2026年8月27日木曜日

《百獣の王》に手を出した@瑞牆山不動沢屏風岩

 《百獣の王》に手を出した。

アップはいつもの《愛好会ルート》をやろうとしたら、過去一番にびしょ濡れで、やめといた。

その左の《おしん》。5.8か5.7だと思うんだけど、スタート付近が非常に登りにくかった。

で、本題の《百獣の王》5.11c。

午前中は雨が吹き込んできたりして、寝てた。ここのところ発生する頭痛もあり、登るのはやめておこうかとも思ったけど、寝たら治った。

午後になって、1回目。テンション混じりでトップアウト。とりたてて難しいムーブはなさそう。1本目のボルトの上が強度は一番高いかも。

2回目、マスターになった。上から二本目のボルトにヌンチャクを掛けたところでヌンチャクを掴んでテンション。ここはクリップのホールドが悪い。RPトライのときはスキップしたほうが良いんじゃないかという気もする。

このルート、やっぱり難しいムーブはなくて、ひたすら持久系。この手のルートはもう10年くらいやってないんじゃないかと思うんだけど、初日でここまで進めたことに自信を持った。

また今度。

2026年8月6日木曜日

ギアメモ

クライミングシューズ

スクワマ(黄)(1)38H ボルダー用

    2019年購入;2025年リソール

スクワマ(黄)(2)38H ボルダー用

    2020年2月購入;2025年リソール

スクワマ・ヴィーガン(1)39H リード用

    2025年購入;2026年リソール

スクワマ・ヴィーガン(2)39H リード用

    2026年購入

ジェネレーター・ミッド 40 ワイド用

    2024年購入;2024年リソール

アップモック(1)41.5(US8.5)ジムトレーニング用

アップモック(2)41.5(US8.5)ジムトレーニング用

    2026年購入(左だけ使用開始)


クイックドロー

BDの青いの

    2025年購入

ペツルスピリット

    2026年購入


ロープ

ベーアル・カルマ 9.8 60m

    2026年購入

《黄河》@瑞牆山不動沢屏風岩

瑞牆山不動沢屏風岩へ。

まずは例によってアップで《愛好会ルート》。いつも濡れてて、前回はこれまでで一番濡れてたんだけど、今回はまあまあ濡れてた。上部は左のクラックだけで登ってみようと思ってやってみたけど、上部で効きの悪いサイズと効きの悪いトージャムの組み合わせになって、テンション入った。右のコーナークラックを使ってトップアウト。悪いトージャムで頑張って突破するマインドを獲得するのには最適なルートではないかと思う。次回は頑張りたい。

で、本題は《黄河》(5.10b)。色んな人から話を聞いて、ビレーのポジションとか、下部のプロテクションとか、ロープの流れとか、色々考えて今回は慎重に木でピッチを切ることにした。木までフォローして、そこからメインイベントのワイドをオンサイトトライ。なお、木でピッチを切ってもこのルートを登ったことになるのか、下から続けて登らないといけないのかは知らない。

ガイドブックにはキャメ0.3からキャメ4との記載なんだけど、自信がないからキャメ3とキャメ4は2本持っていった。よーくオブザベして、これは右挿しに違いないと見定めて、スタート。まずはキャメ0.5。そこから後ろの木を頼りにして一歩上がって、キャメ3。なお、この一歩上がるところは早速ちょっと悪くて悩んだ。で、キャメ4を入れるんだけど、ここからクラックは広がり、キャメ5、キャメ6が欲しい。でも持ってきてない。奥の狭くなってるところにキャメ4を入れるんだけど、上部でも使いたいから、キャメ3を入れたらキャメ4を回収して、キャメ4を入れたらキャメ3を回収して、みたいな。でも限界があるのでちょっと不安なキャメ4を最後にランナウトを強いられた。ここはクラックの左の縁が湾曲しているので右のチキンウイングの手のひらがよく効く。下半身は右足を高く挙げてニーを効かせて、左足をカカトから入れてヒップを開くオープンムーブを採用した。この体勢でヒップを開いて、下半身が奥、上半身はクラックの縁のポジションを維持すると、左手のプッシュがよく効く。そのままズリズリと上がって、ワイドが狭まるところが近づいてきたら、左足のヒール&トーがキマって、体が縦に立った。ズリズリ上がって、クラックの形状が変わる所まで来たら、右側の岩が左に傾いて、右の背中を塞がれてしまった。これはまずいので向きを変えようと周囲を見回すと、右のクラックの縁にちょうどいいブロックを発見した。右手でこれを保持して、左手をなんとかして、一旦体を出して、左挿しになってワイドに半身をねじ込むと、ひと安心かとおもいきやさっきまで左のギアラックでクラックの外にいたカムたちが、クラックの奥で岩と体に引っかかって、体が入らない。そして今さらカムを移すこともできない。これは詰んだかと思ったけど、右足のフットホールドを発見して体重をかけたら、左の岩と体の間ににちょっと余裕が出て、ズリズリと上がることができた。ようやくフィスト。そこから広めのハンド。ここでキャメ2。そこから先は傾斜が落ちてあとはハンドジャムとフットジャムをねじ込んで登るのみ、と思ったけど、コンディションは悪くヌメる。その上、最後に残ったキャメ1は開き度98%で、抜けること間違いなし。数手上がったらクラックは狭まるだろうと期待して進んで、キャメ1を差し替えると、開き度95%。その前のキャメ2はとっくに視界の外。これはもうしょうがないということで、ヌメヌメのハンドジャムを叩き込み続け、フットジャムをねじ込み続けて、這々の体でトップアウト。オンサイトを成功させた。つらかった。

大満足だった。

カムはキャメ6とキャメ5を1本づつとキャメ4からキャメ2を2本ほしかった。早く言ってほしかった。

小川山・リバーサイドエリア・《ハーフカクテル》

西條さんと小川山。

朝、キャンプ場で行き先を相談したところ、西條さんがリバーサイドの2階のルートに関心があるということで、リバーサイドに行くことになった。リバーサイドの1階のスラブは過去に一度ひとりで登りに行ったことがあって、2階にはイチゴ農家の河野くんと行ったことがあった。今回で3回目だろうか?

