2026年5月25日月曜日

三度目の太刀岡山・下部岩壁、《スタイルは良いのだけど》に手を出した

前回もものすごく楽しかったので、三度目の太刀岡山・下部岩壁。

例によって《これでもか》(5.10a/b)でアップ。何度登っても良いルート。

それから、《ビッグバード》(5.10d)でアップの続き。前回はチョーク跡があったけど、今回は綺麗さっぱり消えていた。それが原因かどうかはわからないけど、前回とは違うムーブで登ることになったような気がする。

で、このエリアで残っているのは、真ん中あたりに並ぶの5.12クラスの4本と、その左のボルト感覚が遠くて怖そうな《ノット・アーティフィシャル》(5.11a)(実際は5.11cくらいじゃないかという噂)。で、怖そうなのは回避して、4本の中でグレード的には一番やさしい《スタイルは良いのだけど》(5.11d/12a)をやることにした。で、これは強烈だった。

1回目。下部のボルト感覚が遠いんだけど、登ってみると納得。3本目のボルトまで到達して、ムーブが全然わからず終了。

2回目。3本目のボルトからエイド混じりで4本目のボルトに到達して、這々の体でトップアウト。4本目直下のムーブが不明であった。

3回目。それらしいムーブを思いついた。強引な左足上げと左手のフリクションホールドの我慢と右足の抜けそうなスメアリングと、渾身のデッドポイント、という感じか。

といったところで終了。またこんど。

以下、曖昧な記憶に基づくメモ。

《スタイルは良いのだけど》5.11d/12a

スタイルは良いのだけど

コーナーでレストポジション
1 A下引き
2 B左足ガバ
3 C 左手甘いポケット
4 D右足スメア
5 A右手サイドに持ち替え
6 E 左手斜めエッジ
7 F右足面にヒールフック
8 G 右手、二本指ポケット
9 H右足、右の粒
10 I左足、左の粒
11 J右足、斜めエッジ
12 K左手、モコモコ
13 A右足(だったような気がする)
14 L右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
15 J左足
16 M左手斜めエッジ
17 C左足、強引に上げる
18 N左手三角形のフラットホールド
19 O右足、スメアリング
20 P右手唯一の良いポケット
クリップ
足がわからん
21 Q左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド
22 R右手、サイドポケット
たぶんKに左足
23 S左手ガバフレーク
ここでクリップしたいけど厳しい。次に進んだ方が良さそう。
24 T右手エッジフレーク
ここで左足を水平の四角いフットホールドだったような気がする
25 U左手下引き(長いホールドの中間部)
26 V右手斜めエッジ
左手をリップへ

ところで、スクワマ・ヴィーガン(39H)の右足に穴が空いた。もともと《アラベスク》だけのために買ったので目的は達しているんだけど、リード用には最適だったのでリソールに発送した。帰ってくるまでたぶん2か月弱。それまでどうするか?

2026年5月18日月曜日

ニ度目の太刀岡山・下部岩壁

前回ものすごく楽しかったのでもう一度行ってきた。

まずは《これでもか》(5.10a/b)でアップ。右のクラック状カンテに吸い込まれそうになるけど、左のカンテに手を伸ばして両手の抱え込みで登ると、フットホールドをうまく拾えて、都合が良い。すべての岩場にこんなアップルートが欲しいと思うような良いルート。

次は《パクリ屋》(5.10c)。中間部のアーチ状クラックが印象的なルート。下から見るとその部分以外はホールドがはっきりせず、ムーブが読めない。しかし、登ってみると核心はそのアーチ状クラックのフットワークだったように思う。アーチ状クラックの上は右にも行けそうだったけど、左を選択した。結構リーチだよりのムーブになったので、リーチのない人は右が良いかもしれない。オンサイト。なかなか良いルート。

で、《太刀》(5.11a)。前に来たときに山森さんが登っているのを見て、左手の遠いホールドを取るのが良いと知っていたが、下から見上げてもそのホールドがどこにあるのかは見えなかった。右足の高いフットホールドを頼りに逆足で取りに行くことになりそうという目算を持って、取り付いた。下部からライン取りとムーブの選択に悩まされつつなんとか懸案の遠いホールドが視界に入るところまで来たら、やっぱりずいぶん遠かった。でも、手前のブラインドホールドは思ったより良いガバでありがたい。意を決して左手で何もないカンテをガストンでおさえて右足を蹴って遠いホールドに手を伸ばしたら、届いた。届いたは良いものの、次の足の置き場がいまいち。左足を高いところにクロス気味に入れるムーブを選択したけど、そのフットホールドにロープが引っかかっていて、置けない。しょうがないので、手前のブラインドホールドガバまで戻って、ロープをどけて、再度やり直し。今回はロープを避けて左足を置くことに成功して、その先もバランスが悪かったけどなんとか乗り上がった。あとは頑張って、オンサイト。これは良いルート。

なんだか、スポーツルートらしい動きが自然と出てくるようになってきたような気がする。

それから、トポにはない右の壁の《はじめの一歩》(5.11a)。比較的新しいルートらしい。でも終了点のロープは結構ボロくて、正体不明のルート。上部で傾斜が落ちた先がどうなってるかわからなくて嫌な予感がしたのでヌンチャクを多めに持っていったら、予感は的中し長いスラブが続いていて、ボルトは9本。まだ埃っぽいところは残ってるけど、結構面白くて良いルート。オンサイト。

