久々に帰ってきました、奥多摩トラッド。長い長い花崗岩のシーズンがあけ、日当たりの良い岩場でヌクヌクとクライミングを楽しむべく、帰ってきました。
昨年6月にエイドルートをトラッドでフリー化し、SOLIDARITYというルートを作った数馬の岩場。そこにもう一本のルートを拓こうという算段です。半年前に続いて2日目。
まずは松氏がトップロープで試登。巨大なフレークを抱えたまま落っこちて来て大笑いでした。この岩は表面が風化していて、まだ安定していないところがあります。
さて僕の番。テラスから離陸して、まずはクラックからはみ出た木の根にデッド。それをマッチして、次のプロテクションをセット。
離陸時のプロテクションは、こんな感じでした。
マスターカム紫と、ストッパー#3。不安です。
次のプロテクションは、手前に引いたら飛び出しそうなマスターカム黄。とても不安なので、ナッツを一本入れたいところです。入れてる間に木の根が折れないかが不安です。
あとで前回の記録を確認したら、「核心部のプロテクションはマスターカム紫&C3赤でなんとかなりそう」と書かれてました。これは離陸時のプロテクションの話なのか、それとも次のプロテクションの話なのか、すっかり忘却の彼方です。次回はC3を持っていきましょう。
ムーブ的な核心部は、両足を壁面スメアで右手のデッド。それが決まればしばらく安心。
休めそうで休めない中間部をこなした後、上部はリップまで4mのランナウト。カンテを絡めてヒールフック、トーフック、ニーバーなどを駆使してのバランシーなムーブが続きます。最後の最後のエッジを握る力が残っているか否かが、歓喜の瞬間と恐怖の数秒間の分かれ道です。笑が止まりません。
期待通りに暖かい日差しの中で楽しいクライミングでした。2人で2回ずつ試登して、終了。
あとは締めのボルダー。
フィンガージャムからランジです。ここに着いた時点ですでにヨレヨレでしたが、だんだん調子が出てきて、ランジには成功しました。しかし、それで終わりではなく、また次回。
2017年1月30日月曜日
2017年1月18日水曜日
Brexit
トラッド王国UKはどこへ行くのか。長いから後でちょっとずつ。
"A little over six months ago, the British people voted for change.
They voted to shape a brighter future for our country.
They voted to leave the European Union and embrace the world.
"A little over six months ago, the British people voted for change.
They voted to shape a brighter future for our country.
They voted to leave the European Union and embrace the world.
2017年1月17日火曜日
シンクラック偵察と魂魄
ちょっと足を伸ばして、シンクラックPを見てきました。
濡れてはいません。しかし、足元に残る雪のサラサラ具合が、この場所の寒さを教えてくれます。
登るには寒すぎるかもしれません。
帰りに魂魄。
手が出る前に右足が切れて安全に着地。この傾斜でフットホールドが悪いと、全然対応できません。
寒すぎ、手が乾きすぎ。このコンディションにも対応できません。
濡れてはいません。しかし、足元に残る雪のサラサラ具合が、この場所の寒さを教えてくれます。
登るには寒すぎるかもしれません。
帰りに魂魄。
手が出る前に右足が切れて安全に着地。この傾斜でフットホールドが悪いと、全然対応できません。
寒すぎ、手が乾きすぎ。このコンディションにも対応できません。
2017年1月6日金曜日
スチャダラ通信第7号「ふりだしに戻る」
一人で神戸ボルダー、スチャダラです。
御殿場方面に居を移した強い若者と会いました。ここで会うのは2度目です。
さて、年末に娘と「すごろく」をやりまして、10コマくらい進んだところに「ふりだしに戻る」があって、そこに8回くらいハマりまして、娘1号がゴールしたころになっても僕はスタート付近にいました。
2週間ほどあいたスチャダラもふりだしに戻りました。