この日のリバーサイドは大人気で、入れ代わり立ち代わりクライマーが現れ、7パーティー15人くらい。取り付きは木陰でそよ風も通りとても快適に登れた。もっとも、昼頃からは岩の上半分は木よりも高く直射日光を浴びており、登ると結構暑い。

《アウト・オブ・バランス》(5.9)、《マダム・バタフライ》(5.10b)、《ブラックシープ》(5.10b)を登った。自分は3本とも登ったことがあって、全部西條さんがオンサイト。なお、《マダム・バタフライ》は、ガイドブックではスタートは《アウト・オブ・バランス》と共通で3本目のボルトから右に移る設定になっている。現状は、2本目のボルトの後の右側にもボルトが設置されていて、2本目で右に移る設定もされているようだ。さらに、そのボルトの下はフレークにカムをセットできるので、地面からダイレクトスタートも可能。というわけで、今後は《マダム・バタフライ・ダイレクトスタート》が標準になっていくのではないかと思う。グレードはたぶん変わらない。カムがない人は従来の《マダム・バタフライ》で。

といったところで、今回取り組んだのが《ハーフカクテル》(5.11c)。短くも厳しそうなルートで、なかなか楽しそうだったので。しかも、ルートは壁の真ん中までの設定で、ルート全体が木陰に入っていて涼しそう。その上、右のルート(5.10d)が終了点をかすめて走っているので、回収にも不安はなし。厳しいルートに挑むには最適な環境だった。

ここでは、シングルピッチのボルトルートのシージング(ハングドッグあり)という自分の大好きな堕落したスタイルのクライミングを楽しんだ。

ボルトはガイドブックでは4本。しかし、現状は3本。地面に近い1本目のボルトはその跡が残るのみで、3本だけ打ち替えられたようだった。今回は、1本目のボルト跡の少し下のポケットに西條さんがトーテム青を入れてくれた。

トップは西條さんが担当し、トーテム青が刺さったポケットを踏んでの大胆なムーブで2本目のボルト(現状は1本目のボルト)に到達した。そこから数歩上がったところでストップ。ナイストライ。

2番手は自分。トーテム青のポケットを踏んだムーブは長リーチが幸いして安定したムーブになった。2本目のボルトにクリップしたらいきなりハングドッグを発動し、あーでもないこーでもないとこねくり回して、リーチーなサイドプルで突破した。3本目のボルト周辺でもまたもやハングドッグを発動し、こねくり回して、トポの記載通りに左に寄って、顕著なフットホールドに乗り込んで、4本目のボルトに到達。クリップしたところでノルマは達成しただろうと判断し、おろしてもらった。

そこから先は二人揃ってハングドッグによるムーブ探り。4本目のボルトから先は右にラインを取ろうとしたらものすごく難しくて、左のカンテを頼りに左のルートにかなり接近すると先に進むことができた。左上の顕著なカチをマッチしたところで行き詰まって、眼の前にあった左のルートのヌンチャクを掴んで、右に戻って、終了点に到達した。あとはトップロープ。

で、4本目のボルトから右寄りのホールドを使って壁の真ん中を突破するムーブを探ったんだけと、これはかなり厳しかった。遠い視界の端にガバポケットを捉えてるんだけど、ひたすら遠い。左手の竜の子どもの背みたいな縦ホールドを左手で保持して、足をなんとかして、遠いガバポケットに飛びつくみたいなムーブを想像したんだけど、この竜の背がヌメヌメなのもあり、フットホールドの向きや位置が絶妙に悪いこともあり、結局無理だった。

ガイドブックの記載によると4本目のボルトからは「やや左のルート寄りにホールドを求めて抜ける」とのことで、おそらくは左上のガバカチを目指すラインで正解なんだろう。最後はトップロープでノーテンで登って、終了。中央突破は現代の強いクライマーなら可能な気がするので、やってみてほしい。

大満足クライミングであった。

なお、《ジョコンダ》(5.10c)がガイドブックでは☆☆になっていて、見上げた感じだと結構面白そうなのだが、出だしの弓形フレークにカムを挿しっぱなしにしてトライしているグループがいて、他のクライマーは迷惑そうだった。あれはやめたほうが良いと思う。

あ、2階には結局いかなかった。

キャンプ場に戻ったら、本題の川泳ぎでフィニッシュ。

クライミングのみにとどまらず大満足の一日であった。

2026年7月24日金曜日

《エンペラー・クラック》@瑞牆

瑞牆山不動沢屏風岩へ。

まずは例によってアップで《愛好会ルート》。いつも濡れてるんだけど、これまでで一番濡れてた。上部は左のクラックだけで登ってみたいと思ってだんだけど、難しかったので早々に右の濡れたコーナークラックに手足を突っ込んだ。