最後はまだ登ってなかった右の方の《阿行小》(5.10b)ボルト2本目までが結構登りにくかった。上部はなんだか現代的な感じもして、面白い。アップには向かない気がしたが、もしかしたら2本目までももっと良い登り方があるのかもしれない。

といったところで終了。

気温25度、風は前回ほどは通らず、結構暑かったけど、楽しく登れて最高だった。

残るルートはボルト感覚が遠くてヤバそうな《ノット・アーティフィシャル》5.11aと5.12のルートのみ。

また今度。

2026年5月11日月曜日

太刀岡山・下部岩壁でいろいろ

太刀岡山の下部岩壁。ここは前にアラベスクの帰りにトップロープで一本だけ登ったような気がするが、ほとんど初めてみたいなもの。最近ボルトがきれいに打ち替えられて、終了点もカラビナ2枚の残置ありで、ありがたい。

《これでもか》(5.10a/b)

短いけど、良いルート。とても快適。朝の一本目にはすべての岩場にこんなルートがほしい。短さを度外視したら星をつけてもいいレベル。オンサイト。

《ビッグバード》(5.10d)

非常に良いルート。星付きも納得の面白さ。ボルト感覚は遠目で、慣れてない人は心細いかもしれないが、それを補って余りある面白さ。ライン取りを考えさせられるところとか、とてもいい。チョーク跡に助けられてオンサイト。

《大ちゃん?クンクン?》(5.10a/b)

100岩だと、左から《これでもか》、《ビッグバード》、《大ちゃん》、《クンクン》となっている。菊池さんの関東周辺の岩場では、《これでもか》、《ビッグバード》、《クンクン》。いずれも《クンクン》はその右の《カバチ》と終了点を共有する。現状は、100岩の《大ちゃん》は消滅しているようだ。登ったのは100岩と関東周辺の岩場の《クンクン》。山森さんはこれが《大ちゃん》だと言ってたような気がするが、どうだろう?

内容はこれも面白かった。上部は左のクラックに行くべきか右側だけでは登るべきか、迷った。結局使わず登った。終了点が下がっていて、終わり方が中途半端ではある。カンテ上のスローピーなフットホールドに両足で立って微妙な態勢で終了点でクリップして終了になった。本来はそこからスラブを数歩上がって終了だったんじゃないかと思う。現在はそのスラブは苔塗れ。

《カバチ》(5.11a)

これはとても良かった。右のコーナーと、左のカンテと、その間のフェースと。どこをどう登るか、ラインどりも考えされられる。山森さんは比較的左寄りを登っていたが、自分は右のコーナー寄りにラインを取った。終了点はクンクンと共通。もっと高いところまで登ったらなお良いルートになりそう。

《行けイノシシ》(5.11a?)

5.10cになってるけど、本当は5.11cなんだとか。で、登ってみると、中間部で大きく左に迂回してほとんど隣のルートに入るようなラインになり、それで5.11aくらいの感じか。下降中に見てみると、迂回したところは掃除すれば直上でも行けるかもそれないと思った。それで5.11cか?機会があればやってみたい。

《やめるじゃやめろ》(5.10d)

これもとても面白い。アンダーガバ角でニーバーをキメてノーハンドレストするのが楽しい。

《サイドワインダー》(5.10c)

これも面白い。

《NEO新人さんいらっしゃい》(5.10b)

このグレードにしては登りにくいが、ムーブがわかってしまえばグレードなりなのかもしれない。

というわけでモリモリたくさん登って楽しかった。これだけ登ってほとんど全部良いルートっていう岩場は稀なのではないか。また行きたい。

メモ:木陰で風が通り、非常に快適だった。午後は陽が入って、左側は暖かい。右側は緑が濃く、また風も通りやすいようで、ずっと涼しかった。


2026年5月7日木曜日

春日居砦の続きの兜山

兜山、二度目の春日居砦に向かった。

まずはアップで《一休さん》(5.10b)。オンサイトしたんだけど、身長が170cm以上あるとリップの先のスローパーに手が届く。170cm未満だとフィンガージャムから捨て身の逆手ハンドジャムになるらしい。どっちのムーブで5.10bなのか分からないのがグレード音痴の苦しいところ。

次はCragInfo山梨で紹介されている《落ち葉の囁き》(5.10d)。オンサイトしたんだけど、あとから見たらトポには「ぱっと見ホールドが見当たらない中盤は動きもテクニカルで面白い」と書かれていて、もしかしたら中間部の右のガバは使わない設定なのかもしれない。まあ、良しとする。ボルトはトポの記載より一本多かった気がする。注意。

https://cragboys.com/shop/user_data/kabutoyama_route#L-20250207


それから《モスラ》(5.11a)。「ハング越えのホールドはブラインド」との記載に気を取られて一生懸命に手を伸ばしてブラインドホールドを探してたら、眼の前の丸見えホールドを見落としていた。テンション。ムーブを確認して、二回目でRP。実質的には短いけど、大きなムーブで爽快。ボルトはトポの記載より一本多かった気がする。注意。

追記:デカいホールドが浮いているので、注意。

といったところでフィニッシュ。

なお、終日曇り空で、相変わらずまだまだ寒かった。

KB岩からピラフェス

コッシーとKB岩。

コッシーはゲート下ワイドボルダーで敗退して、下のフィストはオンサイトして(お見事!)、上のワイドは敗退してた。フィストが苦手らしい。フットジャムも改善の余地があるらしい。ムーブを練習してフィニッシュ。

