2026年6月3日水曜日

瑞牆山・しじま谷でKOU+を登った。

瑞牆山でしじま谷。

チムニーの《トラベルチャンス》は核心部で右のフットホールドにと左の背中のバックアンドフットなんだけど、これを正面のオフウィズス登りで突破できるだろうかとやってみたが、厳しかった。まず、フレアしたワイドの奥はフィストより少し広いサイズまで狭まっていて、膝が決まらない。それから、両肩がつっかえる。というわけでかなり厳しいんだけど、そうなるとインバージョンが正解になるんじゃないかと、帰宅してから思った。今度やってみたい(トップロープで)。

ところで、このチムニーの《トラベルチャンス》。回収は懸垂でやらないと100%ロープがスタックする。回収なしのロワーで真下に降りるだけでも危うい。今回はトップロープ張りのミッションで回収なしのロワーがあったんだけど、思ったとおりにスタックして、クライマーが外に向かって飛び跳ねることでなんとか地面までロープを出すことに成功した。トップロープを貼るのもロワーはやめておいたほうが良いかもしれない。その場合どうするかについては、アイデアはある。

あとは、《KOU+》(5.10b)をRPした。溝をフットジャムで歩くのはしびれた。最上部でぬるいカチを持とうとしたら上部の松の木から松脂がたれてきていたようでベトベトして難儀した。

というわけで、滞在時間も短めで多くは登らず、終了。

また今度。

太刀岡山・登るのはたぶん2回目の小山ロック

太刀岡山、今回は珍しく小山ロック。岩の前は何度も歩いて通ったけど、登るのはたぶん2回目。

まずは、《バーボンを片手に》(5.10b)。力及ばす、出だしでテンション入った。朝の一発目にコレはキツい。アップには向かない。

次は《HAPPY BIRTHDAY》(5.11a)。顕著な核心があるわけではなく同じような難しさがぬるっと続いて消耗する良いルートだった。頑張ってオンサイトしてどパンプ。

山森さんによると、《HAPPY BIRTHDAY》から入って《バーボンを片手に》につなげるラインが5.10aくらいになるらしい。そのほうが朝のアップには良さそう。それを早く言ってほしかった。

で、《VOGEL》(5.12cd)を触らせてもらった。コレはものすごかった。傾斜のない下部からすでにフィンガーパワーで、中間部のムーブは強烈。登れる日は来そうにない。

最後はちょっとだけ岩探索をして、下部岩壁で《ビッグバード》(5.10d)を登って締めた。

また今度。

2026年5月25日月曜日

三度目の太刀岡山・下部岩壁、《スタイルは良いのだけど》に手を出した

前回もものすごく楽しかったので、三度目の太刀岡山・下部岩壁。

例によって《これでもか》(5.10a/b)でアップ。何度登っても良いルート。

それから、《ビッグバード》(5.10d)でアップの続き。前回はチョーク跡があったけど、今回は綺麗さっぱり消えていた。それが原因かどうかはわからないけど、前回とは違うムーブで登ることになったような気がする。

で、このエリアで残っているのは、真ん中あたりに並ぶの5.12クラスの4本と、その左のボルト感覚が遠くて怖そうな《ノット・アーティフィシャル》(5.11a)(実際は5.11cくらいじゃないかという噂)。で、怖そうなのは回避して、4本の中でグレード的には一番やさしい《スタイルは良いのだけど》(5.11d/12a)をやることにした。で、これは強烈だった。

1回目。下部のボルト感覚が遠いんだけど、登ってみると納得。3本目のボルトまで到達して、ムーブが全然わからず終了。

2回目。3本目のボルトからエイド混じりで4本目のボルトに到達して、這々の体でトップアウト。4本目直下のムーブが不明であった。

3回目。それらしいムーブを思いついた。強引な左足上げと左手のフリクションホールドの我慢と右足の抜けそうなスメアリングと、渾身のデッドポイント、という感じか。

といったところで終了。またこんど。

以下、曖昧な記憶に基づくメモ。

《スタイルは良いのだけど》5.11d/12a

スタイルは良いのだけど

コーナーでレストポジション
1 A下引き
2 B左足ガバ
3 C 左手甘いポケット
4 D右足スメア
5 A右手サイドに持ち替え
6 E 左手斜めエッジ
7 F右足面にヒールフック
8 G 右手、二本指ポケット
9 H右足、右の粒
10 I左足、左の粒
11 J右足、斜めエッジ
12 K左手、モコモコ
13 A右足(だったような気がする)
14 L右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
15 J左足
16 M左手斜めエッジ
17 C左足、強引に上げる
18 N左手三角形のフラットホールド
19 O右足、スメアリング
20 P右手唯一の良いポケット
クリップ
足がわからん
21 Q左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド
22 R右手、サイドポケット
たぶんKに左足
23 S左手ガバフレーク
ここでクリップしたいけど厳しい。次に進んだ方が良さそう。
24 T右手エッジフレーク
ここで左足を水平の四角いフットホールドだったような気がする
25 U左手下引き(長いホールドの中間部)
26 V右手斜めエッジ
左手をリップへ

