2026年10月11日日曜日

申又を登った@瑞牆山カサメリ沢コロッセオ

山森さんとカサメリ。

遅れて到着したら、前日にNDDを登った村田さんがニコニコしながらNDDの一段下のスラブを勧めてきた。《申又》(5.11c)らしい。

これは後でやることにしてまずは右の方のエリア。山森さんはキングオブモンキーという強烈なルートを登ってた。自分は十手持ちに取り付いて、3本目のボルトにクイックドローをかけた先で手を出した左手のカチの小ささにびっくらこいて、これは無理とクライムダウンをキメた。カチの保持力が足りないとか、小さなカチを握る態勢を整えるテクニックがないとか、いろいろあるんだけど、まずこのエリアの薄暗さに最初から負けていたような気がする。

というわけで、移動して《申又》(5.11c)。

3回目でRPに成功した。カンテのムーブが素晴らしい。関東のクライマーは全員登るべき。

ただし、終了点のボルトは怪しいので、注意。

(登るのは)二度目の甲府幕岩

西條さんと甲府幕岩。

大盛況であった。ゲートの外まで車が溢れていた。岩場も人が溢れていた。

アップでペンタゴン(5.9)とWILD WOOD(5.10c)を登った。WILD WOODは強烈な核心ムーブがあり、アップではすまなかった。

で、その右のアコナ(5.10a)でアップの続きをやろうと思ったけど、上部でカンテを共有してそうなドラえもん(5.10c)を登ってる人が時間がかかりそうだったので、やめておいた。

といったところでもう嫌になったので、ボルダリングした。

まずは、西條さんがのぼったブルーマウンテンの右。苦手のヒールフックが抜けそうななかデッドポイントをバシッとキメるナイスな課題になった。最後は左にトラバースしてブルーマウンテンのコーナーに到達し、クライムダウン。そんな設定。直上するとなお良いが、掃除が必要な上、ホールドが明瞭ではなく、結構難しそう。強い人に任せます。

次は、ヒーリングレッジの真下。このルートのスタートはガイドブックではよくわからんけど多分右のルートと同じと書かれていて、登る人も右からスタートしている様子だ。そこを真下から登ってしまおうというボルダリングの課題。左上にフレーク状のクラックが見えて、そこを目指すんだけど、フットホールドが乏しく、右足を蹴って左手を出す逆足デッドポイントになった。クラックは言うなればフレークのガバなんだけど、ガバなのにフットホールドが乏しいせいで右手を出すポジションがとれない。そこをなんとか工夫してマッチしたら、その先に進んでヒーリングレッジの一本目のボルトに到達した。そこを終了点とする。ヒーリングレッジを登るときもこれで登れば良いんじゃないかと思った。

といったところで、結構満足したので、あとは戻りながら5.10台のルートを登りましょうということになった。

アコナ(5.10a)に戻ったら誰もいなかったので、オンサイト。その右のドラえもん(5.10c)もオンサイト。この2つはどちらも素晴らしい課題だった。アコナは終始ホールドは良いけど、下からはムーブを読めず、少々奮闘させられた。とてもいい。ドラえもんは程々のホールドがずっと続いてじんわり消耗させられ、左カンテに出るところのピリリとしたホールドのスパイスが効いている。とてもいい。関東のクライマーは全員登るべき。

そして、ドラえもんを登ろうとしてるときに、ロジャーさん登場!

ロジャーさんはその後、ゼットン(5.10c)を登っていた。トリッキーなプロテクションと緊張感あるムーブで、見応え充分のクライミングであった。

ここで終了。

甲府幕岩は結構好きなので、機会があればまた行きたい。でも、秋から春の秋川エリアのシーズンと夏の瑞牆小川山のシーズンに挟まれて、行く機会は殆どない。20年クライミングをやってて一度も行ったことがなかった所以である。そのうえ、これだけ人が多いなんて、ますます行かなそうだ。