それから、ピラフェス。

コッシーはバーブのパンツを買ってた。自分は、甲府幕岩のガイドブックとか東京粉末のチョークとかを買った。

そのあと2時間くらい登って、コッシーは前回敗退した秀逸な3級をあっさり登ったらしい。

で、山森さんのスライドショーは最高だった。

もっと頑張ろうと思った。まずは自力を上げねばなるまい。

かぶき揚げ@兜山ボルダー

 コッシーが鴉天狗を登りたいというので、兜山ボルダー。

しるべ岩の裏でアップして、まずはコッシーの鴉天狗。めちゃくちゃ硬い動きで落ちてたので、取り付く前にジョークを言ってリラックスするっていうナイスなメソッドを教えてあげた。ジョークがすべったショックで集中できないとか言ってたけど、4回くらいで登ってたと思う。お見事。

それから、石舞台に移動して、トラップハッピー(2級)に取り付いたけど、敗退した。

後ろの庭師の庭師(5級)は登れた。鶏カンテ(6級)はスタートホールドがガタガタ揺れてて今に吹っ飛びそうな上に奥の隙間にはムカデが住んでいるので、やめておいた。シザーハンズ(5級)は登れた。あげたて(5級)も登れた。かぶき揚げ(4級)は大変なものだった。もしかしたらムーブを間違ってたのかもしれないけど、めちゃくちゃ悪かった。全力を出して這々の体で完登をもぎ取った。コッシーは離陸もできず敗退。罠女とランデブー(4級)はライン取りを間違えて一回落ちて、二回目で完登した。

といったあたりで雨による湿り気も増してきたので切り上げて、ピラニア南アルプスへ向かった。

3級の秀逸な課題があったが、コッシーは敗退してた。

2026年5月5日火曜日

涼を求めて春日居砦でわ☓めちゃん@兜山

見上げる岩には陽がさんさんと差していて、これは木陰が良かろうということで、行ったことのない春日居砦を目指した。思惑通り岩場は新緑の木陰で最高だった。

まずはトリオ(5.10b)。下部は快適で朝の一本目に最適だった。上部で狭いコーナーに体をねじ込んだところでアレ?ってなって危うかったけど、なんとかこなしてオンサイト。

つぎは行雲流水(5.10c)。「こううん りゅうすい」と読むらしい。いろんな意味があるらしい。☆☆がついている。兜山の5.10台のルートで一番面白いという評価もあるらしい。下部はクラックを使っても良いのかどうか分からなかったけど、トポには何も書いてないし、ケチなことをしてもしょうがないので、使ってもよかろうと判断した。で、中間部で「足さばきに神経を使う」っていう記載の通りスメアリング地獄が現れた。スラブのために買ったスクワマビーガンに感謝した。オンサイト。確かにものすごく良いルートだった。ただ、甲府城のカブトワトブカよりも面白いかと言われると、判断に悩む。

で、わ☓めちゃん(5.11c)。一見したところ、下部はやさしく、上部のハングをどう超えるかが勝負で、取り付いてみるとそのとおりだった。トポには「ハングの左から回り込んで核心部をパスすることもできるが、ボルトの位置からは大きく離れてしまう。ルート名の由来でもあるクラックを使って正面突破したい」とある。ハング下の三角形の穴にはハンドジャムが決まり、そのすぐ上のアンダーは両手でマッチできる。問題はその先で、更に上のハングの右手のアンダーは甘く、ピンチも甘く、なによりフットホールドが乏しい。頑張って右手を伸ばせばクラックに手が届くんだけど、ジャミングは効かない。気合で甘いフィストをキメることはできるけど、フットホールドがないからキメたところでなんともならない。というわけで行きつ戻りつしてそろそろ諦めようかと思ったけど、ちょっと左の方を使わせてもらおうと思って、左のカンテを持って、一年前から自分中で大流行中のニーバーを左カンテにかけて、カンテの左手を送って、ニバーを頼りに右手をクラック方面に伸ばしたら、クラックの縁に届いた。あとはレーバックで頑張って完登。オンサイト。この登り方は「ハングの左から回り込んで核心部をパス」したことになるのかどうかは分からない。ボルトは常に両手の間に収まっているので、良いんじゃないかという気もする。でもトポのラインはハング部分で右に寄っているので、左のカンテを使わない設定なんじゃないかという気もする。自分の中ではこれが合理的なラインということで納得している。これでグレードが5.11cなのかどうかは知らない。なお、その後右寄りでも登れるかやってみたら、もう少し取り組めはムーブは見つかりそうな気はした。チャンスが有ればそっちも進めてみたい。


追加:やっぱり左のカンテは使わない設定と山森さんに教えてもらった。でも使っても十分面白いよ。

メモ:晴れのち曇り。気温は20度弱(たぶん)。木陰で涼しく、登るときは長袖Tシャツと半袖Tシャツ。ビレー時はその上にネルシャツ。非常に快適だった。不快な虫も少ない。兜山のベストシーズンは実はいまという可能性ある。春日居砦は広葉樹。杉林はその一段下まで。この時期はモコモコが上から降ってくる。カエデの木もあり、秋の紅葉も楽しめるかもしれない。


