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2017年1月4日水曜日

年末年始キャンプ・3日目「地獄からズリズリ」

キャンプ3日目。30日。

いつもの場所は強風で、外は風の音でうるさく休まりません。

午前中は岩探索。30年前の案内図を片手に、谷をさまよい1時間ちょっと。右から回り込むはずの岩の左からたどり着きました。下部岩壁のルートは木が生えているものの、面白そう。

メインの上部岩壁のクラックとスラブはなかなかのものでした。クラックは大掃除が必要そうですが、その価値はありそう。

下りは正面の谷を真っ直ぐ降りて、15分。30年の年月は、沢の流れも変えてしまっているようです。

お昼前、のりさん&松氏のいる渓谷の狩人で見学。

午後は山森さんからお誘いを受けて、某所の谷でズリズリ活動。



これはすごかった。典型的なinvertのオフウィズス。ダブルフィストのリービでズリズリ上がります。

全員揃って敗退。惜しいところまで行っていた山森さんは、翌日の朝に完登したそう。

この日も見た日「いつもの場所」にキャンプイン。konさんも一緒でした。


2016年12月18日日曜日

ズリズリ仲間とズリズリ@KB岩

山森さん&じゅんさんとクライミング。

まずは、そもそも山森さんに教えていただき、僕とじゅんさんは先に登ってしまったKB岩の「アイスドール」。

いつもより下に車を置いて、歩くこと10分。いつものポイントから40分。空気はキンと冷えているけれど、岩は日を浴びて白く輝いていて、この時期でもいいクライミングができそうです。

山森さんのクライミングは、とても勉強になりました。いいところにカムを決めたら、思い切って大胆にランナウト。簡単すぎたかな?と思ったけれど、核心部ではちゃんと苦しんでいただき、楽しんでもらえたようです。オンサイト。

この岩は周囲も気になるところで、松氏が回復したらまた来るでしょう。

後は、林道エリアに移動。

入り口下の隙間はみんないい感じ。

それからナメクジスラブ。二人とも苦労してました。コツがわかれば簡単に感じます。でも結構難しいのかも。なかなか楽しいスラブ。いつまでも「ナメクジスラブ」と呼ばれるのではかわいそうなので、いい名前をつけておきましょう。


「たえなるみ歌は 天(あめ)よりひびきぬ」。

最後は、前回敗退した隙間。1回目は、出だしで敗退。1本目のカムのキャメ4を入れる場所が悪いと、フィストをきめる場所を潰してしまうようです。難しい。

2回目、2本目のカムのキャメ5を入れた後、テンション。キャメ5を上に入れると、左のアームバーをきめる場所を潰してしまうようです。

山森さんが見事RPした後の、3回目。3本目のカムのキャメ6を入れた後に、カムをつかみました。ロープを踏んでしまって手繰れませんでした。


結局、2日目の敗退。山森さんの勝因は、思い切って体を出して、カムやロープとの干渉の問題を回避できたこと。「アイスドール」に続いて、思い切りの良さを見ました。

どこに行っても、僕が登れないのは思い切り良く動けないから。どうして思い切り良く動けないかというと、先が読めないから。ランナウトして登って、この先どうなるかが読めない。次にプロテクションをセットできるポイントまで落ちずに登れるかが読めない。だから短い間隔でプロテクションをセットしてしまう。セットできないとテンション。先を読むトレーニングが必要です。今はまだ短い間隔でセットしてしまうのは仕方がない。しかし、短い間隔でセットするにしても、仮にランナウトして登るとしたらどこに次のプロテクションをセットできるか、どこまでなら落ちずに登れるか、この辺りを意識的に読みながら登るようにした方がいいのだと思いました。

ただ、クラックの経験が少なすぎるというのが根本的な問題です。これまでに登ったスポーツルートは約100本、スラブは約60本、トラッドルートは約30本。トラッドルートの中でも、まともなクラックは25本ほど。圧倒的に登った本数が少ないです。オンサイトできるかできないかのグレードのクラックを大量に登る経験が必要です。

来年のクライミングの方向性が少し見えてきました。

久々のズリズリ仲間とのクライミングで、ズリズリの会らしい隙間も登れて、小さな手でフィストがきまらないフィストクラックを登ったのりさんにも会えて、楽しい1日でした。

