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2023年12月8日金曜日

北秋川ボルダー・2024年12月

 ようやく隙を見て、北秋川ボルダー。対岸の課題の可能性を探った。

乾燥した手に乾燥したスローパーの相性が悪く、全然持てない。ホールドを川の水で濡らしてなんとか前進が可能になった。ちょっと遠いアンダーホールドに右手を出すときの右足のフックのかけ方に工夫ができて、わずかな進歩を得られた。

岩は冷たく、本当ならばもっと暖かい時期に行くべきだが、この岩は夏は結露していることが多い。4月頃がちょうどいいのかもしれない。

何しろ下地がこれなので思い切って動くことができないのが難点である。川を渡って取り付くのもつらい。


最後は川に流されてフィニッシュ。





2022年12月23日金曜日

ひのはらダイレクト・完登



 飯塚さんと、ひのはらダイレクト(仮)@とうげん橋ボルダー

水を拭いたタオルが凍るくらい寒かった。寒いのを我慢しながらクライミングをするのはやめたんだけど、この日は岩場での有効な寒さ対策を考える日というマインドで臨んだので、まあまあ良かった。

水で冷やして、温めて、冷やして、温めて、これを繰り返して血行を促してみたけど、イマイチ。左壁の課題を結構頑張って登ったら温まってきた。スクワットは効果抜群。

本題のひのはらダイレクト(仮)は、飯塚さんの心づよい応援とスポットを得て、なんとか完登。

ひのはらダイレクト 7a



このグレードの課題としては秋川流域エリアではトップレベルに面白いかも。


ひのはらダイレクト(仮)

 ちょっと前のこと。ひのはらダイレクト(仮)へ。




アップで坂道を登り下りで7km。下半身がヘロヘロになる割に体はすぐ冷める。


フットホールドが悪い左手フラットホールド取りは、正しい姿勢が鍵。

2022年12月5日月曜日

障子岩から、ひのはらダイレクト(仮)

飯塚さんと障子岩。

随分と気温が下がってきたので、南東面。一本目は《ぺっぺっぺの羽田》さん。ホールドは大きいんだけど、ところどころちょっと頑張って足を上げないといけないところとかがあって、アップには最適だ。全世界のアップの5.10aはこうあるべき。《TNT》はひどいよ。

それから3階に上がって、飯塚さんが《スーパーコンダクター》をオンサイトトライ。上部の核心部でなぜかボルトに残置ビナが二枚もかかっていて、明らかにクリップで消耗していた。あれはひどいよ。その後僕もやってみたら、指先の感覚がなくなって嫌になっちゃったので終了。あの指先は岩の冷たさというより、石灰岩のトゲトゲの刺激が原因じゃないかと思う。対策を考えたほうが良さそう。

ということで二人揃って早々に終了したので、ちょっと前に掃除した《ひのはらダイレクト》(仮)に行った。飯塚さんがナイスなカチを発見してくれたのでガバへの飛び出しは成功したけど、その後で敗退。右に向かってマントル突破するか、左に向かってスローパーをおさえるか、検討しないと。

また今度。

2016年7月14日木曜日

秋川DWS

前から行きたかった秋川DWSに行ってきました。

前日の大雨予報が空振りにおわり、この日は水位がかなり低かったようです。5級と言われるメインの課題の他に、滝の上流の左の方にも。

初体験でしたが、DWSほど笑えるクライミングはありません。人が落ちるのを見るのがこれほどまでに楽しいとは。もっと早く行くべきでした。



午後は北秋川ボルダー。シャロー・ウォーターを楽しんだ後、ほぼ昼寝でした。

○アプローチ
場所は「中山の滝」あるいは「アメリカ淵」と呼ばれるところです。以下の地図の出発点に公共の無料駐車場があります。道路を下流に戻るように歩くと、大きな忠魂碑3本の向かいにトイレがあり、その裏手の階段を降りると岩の正面に出ます。アプローチはらくちん。



