2014年2月23日日曜日

《トントン》RPの池田フェイス〜一難去ってまた一難〜

ダメ元で池田フェイス。狙いは《トントン》

アップでお隣の《きいてないよー》を登ろうかとも思ったけど、取り付きが面倒だったので、いきなり《トントン》。下部のムーブの強度が高いこのルート。当然ながらムーブを起こせず、2本目のクリップ後、身動きが取れず終了。

2便目。下部の十字クラックは小指を天に捧げるジャミングから右足をねじ込んで遠い一手、上部は垂壁を歩いて、RP成功。指先がかじかんで、何となしにポケットに入れていた熱々カイロがなければ上部で落ちていたところだった。

トポのグレードは5.11b。登れてこんなに嬉しい5.11bは、初めて11台をRPした《八月革命》以来。5.11dはあるかな?しかも、中間部でバカみたいなリーチムーブを発動してる。リーチがない人はどうするの?これを4回でRPしたっていうちびCさんは凄い。

お次は、少々時間があったので、《安近短》のムーブ探り。トポのグレードは5.11b/c。

Out of the frying pan, into the fire.

《トントン》は最凶の5.11bだね、なんて言ってたけど、《安近短》は《トントン》の比ではなかったよ。最凶の5.11b/cの予感。

また難儀な宿題を抱えてしまった。


○池田フェイスのコンディション
・《スティンガー》のラインは、下部がしみ出しでびしょびしょ
・《もっとDHA》は、乾いているように見えた
・《さらにEPA》は、全面びしょびしょ
・《トントン》は、しみ出しはあるものの、ホールドは濡れていない。午後から、リップから水が流れ込んできて、キーホールドもびしょびしょ
・《安近短》、《きいてないよー》はカラカーラカラ

2014年2月9日日曜日

ひさびさ障子岩南東面

それなりに降った雪の2日後の岩選び。初めて岩場でのルートに手を出すクライマーのご案内ということで、岩の冷たさで指先の感覚がなくなるような経験をさせてはいけない。二度とルートに行ってくれなくなってしまうからね。

てことで、信頼と実績の障子岩南東面。

雪は残るも暖かい

やっぱり暖かかった。薄曇りなのに岩も冷たくないし。

僕は《ぺっぺっぺの羽田さん》を使って、一人でマルチピッチの練習。細かいところを忘れていたロープソロのシステムを思い出し。それから、下降&回収&登り返しの練習。ゴボウで登り返しがいちばん疲れる。ちゃんとアセンダーを買えば少しは楽になるのか?あるいは、どうせスラブだからクライミングで登り返しの方が楽なのか?あと、謎なのが、下降の時にトラバース部分はどうするのか。どうしましょ?

練習の後は、《デザートストーム》をお触り。忘れていたムーブを思い出し。離陸直後から厳しいね。一年前の自分が登れたことが信じられない。

そうそう、南東面以外も見学したけど、氷の世界になってるだろうという予想に反して、乾いていた。

三池ロックはカラカーラカラ

南面はカラカーラカラ

南西面もカラカーラカラ

でも雪の世界

気温が低くて氷が溶けないからしみ出さないのかな?

そういえば、ハーネスが死亡しました。ロープが正面に来ないという問題があって、ループを絞るスリングをきつく絞ることで対処してたんだけど、そのスリングを留める金具が弾けとんだ。短い命でした。


しばらくはカンプのエアーに復帰してもらうことになりました。新しいのはどうしましょう?

2014年2月3日月曜日

トントン敗退@池田フェイスから、砂箱岩

朝の雨予報を避けて、遅めの池田フェイス。

池田フェイス

《トントン》(5.11b)は敗退しました。下部の核心ムーブを越えて、リーチムーブが決まらずに落ちること2度。

ムーブメモ
・十字クラックはエッジを食い込ませて小指を犠牲にする
・上のクラックは中指優先。中指を水平に奥まで入れて、他の3本を中指に添える
・リーチムーブは、右足を水平クラックに寄せてから

次回は行ける。しかし難しいな。5.11dはあるんじゃないか?

○池田フェイスのコンディション
・気温は高くて暖かかった
・雨は降ってたけど、木が生えてるから小雨ならいける
・気温は高くても岩は冷たくて、指先の感覚はなくなる
・岩の状態は最高

日だまり

帰りに砂箱岩に寄った。

A landlocked salmon。砂箱トラバースのスタート合流までで3級なんて言ったの誰だよ。ムズカシイジャネーカ。1手もムーブを解明できず敗退。こういうのをド敗退って言うんだと思う。

ここ、欠けた?

ルーフのムーブの作り方が一切分からないので、一人で行っても意味ないな。sghr師が行く時に一緒に連れて行ってもらおう。