そういえば、一度目の甲府幕岩のことを書くのを忘れていたような気がするが、赤備え(5.10c)の濡れと岩の脆さにビビってテンションが入ったのと、グランピアンズ(5.11c)をオンサイトした。赤備えはその後、岩が落ちたらしい。でも落ちそうな岩は一つではないので、ビレーヤーは注意してほしい。クライマーも注意してほしい。

2026年10月10日土曜日

スタイルは良いのだけどDAY3@太刀岡山下部岩壁

山森さんと太刀岡山下部岩壁。

まずはいつものアップの《これでもか》(5.10a)。それから続きのアップで《ビッグバード》(5.10d)。

それから、本題の《スタイルは良いのだけど》(5.11d/5.12a)。

一回目。メモは残していたものの細部を忘れていて、レストポジションの後で早々にテンション。左手が遠く感じたんだけど、ここは左足に乗り込んで勢いで取りに行かないといけないんだった。そのあともホールドの場所を間違えたりでテンションかけつつ色々思い出しながらクイックドローをかけて、トップアウト。いつでもトップアウトできるようになっていて、前進。

西向きのこの岩は昼頃に日が当たり始め、気温が高めのこの日は岩がぽかぽか。昼をすぎると今度は木陰になるのでコンディションが回復するけど、西向きの岩の右カンテは南向きで、木陰に入るのが遅い。2時45分頃にはトライ可能な程度に木陰に。

といったところで二回目。レストポジションから左手を二回進めて、右手の二本指ポケットから、右足左足右足と動かしたあとの左手の場所を間違った。このルートはカンテを抱えて岩に密着するので、すべてのホールドがブラインド状態。2つ目のポケットを持ってのクリップにも問題あり。岩に張り付いていて、クイックドローが顔に当たる位置で、クリップしづらい。短めが良いかなと思って変えてみたらむしろだめで、長めのほうがやりやすい。ムーブを確認しつつトップアウト。

三回目。右足左足右足と動かしたあとの左手は順調に保持して、右足を良いところにおいて、右手を2つ目のポケットに。左足を上げて、ここでクリップ。左手を斜めカチに進めて、気合で左足を上げて、左手を三角形スローパーに上げて、右足もスメアして、右手を遠い最後のポケットへ。とやらないといけないんだけど、左手を三角形スローパーに上げるのを忘れて右足を上げてしまい、ポケット取りに失敗してフォールした。詰めが甘い。

しかし、良いトライができている。完登は近い。


レストポジション
1 小指は右に回して斜め持ち(三日目改訂)
2 右足ガバ足(左足を左に寄せて、譲り合う)
3 左足ガバ
4 ちょっとした凹みを抑えつつ、左足に乗り込んで、左手を甘いポケット
5 斜めエッジにとばし
6 右足ヒールフック 
7 右手、二本指ポケット 
8 右足、右の粒 
9 左足、左の粒
10  右足、斜めエッジ
11 左手、モコモコ
12 右足、良いフットホールド 
13 右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
14 左足を斜めエッジに上げる 
クリップ(クイックドローはスピリット17cmを使う)
15 左手斜めエッジ
16 左足、強引に上げる(右寄りの穴フットホールド、体を右に寄せると上げやすい) 
17 左手三角形のフラットホールド(小指を効かせてましたに引く) 
18 右足、スメアリング
19 右手ガバポケット 
20 右足斜めエッジ(ここはもっと右に伸ばしたほうがバランスが良いかもしれない)
21 縦の筋の膨らみを中継
22 左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド
24 右足高めのヒールフック
25 右手、サイドポケット(2つあるひょうたんポケットの上が良い。浅いが4本指カチ。下なら二本指でピンチ)
26 右足スメアリング 
27 左足(三角形スローパー)
28 左手ガバフレーク
29 右足スメアリング
30 左足を左の方に張る
31 右手斜めガバ
32 左足、右寄りの粒へ
クリップ(腰より下になるので、短いほうがクリップしやすいかもしれない)