2016年3月4日金曜日

隙間@大丹波ボルダーから、北秋川ボルダー


ずいぶん前から掃除しっぱなしになっていた大丹波ボルダーの隙間がありました。掃除しっぱなしで登らないのは良くないので、ダイバーさんとトライ。

じゃんけんで勝って先攻です。



正直言って、ビビりました。難しくはないですが、アームバー、チキンウィング、ヒル&トー、Tスタックと、ワイドクラックの基本技術各種が要求され、楽しいです。奥多摩におけるワイドクラック・ボルダーのスタンダードと言っていいのではないでしょうか。高さがあるので緊張感もあって、嬉しさ2倍です。今後ワイドクラックをやっていくのであれば、上部も外に逃げずに中を突破できないといけないのだと思います。怖いから無理でしたけど。

ダイバーさんも一撃して、目標を達成したので、あとは北秋川ボルダー。

まずは、以前掃除した、丸い岩。


マルガリ的な奮闘マントル課題になるかと思いきや、以外と簡単でした。

次は、そのすぐ後ろのかぶった岩。


右下の石が邪魔でスタートでもじもじしましたが、ダイバーさんが直上で完登。僕は敗退。

次も、以前掃除した丸い岩。


スタートのホールドが少々中途半端な位置ですが、地球の歴史を感じさせてくれるスタートということで、ここです。


上流のエリアにもあった、石灰岩の中にめり込んだ何か。


玄武岩?このホールドのフリクションを頼りに離陸するのが厳しく、どはまりしかけました。ダイバーさんがナイスムーブを発見して、完登。僕も真似して初手に成功。しかし、マントルが思いの外難しくて、そこでもどはまりしかけました。なんとか完登。

今回登った岩の中で一番期待していなかった岩ですが、一番面白かったです。やってみないと分からないものです。

最後はお決まりのコース、カバくん。


頭がついてますよー。

僕も一緒にマシンガントライ。最後に再登に成功しました。何度やっても難しいし、登れると嬉しいです。カバくんは第3登まで出ていてこの周辺のエリアでは最も登られている課題です。

いい一日でした。

2016年1月17日日曜日

《ワイルドハート》RP@障子岩から、北秋川ボルダー

------障子岩を訪れる皆さんへ------

岩場でホールドにティックマークをつけ、それを残すことがどう評価されるかは、岩場によって異なるでしょう。何日もハングドッグを繰り返してジムナスティックな身体運動の限界に挑むことが目的となっている岩場では、ホールドを明確化する行為として歓迎されることもあるかもしれません。

障子岩は、そうではないクライミングを求める人も集まる岩場です。粉まみれの岩から自分でホールドを探し、ムーブを考え、岩と向き合う時間を求める人がいます。複雑なムーブを読み、初登者の体験に思いを馳せる人がいます。

ホールドにティックマークを残す行為は、そのようなクライミングの楽しみを奪う行為です。障子岩では、ティックマークは消して帰ってください。

分かっていても消し忘れることがあることは理解しています。僕の場合、RPの成功で高揚しているときや、失敗の悔しさにつつまれているときや、解決できないムーブのことで頭がいっぱいのときなど、つまりほとんどの場合、ティックマークを消すことは意識の外に飛んでしまいます。障子岩でも、ティックマークを消し忘れたことが何度もあります。ですから、ティックマークを消し忘れることを非難する資格はありません。

でも、消し忘れがちだからこそ、ティックマークを残さないという意識を強く持ちたいと思っています。みなさんも同じように思ってくれると嬉しいです。

より多くの人に、より豊かなクライミングを。よろしくお願いします。

------以上------


障子岩でクライミング、いつものパートナー松氏と一緒。

踊る蒟蒻

前回掃除した《ワイルドハート》(5.11a)をRPしました。下部は、離陸と初手の強度の高さ以外は、素直なムーブです。上部がこのルートのハイライト。ハラハラドキドキの素晴らしいムーブを味わえます。全長20m、登りごたえのあるルートです。《穴》、《デルパワーX》、《ワイルドハート》、一かたまりのこれらのルートは、どれも個性的で、とても面白いです。《デルパワーX》と《ワイルドハート》の間の《インタールート》はどうでしょう?文字通り両ルートの間に後から付け加えられたルートで、少々混み合っています。