2026年4月16日木曜日

桜吹雪クライミング@兜山で壮年ナイフ

兜山。

いつ雨が降り始めてもおかしくない雰囲気で、いつでも撤収できるように壮年ナイフ(5.11d)にトップロープをかけてムーブを探ってしまいましょうという堕落したスタイルのクライミングをやってきた。右隣の一本ほうとうを登って、その終了点から壮年ナイフの最終ボルトを経由して、支点を構築できた。ラッキー。

で、その壮年ナイフはめちゃくちゃ難しかった。最初から傾斜が強くて、そのうえ左のカンテはたいして効かない。大奮闘してムーブを考えたけど、中間部のムーブがなかなかわからなかった。唯一可能だったムーブは、中央の台形のホールドを右手で保持して、左カンテ奥の水平ホールドを左手で保持して、右上のガバ風(ガバじゃない)の水平ホールドへ渾身のデッド。これがひたすら遠い。身長177cm両腕は長めの自分のリーチで指先の先の先がかろうじて引っかかるだけ。もしこのムーブしかないとしたら、登れる人はほとんどいないのではなかろうか。まあ、自分では使い物にならないホールドがいくつかあるので、強い人はなんとかするのかもしれないが。

以下、ムーブメモ

右手ガバアンダー、クリップ、左手タテカチ、右手その上のタテカチ、足上げ、右手アンダー、クリップ、左手ボルト左下のタテカチ、右手V字状ホールド、左手カンテ奥のタテホールド、クリップ?(厳しい)、右手中央の台形カチ(指は右側、親指は左側)、右足ガバ&ニーバー、左手カンテ奥の水平カチ、左足カンテ沿いの粒、右足V字状ホールド、右手遠いガバ風(ガバじゃない)の左側、左手その右にクロス、左足エッジ&ニーバー、左手コーナー上部エッジ、右手カンテ状リップ、左手上部角。これで実質終わり。

以下、メモ

一本ほうとうのビレーで寄りかかっていた木は山桜だった。4月中旬、桜吹雪が美しい。

2026年4月8日水曜日

ゴルゴ31、キープ・レフト、クニマス、大吉、キープ・ライト@兜山

兜山でスポーツルート。

まずはライオン岩で《ゴルゴ31》(5.10a)。アップで登ったら、意外とホールドの向きが悪く、バランスも悪く、登りにくかった。興味深いルートだけど、アップには向かないと思う。オンサイト。

もう一つアップでのろし台に上がって《キープ・レフト》(5.10a)。「左の壁は足でのみ使用可能」という限定があるんだけど、「左の岩」が何を指すのかがいまいちわからなかった。これは、《クニマス》の黒い岩を指すのか、それとも、《クニマス》の黒い岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間にある白い岩を指すのか?間の白い岩なしだと5.10aでは済まなそうだったので、白い岩は手でもアリと解釈して登った。でもそれだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないような気もする。よくわからない。一応落ちずに一回で登った。

で、この日の本題の《クニマス》(5.11a)。気合を入れたオンサイトトライだった。こちらも限定があり、「右の岩は使用しない」と記載されている。と同時に「易しいクラックから」という記載もある。で、このクラックというのは右手のクラック、つまり、《クニマス》の岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間の白い岩と《クニマス》の岩の間のクラックだろうと推測した。つまり、間の白い岩はアリで、《キープ・レフト》のボルトのある岩はナシ。ということで登ってみたんだけど、そうすると、4本目のボルト辺りまでずっとカンテの右の溝を登ることになった。4本目のボルトが右の方にあるのはそういうことなんじゃないかと思うと同時に、これだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないんじゃないかと思わなくもない。もしかしたら「易しいクラック」って右じゃなくて左のクラックだったんじゃないかって、これを書いている今になって思った。でもトポのラインは右寄りに引かれている。というわけで、よくわからなかった。一応落ちずに一回で登った。

本題はモヤっと終わってしまって、次は《大吉》(5.11b)。ガイドブックでたごさんがすごい顔で登ってるやつ。オンサイトトライは、2本目のボルトにクリップしたあとに油断してガバにおいた足がスリップしてフォール。テンション1回でトップアウトした。2回目でRP。「左の岩は使わない」という限定があるんだけど、このルートに関しては全然気にならなかった。ところで、4本目のボルトはその上の棚を取って左の突起に足を挙げるまでクリップできないと思わない?ランナウトして怖かったよ。

最後は《キープ・ライト》。これは強烈だった。ムーブが分からない、ホールドが遠い悪い、クリップできない、などなど。散々な思いをしてヌンチャクを掴みながら這々の体でトップアウトした。ボルトは正面フェースにあるんだけど登るのはほとんどカンテの右みたいな感じで、それであってるのかよくわからなかった。

というわけで、限定と油断に泣いた一日とまとめられることになりそうだが、めちゃくちゃ楽しかったので良し。

また今度。



2026年3月31日火曜日

おやすみプンプン@兜山

コッシーと兜山。

東壁で一本ほうとうの右のフェースを登った。前にトラッドをやりたいコッシーを連れて一本ほうとうを登りに行ったときに目をつけた右のフェース。

前回、フィックスを張って掃除してみたところ、ムーブはできそう&プロテクションはなんとかなりそうということで、今回はこれが目標だった。なお、コッシーの目標は高飛車(5.10b)で、お見事オンサイトしてた。