こんな感じ

2026年10月3日土曜日

バイシクルダイクたぶんday3@小川山屋根岩1峰下部スラブ

小川山屋根岩1峰下部スラブ・バイシクルダイク

2015年、2017年に続いて、三度目(たぶん)。

清里あたりは朝まで雨が降っていた。キャンセルしようかと思ったけど、とりあえず行ってみようと進むと、川上村は晴れていた。

雨後の渇きの良さそうな岩場で抱えている宿題といえば、バイシクルダイク。

狙い通りに本題のスラブはカラカラに乾いていた。朝の日当たり、風のとおり、ともに良好。もっとも、下部左のスラブはビショビショドロドロで、掃除しながら拭き取りながらのクライミングになった。

前回までの記録では、下部のバイシクルムーブより上部スラブのほうが難しいというコメントを残していたが、今回は下部のほうが難しく感じた。

二度のバイシクルムーブの1つ目は、リーチを活かして右手をとばして左手のガストンで解決した。2つ目のバイシクルムーブはできたりできなかったり。右足を出せる絶妙なバランスがあるんだけど、そのポジションに入れたり入れなかったり。ここはもう諦めて、RPトライ時は一か八かでやるしかない。

上部は4本目のボルト直前で宙を舞うメンタル核心か。右手ガバ足から右手のクロス気味ホールドの選択と、その先で左足のハイステップで悪いフットホールドを無視して良いフットホールドの選択、この二点が鍵か。

大いに前進し、もしかしたら次回はRPという可能性も出てきた。

またこんど。


2026年9月7日月曜日

《燃え尽きた地図》&《ワニワニワニ》@瑞牆山カサメリ沢

例によって遅めスタートで、山森さんとカサメリ沢。

まずは、《燃え尽きた地図》5.11a?。

上部で左にトラバースした後に難しいムーブがあって、左寄りに登るのが設定なんだと思うが、右寄りを登ると苔の中にはっきりしたホールドがあり、やさしくなる。これからこのルートの扱いがどうなるかわからんが、右寄りのホールド周辺が掃除されて、右寄りを登る人が増えて、グレードダウンになるんじゃないかという気もする。フラッシュ。

次は、《ワニワニワニ》5.11b。

短いけど面白いカンテ。カンテ絡みのムーブがめちゃくちゃ楽しい。一本目のボルトがすごく高いところにあって、マスターだとそろそろクリップさせてって思うポジションからさらに一歩上がらないとクイックドローをかけられないんだけど、今回はオンサイトした山森さんがクイックドローをかけておいてくれたので、ありがたく一歩下からクリップさせていただいた。フラッシュ。

最後はコロッセオに移動して《キング・オブ・モンキー》5.11d。

これは強烈だった。3本目のボルトのあたりの薄かぶりのフェース。悪いホールドを保持して、たぶんランジ。手も足も悪くて、飛び出す体勢を作れなかった。

といったところで終了。

また今度。

《キング・オブ・モンキー》にまたがあるかはあやしいが。

なお、最近、カサメリ沢に行くと頭痛が出る。今回もワニワニワニをビレーしてる最中に出た。たぶん、酸素が足りないんだと思う。酸素が足りないのは、呼吸が浅いからだと思う。自分は鼻の穴が一方は塞がっていてもう一方は極端に狭くて、浅く呼吸するクセが付いている。浅くしないと笛みたいにピーピーなってうるさいから。で、今回は、這いつくばってものすごく頑張って一生懸命呼吸したら、治った。次回から、呼吸を意識したい。

