2026年8月6日木曜日

黄河@瑞牆山不動沢屏風岩

瑞牆山不動沢屏風岩へ。

まずは例によってアップで《愛好会ルート》。いつも濡れてて、前回はこれまでで一番濡れてたんだけど、今回はまあまあ濡れてた。上部は左のクラックだけで登ってみようと思ってやってみたけど、上部でシンハンドかたサムロックあたりの効きの悪いサイズと効きの悪いトージャムの組み合わせになって、テンション入った。右のコーナークラックを使ってトップアウト。悪いトージャムで頑張って突破するマインドを獲得するのには最適なルートではないかと思う。次回は頑張りたい。

で、本題は《黄河》(5.10b)。色んな人から話を聞いて、ビレーのポジションとか、下部のプロテクションとか、ロープの流れとか、色々考えて今回は慎重に木でピッチを切ることにした。木までフォローして、そこからメインイベントのワイドをオンサイトトライ。なお、木でピッチを切ってもこのルートを登ったことになるのか、下から続けて登らないといけないのかは知らない。

ガイドブックにはキャメ0.3からキャメ4との記載なんだけど、自信がないからキャメ3とキャメ4は2本持っていった。よーくオブザベして、これは右挿しに違いないと見定めて、スタート。まずはキャメ0.5。そこから後ろの木を頼りにして一歩上がって、キャメ3。なお、この一歩上がるところは早速ちょっと悪くて悩んだ。で、キャメ4を入れるんだけど、ここからクラックは広がり、キャメ5、キャメ6が欲しい。でも持ってきてない。奥の狭くなってるところにキャメ4を入れるんだけど、上部でも使いたいから、キャメ3を入れたらキャメ4を回収して、キャメ4を入れたらキャメ3を回収して、みたいな。でも限界があるのでちょっと不安なキャメ4を最後にランナウトを強いられた。ここはクラックの左の縁が湾曲しているので右のチキンウイングの手のひらがよく効く。下半身は右足を高く挙げてニーを効かせて、左足をカカトから入れてヒップを開くワイドムーブを採用した。この体勢でヒップを開いて、下半身が奥、上半身はクラックの縁のポジションを維持すると、左手のプッシュがよく効く。そのままズリズリと上がって、ワイドが狭まるところが近づいてきたら、左足のヒール&トーがキマって、体が縦に立った。ズリズリ上がって、クラックの形状が変わる所まで来たら、右側の岩が左に傾いて、右の背中を塞がれてしまった。これはまずいので向きを変えようと周囲を見回すと、右のクラックの縁にちょうどいいブロックを発見した。右手でこれを保持して、左手をなんとかして、一旦体を出して、左挿しになってワイドに半身をねじ込むと、ひと安心かとおもいきやさっきまで左のギアラックでクラックの外にいたカムたちが、クラックの奥で岩と体に引っかかって、体が入らない。そして今さらカムを移すこともできない。これは詰んだかと思ったけど、右足のフットホールドを発見して体重をかけたら、左の岩と体の間ににちょっと余裕が出て、ズリズリと上がることができた。ようやくフィスト。そこから広めのハンド。ここでキャメ2。そこから先は傾斜が落ちてあとはハンドジャムとフットジャムをねじ込んで登るのみ、と思ったけど、コンディションは悪くヌメる。その上、最後に残ったキャメ1は開き度98%で、抜けること間違いなし。数手上がったらクラックは狭まるだろうと期待して進んで、キャメ1を差し替えると、開き度95%。その前のキャメ2はとっくに視界の外。これはもうしょうがないということで、ヌメヌメのハンドジャムを叩き込み続け、フットジャムをねじ込み続けて、這々の体でトップアウト。オンサイトを成功させた。つらかった。

大満足だった。

カムはキャメ6とキャメ5を1本づつとキャメ4からキャメ2を2本ほしかった。早く言ってほしかった。

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