で、右のフェースのライン。スタートはカンテの左、一本ほうとうのビレー点から。真下からはかなり難しそうなので、一段高い左から入ることにさせてもらった(ダイレクトスタートは強い人に任せたい)。カンテをまたいでスラブに乗り上がったら右にトラバース。そこから直上。最後は左に戻って真ん中でフィニッシュ。という感じで登ったが、どういうラインで登るかは登り手の感性にもよるだろう。自分にとっては、見上げた岩のスッキリした正面フェースを登りたいという欲求と、プロテクションをセット可能な弱点をつなぐ必要性と、自分に登ることのできる強度、この3つの要素のかけ合わせ。というわけで、以上のラインになった。強い人はダイレクトスタートで登るかもしれないし、正面フェースに意欲を刺激されない人は中間部でもっと右を登るかもしれないし、もっとずっと右でフィニッシュするかもしれない。


プロテクションについて言うと、この壁を見上げたときにプロテクションをセットできそうな予感を得た箇所に狙い通りにセットすることができた。幸運なことだ。一本目のプロテクションをセットするまでがちょっと怖いのを除けば、適度な間隔でプロテクションをセットできるので、比較的安全ではないかと思う。

クラックではないトラッドルートの可能性を広げたいという思いをずっと持っている。日本ではトラッドクライミングとクラッククライミングがほとんど相互に交換可能な用語として利用されるんだけど、必ずしもそうではないという可能性を見たい。という思いで登っている。富士見カンテはその試みの一つだった。今回もその一歩を刻むことができたのではないかと思う。

この日の最初のRPトライで完登。

おやすみプンプンと呼ぶことにする。

グレードはわからない。

2026年3月28日土曜日

ガブトワトブカ&祝開店@兜山

兜山でスポーツルート。

甲府城へ。まずは3階。

アップで振り向いて(5.10a)を登った。前も思ったような気がするのだが、このルートはアップには向いていない。2度のマントリングでポンコツの膝が痛くなる。

それから、カブトワトブカ(5.10c)はオンサイト。星3つも納得の爽快なルートだった。たいへん惜しいことに、一本目のボルトまでがちょっと登りにくい。

それから2階。

祝開店(5.11c)。一回目はテンション混じりでトップアウト。ニ回目はあわよくばと思ったけど、上部クラックでフットジャムを高く決めすぎて、テンション。三回目でRPした。たぶん登り方は多数あるけど、自分は右カンテを多用した。両手を広げたスパンが長い人はカンテを使うと登りやすいんだと思う。デッドでバシバシの苦手分野だったけど、とても良かった。なお、中間の悪いホールドをすっ飛ばしてガバを繋いで登ったので、この登り方だと5.11cはないかもしれない。しかし、良いルート。

時間があったので、のろし台まで行ってみた。

As you like(5.10c)をフラッシュ。ガイドブックには「ウォームアップや初心者におすすめのラブリールート」とあるが、意外と登りにくくて、アップで取り付いたら泣いちゃいそうだった。

最後についでに下種(5.11b)に手を出したら、さっぱりムーブがわからず、ド敗退だった。

虫が増えてきてはいるものの暖かく快適に登れて、最高だった。



障子岩とか、三池ロックとか

ちょっと前だけど、コッシーと障子岩に行って、コッシーが体型だけでイレブン(5.10c)をRPした。3日くらいかかってたような気がする。

体型だけでイレブンをRPした日だったか別の日だったか忘れたけど、TNT(5.10a)もやって、いつやっても悪いホールドを握り倒して怪我しそうになる出だしで、まあまあ持てるホールドを発見した。なぜか全然チョークが付いてなかった。これならアップにも使えるかもしれない。

花粉飛散のピークに当たった日があって、コッシーは泣いていた。

また別の日、コッシーとしょうごと三池ロックに行って、みんなでカチューシャ(5.9)をやった。意外なことにコツが必要で、なかなかいいルートだった。ただし、グラウンドフォール注意。コッシーはRPしていた。

三池ロックの右には人の背丈ほどの高さの岩が伸びていて、その一番右からOn the Stoneスタートでカルシウムパウダーのスタートあたりまでトラバースする課題を登った。まあまあ登り応えがあって、良かった。最後はホノルディングでゴールっていう設定にして、それも気に入ってる。

この日も花粉が降ってきて、コッシーは泣いていた。

2026年3月23日月曜日

2度目の一本ほうとう@兜山

コッシーが一本ほうとうを登りたいというので、兜山。

まずはリードでRPして、トップロープをかけてあげて、そのあと右の岩に終了点を作るためにまた登って、って感じで4回くらい登ったような気がする。

右壁はプロテクションがセットできそう。パワーエンデュアランスはルートになりそう。また今度。

コッシーはRPしてた。お見事!