それから《ア・プリオリ》のビレーをして、《エンペラー・クラック》(5.9)。

素晴らしいルートだった。クライマー全員登るべき。いや、クライマーじゃなくても全員登るべき。

ガイドブックにはキャメ3-6を2-3セットと書かれてるんだけど、そのうち一部はオフウィズス手前の怖いところ用と思われる。そこをノープロで登れば、1セットは省ける。オフウィズスはキャメ3から6へ。前回《ア・プリオリ》を登ったときよりスムーズに登れた。やはり、右足のカカトを入れる動きで体を開くことが大事なようだ。ここでキャメ6セーブすれば、キャメ6は1本でいける。オフウィズスを抜けたら、左のポケットにマスターカム赤を入れる。そこから洞穴に潜り込むときに、キャメ6を使った。で、《よろめきクラック》の終了点にトラバースするんだけど、屈曲点のキャメ6とロープが干渉するので、キャメ6は回収した。よろめきの終了点でフォローをビレー。なお、回収したキャメ6は代わりに天井に挿しておいた。これは正解だったような気がする。ロープが上から来るので、ビレーしやすい。チムニーの中でビレーすることになるので、いずれにせよ大変だけど。結局、キャメ3-5はオフウィズスの1セットしか使わず、キャメ6は1本減らせる、というわけで、キャメ3-6を1セットとマスターカム赤で登れそう。ただ、下部の怖いところは怖いので、ビビリの自分はなにかほしいと思った。

下降は《よろめきクラック》の終了点からラペル。

で、ここが問題なんだけど、下降中に、よろめきのチョックストーンが割れていることに気づいた。先に気づいたのは下のチョックストーン。これは人によってはスリングを巻いてプロテクションにするやつ。チョックストーンの上に石が乗っていて、一段下には石が引っかかっていた。どうやら、チョックストーンの上半分が割れたようだ。とういわけで、下のチョックストーンは厚みが半分になっている。もしかしたら、少し前の富士山の自身のときかもしれない。で、見上げると、上の大きいチョックストーンも割れているように見えた。とりあえず下のチョックストーンの破片はかかえて降りたけど、上のチョックストーンの状況は不明だし、下のチョックストーンも不安定になっているかもしれないので、クリーニングするまでは要注意。ビレーヤーはヘルメットを使用してほしい。

てことで、終了。

次は《エンペラー・クラック直上》か《JECCルート》か《黄河》をやりたい。

また今度。

2026年7月16日木曜日

《ア・プリオリ》@瑞牆山不動沢屏風岩

不動沢へ。

例によって《愛好会ルート》でアップ。キャメ3までとマスターカム&DMMトルクナッツで登ってみた。ふと思ったんだけど、上部は右のコーナーに触らず左のシンハンドからオフフィンガーだけで登ったらよいトレーニングになりそう。

終了点のビナ2枚が摩耗していたので交換。

《JECCルート》(5.11a)をやろうかなと思ったけど、ちょうど陽が差し始めてしまったので、パス。

《ア・プリオリ》(5.11a)をやることになった。ビレー中にムーブをじっくり観察して、そのまま再現して、フラッシュ。核心部のフェースムーブは、両足を高く上げるとアンダーホールドが効いてくるやつだった。オンサイトでは覚悟を決めて足を上げることは難しかっただろう。

ワイド、フェースムーブ、ハンド、ちょっとしたフィンガーと、多彩な好ルートであった。

終了点は、ボルト(左)は錆びてボルトヘッドが浮いたカットアンカー、ボルト(右)はナットが緩んだオールアンカー、そこにひ弱な残置スリングが3本。みなさん、気をつけて。

なお、隣の《エンペラークラック直上》?の終了点の残置ロープの出どころの結び目はすごい。気をつけてどころではない気がする。

また今度。


2026年6月26日金曜日

太刀岡山下部岩壁で《スタイルは良いのだけど》Day3

急遽お誘いを受けて、 太刀岡山下部岩壁へ。ねらいは《スタイルは良いのだけど》。

まずはいつものアップの《これでもか》(5.10a)を登ったんだけど、山森さんを真似して右のテラスに上がらずに左カンテを通して登ろうとしたら、なんだかリズムが狂って最後までぜんぜんうまく登れなかった。これでは勢いがつかないので、すぐにもう一回登った。まあまあ。

で、さっそく《スタイルは良いのだけど》。本来であればこのあと《ビッグバード》(5.10d)でアップの続きをして、場合によってはもう一本くらい登ってアップを仕上げるんだけど、今回はあえて山森さんに合わせてアップは少なめで登ってみることにした。

一回目。山森さんがクリップは真ん中のポケットでやったほうがいいというので、それでやってみた。前回は真ん中のポケットではヌンチャクをハーネスから外すことはできてもボルトにかけることができなくて、クリップは一番上のポケットと思ってたんだけど、真ん中のポケットでクリップはできた。ヌンチャクをボルトにかけることができるかどうかは不明。不確定要素として次回は注意が必要。

ところでこの真ん中のクリップホールドまでのムーブは色々あるようで、山森さんはコーナーのカチから左手のめちゃくちゃ悪いホールドを保持して、ヒールフックでクリップホールドをとる、わずか2手と1歩(か2歩)。自分は、前回からは一つ減ったものの、コーナーのカチから左手の悪いホールド、その先のカチにとばし、ヒールフックから右手の一番下の二本指ポケット、足を3歩進めて左手のもこもこ、右足をカチへ進めて右手をクリップホールドへ、ということで5手と5歩。めちゃくちゃ大変。でも非力な自分にはこれしかなさそう。

ムーブを確認しながら上部のひょうたんポケットを取るところまで行って終了。やはり一番上のポケット取りのムーブが核心で、思い切って両足で立ち上がることがコツのようだ。

二回目。ムーブを確認しながらトップアウト。

充分レストして三回目のレッドポイントトライ。一番上のポケット取りにしくじってフォール。ポケットへのデッドポイントがズレて、うまく指が入らなかった。ビビリが入ってるのが原因だろう。

