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2015年9月18日金曜日

フリーファン #62 三峰・太陽寺エリア

フリーファン62号(2010年)。

松氏に、三峰のトポを持っているかと問われ、引っ張りだしてきました。メインは、「日本の岩場を斬る」、三峰・太陽寺エリアの案内です。かつては、Bブロックと呼ばれていたエリアです。ちなみに、シルクハット等がある光岩小学校エリアは、Cブロック。

三峰ボルダーは、「秩父三峰ボルダー街道」として、岩と雪108号(1985年)ではじめて紹介されました。AブロックからDブロックまでに渡る、長大なエリアです。

渓谷のボルダーの宿命、下地の変化や、岩自体の変化、移動、消失などなど。岩と雪108号では、「ボルダー街道の象徴的存在」として紹介されているBブロックのホワイト・ハングは、跡形もなく消え去っているそうです。舳先カンテ、積木岩、指紋岩等は完全に水没。

ちなみに、アプローチは、2010年時点の情報では、クラッシュパッドを背負っての懸垂下降、帰りはユマールです。日本ボルダリングエリア(上)では、そんなことは一言も書かれていませんでしたが、今も変わらないのでしょうか?

1985年には既に登られていた《ダイレクト大晦日》や、2003年に初登された《重き流れの中》は、魅力的です。一度訪れてみたいものです。

その他いろいろ。

○MADE IN JAPAN 国産ホールドVOCKの長谷川勘太郎氏
とてもいいインタビューです。

○ビレーグローブ

○「降りること」と「登ること」 ある36歳のヨセミテボルダリング・ソロツアー 萩原良平

○Isle of Miyake 榎戸雄一

○長崎県・竜頭泉ボルダー 牛澤敬一

○河又の岩場 解禁記念登山道整備イベント
鍾乳洞に続く山道の整備のための木材をクライマーがボランティアで担ぎ上げたという話し。その登山道も5年であれだけ荒れるんですね。

2015年1月4日日曜日

二度目の三峰ボルダー

やまちゃんと三峰ボルダー。リップ上には雪でした。

どくろ岩黒本48番《カンテ右》(2級)。高い位置のマントルが難しい。敗退。

横転したと思われる人の字岩の川側のマントル課題を完登。御岳のオレンジのマントルと左右対称だった。スタートのスローパーがとってもいい。なかなか苦労したけど、ムーブが分かってしまうと何度でも登れる。マントルのセオリーが分かりません。

シルクハット《手品師》(初段)は下地が下がって離陸不能。

どくろ岩の下流面の隙間を掃除してトライ。隙間が閉じたところの両脇にハンドジャムでスタートして、川と反対側に抜ける設定。超絶難しかった。両足をルーフにフックしてぶら下がって、上半身を反転させて外に出すところまではいったけど、その後が続かなかった。敗退。反転するまでも、ムーブの順序を間違えるとつながらない。とっても面白い。

やまちゃんが《一輪車》と《涼しいマントル》をさらりと完登したところで、《ひも》の方に移動。

黒本13番の《チムニー》(8級)は、アプローチシューズで登れるけど、苔&雪で怖かった。

草もち岩《ペタシ》。ちょっと苦労した。岩が傾いて簡単になったと言う話だけど、それでもとても面白い。

《ベロンチョ凹状》。こちらも簡単になっていているけど、面白い。

《左カンテ》は黒本では5級だけど、ちょっと難しくなったみたい。緊張感があってとてもいい課題になってました。

ゼブラ岩《上級者への登竜門》。3級は甘いかな。でもなかなか面白い課題。

《ゼブラスラブ左》。これも3級は甘めか?とっても面白い。

《ゼブラカンテ》(1級)はスタートが左の岩の上なのか、下の地面なのかが分からなくて、下の地面からやったらとっても難しかった。離陸だけ成功して、敗退。

といったあたりで終了。もりもり登って楽しかったです。どくろ岩の隙間が宿題になってしまったから、また行かないと。よろしくお願いします、松氏。

2014年10月27日月曜日

《一輪車》&《池田カンテ》&《岩と岩の隙間》完登@はじめての三峰ボルダー


いつものパートナー松氏&湯teaと、はじめての三峰ボルダー。自宅から2時間ちょっとといったところか。ねらいは《一輪車》。

三峰ボルダー

三峰はとても良いボルダーエリアだった。静かな河原にスケールのあるボルダー。絶妙なフリクションを活かしたスローパーが印象的な課題たち。

まずはアップでどくろ岩。日本ボルダリングエリア(上)では、とぐろ岩となっている。黒本が入手困難になりつつある現在、この岩はじきにとぐろ岩になってしまうのだろうか。黒本44番、45番の区別がつかなかったので、両者の間を(というか両方を使って)登った。それから、43番(3級)一撃。アップに最適