アラベスク@登るのは5日目と6日目?(完)

アラベスク@太刀岡山

ひとりで行ったんだけど、下降のルンゼの残雪でメンタルを消耗し、リードする元気はなかった。

そして、メトリウス・カーブナッツ(黄)をなくした。クイックドロー付きで目立つのですぐに見つかると思いきや、見つからなかった。その日のうちにピラニアに取り寄せを依頼した。

4日後、兜山クライミングの帰りに立ち寄り、受け取り。

5日後、今度はコッシーと登りに行き、RP成功。

迅速な対応が功を奏した。

このルートだけのためにスクワマ・ヴィーガンの39ハーフを買ったのも良かった。ボルダリング用のスクワマは38ハーフ。ボルダリングには良いけど、長いスラブのルートを登ると足の付根の皮膚が痛くなって、一日一回が限界だった。

一本目のプロテクションの高さ、2本目のプロテクションまでのランナウト、核心部終了まで続くナッツ、核心後のランナウトをこなすためのボールナッツとペッカーの固定分散、ヒリヒリとした緊張感が続き、登り終わったときにはこれは良いクライミングだったと納得できた。

名作と言わざるを得まい。

2026年3月16日月曜日

一本ほうとう@兜山

コッシーと兜山へ。

気温が随分と上がってきているので、日陰の東壁へ向かった。真っ直ぐ上に伸びた素直なクラックで練習しようということで、高飛車か一本ほうとうが良かろうと思い眺めてみたところ、一本ほうとうのほうが下から上までスッキリしてるので、この日の目標は一本ほうとうに決定した。

まずは自分がリードでOSトライで。傾斜が寝た下部はフィストから始まり、フィストよりちょっと広いところもありつつ、傾斜が変わるあたりでハンド。プロテクションははここまでキャメ#4から#1まで大きい順(#1は効きがイマイチだったのでたぶんいらない)。ここからちょっとハングした途切れ途切れのフィンガークラックになるんだけど、ここでムーブがわからずテンション。右壁を使ったレイバックが正解みたい。自分はOSトライではこういう正面ジャム→レイバックとか逆にレイバック→正面ジャムとかいう変化にめっぽう弱い。プロテクションはフィンガーセクションの入口にマスターカムのオレンジと、その上の広がっているところにキャメ#0.75。キャメ#0.75は先に入れると登るのに邪魔になるかもしれない。最後はハンドジャムから、右上にガバがある。ここはフットホールドが乏しく、かといって傾斜でブラインドになったフィンガークラックにトージャムも難しく、意外と苦しい。

コッシーは練習の後リードトライして、オレンジのマスターカムに盛大にフォールしていた。キャメ#0.75をセットする態勢を作るのに苦労している様子だった。

自分も何回か登ったけど、結局通しでRPはしなかったような気がする。

なお、最高気温は13度くらいか。結構寒かった。この時期は何を着て岩場に行けば良いのかよくわからなくなっちゃう。

帰りはピラニアに寄って、カーブナッツを一本受け取り(実はこれがこの日の本題)、すぐ近くの台湾料理やでご飯を食べてフィニッシュ。コッシーは山のような天津チャーハンを大喜びで食べていた。

2026年2月10日火曜日

徘徊山ワイド・完

 山森さん&MRTさんとタイミングを合わせて、徘徊山ワイドへ。

今回も一番乗りでトライさせてもらった。なお、前回は一回目のトライは下部のフェースムーブさえできず、二回目のトライはなんとかフェースムーブを解決しただけで本題のワイドには触ることさえなく終わったのだった。

フェースムーブ

今回も出だしのフェースムーブでああでもないこうでもないと行きつ戻りつしてなんとか突破して、ハンドジャムの数手からワイドに潜り込んで、チキンウイングでズリズリ上がって、ワイドの出口にキャメ赤をセットした。

本題のワイド

問題はそこからで、ハンドジャムを経由した先のガバがパンプした腕にはガバではなく、かと言って荷重を逃がすフットホールドも乏しく、あえなくテンション入った。パンパンにパンプして指先に痺れさえ感じる有り様で、もはや上部のムーブをこなす事もできず、這々の体でエイドでトップアウトした。

二番手のMRTさんがルートを完成。お見事!

三番手の山盛りさんは苦戦していた。ワイドに潜り込む際に使うシンハンドに手が入らないそうだ。

で、長い長い休憩を挟んだ2回目、ワイドに挟まって粘って呼吸を整えて、上部パートを駆け抜けた。

ワイドをでたところ
最高だった。初日、二日目ともに掃除を二人がほとんどやってくれたおかげで自分はルートの全容を把握しないまま下から挑むことになり、そのこともまたこのクライミングの充実感に繋がったような気がする。

山森さんも二回目で完登し、三人揃って大変よいクライミングだった。

その後はボルダーをちょっとだけやって、フィニッシュ。

このエリアにはまだやれることが残っている。

また今度。


[追記]

後日、MRTさんによって《ポップアップトースター》というナイスな名前が与えられた。


2026年2月8日日曜日

兜山ボルダーとリード—薄氷の時間

コッシーが真面目なボルダリングをしたいというので、兜山ボルダー。

東エリアへ。

エリア入口下の川のスラブに下地ができていたのでタイミングが合えば後で登ろっかって相談しつつ、東エリアに入った。

快速たぬきちの右のフェースが掃除されていたので登った。右寄りと左寄り。トポに課題がないのが不思議なくらい良い課題だった。コッシーも両方登ってた。

快速たぬきち(5級)。自分は上部のカンテ状スローパーを右手で持って左面に体を振って登ったんだけど、コッシーはまっすぐ登ってた。パワー!