以下、改訂版ムーブメモ。




レストポジション
1 A 小指は右に回して斜め持ち(三日目改訂)
2 B左足ガバ
3 C 左手甘いポケット
(三日目改訂)削除
6 E 左手斜めエッジ
7 F右足ヒールフック
8 G 右手、二本指ポケット
9 H右足、右の粒
10 I左足、左の粒
11 J右足、斜めエッジ
12 K左手、モコモコ
13 A右足
14 L右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
15 J左足
クリップ(三日目改訂)
16 M左手斜めエッジ
17 C左足、強引に上げる
18 N左手三角形のフラットホールド
19 O右足、スメアリング
20 P右手ガバポケット
P+右足(三日目改訂)
K 左足(三日目改訂)
21 Q左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド(その手前のふくらみを一瞬持って中継すると良い(三日目改訂))
右足高めのヒールフック(三日目改訂)
22 R右手、サイドポケット(2つあるひょうたんポケットの上が良い。浅いが4本指カチ。下なら二本指でピンチ)(三日目改訂)
S- 左手斜めカチ(三日目改訂)
右足スメアリング(三日目改訂)
N 左足(三日目改訂)
23 S左手ガバフレーク(一番上を逆ラップ(三日目改訂))
右足スメアリング(三日目改訂)
左足縦の筋に当てる(三日目改訂)
右足エッジエッジ(三日目改訂)
クリップ(三日目改訂)
右手エッジを中継
24 T右手エッジフレーク
左足を水平の四角いフットホールド
25 U左手下引き(長いホールドの中間部)
26 V右手斜めエッジ

24以降は右回りの選択肢もあり。その場でなんとかする。


ということで、多数の改訂ポイントを得て、大きく前進した。忘れないうちに登りたい。

また今度。







2026年6月15日月曜日

瑞牆山・不動沢屏風岩《不動沢愛好会》と《よろめきクラック》をリピート

遅めスタートで瑞牆山・不動沢。

雨後で岩は湿っぽかった。

《不動沢愛好会》

前回は右のワイドから登ったけど、今回は左のフレークから登ってみた。右のワイドは水が滴っていた。右のワイドから登ったら6番を一本持っていけば良いんだけど、左のフレークはフレークなので中が見えなくて、プロテクションがどうなるかは全く分からず、カムをいっぱい持っていくことになった。で、登ってみたらけっこうランナウト。上部は前回の印象のとおりに苦手感があり、悪いサイズで頑張らないといけないところがあった。なんとかリピート成功。苦手意識克服のためにこれから何度も登りたい。

《よろめきクラック》

テクニカルな下部は左挿しで、右のモモを全部右の岩にあてるのがコツということを登りながら思い出した。中間部の小ハング下のプロテクションは、上部でロープがクラックの中に入っていかないように思い切って伸ばしてみた。これはまあまあ良かったんじゃないかと思った。上部のワイドは、1つ目のチョックストーンのすぐ下まで頑張れば膝が入ることを前回発見していて、一安心。今回は膝を入れたら6番が入ったので、チョックストーンにスリングは巻かなかった。なんとかリピート成功。

例によってそのあとトップロープで勉強して、下部はダブルフィストのリービテーションまたは奥のガバ岩をつかんで、左足フットジャムから右膝を突っ込んでしまうムーブが楽ちんと気づいた。そこから上がるムーブは、ヒップを開いて外の左足のかかとからクラックに入れる。そのまま右挿しでチムニーに潜り込むのはけっこう大変で、途中で体を出して右のフットホールドを踏んで左挿しに切り替えると楽ちん。挿し替えはちょっと頑張らないといけない。

といったところで、今回も勉強になった。

またこんど。

2026年6月11日木曜日

太刀岡山下部岩壁で小雨

 太刀岡山下部岩壁

これでもか(5.10a)リピート。

ビッグバード(5.10d)リピート。

で、懸案の《スタイルは良いのだけど》(5.11d/12a)にヌンチャクをかけに上がったんだけど、まず、前回スクワマヴィーガンに穴が空いてしまったので持っていったのはジムトレーニング用の大きなアップモックとボルダリング用の小さなスクワマ黄色で、とりあえずアップモックを履いていったら全然感触が良くなかった。コーナーのレストポイントで左足のつま先がだんだん疲れていく。我慢して左に出ていって右手の切り返しは成功したけど、そこで左手の2つ目のホールドに目をやったら、欠けていた。いやもしかしたら前回もこうだったのかもしれないけど、明らかに岩の色が違う部分があって欠けたあとのように見え、びびってテンション。テンションかけてホールドを触ってみたら、かけた部分の左のところは保持することができそうだった。でも悪くなってるような気がして、さらに大きめアップモックで次の2歩をこなす自信も持てず、ひとまずおろしてもらった。

で、休んで靴を履き替えて仕切り直そうと思ってたら小雨が降り始め、早々に回収した。

その後は前に登った《カバチ》(5.11a)の勉強。上部右カンテ近くの斜めホールドを右手で保持したら大きく左に出て左カンテを保持し、ダイアゴナルで最上部中央のポケットを右手。左手をわずかに上に上げたら、右足をセットして、左足でカンテの頂点に乗り込む。こんな感じが正解じゃないかと思った。

また今度。

2026年6月3日水曜日

瑞牆山・しじま谷でKOU+を登った。

瑞牆山でしじま谷。

チムニーの《トラベルチャンス》は核心部で右のフットホールドにと左の背中のバックアンドフットなんだけど、これを正面のオフウィズス登りで突破できるだろうかとやってみたが、厳しかった。まず、フレアしたワイドの奥はフィストより少し広いサイズまで狭まっていて、膝が決まらない。それから、両肩がつっかえる。というわけでかなり厳しいんだけど、そうなるとインバージョンが正解になるんじゃないかと、帰宅してから思った。今度やってみたい(トップロープで)。

