山森さんとバイソン周辺再び。
少ないアテンプトでプロジェクト完登を目指す山森さんは昼頃到着するということで、先にエリアに上がって、前回目をつけていた丸っこいダブルカンテに着手した。
デッドでバシバシを数手で、行き詰まった。岩自体はそんなに大きくないんだけど、下地が斜面で、落下距離がそこそこ。万一斜面を滑り落ちると崖で、緊張感が高まる。
あーでもないこうでもないといくつかのムーブを試していると、山森さんが登場した。ムーブについて意見交換して、山森さんは少し離れたプロジェクトに向かった。
右手を出すか、左手を出すか、何度か両方を試して、左カンテの奥のV字状ホールドに狙いを定めた。ブラインドホールドへのデッド。なんとかホールドを捉えたものの持ちどころが悪かったアテンプトでは、強引に右手を頂点に伸ばしたが、そこから動けずフォール。斜面に敷いたマットでバウンドして、一段下にとばされ、ヒヤリ。次のアテンプトでブラインドホールドの良いところに手が届き、完登。上の方にガバがあるねと山森さんが言ってなかったらアウトだった。このガバもブラインド。一か八かで手を伸ばしたら指がかかって、岩の上にずり上がったら、プロジェクトの山森さんが見え、完登の喜びを叫んだ。
この課題、今の実力にマッチしていて、良い取り組みができた。掃除は木の棒につけたブラシで。棒が届かないところは掃除なし。苔まみれのカンテで中継したり、ビクトリーガバには落ち葉が積もっていたり、グラウンドアップの難しさに負けずに登れた。次に登る人(いれば)は、自由に掃除してください。
午後は山森さんPの横の逆さまカンテ。前回は逆さまムーブでヒールをかけていたブロックがごっそり落ちて、振り出しに戻ったのだった。ヒールがかからなくなって一気に難しくなってたけど、ピンチフックでギリギリムーブができることが確認された。
また今度。