2026年8月6日木曜日

ギアメモ

クライミングシューズ

スクワマ(1)(黃)ボルダー用

    2019年購入;2025年リソール

スクワマ(1)(黃)ボルダー用

    2020年2月購入;2025年リソール

スクワマ・ヴィーガン(1)リード用

    2025年購入;2026年リソール

スクワマ・ヴィーガン(2)リード用

    2026年購入

ジェネレーター・ミッド ワイド用

    2024年購入;2024年リソール

アップモック(1)ジムトレーニング用

アップモック(2)ジムトレーニング用

    2026年購入(左だけ使用開始)


クイックドロー

BDの青いの

    2025年購入

ペツルスピリット

    2026年購入


《黄河》@瑞牆山不動沢屏風岩

瑞牆山不動沢屏風岩へ。

まずは例によってアップで《愛好会ルート》。いつも濡れてて、前回はこれまでで一番濡れてたんだけど、今回はまあまあ濡れてた。上部は左のクラックだけで登ってみようと思ってやってみたけど、上部でシンハンドかたサムロックあたりの効きの悪いサイズと効きの悪いトージャムの組み合わせになって、テンション入った。右のコーナークラックを使ってトップアウト。悪いトージャムで頑張って突破するマインドを獲得するのには最適なルートではないかと思う。次回は頑張りたい。

で、本題は《黄河》(5.10b)。色んな人から話を聞いて、ビレーのポジションとか、下部のプロテクションとか、ロープの流れとか、色々考えて今回は慎重に木でピッチを切ることにした。木までフォローして、そこからメインイベントのワイドをオンサイトトライ。なお、木でピッチを切ってもこのルートを登ったことになるのか、下から続けて登らないといけないのかは知らない。

ガイドブックにはキャメ0.3からキャメ4との記載なんだけど、自信がないからキャメ3とキャメ4は2本持っていった。よーくオブザベして、これは右挿しに違いないと見定めて、スタート。まずはキャメ0.5。そこから後ろの木を頼りにして一歩上がって、キャメ3。なお、この一歩上がるところは早速ちょっと悪くて悩んだ。で、キャメ4を入れるんだけど、ここからクラックは広がり、キャメ5、キャメ6が欲しい。でも持ってきてない。奥の狭くなってるところにキャメ4を入れるんだけど、上部でも使いたいから、キャメ3を入れたらキャメ4を回収して、キャメ4を入れたらキャメ3を回収して、みたいな。でも限界があるのでちょっと不安なキャメ4を最後にランナウトを強いられた。ここはクラックの左の縁が湾曲しているので右のチキンウイングの手のひらがよく効く。下半身は右足を高く挙げてニーを効かせて、左足をカカトから入れてヒップを開くワイドムーブを採用した。この体勢でヒップを開いて、下半身が奥、上半身はクラックの縁のポジションを維持すると、左手のプッシュがよく効く。そのままズリズリと上がって、ワイドが狭まるところが近づいてきたら、左足のヒール&トーがキマって、体が縦に立った。ズリズリ上がって、クラックの形状が変わる所まで来たら、右側の岩が左に傾いて、右の背中を塞がれてしまった。これはまずいので向きを変えようと周囲を見回すと、右のクラックの縁にちょうどいいブロックを発見した。右手でこれを保持して、左手をなんとかして、一旦体を出して、左挿しになってワイドに半身をねじ込むと、ひと安心かとおもいきやさっきまで左のギアラックでクラックの外にいたカムたちが、クラックの奥で岩と体に引っかかって、体が入らない。そして今さらカムを移すこともできない。これは詰んだかと思ったけど、右足のフットホールドを発見して体重をかけたら、左の岩と体の間ににちょっと余裕が出て、ズリズリと上がることができた。ようやくフィスト。そこから広めのハンド。ここでキャメ2。そこから先は傾斜が落ちてあとはハンドジャムとフットジャムをねじ込んで登るのみ、と思ったけど、コンディションは悪くヌメる。その上、最後に残ったキャメ1は開き度98%で、抜けること間違いなし。数手上がったらクラックは狭まるだろうと期待して進んで、キャメ1を差し替えると、開き度95%。その前のキャメ2はとっくに視界の外。これはもうしょうがないということで、ヌメヌメのハンドジャムを叩き込み続け、フットジャムをねじ込み続けて、這々の体でトップアウト。オンサイトを成功させた。つらかった。

大満足だった。

カムはキャメ6とキャメ5を1本づつとキャメ4からキャメ2を2本ほしかった。早く言ってほしかった。

小川山・リバーサイドエリア・《ハーフカクテル》

西條さんと小川山。

朝、キャンプ場で行き先を相談したところ、西條さんがリバーサイドの2階のルートに関心があるということで、リバーサイドに行くことになった。リバーサイドの1階のスラブは過去に一度ひとりで登りに行ったことがあって、2階にはイチゴ農家の河野くんと行ったことがあった。今回で3回目だろうか?