ところで、このチムニーの《トラベルチャンス》。回収は懸垂でやらないと100%ロープがスタックする。回収なしのロワーで真下に降りるだけでも危うい。今回はトップロープ張りのミッションで回収なしのロワーがあったんだけど、思ったとおりにスタックして、クライマーが外に向かって飛び跳ねることでなんとか地面までロープを出すことに成功した。トップロープを貼るのもロワーはやめておいたほうが良いかもしれない。その場合どうするかについては、アイデアはある。

あとは、《KOU+》(5.10b)をRPした。溝をフットジャムで歩くのはしびれた。最上部でぬるいカチを持とうとしたら上部の松の木から松脂がたれてきていたようでベトベトして難儀した。

というわけで、滞在時間も短めで多くは登らず、終了。

また今度。

太刀岡山・登るのはたぶん2回目の小山ロック

太刀岡山、今回は珍しく小山ロック。岩の前は何度も歩いて通ったけど、登るのはたぶん2回目。

まずは、《バーボンを片手に》(5.10b)。力及ばす、出だしでテンション入った。朝の一発目にコレはキツい。アップには向かない。

次は《HAPPY BIRTHDAY》(5.11a)。顕著な核心があるわけではなく同じような難しさがぬるっと続いて消耗する良いルートだった。頑張ってオンサイトしてどパンプ。

山森さんによると、《HAPPY BIRTHDAY》から入って《バーボンを片手に》につなげるラインが5.10aくらいになるらしい。そのほうが朝のアップには良さそう。それを早く言ってほしかった。

で、《VOGEL》(5.12cd)を触らせてもらった。コレはものすごかった。傾斜のない下部からすでにフィンガーパワーで、中間部のムーブは強烈。登れる日は来そうにない。

最後はちょっとだけ岩探索をして、下部岩壁で《ビッグバード》(5.10d)を登って締めた。

また今度。

2026年5月25日月曜日

三度目の太刀岡山・下部岩壁、《スタイルは良いのだけど》に手を出した

前回もものすごく楽しかったので、三度目の太刀岡山・下部岩壁。

例によって《これでもか》(5.10a/b)でアップ。何度登っても良いルート。

それから、《ビッグバード》(5.10d)でアップの続き。前回はチョーク跡があったけど、今回は綺麗さっぱり消えていた。それが原因かどうかはわからないけど、前回とは違うムーブで登ることになったような気がする。

で、このエリアで残っているのは、真ん中あたりに並ぶの5.12クラスの4本と、その左のボルト感覚が遠くて怖そうな《ノット・アーティフィシャル》(5.11a)(実際は5.11cくらいじゃないかという噂)。で、怖そうなのは回避して、4本の中でグレード的には一番やさしい《スタイルは良いのだけど》(5.11d/12a)をやることにした。で、これは強烈だった。

1回目。下部のボルト感覚が遠いんだけど、登ってみると納得。3本目のボルトまで到達して、ムーブが全然わからず終了。

2回目。3本目のボルトからエイド混じりで4本目のボルトに到達して、這々の体でトップアウト。4本目直下のムーブが不明であった。

3回目。それらしいムーブを思いついた。強引な左足上げと左手のフリクションホールドの我慢と右足の抜けそうなスメアリングと、渾身のデッドポイント、という感じか。

といったところで終了。またこんど。

以下、曖昧な記憶に基づくメモ。

《スタイルは良いのだけど》5.11d/12a

スタイルは良いのだけど

コーナーでレストポジション
1 A下引き
2 B左足ガバ
3 C 左手甘いポケット
4 D右足スメア
5 A右手サイドに持ち替え
6 E 左手斜めエッジ
7 F右足面にヒールフック
8 G 右手、二本指ポケット
9 H右足、右の粒
10 I左足、左の粒
11 J右足、斜めエッジ
12 K左手、モコモコ
13 A右足(だったような気がする)
14 L右手、ポケット。小指に合わせてギリギリ4本指
15 J左足
16 M左手斜めエッジ
17 C左足、強引に上げる
18 N左手三角形のフラットホールド
19 O右足、スメアリング
20 P右手唯一の良いポケット
クリップ
足がわからん
21 Q左手、左の縦形状中間部の斜め下引きホールド
22 R右手、サイドポケット
たぶんKに左足
23 S左手ガバフレーク
ここでクリップしたいけど厳しい。次に進んだ方が良さそう。
24 T右手エッジフレーク
ここで左足を水平の四角いフットホールドだったような気がする
25 U左手下引き(長いホールドの中間部)
26 V右手斜めエッジ
左手をリップへ

ところで、スクワマ・ヴィーガン(39H)の右足に穴が空いた。もともと《アラベスク》だけのために買ったので目的は達しているんだけど、リード用には最適だったのでリソールに発送した。帰ってくるまでたぶん2か月弱。それまでどうするか?

2026年5月18日月曜日

ニ度目の太刀岡山・下部岩壁

前回ものすごく楽しかったのでもう一度行ってきた。

まずは《これでもか》(5.10a/b)でアップ。右のクラック状カンテに吸い込まれそうになるけど、左のカンテに手を伸ばして両手の抱え込みで登ると、フットホールドをうまく拾えて、都合が良い。すべての岩場にこんなアップルートが欲しいと思うような良いルート。

次は《パクリ屋》(5.10c)。中間部のアーチ状クラックが印象的なルート。下から見るとその部分以外はホールドがはっきりせず、ムーブが読めない。しかし、登ってみると核心はそのアーチ状クラックのフットワークだったように思う。アーチ状クラックの上は右にも行けそうだったけど、左を選択した。結構リーチだよりのムーブになったので、リーチのない人は右が良いかもしれない。オンサイト。なかなか良いルート。