なんだか何もできなくなっていて、初手も、トーフックも、ヒールフックもできなくなってました。
体が重いのは、キャンプ生活で力が落ちているからか、ここのところジムをお休みしていて強傾斜を登っていなかったので弱くなっているからか。
ホールドを保持している感触を得られなかったのは、岩が乾燥しているからか、湿っているからか。指先が乾燥しすぎているのか、ぬめっているのかも分かりません。この手のツルツルの石灰岩がキンキンに冷えたものをどう扱っていいのか、経験がありません。
若者によると、お昼頃の方がコンディションがいいんだとか。
最後は気合を入れてヒールフックからの一手だけはできるようにして、終了です。粒踏みは遠い。
今のところヒールフックからの一手が最も負荷が低いムーブなので、毎度ここから始めて体を温めるのがいいのかもしれません。
慣れれば登れるというものではないようで、しっかりジムで鍛え続ける必要がありそうです。
また行きます。
御殿場方面に居を移した強い若者と会いました。ここで会うのは2度目です。
さて、年末に娘と「すごろく」をやりまして、10コマくらい進んだところに「ふりだしに戻る」があって、そこに8回くらいハマりまして、娘1号がゴールしたころになっても僕はスタート付近にいました。
2週間ほどあいたスチャダラもふりだしに戻りました。
なんだか何もできなくなっていて、初手も、トーフックも、ヒールフックもできなくなってました。
体が重いのは、キャンプ生活で力が落ちているからか、ここのところジムをお休みしていて強傾斜を登っていなかったので弱くなっているからか。
ホールドを保持している感触を得られなかったのは、岩が乾燥しているからか、湿っているからか。指先が乾燥しすぎているのか、ぬめっているのかも分かりません。この手のツルツルの石灰岩がキンキンに冷えたものをどう扱っていいのか、経験がありません。
若者によると、お昼頃の方がコンディションがいいんだとか。
最後は気合を入れてヒールフックからの一手だけはできるようにして、終了です。粒踏みは遠い。
今のところヒールフックからの一手が最も負荷が低いムーブなので、毎度ここから始めて体を温めるのがいいのかもしれません。
慣れれば登れるというものではないようで、しっかりジムで鍛え続ける必要がありそうです。
また行きます。
2017年1月4日水曜日
2017年の目標
2017年は、スラブのRPグレードの追求と、トラッドルートの数の追求です。
これまでに登ったスポーツルートは約100本、最高グレードは12b(だけど、グレードがおかしく激辛という話も)。スラブは約60本、最高グレードは11c(と言っても、ライン取りが怪しいやつ)。トラッドルートは約30本、最高グレードは12b。トラッドルートの中でも、まともなクラックは25本ほど。
ボルダリングもやりたいですね。ボルダリングのグレードは2011年12月以来、変化がありません。
と、目標を積み上げていくと、結局いろいろやりたいってことで。
これまでに登ったスポーツルートは約100本、最高グレードは12b(だけど、グレードがおかしく激辛という話も)。スラブは約60本、最高グレードは11c(と言っても、ライン取りが怪しいやつ)。トラッドルートは約30本、最高グレードは12b。トラッドルートの中でも、まともなクラックは25本ほど。
これだけ見たときに目立つのは、スラブのグレードの低さと、トラッドルートの数の少なさ。ここを補っていきましょう。ついでに、スラブについてはオンサイトも大事にしたいので、確実にオンサイトできるグレードの向上も目指しましょう。トラッドルートはひたすらオンサイトトライ。2回目などありません。
ボルダリングもやりたいですね。ボルダリングのグレードは2011年12月以来、変化がありません。
と、目標を積み上げていくと、結局いろいろやりたいってことで。
2016年のまとめ
遅くなりましたが、2016年をまとめときます。
2016年に新しく登ったルート。☆は個人的なお楽しみ度。
○スポーツルート
○スラブ
○マルチピッチ
○ボルダー
2016年は多くの時間をトラッドルートのために過ごしました。最大の成果は、「センチュリー・フォー・カラーズ」。今年の梅雨入りまではほぼこれだけに全ての時間を捧げたと言ってよいでしょう。梅雨入りから夏は天気の巡り合わせも悪く、ほとんど登れず、秋以降はシンクラック・プロジェクトに取り組んでいます。登ったルートの少なさはこの2本のルートが原因です。
