またまた飯塚さんと河又洞窟プロジェクト。ついに2桁台に突入。
アップ後、つなげトライ。
懸案の右足ブラインドフットホールドを捉えるのがやはり厳しい。飯塚さんのナビゲーションに助けられて捉えられたと思ったら、左手マッチからの寄せに違和感あり。寄せをなんとかこなしたと思ったら、右手の保持が厳しい。
最終的には、前腕の持久力向上が必要という結論を得た。
ともかく、右手カチを保持して左手を寄せてニーバーを解除するところまで行って、最高到達点を記録した。
また今度。
またまた飯塚さんと河又洞窟プロジェクト。ついに2桁台に突入。
アップ後、つなげトライ。
懸案の右足ブラインドフットホールドを捉えるのがやはり厳しい。飯塚さんのナビゲーションに助けられて捉えられたと思ったら、左手マッチからの寄せに違和感あり。寄せをなんとかこなしたと思ったら、右手の保持が厳しい。
最終的には、前腕の持久力向上が必要という結論を得た。
ともかく、右手カチを保持して左手を寄せてニーバーを解除するところまで行って、最高到達点を記録した。
また今度。
行こうかな—、どうしようかなー、と思ってたら、飯塚さんからお昼に行きますとの連絡あり、行くことにした4月下旬。ゆっくり目の10時30分頃駐車場着で、先に岩場に上がってゴムチューブでアップをしてたらあとから飯塚さんが上がってきた。岩場にはわれわれ二人と、左の洞窟前にリードクライマーの二人のみ。
最高気温は17℃で、快適。むしろ肌寒いくらい。関東地方のクライマーはどこに行ってしまったのか?
プロジェクトは染み出しでコンディション悪く、いまいち。
厄介な足抜きムーブに発見があり、左膝の外側を岩にこすりつけるとそのフリクションで落下衝撃がやわらぐことがわかった。
最初のニーバーは足首を上げるアクティブニーバー。効きが良くなるのと、体が上がって左ピンチを持ちやすくなる。また今度って思った翌日にヅッカーさんが河又に行くというので、2日連続。前回良い感触だったので、勢いに乗って進めてしまおうという魂胆で。
朝練なので、7時30分集合。登ったのは8時から10時30分といったところ。朝の気温は15℃くらい。前日のスタート時より10度以上低くて、かなり寒い。車にたまたま乗ってたジャンパーで寒さをしのいだ。天気は曇り。なぜかわからないけど染み出しが増えていて、逆さまレスト時の右手アンダーはびっしょり濡れていた。スタート周辺も染み出し。どういうメカニズムなのか謎。
この日のテーマは、スイング。
ピンチを持ったら足ブラで左足を左から右に180度スイングするムーブを試すこと。ここは以前一度できたんだけど、またできなくなっている。ここができたら、ムーブは全部解明完了ということになる(たぶん)。
で、いろいろやって、右手の甘いカチを持ったら、左の肩と脇を稼働させるように体を引き上げるのがコツらしいということがわかってきた。
この日はヅッカーさんがスポットしてくれてマットも貸してくれれ安心してトライできたので、勢いに乗ってスタートからのつなげトライもやってみた。
1回目は、逆さまレストから足抜きに成功したものの、右手アンダーが湿っていて、左手が出なかった。加えて言うと、本気トライ時はテープがない方がいいと思ってテープなしで登ったら、ガビガビホールドが激痛だった。今後は本気トライ時もテープ必須。で、2回目も足抜きには成功したけど、今度はニーバーがうまくキマらず、やはり左手が出なかった。
ということで、完登には至らなかったけど、全ムーブを理解し、足抜きに成功して最高(というより最右)到達点を更新したので、大いに成果のある朝となった。
4月中旬。11時頃岩場着。気温27度、晴れ。結露も染み出しも抜けていた。洞窟内に日差しが入り、ライトがなくても問題ないくらい明るい。
テーマはドロップダウンムーブの検討。
右カチを保持したら、左足をルーフ奥において、左手を岩にこすりつけてズルズルずらしながら降りるのがコツらしい。
そこから、右足のニーバーを穴にはめ、左手をとばしたら、右のニーバーをフレークの右側にかけて、右手。
そこから先はなんとかなりそう。
で、左手ピンチからつなげてみると、ドロップダウンムーブができない。原因は、マッチホールドのいいところを右手で使ってしまうので、左手でいいところを持てないことのようだ。あと、関連することとして、前腕の角度が斜めになってると、こすりつけズルズルドロップダウンムーブに入れない。前腕を下に向けないと。
また今度。
この日は西條さんと一緒に太刀岡山へ。登る気満々で現地に着いたものの、駐車場はすでに満車。まさかの駐車場敗退となった。
気を取り直して、西條さんと相談しながら昇仙峡ボルダーへ移動。のんびり岩場を見て回っていたら、西條さんのプロジェクトの隣で、岩と岩の隙間にできたルーフを発見。自然にラインが浮かんできて、「これ、やってみたいかも」とその場でトライ開始。ホールドの配置も独特で、ムーブを組み立てる時間が面白い。
ひとしきりルーフを触ったあとは、牙王を初めてトライしてみることに。名前は前から知っていたけど、今回が初めてのチャレンジ。実際に取り付いてみると、ムーブが思った以上に複雑で、いまいち核心が見えない。いろいろ試してみたけど、ムーブの解明に至らずこの日は敗退。