盆地の母(4級)。リーチで楽をした気がする。コッシーも完登。岩場では初めての4級らしい。めでたい。

盆地の星(4級)も登った。

静御前(3級)は面白かった。

鴉天狗(2級)は、山森さんと登ったときと比べるとホールドが激変していた。右足ヒールフックのときに持っていた右手のフェース中央のホールドはなくなっているみたい。ちゃんと確認しなかったけど、存在に気づかなかったから、たぶんない。今はみんなかわりに右下のエッジを使って登ってるようだ。ヒールフックのときに持っていた左手のカンテ下の方は、とても持ちにくくなっている。いまはみんな上の方を持っているようだ。ヒールフックの時の左足が悩ましかったんだけど、今はガバフットホールドができている。ヒールフックからの出し先のフェース上部の右手のホールドはものすごく大きくなっている。以前は上半分の浅いエッジだったのが、その下に小指がガッツリ入る穴ができている。というわけで、ことごとくホールドは変わってるし、当時は左カンテに目を奪われて可能性を検討しなかったムーブもあるみたいで、フレッシュな気持ちで登れるので、この際ということでニーバーで登ってみた。左手のカンテの上の方を取るのも、フェース上部のホールドを取るのもニーバーがガッツリ効いて、非常に良かった。河又の洞窟でニーバーの技術を磨いたせいかと言えよう。コッシーもまあまあ登れそうな雰囲気を出していた。

ここでいったん入口下の川に降りて、スラブをやった。このところの好天で少なくなった川の水がこのところの寒波で凍っていて、下地ができていた。氷の厚さはたぶん10cmくらいはあって、その下は川だけど、フォールしても氷が割れることはなかった。なんという幸運。グラウンドアップでブラシを振るいながら登ってたけど、途中から厳しくなり、結局、落ちてた木にテープでくっつけたブラシを使って掃除して登った。薄氷の時間ということで。グレードはよくわからない。山森さんが近々グレードを考えてくれると思う、たぶん。コッシーも完登。

ブラシを振るうコッシー

再び東エリアへ。

コッシーが静御前を登った。岩場では初めての3級らしい。めでたい。

最後は静御前の眼の前の岩にクロコダイル的なマントル課題を設定して二人で挑みまくったが、敗退した。これは難しい。

また今度。

日を改め、コッシーとしょうごと兜山でリード。混雑しなそうなところに行こうということで、別田ドームを選んだ。なんとなく杉林の中なんじゃないかと心配しつつ向かったら、案の定岩場の下まで杉林が伸びていた。とは言っても気温はそこまで低くはなく、快適に登れた。

右端のダ・カーポLRからやろうかと思ってたけど先客がいたので、その左のアンダンテ(5.9)から。ふたりともRPしていたような気がする。

それから、枯れ木に花(5.10a)。トポではボルトの左にラインが引かれてるんだけど、ボルトの左はホールドに乏しく、自然に登ると右側から登ることになると思う。しかも、楽に楽にと登ってるとどんどん右に進んでいって、右のルートに入ってしまう。いまいち理解できなかった。ふたりとも右によりつつRPしていたような気がする。

次は両サイド(5.10b)。ハングを右巻きでも左巻きでも登れるということだが、右巻すると右のアンダンテ(5.9)に入ってしまい、5.9という感じ。たぶん使うホールドはここまでっていう設定があるんだと思うが、わからなかった。左巻きだと、これまた楽に楽に登ると左ルートに入ってしまい、これもよくわからなかった。ハング中央のボルトの右のホールドを右手で持って左の方の縦クラックみたいのに左手を伸ばすムーブだと独立したルートになりそう。コッシーは最後はそれでRPしてた気がする。はじめての5.10bらしい。めでたい。しょうごも果敢にリードで挑んでたけど、前腕が売り切れていた。

なお、右の方のバルジを登った。ひとまずスタンドスタートで。この左手がスッポ抜けそうで緊張した。SDは設定が未定。

別田の別腹バルジ

帰りは祈念のWest Mountainでカレーを食べてフィニッシュ。

また今度。




2026年1月22日木曜日

アラベスク@登るのは4日目?

 気温が高い日を狙って、アラベスク。

掃除とムーブ確認の後、リードトライ。トップロープでもノーテンでは登ってないけど、たぶん大丈夫だろうという見込みで、リードした。乾燥したこの山は埃っぽく、スタートから登って核心部の観音開きに到達する頃にはシューズのラバーが埃を集めて、フリクションを失っていく。観音開きの最中に左足がスリップして、フォール。BDストッパー#4が止めてくれた。やっぱり大丈夫だった。なお、その手前のナッツ固め取りは、セットし忘れた。セットの態勢がイマイチなので、工夫したい。ワンフォールでトップアウトして、終了。シューズのラバーがきれいだったら、核心の観音開きも高い確率で成功しそう。

上部のスモールカムは核心ムーブで使うエッジを傷つけてしまいそうなのでやめようかと、検討中。

また今度。

コンディションメモ。この時期は11時頃には上部から日が当たり始めるみたい。前回は太陽を隠していた左岩稜の出っ張った岩も、今回は太陽の高さには届かなかった。だいたいずっと日当たり良好。

徘徊山ワイド

 徘徊した山のワイドへ、山森さんとMRTさんと。


掃除のために岩の上に立ってみると、下から見上げて感じるよりもずっと傾斜があった。

クラックに入る前のフェースムーブで敗退。

2026年1月16日金曜日

兜山スポーツルートでハッピーバースデイto幸大を登った

 兜山スポーツルート。

まずはアップで振り向いて(5.10a)を登った。確かに、終了点からの眺望は素晴らしい。登るのはカンテの右で、ガイドブックの表紙とはちょっと様子が違う。ブロックの上の巨大なフットホールドが浮いていて非常に危険。次に行ったらどうにかして処理したい。