2016年5月11日水曜日

第5回・隙間でズリズリ有志の会@日本一つらい初段


暖かくなり、場所をかえての隙間でズリズリ有志の会。山森さん、じゅんさん、松氏と、「日本一つらい初段」に挑みました。



結果は、全員揃って敗退。これは難しいです。

ということで、目標は達成できなかったのですが、このエリアのことがいっぺんで気に入ってしまいました。広葉樹の緑で覆われる谷、透明な川のゆるやかな流れ、流れに寄り添う砂浜、真っ白に輝く美しい花崗岩。最高です。登りがなくても訪れたい場所です。

登りの方は、近くの隙間を幾つか。「日本一つらい初段」の対岸すぐの隙間は快適。ちょっと離れた別の隙間は、ツルツルに磨かれたスラブにルーフが蓋をしているものです。



前半のトラバースはスメアも効かず足がツルツル滑り、渾身のチキンウィングで挑みました。しかし、山森さんが匠のスメア技術を発揮していとも簡単に解決。真似したらできました。背中プッシュも重要で、つらいですけど。抜け口はツルツル度合いがさらに増し、苦労しました。思い切った発想の転換で打開。とても面白いです。が、もしかしたら、日本一つらい3級かもしれない。

この隙間のすぐ向かいのマントル課題では、またしても山森さんの足使いの技術に感激したり。勉強になりました。

クライミングシューズを履いたまま上流にお散歩に行き、可愛らしいスラブを登ったり。最高です。



コケだらけのカンテに敗退したり(冒頭の写真)。

隙間のボルダーは、ちょっとした工夫で打開できることが多いです。ほんのひと押しで体が10cm上がるだけで、その後の展開が開けたり。「日本一つらい3級」もそんな感じ。そこで得た両足後ろムーブが、「日本一ついら初段」でも使えるんじゃないか、そんなことを考えつつ、次にこの美しい谷を訪れる日を楽しみにしています。

2016年4月11日月曜日

第4回・隙間でズリズリ有志の会

第4回となった有志の会。山森さん、じゅんさん、松氏と。

前回の業務連絡でお伝えした難しいルーフを攻略するために、呼びかけに応じていただきました。隙間課題が充実してきたこのエリア、そろそろ登った課題に名前を付け、未登の課題には仮名を付けておかないと、コミュニケーションに支障をきたすようになってきました。


まずはじめは、前回僕が登った冗談みたいな隙間。山森さんが、右のお立ち台に立ちスタートを追加。挟まる他にも数種の登り方ができて、答えのない中でいろいろ試すと楽しいです。


引き続きアップで、前回登った正統派ワイド。


右を向いたり左を向いたり、ワイド登りの基本を試せていい隙間です。そのままですが、《正統派》と呼ぶことにします。


次は本題その一。山森さんが以前から目をつけていて、数度にわたる掃除の結果ようやく乾いた立派な隙間。松氏がナイスムーブを発見し、それをそっくり真似して、僕が初めに登らせていただきました。以前、ダイバーさんと行った八千穂高原の《フィストクラック》でも体験したことですが、クラックが大きくオフセットして横または斜めに伸びているときは、その段差にお尻を載せてしまうのがいい、これはワイドのセオリーなのかもしれません。


形状、ムーブ、下地を考えると、みんなで取り組まないとこの課題を登ることは難しかったでしょう。全員揃って完登で、会合を開催した甲斐がありました。これは《パックマン》ということで。この左上は、《くの字》(仮)ということでどうでしょう?


さらに、本題その二。前回、あれこれ試してムーブが分からず、今回の会合の開催のきっかけとなった、難しいルーフの隙間。これをなんと、山森さんが一撃初登。圧巻のクライミングでした。素晴らしいクライミングを見て、刺激を受けました。僕はあれこれ苦労して、なんとか完登。


まだいくつかの課題がのこっています。次回が楽しみです。


○その他の課題

いろいろ名前を付けておきましょう。


つるつるワイドは、今のままつるつるワイドでもいいのですが、《遥》。「はるか」と呼びます。井川遥の豊満な唇を思わせる形状と岩肌から。


これの両足ぶら下がりスタートのラインは、《たまご》です。


こちらは、《ぬくもり》です。アップに最適なので。

2016年3月31日木曜日

ずりずり業務連絡

有志の会の皆様へ、業務連絡です。

まずは冗談みたいな割れ目です。


この隙間を目印にして、この真上に、二つの隙間があります。

左は、このエリアでは意外となかった正統派ワイド登りで、楽しいです


右は登れてません。登って下さい。ちゃんと掃除して乾けば、気合いで登れると思います。


それから、もう一つ。凹角と閻魔帳の間の遊歩道上の隙間。これも登れてません。登って下さい。難しいと思います。ムーブはハンドジャムが決まるものの全身のワイド成分が高く、テクニカルでアクロバティック、そして難解。