そらから、《おじゃま足》(3級)。ライン取りがイマイチ分からないんだけど、右カンテ課題として登ったら、3級くらいだった。左フェースは離陸困難。打ち込めば出来そうな予感はしたし、登れれば楽しい予感もした。50番(1級)もちょっとだけ触ったけど、なかなか厳しかった。

それから、本題の《一輪車》

どーーーーん

7回くらいで登れた。見た目も、ムーブも素晴らしい課題だった。下部がスラブ状になっていて、スリップして落ちたらちょっと怖い感じもいいスパイスになっている。最初に左カチを取りに行くときは、ドキドキ。とにかく良い課題。グレードは黒本だと初段、日本ボルダリングエリア(上)だと二段。しかし、初段が限界の僕が10回かからず登れたって事は、1級くらいかな?ベストコンディションのこの日の状態だと、かなり登りやすくなるようです。スローパーだし、左手のカチは滑るし、コンディションがこの日程良くなければ初段になるでしょうし、真夏の真っ昼間のスローパーに直射日光が当たる中で登れば二段にもなるでしょう。

目標を達成したところで、同じく《一輪車》に打ち込む湯teaの戦いを観戦しつつ、すぐ後ろの人の字岩へ。

人の字岩?

しかし、トポの課題と現状が一致しない。68番のスラブ(2級)はスラブじゃない。69番の《人の字凹状》(1級)は10級。70番の《白いカンテ》(1級)はカンテじゃない。横転したようです

人の字岩マントル

川側にマントル課題を設定してトライしてみたら、難しかった。



結局登れなかったので、また次回。

合間に、課題見学。《春と修羅》は完全水没。水深2mといったところ。《リガルマ》(1級)というマントル課題がなかなか面白そうだった。

湯teaの《一輪車》を待つ間、お隣の《池田カンテ》(1級)もやってみた。カンテ上にラップで右手を出すところで落ちると、下部のスラブ状と右の一段下の間に落ちそうで、ドキドキ。一歩を踏み出す勇気が気持ちいい。右手ラップから左手クロスを出そうとしたら、右手が邪魔で良いところを持てず、右側に落ちること数度。閃いて右手をできるだけ上、左手を下にしたら、うまく行った。そこから右手を再度ラップで出すところが、これまた怖い。良い足がないので、キャンパ気味に足を切ることになる。とまるのか、とまらないのか、不安なまま飛び出す勇気。ラップがとまったら、も一度キャンパ。ここまで来ると吹っ切れてるので、迷い無く飛び出せた。完登。とても良い課題。見事《一輪車》を完登した湯teaも参戦したものの、下部でリーチが厳しく敗退してた。

湯teaの《池田カンテ》を観戦しつつ、僕は次の目標へ向けて、再度アップ。こんなの登った。

シルクハットの後ろ

めちゃ楽しかった。



マントル10級。

で、この日の朝早々に発見していた次の目標はこれ。


横から見ると、これ。


間に詰まっていた流木を除去して、へばりついていた苔を落として、トライ開始。

スタートはダブルフィストのリービテーション。両足を上に突っ込んでぶら下がって、両手を離したら、ハンド&フィストのリービテーション。ここまでは、予想通り。しかし、その後が長かった。いくら考えてもムーブが分からず、ぶら下がっては落ちることの繰り返し。



ようやくムーブを発見した頃には、あたりは薄暗くなっていた。結局、下半身は意外とシンプルに、上半身は予想外の工夫を凝らしたムーブが完成し、薄暗い中、渾身のトライを繰り出し、完登。

いやはや、難しかった。でも、ムーブが全然分からず苦労するものの、分かってしまえばさほど力を必要とせず登れてしまうって言う、この手のボルダーを登るときのいつものパターン。経験不足ですね。

《涼しいマントルSD》(初段)でグレード更新狙いの湯teaは、ムーブもでき上がっていい感じだったけど、よれ落ちして敗退。かなり惜しいところまで行っていたようです、僕は挟まるのに忙しくて見てなかったけど。

撤収時にはすっかり暗くなっていました。帰りの崖登りが一番辛かった。

あれ?松氏は何してたっけ?