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2025年5月18日日曜日

洞窟ボルダープロジェクトDay16くらい

この先しばらく天気が悪そうだから最後のチャンスだろうかと思いつつ、雨の中傘を指して洞窟に向かった。洞窟の中は空気中を漂う水の粒が見えるくらいに湿気ていた。岩は染み出しと結露でびっしょり。

足抜きのあとでなんとかレストの態勢を作れないだろうかといろいろやってみたけどダメだった。つなげトライはなし。

よほどの好天が6月になって続かない限り、シーズンは終わりだろう。

4月以降、かなり頑張ったし、惜しいアテンプトもあったし、チャンスはあった。でもキメきれなかった。たいへん悔しい思いもあるが、久しぶりにこれだけ時間をかけて完登にこだわったクライミングができたことは良い体験だった。

ひとまず、洞窟を出て、渓谷に向かおう。

2025年5月14日水曜日

洞窟ボルダープロジェクトDay15くらい

今度こそいよいよ登るぞってことで、ひとりで河又洞窟ボルダープロジェクト。

山全体がしっとりしていて、洞窟内も染み出しが抜けない。一週間前の38mの雨か。セパレートスタートの両手と足抜きアンダーガバとマッチからカチが湿り気。コンディションはバッドだった。

最初のアテンプトは、スイングに失敗。湿り気が原因。2回目と3回目は入念にホールドを乾かして臨んで、ダウンクライムで左手が出なくて失敗。右手の保持力がなかった。ここはきれぎれにムーブを練習するときは問題なくできるようになったけど、最初からつなげると保持力が売り切れていて無理。ここのところ毎回ここで落ちてる。

飯塚さんのアドバイスに従って即席持久力アップに励むのがいいようだ。

スタートからの湿り気でスムーズに登れないのも消耗につながっていると思うので、コンディションが改善したら事態は打開されるかもしれない。

完登は近い(って前回も思ったけど今回も思った)。

ところで、この洞窟のシーズンオフはいつから?前回は洞窟内がカマドウマパラダイスに近づいていてシーズンオフは近いかと思ったけど、今回は一匹も見なかった。どこに行ってしまったのか?洞窟内はまだ肌寒いくらいなので、気温は問題ではない。カマドウマによるシーズンオフまであとどれくらいあるだろうか?梅雨入りまで大丈夫なのか?


2025年5月11日日曜日

洞窟ボルダープロジェクトDay14くらい

前回のムーブ探りで可能性を感じたので、いよいよ登るぞってことで、飯塚さんと一緒に。前日のびっしょりからの乾きを期待したけど、朝はびっしょりだった。

アテンプト1

結露で湿ったままトライして、失敗だった。完登態勢に入ったらコンディションの良い時を狙うべきと学んだ。

アテンプト2

飯塚さんが帰ったあと、お昼ごろになって随分乾きが進んでから。マッチまで行った段階で左手の指先の感覚がなくて、アウト。感覚がなくなるのは初めてのことだったのでなんでなのかわからなかったけど、多分、足入れで左手サイドガバをもって右手をシェイクする時間が長かったからか。サイドガバはガビガビだから。あと、左手薬指にテープを巻かなかったのも良くなかった。小指と薬指はテープ必須。

アテンプト3

右手カチから左手を寄せてスイングに耐えてた。ところが左足のフットホールドが視界に入らなくて消耗し、ようやく置けたけど時すでに遅し。右手の保持力不足で失敗した。原因はたぶん体が十分に下がっていなかったこと。あと、左手で持つ場所を間違った。左手は一番右、人差し指は右端のフラットで、中指薬指はエッジを意識するのが正解。ここは前回確認したホールディングを忘れてた。ムーブはちゃんとメモに残すべき。そして毎回読むべき。一応これまでで一番いいところまで行ったので、良しとする。

最後はムーブの確認&途中からつなげる練習。右手をマッチホールドに飛ばしたら胸を岩にこすりつけるのがいいみたい。右手カチを持ったら体を引き上げると左手の右端ホールディングをやりやすいみたい。右足トーフックをかけたらその段階で体を下げるのがいいみたい。最初のニーバーからゴールまでつなげることができて、大いにいい感じ。次回は登れそう(って毎回思ってる)。