で、《太刀》(5.11a)。前に来たときに山森さんが登っているのを見て、左手の遠いホールドを取るのが良いと知っていたが、下から見上げてもそのホールドがどこにあるのかは見えなかった。右足の高いフットホールドを頼りに逆足で取りに行くことになりそうという目算を持って、取り付いた。下部からライン取りとムーブの選択に悩まされつつなんとか懸案の遠いホールドが視界に入るところまで来たら、やっぱりずいぶん遠かった。でも、手前のブラインドホールドは思ったより良いガバでありがたい。意を決して左手で何もないカンテをガストンでおさえて右足を蹴って遠いホールドに手を伸ばしたら、届いた。届いたは良いものの、次の足の置き場がいまいち。左足を高いところにクロス気味に入れるムーブを選択したけど、そのフットホールドにロープが引っかかっていて、置けない。しょうがないので、手前のブラインドホールドガバまで戻って、ロープをどけて、再度やり直し。今回はロープを避けて左足を置くことに成功して、その先もバランスが悪かったけどなんとか乗り上がった。あとは頑張って、オンサイト。これは良いルート。

なんだか、スポーツルートらしい動きが自然と出てくるようになってきたような気がする。

それから、トポにはない右の壁の《はじめの一歩》(5.11a)。比較的新しいルートらしい。でも終了点のロープは結構ボロくて、正体不明のルート。上部で傾斜が落ちた先がどうなってるかわからなくて嫌な予感がしたのでヌンチャクを多めに持っていったら、予感は的中し長いスラブが続いていて、ボルトは9本。まだ埃っぽいところは残ってるけど、結構面白くて良いルート。オンサイト。

最後はまだ登ってなかった右の方の《阿行小》(5.10b)ボルト2本目までが結構登りにくかった。上部はなんだか現代的な感じもして、面白い。アップには向かない気がしたが、もしかしたら2本目までももっと良い登り方があるのかもしれない。

といったところで終了。

気温25度、風は前回ほどは通らず、結構暑かったけど、楽しく登れて最高だった。

残るルートはボルト感覚が遠くてヤバそうな《ノット・アーティフィシャル》5.11aと5.12のルートのみ。

また今度。

2026年5月11日月曜日

太刀岡山・下部岩壁でいろいろ

太刀岡山の下部岩壁。ここは前にアラベスクの帰りにトップロープで一本だけ登ったような気がするが、ほとんど初めてみたいなもの。最近ボルトがきれいに打ち替えられて、終了点もカラビナ2枚の残置ありで、ありがたい。

《これでもか》(5.10a/b)

短いけど、良いルート。とても快適。朝の一本目にはすべての岩場にこんなルートがほしい。短さを度外視したら星をつけてもいいレベル。オンサイト。

《ビッグバード》(5.10d)

非常に良いルート。星付きも納得の面白さ。ボルト感覚は遠目で、慣れてない人は心細いかもしれないが、それを補って余りある面白さ。ライン取りを考えさせられるところとか、とてもいい。チョーク跡に助けられてオンサイト。

《大ちゃん?クンクン?》(5.10a/b)

100岩だと、左から《これでもか》、《ビッグバード》、《大ちゃん》、《クンクン》となっている。菊池さんの関東周辺の岩場では、《これでもか》、《ビッグバード》、《クンクン》。いずれも《クンクン》はその右の《カバチ》と終了点を共有する。現状は、100岩の《大ちゃん》は消滅しているようだ。登ったのは100岩と関東周辺の岩場の《クンクン》。山森さんはこれが《大ちゃん》だと言ってたような気がするが、どうだろう?

内容はこれも面白かった。上部は左のクラックに行くべきか右側だけでは登るべきか、迷った。結局使わず登った。終了点が下がっていて、終わり方が中途半端ではある。カンテ上のスローピーなフットホールドに両足で立って微妙な態勢で終了点でクリップして終了になった。本来はそこからスラブを数歩上がって終了だったんじゃないかと思う。現在はそのスラブは苔塗れ。

《カバチ》(5.11a)

これはとても良かった。右のコーナーと、左のカンテと、その間のフェースと。どこをどう登るか、ラインどりも考えされられる。山森さんは比較的左寄りを登っていたが、自分は右のコーナー寄りにラインを取った。終了点はクンクンと共通。もっと高いところまで登ったらなお良いルートになりそう。

《行けイノシシ》(5.11a?)

5.10cになってるけど、本当は5.11cなんだとか。で、登ってみると、中間部で大きく左に迂回してほとんど隣のルートに入るようなラインになり、それで5.11aくらいの感じか。下降中に見てみると、迂回したところは掃除すれば直上でも行けるかもそれないと思った。それで5.11cか?機会があればやってみたい。

《やめるじゃやめろ》(5.10d)

これもとても面白い。アンダーガバ角でニーバーをキメてノーハンドレストするのが楽しい。

《サイドワインダー》(5.10c)

これも面白い。

《NEO新人さんいらっしゃい》(5.10b)

このグレードにしては登りにくいが、ムーブがわかってしまえばグレードなりなのかもしれない。

というわけでモリモリたくさん登って楽しかった。これだけ登ってほとんど全部良いルートっていう岩場は稀なのではないか。また行きたい。

メモ:木陰で風が通り、非常に快適だった。午後は陽が入って、左側は暖かい。右側は緑が濃く、また風も通りやすいようで、ずっと涼しかった。


2026年5月7日木曜日

春日居砦の続きの兜山

兜山、二度目の春日居砦に向かった。

まずはアップで《一休さん》(5.10b)。オンサイトしたんだけど、身長が170cm以上あるとリップの先のスローパーに手が届く。170cm未満だとフィンガージャムから捨て身の逆手ハンドジャムになるらしい。どっちのムーブで5.10bなのか分からないのがグレード音痴の苦しいところ。