それから、本題のハッピーバースデイto幸大(5.11a)。5.11aにしては難しいとの評判らしい。ムーブがわかりにくくて、一回目はハングドッグしまくり、ところどころ不明な点あり、しかも5本目のボルトから左のルートに入って、なんとかトップアウト。このルートと左隣のスーパー幸大ダイレクト(5.11c)は上部は共通なんだけど、現状とトポのボルトの数が合わないこともあって、どこで合流するかが一見してわかりにくかった。トポだとハッピーバースデイto幸大の5本目のボルトまではオリジナルで、その上で合流することになってる。しかし、登った感じ、4本目のボルトの上で左に合流するほうがやさしくて自然な感じもした。しかも、4本目のボルトと5本目のボルトの間は砂まみれでチョークもなく、あまり登られていない様子だった。そのうえ、左のスーパーはトポではボルトが4本になっていて、なおさら惑わせる。というわけで、4本目の上で合流したら良いんじゃないかって話してたんだけど、ガイドブックをもう一度よく見てみると、ハッピーバースデイto幸大を登っている写真があって、4本目のボルトから5本目のボルトに向かって直上しようとしているようだ。これを見てしまってはしょうがないので、2回目は直上のムーブ探りになった。足運びにあやふやなところを残しつつ、なんとなくムーブはありそうなことを確認した。3回目、やっぱりあやふやな足運びでつまづいたけど、強引に足を一歩上げて気合で押し切った。完登。たぶん、てんとう虫のレクイエムより難しい。

最後に、2階に降りて祝開店(5.11c)をビレーして終了。

ここ最近、とっても久しぶりにスポーツルートを登っていて、結構楽しい。アドレナリンジャンキーとアーバンテイストあたりでスポーツルートは満足しちゃってたんだけど、また真面目に取り組んでも良いかもしれない。

兜山でPinky Promise!の右のフェースを登った

コッシーの練習で兜山。

いろいろやったあと、Pinky Promise!の右のフェースをトラッドで登った。スタートはPinky Promise!と同じで、一段上がったら右にトラバースして中央フェースに出て壁の真ん中を直上するライン。グレードはE1 5aってとこだろうか?スタニッジから吹く風とでも呼んでおこうか。

兜山で餡子喰面と甲府のテクニカルマスター

 村田さんと兜山で餡子喰面。山森さんは危険な地ジャンでスタートしてたけど、村田さんはスタティックにスタートしてた。左膝の深いフラッギング。自分は膝が拒否して無理だった。地ジャンでやったら飛びつくことはできたけど、そのあと足が上がらない。

というわけでルートのスタートの30cmでモゴモゴして消化不良だったので、ボルダーを登っておいた。大手門2階の選択の自由とげん直しの間のカンテ。Millstone EdgeのTechnical Masterにそっくり。リードエリアの低くなってるところのカンテっていうのも、クライミングの内容も。ということで、甲府のテクニカルマスターと呼ぼう。本家のTechnical Masterよりちょっとやさしいと思うけど、面白さは損なわれていない。



最後は館岩でなんじゃらもんじゃら(初段)をセッションしてフィニッシュ。なんじゃこりゃ。

年忘れ、山を迷走クライミング

まずは東の谷に踏み入ったら、いい岩は多くはなかった。村田さんが掃除した課題は登っておいた。山森さんのニーバー課題は保持力不足を痛感した。

西の谷に回って、ワイドクラック左の左カンテ課題を登った。右肩に飛び出す一手が爽快でとても良かった。その後、山森さんはその右のフェースを登ってた。その右の長いトラバースはみんな宿題。

次回はロープを持っていってワイドの掃除か。

兜山スポーツルートで、てんとう虫のレクイエムとかを登った

 兜山スポーツルート。

まずは甲府城1階で登った。登ったのはたぶんラ・メント(5.11a)。山森さんのムーブを丸パクリしてフラッシュ。上部では足がガクガクブルブル震えて、前腕はこれでもかってくらいパンプした。下部にクラックがあって、あっと今に手の甲から出血した。爽快なスポーツルートを登りに来たはずなのに。

2階に上がってMY SONS(5.10c)。山森さんによるとその右のクラックバージョンは自分も登ってるらしいが、全く記憶にない。上部で迷子になってテンション。アブラチャンで既に出血していたハンドジャムが痛くて、早々にヌンチャクを掴んで抜けた。

大手門2階に移動して、てんとう虫のレクイエム(5.11c)。1回目はクラックが途切れた先でムーブが分からなくてテンション。ハングドッグして、教えてもらったりして、こんな感じかなーってムーブを考えた。2回目、考えたムーブは不発だったけど、プランBが機能して、なんとかRP成功。核心のホールドはほとんどブラインドだから、オンサイトは難しいよねー。

1階に降りて、上にあがって、ハローワーク(5.11b)。1回目、オンサイトトライは左のルートと分かれるボルトのあたりでムーブが分からずテンション。ハングドッグしてあーでもないこーでもないとやったけど、分からなかった。ボルトから右寄りを登るらしいけど、すごく難しい。2回目、ひどいリーチムーブでボルトの左を登れることはわかったけど、これで登っても楽しくないので、次やることがあったら右寄りで登りたい。

ものすごく久しぶりのスポーツルートで、楽しかった。たぶん、てんとう虫のレクイエムは2025年の最高グレード。