2025年10月20日月曜日

岩場でギックリ

 瑞牆のシーズンを終えて早速プロジェクトと向き合おうとコッシーと一緒に河又に向かったら、早々にギックリ腰みたいな事になって、プロジェクトはホールドに触ることもなく終了した。

しばらくクライミングはできなそうだし、せっかくなのでギックリ日記をつけていきたい。これを機会に、体の使い方のダメなところをまとめて解決することをめざして。

DAY1

午前中に岩場でギックリ。午後まで岩場でおとなしくして、自力下山した。

DAY2

一晩寝たら少しは良くなっているだろうかと期待したけど、まったくそんなことはなく、起き上がるのが一苦労であった。

三度目の原子岩ボルダーエリア

前回は濡れていて登れなかった《苔とともに去りぬ》と、前回掃除して下の岩スタートでは登れなかった岩が心残りで、三度目の原子岩エリアに向かった。西條さんが付き合ってくれた。ありがとう。

前日のガスでエリアの岩は全面的にびっしょりだったけど、なぜか《苔とともに去りぬ》はそれほど濡れていなかった。午後には乾くだろうと期待して、周辺のやさしい岩を適当に登ってアップした。その間に西條さんはサムロックの課題とハサマリングの課題2本を掃除して完登をキメていた。私は登れなかった。

で、温まったところで早速下流へ歩き、前回掃除した岩。この岩は原子岩エリアの下流エリアから更に下流に向かってまっすぐ3分ほど歩くと左手にある。既存エリアはびしょびしょだったけど、ここはガスがたまらないみたいで、そのうえ朝日を浴びて、岩はカラッと乾いていた。ゆーやさんが岩の上を掃除してくれたそうで、きれいになっていた。ありがとう。

今回は下の岩からスタートで一回で登れた。自分は下の岩にしがみついたらヒールアンドトーを先に決めて右手で何もないところのアンダーをおさえて左手を出したけど、ゆーやさんみたいに先に左手を出すやり方もあるみたい。


登り方はどちらでも良いが、下の岩にしがみついてスタートするところがBurbage SouthのHanging Prowみたいで、好きな構成だ。

なお、登ってる最中にゆーやさんもやってきて、右側でマントルを返す課題を軽々と登っていた。マントルがヘボな自分は何度やってもダメだった。

目標の課題は登れて首尾よく午前中の目標を完了したので、《苔とともに去りぬ》へ。午後になっても湿ってはいたけど、濡れてはいなかった。ほかの岩はビッショビショだったので、なんという幸運か。こちらはフットホールドの選択に少々悩んだものの、リップに手を出すときの選択とその後の選択がバシッとキマって、完登した。リップに右足を上げる先のフットホールドが濡れている上に落ち葉がのっていて、ヒヤッとした。

最後は、ゆーやさんと会ったときに目をつけたポケットホールドが印象的な岩へ向かった。小さな岩。シットスタートに最適な位置に小さなポケットが4つ。ガバフットホールドになる大穴。西條さんが見事に完登をキメていた。自分は指がバラけるホールディングにめっぽう弱く、スタートから初手を出すコツを掴むのにアテンプト数がかさみ、ようやくマントルの態勢まで持ち込んだときにはすでに体が終わっていた。夕闇まで泥仕合を繰り広げたが、敗退した。


これにて今季の瑞牆はおわり。次回からは秋川、奥武蔵方面でプロジェクトに向き合おう、と思っていたら、いきなり大変なことになるなんて...

2025年10月9日木曜日

瑞牆・原子岩エリア周辺で雨のボルダリング

土曜日の午後から瑞牆へ。小雨からガスに包まれ、夜も雨が降って、日曜日のコンディションはバッド。どこに行っても岩は濡れてそうだけど、前回敗退した3級のボルダー課題の記事を読んだロジャーさんがやってみたいというので、原子岩エリアに行くことになった。

その3級の課題は、《苔とともに去りぬ》みたいな名前だった。思ったとおりにびしょ濡れだったけど、ロジャーさんは濡れた岩をものともせず、果敢に挑んでいた。しかし、リップのスローパーがびしょ濡れではいかんともしがたく、敗退したようだ。

この課題の左のめちゃくちゃ低いルーフの隙間があったのでみんなでやったけど、コッチもだめ。これは濡れてなくても難しそうだった。なお、やってる最中に肩を傷めた。

で、どれも濡れてるから散歩しようと思って下流に向かって歩いてたら苔に覆われた丸っこい岩を見つけた。その苔は絨毯のように厚く岩を覆っていて、そして絨毯のように引っ張ると簡単に剥がれてきた。苔が剥がれた下には針葉樹の落ち葉が堆積していて、苔はその上に乗っているだけで、岩には接着していなかった。前日からの雨はすべて厚い苔と針葉樹の落ち葉が吸収していて、その下の岩は濡れていなかった。というわけで、苔と落ち葉と少々の泥を落として、ロジャーさんにも呼びかけて登ってみることにした。


顕著なスタートになる岩が下にあるんだけど、とりあえずスタンドバージョンからってことでやってみたら、マントリングが結構難しくて、ロジャーさんがフットホールドの踏み方に関するナイスなベータを発見してくれて、なんとか登ることができた。それで、下の岩からスタートに取り掛かったんだけど、時すでに遅し、たまった疲労に勝てず、登れなかった。

また今度。