目標を達成したので、12時ちょうどに撤収。北秋川ボルダーへ向かいました。石灰岩です。

一番手前のハート型の岩。

ハート型の岩

(1)右下のガバからSD、右抜け。

(2) 左のハングSD。大きなムーブで楽しい。

(3)右下のガバからSD、直上。この岩でもっとも簡単だけど、もっとも面白い。面白さの所以は、右上のホールド。

石灰岩に貼りついた石灰岩ではない何か。


例えるなら、テクニックのファットピンチのような、


うんこのような。地球の歴史を感じさせる一品です。

続いて、お隣のこの白いスラブ。

白いスラブ

(1)左手でカンテを使ってSD。

(2)右のアンダーからSD。

(3)カンテを正面突破は、掃除が間に合わず、敗退。

カンテ

次に、ガリバーの岩。髭を剃りすぎたのが痛恨のミス。ムーブとホールドの選択に迷いがあるがゆえ、実力不足でした。

ガリバーの顔

(1)右フェース、ガリバーの顎からSD。なかなか良い。

(2)左面のリップトラバースSD。今回一番苦労した。手数があって楽しい。

リップ・トラバース

(3)右フェースのさらに右を、ノーハンド。寝すぎておもしろくない岩は、ノーハンドとワンハンドの課題にすれば良いことを学んだ。




半日登るのにちょうど良いエリアでした。次回はカンテ正面突破。

2016年1月12日火曜日

《ワイルドハート》はじめ@障子岩から、《カバくん》完登@北秋川ボルダー

------障子岩を訪れる皆さんへ------

岩場でホールドにティックマークをつけ、それを残すことがどう評価されるかは、岩場によって異なるでしょう。何日もハングドッグを繰り返してジムナスティックな身体運動の限界に挑むことが目的となっている岩場では、ホールドを明確化する行為として歓迎されることもあるかもしれません。

障子岩は、そうではないクライミングを求める人も集まる岩場です。粉まみれの岩から自分でホールドを探し、ムーブを考え、岩と向き合う時間を求める人がいます。複雑なムーブを読み、初登者の体験に思いを馳せる人がいます。

ホールドにティックマークを残す行為は、そのようなクライミングの楽しみを奪う行為です。障子岩では、ティックマークは消して帰ってください。

分かっていても消し忘れることがあることは理解しています。僕の場合、RPの成功で高揚しているときや、失敗の悔しさにつつまれているときや、解決できないムーブのことで頭がいっぱいのときなど、つまりほとんどの場合、ティックマークを消すことは意識の外に飛んでしまいます。障子岩でも、ティックマークを消し忘れたことが何度もあります。ですから、ティックマークを消し忘れることを非難する資格はありません。

でも、消し忘れがちだからこそ、ティックマークを残さないという意識を強く持ちたいと思っています。みなさんも同じように思ってくれると嬉しいです。

より多くの人に、より豊かなクライミングを。よろしくお願いします。

------以上------

久々の障子岩、いつものパートナー松氏に加えて、やまとも一緒。ここのところ、障子岩にはいつも他のパーティーがいましたが、今回は貸切でした。

パワー&ストレッチのやまと

《ワイルドハート》。ホールドはコナコナ、ジャリジャリ、掃除しながらなんとか中間部のワイドクラックの入り口まで到達したものの、ギブアップ。上部のお掃除は松氏にお任せしました。下部は、この壁面に多く見られる指に優しいポジティブなポケット。上部の奥行きの浅いワイドクラックは、ワイド登りを許してくれるのか、レイバックか、登るのが楽しみです。