そんな中でも、「小さな親切大きなお世話」というスラブ、「アイスドール」というクラックの2本をオンサイトできたのは、素晴らしい体験でした。
それから、ズリズリ有志の会の活動の成果も、嬉しいことです。
スポーツルートは他のジャンルに比べて進んでいるので、2016年に進展がなかったことは問題ではありません。スラブの成果が少ないのが気になるところです。いつまでも変わらないボルダーのグレードも。
2017年はちょっと方向性を変えてみましょう。
2016年に新しく登ったルート。☆は個人的なお楽しみ度。
○スポーツルート
| ルート名 | グレード | 岩場 | RP日 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| ワイルドハート | 5.11a | 障子岩 南西面 | 2016年 1月 | ☆☆☆ 上部ムーブの緊張感が素晴らしい。 2日。 |
○スラブ
| ルート名 | グレード | 岩場 | RP日 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 小さな親切 大きなお世話 | 5.10b | 小川山 プチロック | 2016年 7月 | ☆☆☆ 緊張感とムーブの面白さを兼ね備えた素晴らしいグラウンドアップのルート。 マスターOS。 |
| ウィスキー・キャット | 5.10a | 小川山 ガマスラブ周辺 | 2016年 7月 | ☆ 長くてオンサイト・トライにはいい。 OS。 |
| KC’S Banana Cake | 5.10a | 小川山 ガマスラブ周辺 | 2016年 7月 | 下部は面白い。 マスターOS。 |
| ぶんぶく | 5.10a | 小川山 続おじさん岩 | 2016年 7月 | ☆ 短く厳しいムーブでいい。 マスターOS。 |
○トラッド
| ルート名 | グレード | 岩場 | RP日 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| センチュリー・フォー・カラーズ | 5.12b | 昇仙峡 | 2016年 5月 | ☆☆☆ 何もかも最高。 |
| 走れメゴズ | 5.11? | 昇仙峡 | 2016年 2月 | ☆ フィンガージャムの練習に最適。 |
| 走れメゴス・ライト | 5.11? | 昇仙峡 | 2016年 5月 | ☆ フィンガージャムの練習に最適。 |
| SOLIDARITY | 5.10? | Zの岩場 | 2016年 6月 | ☆☆ たぶん初登。小さいプロテクションが楽しめる。 |
| アイスドール | 5.10? | KB岩 | 2016年 7月 | ☆☆☆ 全長30mで、ずっと楽しい。ロケーションも最高。 オンサイト。 |
| 仰げばみ空に きらめく明星(あかぼし) | 5.9 | KB岩 | 2016年 12月 | ☆ 勉強になりました。 1日。 |
○マルチピッチ
| ルート名 | グレード | 岩場 | コメント |
|---|---|---|---|
| トキオ83'(2P) | 5.10b、5.9 | 小川山 屋根岩4峰 | ☆ 1P目コーナーが緊張感あっていい。2P目見えないところに突っ込むのが楽しい。 2016年7月(1Pをフォロー、2Pをリード)。 |
○ボルダー
| 課題名 | グレード | エリア | 完登日 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 閻魔帳 | ? | 山梨 | 2016年1月 | ☆☆☆ 見た目もクライムも極上の隙間。 2日。 |
| 遥 | ? | 山梨 | 2016年3月 | ☆つるつるの花崗岩に張り付くのが楽しい。 初登。1日。 |
| 遥近くのフィンガー | ? | 山梨 | 2016年3月 | ☆ ルーフのフィンガージャムが楽しい。 1日。 |
| 大丹波ワイド | ? | 大丹波ボルダー | 2016年3月 | ☆ 立派なワイドクラック。 初登。1日。 |
| 傷心物語 | ? | 山梨 | 2016年4月 | 面白い見た目。 1日。 |
