山森さん&キビちゃんと、白岩滝ボルダー。
まずは手前のサンライズ・ボルダーで、山森さんが《麻生グルーブ(仮)》を登った。前回はリップに手が届いて大いに可能性を感じさせるセッションがあり、今回は早々にリップをコントロールして、下からつなげてのトライにも成功。課題を完成させていた。すごい。
この課題のいいところは、壁にあいたポケット。いかにもホールドとして使ってくださいと言わんばかりの奥深いポケットを本当に使って登るのがめちゃくちゃいい。サンライズボルダーにまた一ついい課題ができて嬉しい限りだ。残るは、サンライズ・クリスタル・フェイスの左スタートバリエーションと、リップトラバースと、(たぶんやらないけど)左面か。背後の岩もあり。それから、上のヘンプ・ボルダーまで上がって、僕がカンテラインに挑んだ。前回はリップに手を出す態勢を整えられなかった。デッドで出すことはできるけど、失敗すると左に大きく振られて落ちることになりそうで、しかも次のホールドは見えづらくほとんどブラインドになる。できればスタティックに手を出す態勢を整えたい。
で、いろいろやってみて、山森さんがナイスなホールド&ムーブの提案をしてくれたおかげで、スタティックにリップを保持することに成功した。上部は蔦を使ってトップアウト。個人的にはクライミングにおいて木や蔦は使っていいと思ってるのでこれでひとまず完成。バリエーションとして蔦なしバージョンもあってもいいので、いずれロープを使ってムーブとホールドを探りに行きたいと思う。今は、緊張感を保ってこの課題を登れたことを喜びたい。掃除とホールド探しで一度ロープにぶら下がってるから、主観的でわずかな満足だけど。
追記
《麻生グルーブ(仮)》は、《ワームホール・パッシン》と命名された。パッシンはpassin'とリップを叩く音のダブルミーニングで、アクセントはシにあるそうだ。グレードは7b。
サンライズ・クリスタル・フェイスの右下スタートは7a+。
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