虫歯で腫れた顔を岩で冷やす人

早々に撤収したのち、北秋川ボルダー。《ワセリナー》は下地が悪化しており、勇気が必要。ムーブを思い出すこともできませんでした。もしかしたら、使ってた右手アンダーが欠けてるかも。

ワセリナー

僕が最初に《ワセリナー》の岩を見たのは2013年。そのとき、下地には流木は一本もなく、とても厳しいものでした。それが、2015年2月に再び訪れると、増水で大量の流木が流されて来て、ずいぶんマイルドになっていて、ダイバーさんに声をかけて挑んだのでした。そのときにダイバーさんは、二日間で、雨さえ降らなければ一日でも可能であったであろう素晴らしいクライミングで、見事に仕留めてくれました。そしてまた2015年夏の増水で、詰まっていた流木は多くが流されてしまい、2013年ほどではないものの、再び厳しいものになっています。登り時を逃した感があります。

《水滴穿石》の一帯は、上から覗き見た限り、下地が完全に水没しているようでした。この一帯は、2013年には下地がぎりぎり認められたものが、2015年2月には砂利が運ばれて来て立派な陸地が作られていました。《ワセリナー》とは逆に、こちらは短い登り時を捉えて登ることができたようです。

カバくん

《ワセリナー》の岩のすぐ脇に設定された《カバくん》は、2015年5月に僕が設定し、同日48さんが初登しました。京都の笠置にワニワニという逆上がりマントルの課題があり、それがフォンテーヌブローのCrocodileという課題のオマージュであると知った時から、奥多摩にも同じようなものができないかと考えていました。そんな中で発見したのが、この岩です。その時は僕は敗退し、その後、松氏らとともに一度訪れたものの再度敗退。今回、ようやく完登することができました。初登者の48さんは4級と言ってますが、大きな声で異議を申し立てたいです。平べったい形状からいっても、容易に岩を両足で挟める笠置のワニワニより厳しいのではないかと思います。京都までグレードの確認に足を運ぶ必要があります。3段クライマーやまとも、苦労の末に完登。松氏は宿題となりました。

2015年6月8日月曜日

障子岩から北秋川ボルダー

障子岩でクライミング、いつものパートナー松氏と、新撰組の弟子と一緒に。のつもりが、もろもろの事情で僕は一人で北秋川ボルダーへ移動しました。

まずは、山の方で目を付けていたカンテの課題。想像と違い、崖の上で大きく振られることになりました。


下地と、リップの鋭いエッジにびびってなかなか登れませんでしたが、覚悟を決めて完登。登る技術よりも着地の技術を問われる課題です。こんな地味な岩でも大きな充実感を得られるのですから、下地は偉大です。

それから、松氏&新撰組の弟子と合流して、河原へ移動し、《カバくん》。


本気のセッションを繰り広げたあげく、敗退しました。これは難しい。最後は、《水滴穿石》で、松氏のトライ中に川の魚を観察して、終了。1日楽しめました。《カバくん》はぜひとも登りたい一本です。

2015年5月7日木曜日

《ペトロレアム》、《走るエロンチョ》、《カバくん》@北秋川ボルダー

48さんが使い古したロープをくれると言うことで、ついでに北秋川ボルダーで一緒にクライミングです。ハセさん、シュンさんもご一緒でした。

《水滴穿石》は皆さん下部スラブで敗退。強い人たちが立て続けに敗退しています。かなり特殊な分野なので、コツを得るまでは難しいようです。《びっくり箱》の岩は、早々に左カンテに出るラインを取ると随分簡単に登れることが分かりました。僕が登ったときは曲面を直上しています。

《腹ジャム》左の不可能と思われたマントル課題を、ハセさんが完登し、《走るエロンチョ》としました。

走るエロンチョ

《ワセリナー》の岩では、右ハングのラインを登りました。《ペトロレアム》です。力を要するガバのハングから、マントルを返して、フットホールドが(苔で)限定される高いスラブを上がる、緊張感のある好課題となりました。満足。でもやっぱり、隣の《ワセリナー》を登りたいです。