この日のリバーサイドは大人気で、入れ代わり立ち代わりクライマーが現れ、7パーティー15人くらい。取り付きは木陰でそよ風も通りとても快適に登れた。もっとも、昼頃からは岩の上半分は木よりも高く直射日光を浴びており、登ると結構暑い。

《アウト・オブ・バランス》(5.9)、《マダム・バタフライ》(5.10b)、《ブラックシープ》(5.10b)を登った。自分は3本とも登ったことがあって、全部西條さんがオンサイト。なお、《マダム・バタフライ》は、ガイドブックではスタートは《アウト・オブ・バランス》と共通で3本目のボルトから右に移る設定になっている。現状は、2本目のボルトの後の右側にもボルトが設置されていて、2本目で右に移る設定もされているようだ。さらに、そのボルトの下はフレークにカムをセットできるので、地面からダイレクトスタートも可能。というわけで、今後は《マダム・バタフライ・ダイレクトスタート》が標準になっていくのではないかと思う。グレードはたぶん変わらない。カムがない人は従来の《マダム・バタフライ》で。

といったところで、今回取り組んだのが《ハーフカクテル》(5.10c)。短くも厳しそうなルートで、なかなか楽しそうだったので。しかも、ルートは壁の真ん中までの設定で、ルート全体が木陰に入っていて涼しそう。その上、右のルート(5.10d)が終了点をかすめて走っているので、回収にも不安はなし。厳しいルートに挑むには最適な環境だった。

ここでは、シングルピッチのボルトルートのシージング(ハングドッグあり)という自分の大好きな堕落したスタイルのクライミングを楽しんだ。

ボルトはガイドブックでは4本。しかし、現状は3本。地面に近い1本目のボルトはその跡が残るのみで、3本だけ打ち替えられたようだった。今回は、1本目のボルト跡の少し下のポケットに西條さんがトーテム青を入れてくれた。

トップは西條さんが担当し、トーテム青が刺さったポケットを踏んでの大胆なムーブで2本目のボルト(現状は1本目のボルト)に到達した。そこから数歩上がったところでストップ。ナイストライ。

2番手は自分。トーテム青のポケットを踏んだムーブは長リーチが幸いして安定したムーブになった。2本目のボルトにクリップしたらいきなりハングドッグを発動し、あーでもないこーでもないとこねくり回して、リーチーなサイドプルで突破した。3本目のボルト周辺でもまたもやハングドッグを発動し、こねくり回して、トポの記載通りに左に寄って、顕著なフットホールドに乗り込んで、4本目のボルトに到達。クリップしたところでノルマは達成しただろうと判断し、おろしてもらった。

そこから先は二人揃ってハングドッグによるムーブ探り。4本目のボルトから先は右にラインを取ろうとしたらものすごく難しくて、左のカンテを頼りに左のルートにかなり接近すると先に進むことができた。左上の顕著なカチをマッチしたところで行き詰まって、眼の前にあった左のルートのヌンチャクを掴んで、右に戻って、終了点に到達した。あとはトップロープ。

で、4本目のボルトから右寄りのホールドを使って壁の真ん中を突破するムーブを探ったんだけと、これはかなり厳しかった。遠い視界の端にガバポケットを捉えてるんだけど、ひたすら遠い。左手の竜の子どもの背みたいな縦ホールドを左手で保持して、足をなんとかして、遠いガバポケットに飛びつくみたいなムーブを想像したんだけど、この竜の背がヌメヌメなのもあり、フットホールドの向きや位置が絶妙に悪いこともあり、結局無理だった。

ガイドブックの記載によると4本目のボルトからは「やや左のルート寄りにホールドを求めて抜ける」とのことで、おそらくは左上のガバカチを目指すラインで正解なんだろう。最後はトップロープでノーテンで登って、終了。中央突破は現代の強いクライマーなら可能な気がするので、やってみてほしい。

大満足クライミングであった。

なお、《ジョコンダ》(5.10c)がガイドブックでは☆☆になっていて、見上げた感じだと結構面白そうなのだが、出だしの弓形フレークにカムを挿しっぱなしにしてトライしているグループがいて、他のクライマーは迷惑そうだった。あれはやめたほうが良いと思う。

あ、2階には結局いかなかった。

キャンプ場に戻ったら、本題の川泳ぎでフィニッシュ。

クライミングのみにとどまらず大満足の一日であった。