また今度。

なお、今回、どうせ乾くの時間がかかるだろうから読書&コーヒーでゆっくりしようと思ってたのに、全部家に置き忘れた。大失敗。次回から対策を考える。


洞窟ボルダープロジェクトDay13くらい

前日から当日の朝にかけて雨。午後になって一応見に行ったら案の定ビッショビショに濡れてて、見ただけで撤収した。

洞窟ボルダープロジェクトDay12くらい

ムーブの確認。

最後のスイングからダウンクライムは、左手の持ち方が問題。左手の手首を縦エッジの左に当てるとスイングに耐えやすいけど、ダウンクライムで不都合。手首を縦エッジの右に置くと、ダウンクライムしやすいけど、スイングに耐えるのが大変。で、オプションは3つ。

①精神論
左手首を右に回して持って、スイングをがんばる。
メリット ムーブが単純&時間がかからない
デメリット スタートから繋げてよれてる時にスイングをがんばれない

② テクニシャン
左手首を右に回して持って、右トーフックで左足ニーを外して重心を右に寄せて、スイングを最小限に抑える
メリット スイングが最小限
デメリット ムーブが増える&時間が長くて疲れる

③キャンパ
左手首を縦エッジの左に引っ掛けてスイングして、キャンパ気味に左手を右に寄せて持ち変え
メリット スイングに耐えるのが容易&時間が短い
デメリット 持ち変え時に右手が消耗して、次の左手を出せなくなる

どれも一長一短で悩む。とりあえず、②が有力なのではないかと。

また今度。

2025年5月2日金曜日

洞窟ボルダープロジェクトDay11くらい

11日目(たぶん)。またまたまた飯塚さんと一緒。

天気は朝から雨。最高気温は14℃。

半袖Tシャツとカーディガンでアプローチ。汗はほとんどかかず、涼しい。

アップ後、つなげトライ。

一回目、フリクション優先でテープなしでやってみたら、やっぱり足抜きムーブのときに痛くてダメだった。

二回目、小指と薬指と親指根元と手首にテープでやってみた。万全。マッチからカチまで行って、スイングに失敗した。

三回目&四回目、スイングに成功して、左足を置くところまで行って、右手の保持ができなくて失敗。最高到達点(最低だけど)をマークした。あと一息。

あとは次回に向けたムーブの修正ってことで、足挿しあたりをニーバーで通過できないかといろいろいじったけど、結局ダメだった。足挿し&足抜きで頑張るしかない。スイング時のムーブには改善あり。マッチしたら左手の手首を縦エッジに引っ掛けると、スイングに耐えられる。その後、スイングから左足を置いたら、縦エッジを乗り越して右にずらす。

コンディションは終日バッド。外の雨の影響下、ケーブ内もしっとり。スタートのホールドは染み出しでじっとり。途中からアンダーホールド周辺も染み出しが始まった。マッチホールドもしっとり。

この染み出しは、当日朝の雨なのか?4日前の16ミリの雨なのか?どっちだ?どっちかによって、次いつ登れるかが変わってくる。



2025年4月30日水曜日

洞窟ボルダープロジェクトDay10くらい

またまた飯塚さんと河又洞窟プロジェクト。ついに2桁台に突入。

アップ後、つなげトライ。

懸案の右足ブラインドフットホールドを捉えるのがやはり厳しい。飯塚さんのナビゲーションに助けられて捉えられたと思ったら、左手マッチからの寄せに違和感あり。寄せをなんとかこなしたと思ったら、右手の保持が厳しい。

最終的には、前腕の持久力向上が必要という結論を得た。

ともかく、右手カチを保持して左手を寄せてニーバーを解除するところまで行って、最高到達点を記録した。



また今度。

洞窟ボルダープロジェクトDay9くらい

再び飯塚さんと河又洞窟プロジェクト。

12時30分頃、遅れて岩場に到着。最高気温20℃くらい。アプローチは汗。ケーブ内は快適。乾きが進みコンディション良好。

足抜け、ニーバー、ピンチから、右足を戻して左足ニーバーを掛け替える。この時の左足は左手前のふくらみ。右手カチから、体をあげたらそのまま右手をマッチするところにとばし。というムーブを思いついた。これだと、スイングムーブを回避できる。