追記(2016.03.14):右ハングのラインはRCTさんが既に登られていたようです。当然予想すべきことでした。

最後に、《ワセリナー》の岩の左の小さな岩に課題を設定しました。こちらは48さんが完登。《カバくん》です。

カバくん

見ていてもなぜ登れるのか分からない、素晴らしいトライでした。

2015年4月27日月曜日

《檜原御殿》@障子岩&北秋川ボルダー

ひさびさの障子岩でクライミング、いつものパートナー松氏と。3パーティー、9名の大盛況でした。二子と小川山のシーズンの合間に遊びにきておられるようです。

まずは若者を北秋川ボルダーにご案内。《水滴穿石》をあっきーが登りました。新撰組氏もいい感じでしたが、完登にはいたらなかったそうです。頃合いを見て、我々は障子岩へ。

まずはこの時期は既に暑い南東面で、《ジェラシー '95》をナチュラル・プロテクションで登る試みのSDバージョンをやってみました。最初のプロテクションも登りながら苦しい体勢でセットすることになるので、充実しました。《ジェラシー 2015》ってことで。

それから、《バルジ大作戦》(5.10d)のオンサイト・トライ。中間部でホールドがはっきりせず、行きつ戻りつ粘った末に、どうにか見えないホールドを指先で探って発見して、突破に成功し、オンサイト成功かと思いましたが、弱点を追って登ったら隣のルートに迷い込んで、失敗でした。ラップ・ボルトのスポルト・ルートのオンサイト・トライでは、岩の弱点を読むことより、初登者の設定の意図を読むことの方が大事なことなのかもしれません。また次回やります。

次は、襖岩で《檜原御殿》(5.10d)のオンサイト・トライ。中間部でホールドを失い、あえなくテンション。視野を広く、大胆さを持って登らないといけませんね。2回目でホールドを発見し、3回目でRP。短い中にムーブが凝縮していて、とてもいいルートでした。下から見るとしみ出しで汚れて見えますが、登ってみると使うホールドは意外と綺麗です。この岩でのオンサイトは難しいです。チョークがついていないのは言うまでもないのですが、それ以上に、フットホールドに黒い粉が乗っていて、登りながら上からは目視できないのです。目の高さの壁面にフットホールドを探しながら、場合によっては掃除しながら、登らないといけないのかもしれません。

目的の《アーバンテイスト》はしみ出しでコンディションが悪く、新しいルートのオンサイト・トライに切り替えました。結果はどれも旨くいきませんでしたが、とても勉強になりました。粉まみれのこの岩では、学ぶことが本当に沢山あります。

最後は、再び北秋川ボルダーで、《腹ジャム》と名付けたオフウィズスのボルダーを4往復くらいして身体をいじめて帰りました。充実した一日でした。

2015年3月27日金曜日

Trilogyの完成 ハイボルダー、ハングしたスラブ、曲面ボルダー@とあるボルダー

前回、おしいクライミングを繰り広げたとあるボルダーへ、ダイバーさんと再度乗り込んだ。

まずは、前回雨で中断したハイボルダー。僕がアップをかねて下部でああでもないこうでもないとしていると、ダイバーさんがなんだか気合いを入れて登りはじめ、この日の1回目で成功。ナイスクライミングでした。以前僕が登ったハングしたスラブに続いて、このエリアの三部作の2つ目に成功。

前回の写真

僕には持てなそうなホールドを持てているのもあるんだけど、それ以上に、それすっぽ抜けたらどこに飛んで行くんですか?っていう不安定な体勢をあの高さと下地でやってのけるのが凄い。ランディングの技術の違いですね。僕は、その後、ダイバーさんとは違うチキン専用ムーブで数トライをしたものの、高さに慣れることができず、腕もパンプしてきて、終了。