2026年9月1日火曜日

《百獣の王》を登った@瑞牆山不動沢屏風岩

《百獣の王》を登った。

前回に引き続いて、瑞牆山不動沢屏風岩。

アップはいつもの《愛好会ルート》。ほどほどに濡れていた。

本題の《百獣の王》は午前中は日陰でありがたい。この日の1回目はマスターだから重いヌンチャクをぶら下げてのクライミングなので、大きな期待は持たずに行けるところまで行ってみようというつもりで登ったら、前回テンションが入った箇所の手前のレストポイントまで到達してしまった。ここはレストポイントなんだけど、意外と休みづらい。フットホールドが高いか低いかで中途半端。この先のトラバースの6手くらいをこなせば次の大レストポイントまで到達できるし、前回クイックドローを掴んだ反省から次のボルトを無視するという戦略を持っていたので、我慢のレスト。で、トラバースの最中のつらいクリップポイントは無視して登った。アンダーポケットのあとのガバアンダーフレークを右手で取って足を上げたら、左手を伸ばしてとばしたボルトにクリップできた。とばすつもりが、クリップできてしまった。このボルトは、無理にトラバースの最中にクリップするより、通過してからクリップが正解なんじゃないかと思う。でも手が短いひとはガバアンダーフレークからは届かないかもしれない。届かなくても、ガバアンダーフレークのすぐ上の斜めガバを右手で持てば(右手で持つにはちょっと工夫が必要なんだけど)次のボルトにクリップできるので、やっぱりトラバースの最中のボルトはクリップする必要はないのかもしれない。でも手の短い人は斜めガバから次のボルトに届かないかもしれない。斜めガバから先に進んでクリップするのはちょっと怖いかも。斜めガバを右手で持ったら、左手サイドプルで左足を大きく挙げたら、ほぼ手に足に近いヒールフックで右手をてっぺんへ。左手で左下の水平エッジをおさえたら、右足を大きく上げて、左足を左の遠いフットホールドに送り、右手をクロスで弓状ガバ。これが持てたら左足を頑張って上げて、ガバに出したら実質終了。

登れたー

秋川と奥多摩で育って短いルートばかりに馴染みのあるクライマーとしては、こういうタイプの持久系ルートを登ることは珍しく、これを比較的少ないトライで登れたことは大変な自信になった。これまでに登った持久系ルートといえば池田フェイスの《スティンガー》くらいだろうか。しかしあれも18mほどで、こちらは5割増の長さ。

とても嬉しい

ところで、《百獣の王》の7本目くらいのボルトのすぐ下には小さな棚があって、17cmのクイックドローをかけたら、下のカラビナのスパインが棚にあたっていた。これは落ちたらカラビナが割れるなと思って、12cmのクイックドローにかけかえた。12cmだと下のカラビナの末端が棚に当たるんだけど、スパインは外しているので割れることはなかろうと判断した。でもよく考えたら、下のカラビナの末端が棚にあたってるってことは、落ちたらロープが棚とカラビナに挟まれて、ロープが傷つく。カラビナが割れても下のクイックドローが止めてくれるけど、ロープが切れたらアウトなので、むしろリスクを増やしてしまったのかもしれない。どっちにしろ嫌な感じなので、ここは思い切り短いクイックドロー(そんなのあるのか知らんけど)か、思い切り長いクイックドローを使うのが正解なのかもしれない。今回は1本だけ持っている25cmドローを5本目のボルトで使ってしまっていたので、どうしようもなかったんだけど。

さて、つぎはいよいよ《JECCルート》だろうか?

また今度。



2026年8月27日木曜日

《百獣の王》に手を出した@瑞牆山不動沢屏風岩

 《百獣の王》に手を出した。

アップはいつもの《愛好会ルート》をやろうとしたら、過去一番にびしょ濡れで、やめといた。

その左の《おしん》。5.8か5.7だと思うんだけど、スタート付近が非常に登りにくかった。

で、本題の《百獣の王》5.11c。

午前中は雨が吹き込んできたりして、寝てた。ここのところ発生する頭痛もあり、登るのはやめておこうかとも思ったけど、寝たら治った。

午後になって、1回目。テンション混じりでトップアウト。とりたてて難しいムーブはなさそう。1本目のボルトの上が強度は一番高いかも。

2回目、マスターになった。上から二本目のボルトにヌンチャクを掛けたところでヌンチャクを掴んでテンション。ここはクリップのホールドが悪い。RPトライのときはスキップしたほうが良いんじゃないかという気もする。

このルート、やっぱり難しいムーブはなくて、ひたすら持久系。この手のルートはもう10年くらいやってないんじゃないかと思うんだけど、初日でここまで進めたことに自信を持った。

また今度。