で、さらに、最初からニーバーを左手前のふくらみを踏んでやるムーブを思いついた。ニーバーの掛替を省略。もうムーブは固まったと思いきや、まだまだあるもんだ。

ニーバーのまま右手をマッチホールドに飛ばしたら、右足トーを左フェースに当てて左ニーの荷重を抜いたら、ニー解除。そこから足ブラで振る。振った先の右足のフットホールドがルーフ下のブラインドで、ここに困難が。

また今度。


2025年4月28日月曜日

洞窟ボルダープロジェクトDay8くらい

行こうかな—、どうしようかなー、と思ってたら、飯塚さんからお昼に行きますとの連絡あり、行くことにした4月下旬。ゆっくり目の10時30分頃駐車場着で、先に岩場に上がってゴムチューブでアップをしてたらあとから飯塚さんが上がってきた。岩場にはわれわれ二人と、左の洞窟前にリードクライマーの二人のみ。

最高気温は17℃で、快適。むしろ肌寒いくらい。関東地方のクライマーはどこに行ってしまったのか?

プロジェクトは染み出しでコンディション悪く、いまいち。

厄介な足抜きムーブに発見があり、左膝の外側を岩にこすりつけるとそのフリクションで落下衝撃がやわらぐことがわかった。

最初のニーバーは足首を上げるアクティブニーバー。効きが良くなるのと、体が上がって左ピンチを持ちやすくなる。

ニーバーからのピンチは、親指を縦エッジにかける。親指が重要というより、親指が縦エッジにかかるくらいに手首が回っていると、右に振られた時に耐えやすい。この時、親指の湿りに注意。

左足を切る前に右足を使えないか、検討する。

という感じでマイクロベータをかき集めている。

ずれない指テーピングの方法を考えたりも。



2025年4月21日月曜日

洞窟ボルダープロジェクトDay7くらい

また今度って思った翌日にヅッカーさんが河又に行くというので、2日連続。前回良い感触だったので、勢いに乗って進めてしまおうという魂胆で。

朝練なので、7時30分集合。登ったのは8時から10時30分といったところ。朝の気温は15℃くらい。前日のスタート時より10度以上低くて、かなり寒い。車にたまたま乗ってたジャンパーで寒さをしのいだ。天気は曇り。なぜかわからないけど染み出しが増えていて、逆さまレスト時の右手アンダーはびっしょり濡れていた。スタート周辺も染み出し。どういうメカニズムなのか謎。

この日のテーマは、スイング。

ピンチを持ったら足ブラで左足を左から右に180度スイングするムーブを試すこと。ここは以前一度できたんだけど、またできなくなっている。ここができたら、ムーブは全部解明完了ということになる(たぶん)。



で、いろいろやって、右手の甘いカチを持ったら、左の肩と脇を稼働させるように体を引き上げるのがコツらしいということがわかってきた。

この日はヅッカーさんがスポットしてくれてマットも貸してくれれ安心してトライできたので、勢いに乗ってスタートからのつなげトライもやってみた。

1回目は、逆さまレストから足抜きに成功したものの、右手アンダーが湿っていて、左手が出なかった。加えて言うと、本気トライ時はテープがない方がいいと思ってテープなしで登ったら、ガビガビホールドが激痛だった。今後は本気トライ時もテープ必須。で、2回目も足抜きには成功したけど、今度はニーバーがうまくキマらず、やはり左手が出なかった。

ということで、完登には至らなかったけど、全ムーブを理解し、足抜きに成功して最高(というより最右)到達点を更新したので、大いに成果のある朝となった。

洞窟ボルダープロジェクトDay6くらい

4月中旬。11時頃岩場着。気温27度、晴れ。結露も染み出しも抜けていた。洞窟内に日差しが入り、ライトがなくても問題ないくらい明るい。

テーマはドロップダウンムーブの検討。

右カチを保持したら、左足をルーフ奥において、左手を岩にこすりつけてズルズルずらしながら降りるのがコツらしい。

そこから、右足のニーバーを穴にはめ、左手をとばしたら、右のニーバーをフレークの右側にかけて、右手。

そこから先はなんとかなりそう。

で、左手ピンチからつなげてみると、ドロップダウンムーブができない。原因は、マッチホールドのいいところを右手で使ってしまうので、左手でいいところを持てないことのようだ。あと、関連することとして、前腕の角度が斜めになってると、こすりつけズルズルドロップダウンムーブに入れない。前腕を下に向けないと。