ところで、スクワマ・ヴィーガン(39H)の右足に穴が空いた。もともと《アラベスク》だけのために買ったので目的は達しているんだけど、リード用には最適だったのでリソールに発送した。帰ってくるまでたぶん2か月弱。それまでどうするか?

2026年5月18日月曜日

ニ度目の太刀岡山・下部岩壁

前回ものすごく楽しかったのでもう一度行ってきた。

まずは《これでもか》(5.10a/b)でアップ。右のクラック状カンテに吸い込まれそうになるけど、左のカンテに手を伸ばして両手の抱え込みで登ると、フットホールドをうまく拾えて、都合が良い。すべての岩場にこんなアップルートが欲しいと思うような良いルート。

次は《パクリ屋》(5.10c)。中間部のアーチ状クラックが印象的なルート。下から見るとその部分以外はホールドがはっきりせず、ムーブが読めない。しかし、登ってみると核心はそのアーチ状クラックのフットワークだったように思う。アーチ状クラックの上は右にも行けそうだったけど、左を選択した。結構リーチだよりのムーブになったので、リーチのない人は右が良いかもしれない。オンサイト。なかなか良いルート。

で、《太刀》(5.11a)。前に来たときに山森さんが登っているのを見て、左手の遠いホールドを取るのが良いと知っていたが、下から見上げてもそのホールドがどこにあるのかは見えなかった。右足の高いフットホールドを頼りに逆足で取りに行くことになりそうという目算を持って、取り付いた。下部からライン取りとムーブの選択に悩まされつつなんとか懸案の遠いホールドが視界に入るところまで来たら、やっぱりずいぶん遠かった。でも、手前のブラインドホールドは思ったより良いガバでありがたい。意を決して左手で何もないカンテをガストンでおさえて右足を蹴って遠いホールドに手を伸ばしたら、届いた。届いたは良いものの、次の足の置き場がいまいち。左足を高いところにクロス気味に入れるムーブを選択したけど、そのフットホールドにロープが引っかかっていて、置けない。しょうがないので、手前のブラインドホールドガバまで戻って、ロープをどけて、再度やり直し。今回はロープを避けて左足を置くことに成功して、その先もバランスが悪かったけどなんとか乗り上がった。あとは頑張って、オンサイト。これは良いルート。

なんだか、スポーツルートらしい動きが自然と出てくるようになってきたような気がする。

それから、トポにはない右の壁の《はじめの一歩》(5.11a)。比較的新しいルートらしい。でも終了点のロープは結構ボロくて、正体不明のルート。上部で傾斜が落ちた先がどうなってるかわからなくて嫌な予感がしたのでヌンチャクを多めに持っていったら、予感は的中し長いスラブが続いていて、ボルトは9本。まだ埃っぽいところは残ってるけど、結構面白くて良いルート。オンサイト。

最後はまだ登ってなかった右の方の《阿行小》(5.10b)ボルト2本目までが結構登りにくかった。上部はなんだか現代的な感じもして、面白い。アップには向かない気がしたが、もしかしたら2本目までももっと良い登り方があるのかもしれない。

といったところで終了。

気温25度、風は前回ほどは通らず、結構暑かったけど、楽しく登れて最高だった。

残るルートはボルト感覚が遠くてヤバそうな《ノット・アーティフィシャル》5.11aと5.12のルートのみ。

また今度。

2026年5月11日月曜日

太刀岡山・下部岩壁でいろいろ

太刀岡山の下部岩壁。ここは前にアラベスクの帰りにトップロープで一本だけ登ったような気がするが、ほとんど初めてみたいなもの。最近ボルトがきれいに打ち替えられて、終了点もカラビナ2枚の残置ありで、ありがたい。

《これでもか》(5.10a/b)

短いけど、良いルート。とても快適。朝の一本目にはすべての岩場にこんなルートがほしい。短さを度外視したら星をつけてもいいレベル。オンサイト。

《ビッグバード》(5.10d)

非常に良いルート。星付きも納得の面白さ。ボルト感覚は遠目で、慣れてない人は心細いかもしれないが、それを補って余りある面白さ。ライン取りを考えさせられるところとか、とてもいい。チョーク跡に助けられてオンサイト。

《大ちゃん?クンクン?》(5.10a/b)

100岩だと、左から《これでもか》、《ビッグバード》、《大ちゃん》、《クンクン》となっている。菊池さんの関東周辺の岩場では、《これでもか》、《ビッグバード》、《クンクン》。いずれも《クンクン》はその右の《カバチ》と終了点を共有する。現状は、100岩の《大ちゃん》は消滅しているようだ。登ったのは100岩と関東周辺の岩場の《クンクン》。山森さんはこれが《大ちゃん》だと言ってたような気がするが、どうだろう?

