たまった宿題は片付けていかなければならないんじゃないかということで神戸LOVERSを登って、次に片付けに入ったのが洞窟ボルダープロジェクト@河又の岩場。
3月下旬
洞窟内は染み出しと結露で真っ黒だった。大雪の影響か。外にはスポーツルートに取り組むクライマー1組3名がいた。外の空気はよく乾いていたので、扇風機で風を送れば洞窟内も乾きそうな気配であった。
前回ここに来たときは、《有朋・・・》と交差する穴から右足を抜くのが困難で、抜くと真っ逆さまに落ちていた。今回は左手をスローパーではなくサイドに変えて解決。サイドだと、抜いたあとにニーバーをかける場所を潰してしまうんだけど、別の場所にかけることでなんとかなりそう。体勢は悪くなるけど、頑張れるはず。
ニーバーで左手ピンチを持ったあとに右の遠いカチを右手で取るん。以前はできていたこのムーブができなかった。もしかしたらニーバーの位置が前回と違うからかもしれない。前回はニーバーを途中でかけかえていた。
ムーブの解読に取り組む際には指に巻くテープが重要。右手は、右足を抜く際のアンダーホールドで中指に穴があく。左手は、同じく右足を抜く際のサイドで小指と薬指に穴があく。本当は中指もテープを巻きたいけど、次のピンチが持てなくなるので、巻かないようがよい。
4月上旬
洞窟内はところどころ染み出し。結露は抜けていた。乾燥してコンディションは良好であった。気温は高く、アプローチでは汗をかくが、洞窟内は冷たい風が吹き出て、肌寒いくらい。
前回のセッションで不明だった最初のニーバーからのムーブ探りに取り組んだ。ニーバーで左ピンチを持ったら右足を左の丸棚に戻すと、体が右に倒れて、右のホールドに近づける、そんな仕組みらしい。一つ解決。
そこからニーバーを解除して足ブラで体を反対側に振るんだけど、足を外したときの振られに耐えられない。
しょうがないので、耐えられたと見立てて、その後のムーブ探りに移行した。右足トーフックで右手を出すのは元気なら問題なく、そこから二度目のニーバー。ここはかけどころがわかりにくいので、頑張る。左手を寄せるポイントがわかりにくかったけど、なるべく右。その後の右手のカチへのとばしでかなり悩んだが、ここもまた、右足をはずと体が右に倒れて、ニーバーがより良く効く、という仕組みらしい。ニーバー難しいよ。
右カチをもったら、ルーフの下に潜っていくんだけど、左手を出すムーブが不明だった。ここは以前一度できたような気もするんだけど、何も覚えてない。
左手を持てたら、三度目のニーバーで左手を送って、四度目のニーバーで右手もルーフ奥に。そこから右に出てくる。という感じ。
二箇所のブランクセクションを残してしまったけど、進歩があった。
テープはやっぱり大事。ニーバーのあとのピンチで左手の中指第一関節上左側に穴があく。人差し指第二関節上左側にも穴があく。結局、左手は全部の指にテープ。右手は中指。
また今度。