ああでもないこうでもないと悩みに悩んで、結局、右手をカチに送ったら左手を右に寄せる持ち替えムーブでなんとかなりそうということになった。バランスが悪い状況で左手をずらすので、落ちる可能性大。でもこれしかない。

また今度。

2025年4月10日木曜日

洞窟ボルダープロジェクトday4くらいから

たまった宿題は片付けていかなければならないんじゃないかということで神戸LOVERSを登って、次に片付けに入ったのが洞窟ボルダープロジェクト@河又の岩場。

3月下旬

洞窟内は染み出しと結露で真っ黒だった。大雪の影響か。外にはスポーツルートに取り組むクライマー1組3名がいた。外の空気はよく乾いていたので、扇風機で風を送れば洞窟内も乾きそうな気配であった。

前回ここに来たときは、《有朋・・・》と交差する穴から右足を抜くのが困難で、抜くと真っ逆さまに落ちていた。今回は左手をスローパーではなくサイドに変えて解決。サイドだと、抜いたあとにニーバーをかける場所を潰してしまうんだけど、別の場所にかけることでなんとかなりそう。体勢は悪くなるけど、頑張れるはず。

ニーバーで左手ピンチを持ったあとに右の遠いカチを右手で取るん。以前はできていたこのムーブができなかった。もしかしたらニーバーの位置が前回と違うからかもしれない。前回はニーバーを途中でかけかえていた。

ムーブの解読に取り組む際には指に巻くテープが重要。右手は、右足を抜く際のアンダーホールドで中指に穴があく。左手は、同じく右足を抜く際のサイドで小指と薬指に穴があく。本当は中指もテープを巻きたいけど、次のピンチが持てなくなるので、巻かないようがよい。


4月上旬

洞窟内はところどころ染み出し。結露は抜けていた。乾燥してコンディションは良好であった。気温は高く、アプローチでは汗をかくが、洞窟内は冷たい風が吹き出て、肌寒いくらい。

前回のセッションで不明だった最初のニーバーからのムーブ探りに取り組んだ。ニーバーで左ピンチを持ったら右足を左の丸棚に戻すと、体が右に倒れて、右のホールドに近づける、そんな仕組みらしい。一つ解決。

そこからニーバーを解除して足ブラで体を反対側に振るんだけど、足を外したときの振られに耐えられない。

しょうがないので、耐えられたと見立てて、その後のムーブ探りに移行した。右足トーフックで右手を出すのは元気なら問題なく、そこから二度目のニーバー。ここはかけどころがわかりにくいので、頑張る。左手を寄せるポイントがわかりにくかったけど、なるべく右。その後の右手のカチへのとばしでかなり悩んだが、ここもまた、右足をはずと体が右に倒れて、ニーバーがより良く効く、という仕組みらしい。ニーバー難しいよ。

右カチをもったら、ルーフの下に潜っていくんだけど、左手を出すムーブが不明だった。ここは以前一度できたような気もするんだけど、何も覚えてない。

左手を持てたら、三度目のニーバーで左手を送って、四度目のニーバーで右手もルーフ奥に。そこから右に出てくる。という感じ。

二箇所のブランクセクションを残してしまったけど、進歩があった。

テープはやっぱり大事。ニーバーのあとのピンチで左手の中指第一関節上左側に穴があく。人差し指第二関節上左側にも穴があく。結局、左手は全部の指にテープ。右手は中指。

また今度。


2024年1月24日水曜日

河又ボルダー・右奥のP

雨の日、若手の一流B面クライマーと、河又ボルダー。前日に10ミリ、当日に44ミリの雨だったが、洞窟内はカラカラに乾いていた。 



右から来るハツタケのムーブ探りでアップ。核心部は困難にも程がある。



で、奥のP。出だしはインバージョンで解決した。そこからちょっとした空間を越えて遠いガバを取るムーブに悩んで、有朋…の後から見つけた右足先行ムーブで右手を出すムーブにたどり着いた。そこから左手を寄せるところでも悩んで、右足そのまま逆さ吊りになった状態で寄せることになった。大幅先進。

