミッションで回収なしのロワーがあったんだけど、思ったとおりにスタックして、クライマーが外に向かって飛び跳ねることでなんとか地面までロープを出すことに成功した。トップロープを貼るのもロワーはやめておいたほうが良いかもしれない。その場合どうするかについては、アイデアはある。

あとは、《KOU+》(5.10b)をRPした。溝をフットジャムで歩くのはしびれた。最上部でぬるいカチを持とうとしたら上部の松の木から松脂がたれてきていたようでベトベトして難儀した。

というわけで、滞在時間も短めで多くは登らず、終了。

また今度。

太刀岡山・登るのはたぶん2回目の小山ロック

太刀岡山、今回は珍しく小山ロック。岩の前は何度も歩いて通ったけど、登るのはたぶん2回目。

まずは、《バーボンを片手に》(5.10b)。力及ばす、出だしでテンション入った。朝の一発目にコレはキツい。アップには向かない。

次は《HAPPY BIRTHDAY》(5.11a)。顕著な核心があるわけではなく同じような難しさがぬるっと続いて消耗する良いルートだった。頑張ってオンサイトしてどパンプ。

山森さんによると、《HAPPY BIRTHDAY》から入って《バーボンを片手に》につなげるラインが5.10aくらいになるらしい。そのほうが朝のアップには良さそう。それを早く言ってほしかった。

で、《VOGEL》(5.12cd)を触らせてもらった。コレはものすごかった。傾斜のない下部からすでにフィンガーパワーで、中間部のムーブは強烈。登れる日は来そうにない。

最後はちょっとだけ岩探索をして、下部岩壁で《ビッグバード》(5.10d)を登って締めた。

また今度。

2026年5月25日月曜日

三度目の太刀岡山・下部岩壁、《スタイルは良いのだけど》に手を出した

前回もものすごく楽しかったので、三度目の太刀岡山・下部岩壁。

例によって《これでもか》(5.10a/b)でアップ。何度登っても良いルート。

それから、《ビッグバード》(5.10d)でアップの続き。前回はチョーク跡があったけど、今回は綺麗さっぱり消えていた。それが原因かどうかはわからないけど、前回とは違うムーブで登ることになったような気がする。

で、このエリアで残っているのは、真ん中あたりに並ぶの5.12クラスの4本と、その左のボルト感覚が遠くて怖そうな《ノット・アーティフィシャル》(5.11a)(実際は5.11cくらいじゃないかという噂)。で、怖そうなのは回避して、4本の中でグレード的には一番やさしい《スタイルは良いのだけど》(5.11d/12a)をやることにした。で、これは強烈だった。

1回目。下部のボルト感覚が遠いんだけど、登ってみると納得。3本目のボルトまで到達して、ムーブが全然わからず終了。

2回目。3本目のボルトからエイド混じりで4本目のボルトに到達して、這々の体でトップアウト。4本目直下のムーブが不明であった。

3回目。それらしいムーブを思いついた。強引な左足上げと左手のフリクションホールドの我慢と右足の抜けそうなスメアリングと、渾身のデッドポイント、という感じか。

といったところで終了。またこんど。

以下、曖昧な記憶に基づくメモ。

《スタイルは良いのだけど》5.11d/12a

スタイルは良いのだけど

コーナーでレストポジション
1 A下引き
2 B左足ガバ
3 C 左手甘いポケット
4 D右足スメア
5 A右手サイドに持ち替え
6 E 左手斜めエッジ
7 F右足面にヒールフック
8 G 右手、二本指ポケット
9 H右足、右の粒
10 I左足、左の粒
11 J右足、斜めエッジ
12 K左手、モコモコ
13 A右足(だったような気がする)
14 L右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
15 J左足
16 M左手斜めエッジ
17 C左足、強引に上げる
18 N左手三角形のフラットホールド
19 O右足、スメアリング
20 P右手唯一の良いポケット
クリップ
足がわからん
21 Q左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド
22 R右手、サイドポケット
たぶんKに左足
23 S左手ガバフレーク
ここでクリップしたいけど厳しい。次に進んだ方が良さそう。
24 T右手エッジフレーク
ここで左足を水平の四角いフットホールドだったような気がする
25 U左手下引き(長いホールドの中間部)
26 V右手斜めエッジ
左手をリップへ

ところで、スクワマ・ヴィーガン(39H)の右足に穴が空いた。もともと《アラベスク》だけのために買ったので目的は達しているんだけど、リード用には最適だったのでリソールに発送した。帰ってくるまでたぶん2か月弱。それまでどうするか?

2026年5月18日月曜日

ニ度目の太刀岡山・下部岩壁

前回ものすごく楽しかったのでもう一度行ってきた。

まずは《これでもか》(5.10a/b)でアップ。右のクラック状カンテに吸い込まれそうになるけど、左のカンテに手を伸ばして両手の抱え込みで登ると、フットホールドをうまく拾えて、都合が良い。すべての岩場にこんなアップルートが欲しいと思うような良いルート。

次は《パクリ屋》(5.10c)。中間部のアーチ状クラックが印象的なルート。下から見るとその部分以外はホールドがはっきりせず、ムーブが読めない。しかし、登ってみると核心はそのアーチ状クラックのフットワークだったように思う。アーチ状クラックの上は右にも行けそうだったけど、左を選択した。結構リーチだよりのムーブになったので、リーチのない人は右が良いかもしれない。オンサイト。なかなか良いルート。

で、《太刀》(5.11a)。前に来たときに山森さんが登っているのを見て、左手の遠いホールドを取るのが良いと知っていたが、下から見上げてもそのホールドがどこにあるのかは見えなかった。右足の高いフットホールドを頼りに逆足で取りに行くことになりそうという目算を持って、取り付いた。下部からライン取りとムーブの選択に悩まされつつなんとか懸案の遠いホールドが視界に入るところまで来たら、やっぱりずいぶん遠かった。でも、手前のブラインドホールドは思ったより良いガバでありがたい。意を決して左手で何もないカンテをガストンでおさえて右足を蹴って遠いホールドに手を伸ばしたら、届いた。届いたは良いものの、次の足の置き場がいまいち。左足を高いところにクロス気味に入れるムーブを選択したけど、そのフットホールドにロープが引っかかっていて、置けない。しょうがないので、手前のブラインドホールドガバまで戻って、ロープをどけて、再度やり直し。今回はロープを避けて左足を置くことに成功して、その先もバランスが悪かったけどなんとか乗り上がった。あとは頑張って、オンサイト。これは良いルート。

なんだか、スポーツルートらしい動きが自然と出てくるようになってきたような気がする。

それから、トポにはない右の壁の《はじめの一歩》(5.11a)。比較的新しいルートらしい。でも終了点のロープは結構ボロくて、正体不明のルート。上部で傾斜が落ちた先がどうなってるかわからなくて嫌な予感がしたのでヌンチャクを多めに持っていったら、予感は的中し長いスラブが続いていて、ボルトは9本。まだ埃っぽいところは残ってるけど、結構面白くて良いルート。オンサイト。

最後はまだ登ってなかった右の方の《阿行小》(5.10b)ボルト2本目までが結構登りにくかった。上部はなんだか現代的な感じもして、面白い。アップには向かない気がしたが、もしかしたら2本目までももっと良い登り方があるのかもしれない。

といったところで終了。

気温25度、風は前回ほどは通らず、結構暑かったけど、楽しく登れて最高だった。

残るルートはボルト感覚が遠くてヤバそうな《ノット・アーティフィシャル》5.11aと5.12のルートのみ。

また今度。