| 正統派 | ? | 山梨 | 2016年4月 | 正統派ワイド登り。 初登。1日。 |
| パックマン | ? | 山梨 | 2016年4月 | 不思議な形状のワイド。 初登。1日。 |
| ルーフ隙間 | ? | 山梨 | 2016年4月 | ☆ ハンドジャムでのルーフのムーブが最高。 1日。 |
| まきびとひつじを 守れるその宵 | ? | KB岩 | 2016年11月 | 奮闘的なワイド。 1日。 |
| たえなるみ歌は 天(あめ)よりひびきぬ | ? | KB岩 | 2016年12月 | ☆☆ ドスラブ 初登。6日。 |
| ドンキーカンテ | 1級 | 小川山 | 2016年8月 | ☆ 緊張感がとてもいい。 2日。 |
| カバくん | 2級? | 北秋川ボルダー | 2016年1月 | ☆ 奥多摩で最も低い課題?個性的なムーブが最高に面白い。 |
| カンテ右 | 3級? | 昇仙峡 | 2016年5月 | ☆ 影絵エリア。カンテ登りは面白い。 |
| カンテ左 | 3級? | 昇仙峡 | 2016年5月 | 影絵エリア。カンテ登りは面白い。 |
2016年は多くの時間をトラッドルートのために過ごしました。最大の成果は、「センチュリー・フォー・カラーズ」。今年の梅雨入りまではほぼこれだけに全ての時間を捧げたと言ってよいでしょう。梅雨入りから夏は天気の巡り合わせも悪く、ほとんど登れず、秋以降はシンクラック・プロジェクトに取り組んでいます。登ったルートの少なさはこの2本のルートが原因です。
そんな中でも、「小さな親切大きなお世話」というスラブ、「アイスドール」というクラックの2本をオンサイトできたのは、素晴らしい体験でした。
それから、ズリズリ有志の会の活動の成果も、嬉しいことです。
スポーツルートは他のジャンルに比べて進んでいるので、2016年に進展がなかったことは問題ではありません。スラブの成果が少ないのが気になるところです。いつまでも変わらないボルダーのグレードも。
2017年はちょっと方向性を変えてみましょう。
年末年始キャンプ・7日目「センチュリー・バレーから地獄へ」
キャンプ7日目。
「いつもの場所」は、2日に1度の頻度で、ドリフト族が現れるようです。
午前中はロジャーさんとセンチュリーバレーでボルダリングです。
まずは、入り口のすぐ上で、先日ロジャーさんが登った「魂魄(こんぱく)」。
この岩はかっこいいです。先っぽが尖ってます。前から言ってますが、かっこいい岩の条件の一つは、先っぽが尖ってることです。
そして、課題も素晴らしい。今日傾斜をダイナミックムーブでバシンバシンと登ります(登れれば)。瑞牆あたりにあったら超人気課題になること間違いなし。僕はそういうのが苦手なので、登れません。飛び出す勇気を持てるようになる前に、左手の小指の皮がベロっといって、終了です。左手の持ちどころにコツがあることに早く気づくべきだった。連日のクライミングで、体も重いです。
ロジャーさんは、岩の右から回り込んでくるリップトラバース。
かなり厳しそう。一部ホールドがガビガビだし。ロジャーさんもやはり体が重そうで、深追いはせず移動しました。
次は、これまたロジャーさんが先日登った「グレートフルdead」。
離陸はできるけど、初手が出ません。ホールドはガビガビだし。ボル中さんがブログにロジャーさんはガビガビのホールドをものともしないというようなことを書かれてました。あれ、本当ですね。コンクリートのブロック塀を登ると鍛えられるようです。
ロジャーさんは右のラインをやってました。こちらも厳しく、また今度。ダイナミックムーブが楽しそうです。ホールドはガビガビですけど。
で、午後は移動して、地獄です。
前回は迷いに迷って1時間ちょっとかかったアプローチを、今回は岩の基部まで15分。上に回って懸垂で降りました。ロジャーさんは、下りながらお掃除。夢中になって掃除してました。クラックの掃除道具各種が腰の巾着から飛び出てきて、勉強になりました。
で、トップロープでやってみると、これは厳しい。登る価値ありです。
一回ずつやって、日没とともに下山して、解散となりました。また行きましょう。
年末年始キャンプはこれにて終了。
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