しかしその後が解明されなかった。また行かないと。

若手のB面クライマーは、有朋…aka順子ルーフで悩んでいた。大いに悩んでもらいたい。

ところで、このエリアは暗い洞窟の中というイメージで、それは正しいんだけど、晴れた日の午後は太陽の光が洞窟の中まで差してくる。さらに洞窟の中に入った光が床を流れる水流で反射して、さらに奥に届く。順子ルーフの壺チムニーあたりまでキラキラと照らされてとてもいい感じ。

2018年2月24日土曜日

河又ボルダー・順子ルーフ

かの有名な宮下さんと苔まみれの岩を掃除しに行こうという話をしてたんだけど、前日に雪が降ってアプローチがやばいよねってことになって、河又ボルダー・順子ルーフ。ここなら雨の後でも前でも降ってる最中でも心配なし。

有朋自遠方来を案内しつつ、僕は完全に忘れ去られた既成のボルダー課題に取り組んだ。

宮下さんは有朋自遠方来を極少ないトライで登ってしまった。はじめに出だしのムーブを確認して、核心部のムーブを数度確認して、そこからいきなり通しでのトライ。核心部の後のトラバース・セクションで一度スリップ・フォールして、その後のトライで登ってしまった。天井トラバースとフリーソロ・パートは初見で突破してしまった。凄いものをみた。

宮下さんが長い長いこの課題を1日で登ってしまった要因は、課題を部分に区切ってムーブを固めにいかずに、通しでのトライを繰り出したところにあるんじゃないか。途切れ途切れにやっていたら、ムーブは確実になるけど、それで体力と時間を消耗しまってその日は登れずじまいになっていたんじゃないか。とても勉強になった。


余談だが、ノーマット・クライミングの使い手である宮下さんは、前半の逆さまムーブの最中に岩が欠けて腰から落ちていた。この課題の下地は硬い岩盤で、超痛そうだった。僕は危険なことはやめようと心に誓った。


もう一つ余談だが、フリーソロ・パートでライン取りについて後ろから声をかけてしまったのは余計なことだった。反省した。

僕の方はというと、有朋自遠方来の核心部を何度か楽しんだりしつつ、既成のボルダリング課題をやった。ちょっと前に48さんが右から繋げる3級の課題に敗退していて、となると僕にも無理なので、一番左の2級をやってみた。

ルーフの中はポジティブなホールドが続いた後にヒールフックとかトーフックとかヒール&トーとかでごまかしてなんとかするとして、フェース面に手が出てからが超悪い。丸一日かけて、これなら行けるかもしれないというムーブを考えついたが、どう考えても初段。ちなみに、3級の課題は右からこの2級に合流する。合流の仕方から考えて、初段ある2級より悪いはず。真ん中には元から初段とグレーディングされた課題もある。どうなってるんだここは。

こっからゲキ悪

2級(初段)は惜しいところまで行ったので、今度機会を見つけて再度挑みたい。

それにしても、勉強になった一日だった。


2016年2月22日月曜日

隙間でズリズリ@順子ルーフ

山梨県内某所で開催される隙間でズリズリ有志の会の仲間たちに加えじゅんさんの参加を得て、河又の岩場・順子ルーフへ。正式名称は《有朋自遠方来》。

ルーフに集まりワイワイ楽しむ有志たち

昨年4月に4日間をかけて完成したこの課題は、チムニー、オフウィズス、ハンド、フィンガーにフェースムーブと、多彩なムーブが詰まった20mのルーフののちに、スポーツルートをフリーソロしてトップアウトするという構成。中間部にある核心のルーフムーブをこなして再びチムニーに潜り込み、安心したと思ったら、ダメ押しの恐怖の天井チムニーが待ち受けるという、ズリズリ有志メンバーにはぴったりの内容でした。