次はCragInfo山梨で紹介されている《落ち葉の囁き》(5.10d)。オンサイトしたんだけど、あとから見たらトポには「ぱっと見ホールドが見当たらない中盤は動きもテクニカルで面白い」と書かれていて、もしかしたら中間部の右のガバは使わない設定なのかもしれない。まあ、良しとする。ボルトはトポの記載より一本多かった気がする。注意。

https://cragboys.com/shop/user_data/kabutoyama_route#L-20250207


それから《モスラ》(5.11a)。「ハング越えのホールドはブラインド」との記載に気を取られて一生懸命に手を伸ばしてブラインドホールドを探してたら、眼の前の丸見えホールドを見落としていた。テンション。ムーブを確認して、二回目でRP。実質的には短いけど、大きなムーブで爽快。ボルトはトポの記載より一本多かった気がする。注意。

追記:デカいホールドが浮いているので、注意。

といったところでフィニッシュ。

なお、終日曇り空で、相変わらずまだまだ寒かった。

KB岩からピラフェス

コッシーとKB岩。

コッシーはゲート下ワイドボルダーで敗退して、下のフィストはオンサイトして(お見事!)、上のワイドは敗退してた。フィストが苦手らしい。フットジャムも改善の余地があるらしい。ムーブを練習してフィニッシュ。

それから、ピラフェス。

コッシーはバーブのパンツを買ってた。自分は、甲府幕岩のガイドブックとか東京粉末のチョークとかを買った。

そのあと2時間くらい登って、コッシーは前回敗退した秀逸な3級をあっさり登ったらしい。

で、山森さんのスライドショーは最高だった。

もっと頑張ろうと思った。まずは自力を上げねばなるまい。

かぶき揚げ@兜山ボルダー

 コッシーが鴉天狗を登りたいというので、兜山ボルダー。

しるべ岩の裏でアップして、まずはコッシーの鴉天狗。めちゃくちゃ硬い動きで落ちてたので、取り付く前にジョークを言ってリラックスするっていうナイスなメソッドを教えてあげた。ジョークがすべったショックで集中できないとか言ってたけど、4回くらいで登ってたと思う。お見事。

それから、石舞台に移動して、トラップハッピー(2級)に取り付いたけど、敗退した。

後ろの庭師の庭師(5級)は登れた。鶏カンテ(6級)はスタートホールドがガタガタ揺れてて今に吹っ飛びそうな上に奥の隙間にはムカデが住んでいるので、やめておいた。シザーハンズ(5級)は登れた。あげたて(5級)も登れた。かぶき揚げ(4級)は大変なものだった。もしかしたらムーブを間違ってたのかもしれないけど、めちゃくちゃ悪かった。全力を出して這々の体で完登をもぎ取った。コッシーは離陸もできず敗退。罠女とランデブー(4級)はライン取りを間違えて一回落ちて、二回目で完登した。

といったあたりで雨による湿り気も増してきたので切り上げて、ピラニア南アルプスへ向かった。

3級の秀逸な課題があったが、コッシーは敗退してた。

2026年5月5日火曜日

涼を求めて春日居砦でわ☓めちゃん@兜山

見上げる岩には陽がさんさんと差していて、これは木陰が良かろうということで、行ったことのない春日居砦を目指した。思惑通り岩場は新緑の木陰で最高だった。

まずはトリオ(5.10b)。下部は快適で朝の一本目に最適だった。上部で狭いコーナーに体をねじ込んだところでアレ?ってなって危うかったけど、なんとかこなしてオンサイト。

つぎは行雲流水(5.10c)。「こううん りゅうすい」と読むらしい。いろんな意味があるらしい。☆☆がついている。兜山の5.10台のルートで一番面白いという評価もあるらしい。下部はクラックを使っても良いのかどうか分からなかったけど、トポには何も書いてないし、ケチなことをしてもしょうがないので、使ってもよかろうと判断した。で、中間部で「足さばきに神経を使う」っていう記載の通りスメアリング地獄が現れた。スラブのために買ったスクワマビーガンに感謝した。オンサイト。確かにものすごく良いルートだった。ただ、甲府城のカブトワトブカよりも面白いかと言われると、判断に悩む。

で、わ☓めちゃん(5.11c)。一見したところ、下部はやさしく、上部のハングをどう超えるかが勝負で、取り付いてみるとそのとおりだった。トポには「ハングの左から回り込んで核心部をパスすることもできるが、ボルトの位置からは大きく離れてしまう。ルート名の由来でもあるクラックを使って正面突破したい」とある。ハング下の三角形の穴にはハンドジャムが決まり、そのすぐ上のアンダーは両手でマッチできる。問題はその先で、更に上のハングの右手のアンダーは甘く、ピンチも甘く、なによりフットホールドが乏しい。頑張って右手を伸ばせばクラックに手が届くんだけど、ジャミングは効かない。気合で甘いフィストをキメることはできるけど、フットホールドがないからキメたところでなんともならない。というわけで行きつ戻りつしてそろそろ諦めようかと思ったけど、ちょっと左の方を使わせてもらおうと思って、左のカンテを持って、一年前から自分中で大流行中のニーバーを左カンテにかけて、カンテの左手を送って、ニバーを頼りに右手をクラック方面に伸ばしたら、クラックの縁に届いた。あとはレーバックで頑張って完登。オンサイト。この登り方は「ハングの左から回り込んで核心部をパス」したことになるのかどうかは分からない。ボルトは常に両手の間に収まっているので、良いんじゃないかという気もする。でもトポのラインはハング部分で右に寄っているので、左のカンテを使わない設定なんじゃないかという気もする。自分の中ではこれが合理的なラインということで納得している。これでグレードが5.11cなのかどうかは知らない。なお、その後右寄りでも登れるかやってみたら、もう少し取り組めはムーブは見つかりそうな気はした。チャンスが有ればそっちも進めてみたい。