移動して、ハングしたスラブ曲面ボルダー。ここは凄く良いところ。川が曲がるポイントで他から見えない閉ざされた空間で、流れる川の水は澄んでいてで、大きな魚が泳いでいて、いろんな種類の鳥の鳴き声が聞こえてきて、ボルダーは難しい。

すぐお隣なので、気分を変えつつ交互にトライ。

まずはいろいろ苦労したあげく、ハングしたスラブの再登に成功。やっぱり、簡単ではない。《水滴穿石》と呼ぶことにします。「みずしたたりていしをうがつ」と読みます。センスがないなりにクライミングを続けてよかったと思わせてくれた課題です。



お次は、前回最後にすこしだけ可能性を感じた、曲面ボルダー。コンディションに振り回されて苦労したものの、なんとか前回の可能性を感じたポイントまで到達した。しかしそこからがまた分からない。

曲面ボルダー

浅いへこみにガストンを出してみたり、右の薄いエッジに手を出してみたり、いろいろ試みるも、不安定な体勢で保持できるようなホールドではなく、ことごとくだめ。かくなる上はと、一歩上がってリップ上のガバに向かって飛び出してみた。そしたらなんと、十分に可能性を感じる高さに手が伸びた。これで一気に完登に向けた機運が高まって、ガバに向かって跳びまくり。でも、ハング下に潜り込んでいるので、リップの上のガバは一切目に見えず、なかなか掴めない。これは厳しいかとも思い始めた頃に、見えないけれどとにかく遠くに跳ぶことを意識して、ガバを掴んだ。こちらの課題は《びっくり箱》と呼ぶことにする。ダイバーさんも完登。



これで、このエリアの3部作が完成。3つとも、どこに出しても恥ずかしくない良い課題だと思う。楽しい一日でした。ダイバーさん、ハイボルダーにカッコいい名前を付けてください!《水滴穿石》も登ってください!

そうそう、空いた時間に《水滴穿石》の左のワイドクラックを登った。とっても勉強になった。一日一回登りたい。

○追記
《水滴穿石》は、初登時はマットなし、サッカー用の脛当てありで登りました。下地が平らな砂利なので、マットの有無でグレード感の相違はありません。段差ができない分、ない方が安心です。最初から脛当てなしで登ると1グレード難しく感じるかもしれません。

2015年3月24日火曜日

ハイボルダー、ハングしたスラブ、曲面ボルダー@とあるボルダー


長野からダイバーさんの参加を得て、とあるボルダー、ハイボール!

アプローチで迷いつつ(ダイバーさん、ごめんなさい)、ハイボルダーに到着!

どこかでアップしますか?と聞いてみたら、いきなりハイボルダーをやっつけるとのお返事。ダイバーさん、変態ですね!

で、お言葉通り、テキパキとムーブを解析して、ダイバーさんは早々に完登態勢に入りました。

僕はというと、ダイバーさんのレスト中もあーでもないこーでもないと散々ムーブを探った末に、結局解析失敗。

難しい!そして怖い!大量の流木が詰まって下地が良くなったとはいえ、斜めだし、マットからはみ出したら流木の斜面を転がり落ちて擦り傷だらけになりそうだし、斜面の下には水たまりが見えるし。心が弱いのでメンタル問題によりムーブ探りが全然進まなかった。

僕が悪戦苦闘する最中にレストを済ませたダイバーさん、いよいよ完登に向けてトライ開始!というタイミングで予想外の雨が降り始めて、終了。次回は行けますね!

仕方がないので、雨宿りののち、雨でも濡れないハングしたスラブと、曲面ボルダーへ移動。

まずは、前回僕が完登したスラブ。ダイバーさんは期待通り打ちのめされてくれました。うれしー!