核心部のムーブは十人十色。ムーブの解析に苦労します。核心部の終わりを告げるチムニーへの潜り込み部分で、超楽チンな足先行の新ムーブを発見し、勉強になりました。

ルーフの下で肩を落とすお決まりの構図

残念ながら第2登は出ませんでした。しかし、みんなであーでもないこーでもないと隙間にぶら下がり、楽しい1日でした。

ボルダラーは星の数ほどいます。クラッククライマーもたくさんいます。ワイドクラックに限っても、かなりの数のクライマーが楽しんでします。しかし、ワイドクラックとボルダリングの両方を楽しむクライマーはわずかでしょう。ワイドクラックのボルダリングとなるとなおさらです。さらに、この課題は、最後にスポーツルートをノーロープで登るので、ハイボールを許容できなければ楽しめません。

非常に需要の少ない課題です。こうやって集まったクライマーたちと一緒に楽しめることは、本当に幸せなことです。

2015年9月18日金曜日

フリーファン #62 三峰・太陽寺エリア

フリーファン62号(2010年)。

松氏に、三峰のトポを持っているかと問われ、引っ張りだしてきました。メインは、「日本の岩場を斬る」、三峰・太陽寺エリアの案内です。かつては、Bブロックと呼ばれていたエリアです。ちなみに、シルクハット等がある光岩小学校エリアは、Cブロック。

三峰ボルダーは、「秩父三峰ボルダー街道」として、岩と雪108号(1985年)ではじめて紹介されました。AブロックからDブロックまでに渡る、長大なエリアです。

渓谷のボルダーの宿命、下地の変化や、岩自体の変化、移動、消失などなど。岩と雪108号では、「ボルダー街道の象徴的存在」として紹介されているBブロックのホワイト・ハングは、跡形もなく消え去っているそうです。舳先カンテ、積木岩、指紋岩等は完全に水没。

ちなみに、アプローチは、2010年時点の情報では、クラッシュパッドを背負っての懸垂下降、帰りはユマールです。日本ボルダリングエリア(上)では、そんなことは一言も書かれていませんでしたが、今も変わらないのでしょうか?

1985年には既に登られていた《ダイレクト大晦日》や、2003年に初登された《重き流れの中》は、魅力的です。一度訪れてみたいものです。

その他いろいろ。

○MADE IN JAPAN 国産ホールドVOCKの長谷川勘太郎氏
とてもいいインタビューです。

○ビレーグローブ

○「降りること」と「登ること」 ある36歳のヨセミテボルダリング・ソロツアー 萩原良平

○Isle of Miyake 榎戸雄一

○長崎県・竜頭泉ボルダー 牛澤敬一

○河又の岩場 解禁記念登山道整備イベント
鍾乳洞に続く山道の整備のための木材をクライマーがボランティアで担ぎ上げたという話し。その登山道も5年であれだけ荒れるんですね。

2015年6月18日木曜日

ワイドクラック@河又から、カーチェイスとトンネル@白妙橋の岩場

いつものパートナー松氏とクライミング。

まずは河又。洞窟は結露でビショビショでした。気温の高い雨後の洞窟はダメですね。

以前松氏が発見した薄かぶりのワイドクラックを松氏が大掃除してくれて、登りました。キャメ6。やはり上部のチョックストーンをどけないとイマイチ楽しめません。しかし、楽しめる隙間の条件については学ぶことがありました。

ワイドクラック 

白妙橋の岩場に移動。意外なことに岩は良く乾いていました。登ったのは、正面壁左のスラブのカーチェイス(5.10a)。クラックに泥が詰まっていたので、グラウンドアップは断念し、上から懸垂で掃除しました。スラブの楽しさを再確認し、夏の小川山への意気込みを強くしました。

カーチェイス

ついでに、左のクラックから入る下部バリエーションをカムとナッツでリードしました。トラッドルートとして見た場合には、いわば強点主義のイマイチなライン取りという印象を受けます。それでも、スモールナッツでスラブを登るという夢に向けた第一歩を刻むことができたことは、良かったのではないでしょうか。

最後はトンネル・トラバース。全天候型ボルダー・プロジェクト第三弾。このロケーションですから、誰かしら既に登っているとは思います。例によって少なくとも4本のラインを設定できるのですが、一本のムーブを解明したにとどまり、完登はできませんでした。結露で濡れていたのもありますが、それを差し引いてもなかなか厳しい。ずっとフィンガリーです。また次回。