一筋縄ではいかなそうなので、みんなで知恵を出し合って登るのがよさそうです。再びズリズリ有志の会の開催を求めたいと思います。

この他、つるつるワイドのすぐ下の、松氏が登ったクラック。SDスタートで、シンハンドから一手のフィンガー。とてもいい課題です。


さらに、かなり遠いですが、橋を全部渡って、尾根を越えて、階段を降りたところの対岸に、ハンドからオフウィズスに広がるなかなか立派な割れ目があります(未登)。歩く価値ありです。その左のスラブ&ルーフ状の凹角は、楽しめるかどうかわかりません。

2016年3月7日月曜日

第3回・隙間でズリズリ有志の会

前回は河又に場所を変えてズリズリしたので、かなり久しぶりになってしまった、第3回隙間でズリズリ有志の会。じゅんさんも加えたフルメンバーで開催です。

本題は氷由来の染み出しにより断念。大掃除をして次回に備え、次の隙間へ。


まずは左。ワイドボーイズのセンチュリークラックでも言われているように、ハングしたクラックは抜け口のムーブが核心になります。それをボルダーに置き換えると、隙間のボルダーはマントルが面白い。名作です。

次は右。

吐き出されるサイズ

両足を突っ込んでのぶら下がりムーブはダメ。これはVedauwooのSquatの動画で学んだことですが、両足ぶら下がりムーブにおいて推進力を生むのは、手です。押せる外のホールド、もしくは引けるリービが決まるサイズの隙間がなければ、ぶら下がりムーブは機能しません。

ということで、半身を突っ込む根性ワイドムーブで完登しました。マントルまで悪くて、一級品です。

その後は、隙間を探し歩いて見つけた、フィンガーサイズの細い割れ目。隙間でズリズリの本来の活動からは外れますが、この日の課題は全て片付けたので、登りました。


ジャスト180度のルーフ、第一関節ジャムサイズで、終始足先行。ムーブを作って登ってしまったダイバーさんすごいです。僕も真似してなんとか完登。スタートの第一関節ジャムが特に勉強になりました。

一日中ルーフに張り付いていたので、腹筋が気持ち悪くなって、帰りの運転は代わってもらいました。

まだまだ続きます。

2016年1月12日火曜日

第2回・隙間でズリズリ有志の会

前回敗退した隙間をやっつけるべく、第2回・隙間でズリズリ有志の会の開催です。残念ながらダイバーさんはご欠席。

狙いはこの奥で我々を待ち構える大物。


改めて見ても、立派な隙間です。左右は登れず、隙間の奥から出てくるのが唯一の弱点というのも素晴らしい。


前回のトライで松氏が発見した差し替えムーブを山森さんが発展させ、見事完登。最後まで緊張感の続くナイス・クライミングでした。松氏も同じムーブで完登。


僕は同じムーブはできず、なんとか誤魔化して最後に完登。

このエリアには、探し求めていた岩と岩の隙間がごろごろ転がっています。これは、アップで登った小さな隙間。マントルがワイドっぽい動きで、少々奮闘的。アップに最適。


それから、本題の後で登った隙間。上部がすこしばかり奮闘的で楽しい。


さらにそれを一番奥から。両足でぶら下がった後に、上半身を出すのに苦労しました。腹筋を最大限使ってジャミングやリービテーションを試したものの、うまく決まらず、正解はプッシュと肩でした。あんなに苦労していた一手が、こんなにすんなり出るなんて。力の前に技。そこから先は奮闘的なワイド。今度は肘と背中、そして足。勉強になりました。

失敗ムーブ

こちらは松氏のトライ。



まだまだ隙間はあります。再訪が楽しみです。

2015年12月31日木曜日

第1回・隙間でズリズリ有志の会

たかとんさんにご紹介いただき、山森さんにご案内いただき、岩と岩の隙間に挟まりに行きました。ダイバーさん&いつものパートナー松氏も一緒。

ワイドな岩と岩の隙間が3本あるということで、今回はそのうち2本をお掃除&トライ。泥まみれになっての盛大な掃除の末にトライ開始。


右の隙間は、チョックストーンを使うバージョンと使わないバージョンで完登。使うバージョンは上半身のワイドムーブが、使わないバージョンは下半身のワイドムーブが、それぞれとても楽しい。とても短いですが、なかなかの隙間です。下地が極悪でスパイシー。


左の隙間は大物でした。チムニートラバースの後のフィストでの乗っ越しが難解で、4人で波状攻撃をかけたにもかかわらず、解決には至りませんでした。


第2回が楽しみです。