2022年の終わりごろ、兜山(岩場としては兜岩?)の(たぶん)未登のトラッドルートを登った。
以前(2021年だっけ?)、山森さんと一緒に稲妻クラックを登ったときに気になっていた左のカンテに重い腰を上げようと掃除に向かって、まずは右のコーナーを掃除したらヘトヘトになって、日を改めて左のカンテも掃除して、登ったのは大晦日になった。
先に登ったのは左のカンテ。
富士見カンテ(Mt. Fuji over the Arête)E1 5bくらい
晴れていればカンテ越しに富士山をドッカーンと望めるナイスなルート。薄被りのカンテだけど、下部は段々になっていて楽ちんで、上部はフェース面のフレークの助けを得て登れた。スモールカムがバチ効きでプロテクションも問題なし。山森さんがフラッシュで第二登。
あとに登ったのが、右のコーナー。
広くなったり狭くなったりするコーナークラックで、こちらはプロテクションを事前に考えてなかったので、ちょっと頭を捻った。何度覗き込んでも奥の2枚のローブを目視できないセットで、たぶん大丈夫だろうしたぶん落ちないだろうと諦めて登った。上部の穴に入ったところのプロテクションも苦しかった。でもムーブはこっちのほうが簡単。
Welsh Schoolboyの方はおまけみたいなもんだけど、富士見カンテはオンサイトトライしたら結構楽しいんじゃないかと思う。
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