一日楽しめました。

2015年4月19日日曜日

有朋自遠方来@河又の岩場



名栗・河又の岩場 「有朋自遠方来」(初段/FA)


○有朋自遠方来


《順子ルーフ》(仮)としていたこのルーフのボルダー課題。場所は名栗・河又の岩場、《忍吉》、《タコ》等がある一番右の洞窟の中です。洞窟の左奥、20m先からスタートします。奥から入り口を向いて左手にガバフレークががあり、これをスタート・ホールドとしました。右手はお好きにどうぞ。

全長25mのこのボルダー課題は、4部構成となっています。

第一部 完全なルーフのオフウィズス〜チムニーを6m。「順子」という落書きのある壷状のチムニーまで。

第二部 壷状チムニーをクライムダウン気味に始まる。フィンガー〜オフウィズス〜フェースと続く一連のルーフのムーブが4m。側壁の穴を取って再びチムニーに潜り込む。

第三部 チムニー&側壁のトラバースを10m。洞窟の外に飛び出す。

第四部 《忍吉》の中間部に合流。そこから、《忍吉98》に繋げるラインをフリーソロ。壁の上まで抜けて終了。ここのライン取りはお好きなように。

中間部までは完全なルーフで、ルーフの抜け口近くは高さもあり下地も段差のある岩盤なので、クラッシュパッドは多めがオススメです。河又の岩場の長いアプローチをクラッシュパッドを複数枚背負って歩くのが第一の核心です。しかしそれ以上に、20mのルーフを登る間ずっとクラッシュパッドを動かしてくれるパートナーの確保が最大の核心となるでしょう。

太陽が出ていれば第二部以降は光が入るので明るいですが、第一部は常に暗いです。ライトがあると良いです。

グレードはひとまず初段としますが、この手の課題の経験が少ないので、定かではありません。再登者(いれば)の評価を待ちたいと思います。

2015年4月6日月曜日

順子ルーフ(仮)day3@kボルダー

雨予報の中、3日目の順子ルーフ(仮)、いつものパートナー松氏と。

疲れ果てて核心部を見上げる松氏

結露を心配したけれど、まったく問題なかった。これにより、抜け口のムーブ解析に着手できた。

抜け口付近は高さもあって、ホールドも乏しく、ムーブも不安定で、とても怖い。なかなか一歩を踏み出せなかったものの、一歩を踏み出した後に落ちてみてランディングを確認し、安心して落ちれるポイントを確保することで、ムーブ解析が進んだ。そうは言ってもなかなか解明できず、反対側のモコモコにホールドを求めて飛び移ったりしていたところ、松氏が一挙に解決。天井ワイドムーブで正面突破。僕も真似して成功。すごい怖い。

抜け口のムーブさぐりは精神を消耗するのでほどほどにして、あとは順子から始まる核心部トレーニング。10回登る!と言ってみたものの、全然だめだった。1回でヘロヘロ。なんとか数度繰り返し、もう無理ってなって終了。

核心部の始まりのピラニア・フィンガー

身体が重くて撤収作業が全然はかどらなかった。

3日目にしてルーフ部分のムーブは一応の解明を見た。あとはこれを全て繋げられるかだが、とても厳しい。順子から始まる核心部終了までの10mでフィジカル的には初段くらいだろうか?そのあとに10mのチムニーと、最後にルーフの外の6mほど。どうなることやら。

2015年3月24日火曜日

順子ルーフ(仮)day2@kボルダー

スベらせ屋さんの参加を得て、順子ルーフ(仮)。抜け口の下部が結露で湿っていた。前回の様子はこちら

核心ムーブに変更を加えて、ピラニア・フィンガーから穴まではつながった。チムニー・クライムダウンから穴はつながらなかった。

穴からの逆V字チムニー前半部はムーブを解析完了。

逆V字チムニーにめり込むスベらせ屋氏

後半の抜け口は、コンディションの悪さもあって未解明。まだまだ先は長いです。

あ、そうそう、帰りに御岳でこんな超クールなマントル課題を登った。