内容はこれも面白かった。上部は左のクラックに行くべきか右側だけでは登るべきか、迷った。結局使わず登った。終了点が下がっていて、終わり方が中途半端ではある。カンテ上のスローピーなフットホールドに両足で立って微妙な態勢で終了点でクリップして終了になった。本来はそこからスラブを数歩上がって終了だったんじゃないかと思う。現在はそのスラブは苔塗れ。

《カバチ》(5.11a)

これはとても良かった。右のコーナーと、左のカンテと、その間のフェースと。どこをどう登るか、ラインどりも考えされられる。山森さんは比較的左寄りを登っていたが、自分は右のコーナー寄りにラインを取った。終了点はクンクンと共通。もっと高いところまで登ったらなお良いルートになりそう。

《行けイノシシ》(5.11a?)

5.10cになってるけど、本当は5.11cなんだとか。で、登ってみると、中間部で大きく左に迂回してほとんど隣のルートに入るようなラインになり、それで5.11aくらいの感じか。下降中に見てみると、迂回したところは掃除すれば直上でも行けるかもそれないと思った。それで5.11cか?機会があればやってみたい。

《やめるじゃやめろ》(5.10d)

これもとても面白い。アンダーガバ角でニーバーをキメてノーハンドレストするのが楽しい。

《サイドワインダー》(5.10c)

これも面白い。

《NEO新人さんいらっしゃい》(5.10b)

このグレードにしては登りにくいが、ムーブがわかってしまえばグレードなりなのかもしれない。

というわけでモリモリたくさん登って楽しかった。これだけ登ってほとんど全部良いルートっていう岩場は稀なのではないか。また行きたい。

メモ:木陰で風が通り、非常に快適だった。午後は陽が入って、左側は暖かい。右側は緑が濃く、また風も通りやすいようで、ずっと涼しかった。


2026年5月7日木曜日

春日居砦の続きの兜山

兜山、二度目の春日居砦に向かった。

まずはアップで《一休さん》(5.10b)。オンサイトしたんだけど、身長が170cm以上あるとリップの先のスローパーに手が届く。170cm未満だとフィンガージャムから捨て身の逆手ハンドジャムになるらしい。どっちのムーブで5.10bなのか分からないのがグレード音痴の苦しいところ。

次はCragInfo山梨で紹介されている《落ち葉の囁き》(5.10d)。オンサイトしたんだけど、あとから見たらトポには「ぱっと見ホールドが見当たらない中盤は動きもテクニカルで面白い」と書かれていて、もしかしたら中間部の右のガバは使わない設定なのかもしれない。まあ、良しとする。ボルトはトポの記載より一本多かった気がする。注意。

https://cragboys.com/shop/user_data/kabutoyama_route#L-20250207


それから《モスラ》(5.11a)。「ハング越えのホールドはブラインド」との記載に気を取られて一生懸命に手を伸ばしてブラインドホールドを探してたら、眼の前の丸見えホールドを見落としていた。テンション。ムーブを確認して、二回目でRP。実質的には短いけど、大きなムーブで爽快。ボルトはトポの記載より一本多かった気がする。注意。

追記:デカいホールドが浮いているので、注意。

といったところでフィニッシュ。

なお、終日曇り空で、相変わらずまだまだ寒かった。

KB岩からピラフェス

コッシーとKB岩。

コッシーはゲート下ワイドボルダーで敗退して、下のフィストはオンサイトして(お見事!)、上のワイドは敗退してた。フィストが苦手らしい。フットジャムも改善の余地があるらしい。ムーブを練習してフィニッシュ。

それから、ピラフェス。

コッシーはバーブのパンツを買ってた。自分は、甲府幕岩のガイドブックとか東京粉末のチョークとかを買った。

そのあと2時間くらい登って、コッシーは前回敗退した秀逸な3級をあっさり登ったらしい。

で、山森さんのスライドショーは最高だった。

もっと頑張ろうと思った。まずは自力を上げねばなるまい。