2026年4月16日木曜日

桜吹雪クライミング@兜山で壮年ナイフ

兜山。

いつ雨が降り始めてもおかしくない雰囲気で、いつでも撤収できるように壮年ナイフ(5.11d)にトップロープをかけてムーブを探ってしまいましょうという堕落したスタイルのクライミングをやってきた。右隣の一本ほうとうを登って、その終了点から壮年ナイフの最終ボルトを経由して、支点を構築できた。ラッキー。

で、その壮年ナイフはめちゃくちゃ難しかった。最初から傾斜が強くて、そのうえ左のカンテはたいして効かない。大奮闘してムーブを考えたけど、中間部のムーブがなかなかわからなかった。唯一可能だったムーブは、中央の台形のホールドを右手で保持して、左カンテ奥の水平ホールドを左手で保持して、右上のガバ風(ガバじゃない)の水平ホールドへ渾身のデッド。これがひたすら遠い。身長177cm両腕は長めの自分のリーチで指先の先の先がかろうじて引っかかるだけ。もしこのムーブしかないとしたら、登れる人はほとんどいないのではなかろうか。まあ、自分では使い物にならないホールドがいくつかあるので、強い人はなんとかするのかもしれないが。

以下、ムーブメモ

右手ガバアンダー、クリップ、左手タテカチ、右手その上のタテカチ、足上げ、右手アンダー、クリップ、左手ボルト左下のタテカチ、右手V字状ホールド、左手カンテ奥のタテホールド、クリップ?(厳しい)、右手中央の台形カチ(指は右側、親指は左側)、右足ガバ&ニーバー、左手カンテ奥の水平カチ、左足カンテ沿いの粒、右足V字状ホールド、右手遠いガバ風(ガバじゃない)の左側、左手その右にクロス、左足エッジ&ニーバー、左手コーナー上部エッジ、右手カンテ状リップ、左手上部角。これで実質終わり。

以下、メモ

一本ほうとうのビレーで寄りかかっていた木は山桜だった。4月中旬、桜吹雪が美しい。

2026年4月8日水曜日

ゴルゴ31、キープ・レフト、クニマス、大吉、キープ・ライト@兜山

兜山でスポーツルート。

まずはライオン岩で《ゴルゴ31》(5.10a)。アップで登ったら、意外とホールドの向きが悪く、バランスも悪く、登りにくかった。興味深いルートだけど、アップには向かないと思う。オンサイト。

もう一つアップでのろし台に上がって《キープ・レフト》(5.10a)。「左の壁は足でのみ使用可能」という限定があるんだけど、「左の岩」が何を指すのかがいまいちわからなかった。これは、《クニマス》の黒い岩を指すのか、それとも、《クニマス》の黒い岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間にある白い岩を指すのか?間の白い岩なしだと5.10aでは済まなそうだったので、白い岩は手でもアリと解釈して登った。でもそれだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないような気もする。よくわからない。一応落ちずに一回で登った。

で、この日の本題の《クニマス》(5.11a)。気合を入れたオンサイトトライだった。こちらも限定があり、「右の岩は使用しない」と記載されている。と同時に「易しいクラックから」という記載もある。で、このクラックというのは右手のクラック、つまり、《クニマス》の岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間の白い岩と《クニマス》の岩の間のクラックだろうと推測した。つまり、間の白い岩はアリで、《キープ・レフト》のボルトのある岩はナシ。ということで登ってみたんだけど、そうすると、4本目のボルト辺りまでずっとカンテの右の溝を登ることになった。4本目のボルトが右の方にあるのはそういうことなんじゃないかと思うと同時に、これだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないんじゃないかと思わなくもない。もしかしたら「易しいクラック」って右じゃなくて左のクラックだったんじゃないかって、これを書いている今になって思った。でもトポのラインは右寄りに引かれている。というわけで、よくわからなかった。一応落ちずに一回で登った。

本題はモヤっと終わってしまって、次は《大吉》(5.11b)。ガイドブックでたごさんがすごい顔で登ってるやつ。オンサイトトライは、2本目のボルトにクリップしたあとに油断してガバにおいた足がスリップしてフォール。テンション1回でトップアウトした。2回目でRP。「左の岩は使わない」という限定があるんだけど、このルートに関しては全然気にならなかった。ところで、4本目のボルトはその上の棚を取って左の突起に足を挙げるまでクリップできないと思わない?ランナウトして怖かったよ。

最後は《キープ・ライト》。これは強烈だった。ムーブが分からない、ホールドが遠い悪い、クリップできない、などなど。散々な思いをしてヌンチャクを掴みながら這々の体でトップアウトした。ボルトは正面フェースにあるんだけど登るのはほとんどカンテの右みたいな感じで、それであってるのかよくわからなかった。

というわけで、限定と油断に泣いた一日とまとめられることになりそうだが、めちゃくちゃ楽しかったので良し。

また今度。