ルーフも牙王も登れなかったけど、西條さんとあれこれ話しながらトライできて、新しいラインも見つかって、充実した一日だった。登れてなくても、こういう日ってやっぱり楽しい。
たまった宿題は片付けていかなければならないんじゃないかということで神戸LOVERSを登って、次に片付けに入ったのが洞窟ボルダープロジェクト@河又の岩場。
3月下旬
洞窟内は染み出しと結露で真っ黒だった。大雪の影響か。外にはスポーツルートに取り組むクライマー1組3名がいた。外の空気はよく乾いていたので、扇風機で風を送れば洞窟内も乾きそうな気配であった。
前回ここに来たときは、《有朋・・・》と交差する穴から右足を抜くのが困難で、抜くと真っ逆さまに落ちていた。今回は左手をスローパーではなくサイドに変えて解決。サイドだと、抜いたあとにニーバーをかける場所を潰してしまうんだけど、別の場所にかけることでなんとかなりそう。体勢は悪くなるけど、頑張れるはず。
ニーバーで左手ピンチを持ったあとに右の遠いカチを右手で取るん。以前はできていたこのムーブができなかった。もしかしたらニーバーの位置が前回と違うからかもしれない。前回はニーバーを途中でかけかえていた。
ムーブの解読に取り組む際には指に巻くテープが重要。右手は、右足を抜く際のアンダーホールドで中指に穴があく。左手は、同じく右足を抜く際のサイドで小指と薬指に穴があく。本当は中指もテープを巻きたいけど、次のピンチが持てなくなるので、巻かないようがよい。
4月上旬
洞窟内はところどころ染み出し。結露は抜けていた。乾燥してコンディションは良好であった。気温は高く、アプローチでは汗をかくが、洞窟内は冷たい風が吹き出て、肌寒いくらい。
前回のセッションで不明だった最初のニーバーからのムーブ探りに取り組んだ。ニーバーで左ピンチを持ったら右足を左の丸棚に戻すと、体が右に倒れて、右のホールドに近づける、そんな仕組みらしい。一つ解決。
そこからニーバーを解除して足ブラで体を反対側に振るんだけど、足を外したときの振られに耐えられない。
しょうがないので、耐えられたと見立てて、その後のムーブ探りに移行した。右足トーフックで右手を出すのは元気なら問題なく、そこから二度目のニーバー。ここはかけどころがわかりにくいので、頑張る。左手を寄せるポイントがわかりにくかったけど、なるべく右。その後の右手のカチへのとばしでかなり悩んだが、ここもまた、右足をはずと体が右に倒れて、ニーバーがより良く効く、という仕組みらしい。ニーバー難しいよ。
右カチをもったら、ルーフの下に潜っていくんだけど、左手を出すムーブが不明だった。ここは以前一度できたような気もするんだけど、何も覚えてない。
左手を持てたら、三度目のニーバーで左手を送って、四度目のニーバーで右手もルーフ奥に。そこから右に出てくる。という感じ。
二箇所のブランクセクションを残してしまったけど、進歩があった。
テープはやっぱり大事。ニーバーのあとのピンチで左手の中指第一関節上左側に穴があく。人差し指第二関節上左側にも穴があく。結局、左手は全部の指にテープ。右手は中指。
また今度。
ものすごく久しぶりにスポーツルートを登った。太刀岡山・小山ロック。山森さん、村井さん、養蜂家さんと一緒。
スポーツクライミングを真面目にやっていたのは10年くらい前で、そのころは秋から春は奥多摩・秋川でスポーツルートをやって、夏は小川山でスラブをやっていたので、スポーツルートのシーズンに山梨に登りに行くという発想がなかった。さらに、その頃は太刀岡山の小山ロックは大人気の岩場で、行ってもルートに行列ができていて待ち時間が長いから楽しくないだろうという判断もあった。今回、初めて行ってみて、小山ロックは左右のルートが近くて隣のルートを登っている人がいると登れないので、当時の判断は正しかったのだろうと感じた。もっとも、今となっては小山ロックの訪れるクライマーは少ないようで、快適に登れるようになっているそうだ。
前日の雨により快適にアップとして登れそうなルートは限られていて、最初に取り付いたのは《チェリーブロッサム》(5.10b/c)。これは厳しかった。ボルト一本目あたりがかなりシビア。上部は苔で汚れているけど快適なスラブ。テンション混じりでチェーンへ。岩の上に立って終われるので、天気の良い日に登ったら気持ちいいと思う。グレードは怪しい。
それから、《ルートキラー》(5.11c)。これは難しかった。特にボルト5本目(6本目だっけ?)のあたり。左から入るとクリップは容易だけど、向きの悪いホールドにクロスで出して耐える事になりそう。右から入るとムーブはより素直になるけど、クリップが厳しい。3回やって、登れなかった。
なお、この日はめちゃくちゃ寒くて、コンディションは最悪だった。登り始めてまもなく指先の感覚がなくなって、ダメ。テンションかけて指先を温めて、各駅停車のクライミングになった。そして、登り終わって地面につくと、指先が温まってくる。ところが、ビレーと休憩してる間に指先が冷えて、冷えた指先の登り始めて、すぐに感覚がなくなって、ダメ。地面に降りると温まる。この繰り返し。登り始める前に指先を温める方策を考えないといけない。
また今度。