追加:やっぱり左のカンテは使わない設定と山森さんに教えてもらった。でも使っても十分面白いよ。

メモ:晴れのち曇り。気温は20度弱(たぶん)。木陰で涼しく、登るときは長袖Tシャツと半袖Tシャツ。ビレー時はその上にネルシャツ。非常に快適だった。不快な虫も少ない。兜山のベストシーズンは実はいまという可能性ある。春日居砦は広葉樹。杉林はその一段下まで。この時期はモコモコが上から降ってくる。カエデの木もあり、秋の紅葉も楽しめるかもしれない。


2026年4月16日木曜日

桜吹雪クライミング@兜山で壮年ナイフ

兜山。

いつ雨が降り始めてもおかしくない雰囲気で、いつでも撤収できるように壮年ナイフ(5.11d)にトップロープをかけてムーブを探ってしまいましょうという堕落したスタイルのクライミングをやってきた。右隣の一本ほうとうを登って、その終了点から壮年ナイフの最終ボルトを経由して、支点を構築できた。ラッキー。

で、その壮年ナイフはめちゃくちゃ難しかった。最初から傾斜が強くて、そのうえ左のカンテはたいして効かない。大奮闘してムーブを考えたけど、中間部のムーブがなかなかわからなかった。唯一可能だったムーブは、中央の台形のホールドを右手で保持して、左カンテ奥の水平ホールドを左手で保持して、右上のガバ風(ガバじゃない)の水平ホールドへ渾身のデッド。これがひたすら遠い。身長177cm両腕は長めの自分のリーチで指先の先の先がかろうじて引っかかるだけ。もしこのムーブしかないとしたら、登れる人はほとんどいないのではなかろうか。まあ、自分では使い物にならないホールドがいくつかあるので、強い人はなんとかするのかもしれないが。

以下、ムーブメモ

右手ガバアンダー、クリップ、左手タテカチ、右手その上のタテカチ、足上げ、右手アンダー、クリップ、左手ボルト左下のタテカチ、右手V字状ホールド、左手カンテ奥のタテホールド、クリップ?(厳しい)、右手中央の台形カチ(指は右側、親指は左側)、右足ガバ&ニーバー、左手カンテ奥の水平カチ、左足カンテ沿いの粒、右足V字状ホールド、右手遠いガバ風(ガバじゃない)の左側、左手その右にクロス、左足エッジ&ニーバー、左手コーナー上部エッジ、右手カンテ状リップ、左手上部角。これで実質終わり。

以下、メモ

一本ほうとうのビレーで寄りかかっていた木は山桜だった。4月中旬、桜吹雪が美しい。

2026年4月8日水曜日

ゴルゴ31、キープ・レフト、クニマス、大吉、キープ・ライト@兜山

兜山でスポーツルート。

まずはライオン岩で《ゴルゴ31》(5.10a)。アップで登ったら、意外とホールドの向きが悪く、バランスも悪く、登りにくかった。興味深いルートだけど、アップには向かないと思う。オンサイト。

もう一つアップでのろし台に上がって《キープ・レフト》(5.10a)。「左の壁は足でのみ使用可能」という限定があるんだけど、「左の岩」が何を指すのかがいまいちわからなかった。これは、《クニマス》の黒い岩を指すのか、それとも、《クニマス》の黒い岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間にある白い岩を指すのか?間の白い岩なしだと5.10aでは済まなそうだったので、白い岩は手でもアリと解釈して登った。でもそれだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないような気もする。よくわからない。一応落ちずに一回で登った。

で、この日の本題の《クニマス》(5.11a)。気合を入れたオンサイトトライだった。こちらも限定があり、「右の岩は使用しない」と記載されている。と同時に「易しいクラックから」という記載もある。で、このクラックというのは右手のクラック、つまり、《クニマス》の岩と《キープ・レフト》のボルトのある岩の間の白い岩と《クニマス》の岩の間のクラックだろうと推測した。つまり、間の白い岩はアリで、《キープ・レフト》のボルトのある岩はナシ。ということで登ってみたんだけど、そうすると、4本目のボルト辺りまでずっとカンテの右の溝を登ることになった。4本目のボルトが右の方にあるのはそういうことなんじゃないかと思うと同時に、これだと《けむり》(5.7)とほとんど変わらないんじゃないかと思わなくもない。もしかしたら「易しいクラック」って右じゃなくて左のクラックだったんじゃないかって、これを書いている今になって思った。でもトポのラインは右寄りに引かれている。というわけで、よくわからなかった。一応落ちずに一回で登った。

本題はモヤっと終わってしまって、次は《大吉》(5.11b)。ガイドブックでたごさんがすごい顔で登ってるやつ。オンサイトトライは、2本目のボルトにクリップしたあとに油断してガバにおいた足がスリップしてフォール。テンション1回でトップアウトした。2回目でRP。「左の岩は使わない」という限定があるんだけど、このルートに関しては全然気にならなかった。ところで、4本目のボルトはその上の棚を取って左の突起に足を挙げるまでクリップできないと思わない?ランナウトして怖かったよ。

最後は《キープ・ライト》。これは強烈だった。ムーブが分からない、ホールドが遠い悪い、クリップできない、などなど。散々な思いをしてヌンチャクを掴みながら這々の体でトップアウトした。ボルトは正面フェースにあるんだけど登るのはほとんどカンテの右みたいな感じで、それであってるのかよくわからなかった。

というわけで、限定と油断に泣いた一日とまとめられることになりそうだが、めちゃくちゃ楽しかったので良し。

また今度。