それから、曲面ボルダー。これは難しい。なんとかなりそうでなんともならない。ステミングから入って、いろいろ工夫して、いろんなムーブを試してみても、最後は必ずハング下に張り付いて身動きがとれなくなるお決まりのパターン。


でも、最後はちょっと可能性を感じることができた。次回に期待。


○ハイボルダーのムーブメモ

数手進めた左手サイドプル、右手アンダーから、左足ガバフットホールドで、左手を突起ガバ。右足を一歩挙げて、右手をちょっと上のアンダー。左足を上げて、右手カチ。右足を見えない水平エッジに上げて、左足を左に上げて、右足スメアで、左手ガストンへのデッド。ここは、まずは下引きのイメージ。右足を右のガビガビエッジに移して、左手をガストンに持ち替えて、右手を右上。

この右上のホールドを探るのが次回の課題。


○曲面ボルダーのムーブメモ

ステミングで入って、左手親指&右手ガストンで、足をちょこちょこ上げて、左手アンダー、右足をクロス、左足を上げ。で、右手を右のカチに出してみよう。

2015年3月6日金曜日

スラブからハング@某所ボルダー

前回掃除したスラブを登りに行った。

前回の掃除のときの写真

岩のど真ん中の穴から染み出しがブシャーっと出てたけど、ムーブには支障はなかった。かなり苦労して、これは一日では無理、いや、一人では無理かとも思ったものの、途中で右のステミング課題と左のマントル課題に浮気しつつ、登攀意欲を高めて、帰りのバスの時間ギリギリで完登。上部はランジかと思ったけれど、飛び出す足とは反対側の足がかろうじて壁面に残った。

右足が残ったことで、上部のムーブはさほど厳しくはなく、水流で磨かれた石灰岩のツルツルの面にスメアする下部スラブが核心となった。スメアリングの二歩が厳しく、意外な発見があって打開にいたった。その発見と、その発見の勢いに乗っての上部ムーブの解決は、とても素晴らしい体験だった。

大変な思いをして掃除をして本当に良かった。

なお、下降は左のチムニー。ワイドクラックの経験のない方はとっても怖い思いをするかもしれない。その場合、上部に抜けて左から大回りして降りてくることを推奨。右の石垣は脆い上に下地が悪いので、下降に使うのは危険。

右のステミング課題と左のマントル課題は、本命のスラブの比ではない難しさだった。また行きます。

2015年2月24日火曜日

まずはお掃除@某所ボルダー

日曜日は障子岩でクライミング!と気合いを入れて、降り始めの予想時刻が早まっていたので6時集合で登る時間を確保する作戦。

6時、外は小雨。いつものパートナー松氏から中止の連絡。

7時、雨はやんだ。これは一日降らないパターンと読んで、岩掃除へ向かった。

目的の岩までちょっと遠回りをして、散策。

以前発見したものの下地が極悪で手を付けていなかったハイボルダー。なんと、数度の台風の仕業か、流木が詰まっていて、登れないことはない下地になっていた。後ろから上に回って下をのぞくと、超高くて怖すぎる。その上リップも甘いんだけど、ちょっと右に逃げるのが自然なラインで、それだったらマントルも問題ないかも。直上はやばい。


で、本題のスラブ。バケツで水をかけて、デッキブラシでごしごしこすっての掃除。むかし道ボルダーでの経験から、この手の水流に磨かれたツルツルの石灰岩は、水で濡らして擦るのが一番効きます。スラブからのランジまたはダブルダイノか。


ついでに、この右奥も掃除。大きなスクープ状をステミングで、リップに手が届くか届かないか際どいところ。


もひとつついでに、左のホールド絶無のマントル課題。


バケツで水をかけての掃除と、上から懸垂しての掃除で、おおいにはかどった。掃除だけのつもりだったけど、綺麗になると登りたくなるもので、タオルで拭いて、本題のスラブをちょっとだけやってみた。前回は一歩も進めなかったところが、今回は一歩前進。

ここに立ちます。


左カンテに活路を見出せるかもしれない。そこから先は濡れていてムーブを探れなかったので、次回の課題。