2015年5月25日月曜日

障子岩から、クラック@a岩

障子岩でクライミング、いつものパートナー松氏と、新撰組と一緒に。

踊る蒟蒻

2連登の翌日で体が重く、アップで《ペッペッペの羽田さん》を登った後に別のルートを登る気力も体力もなく、なんとなしにザックに入れてきたノコギリがあったので、南東面の薮払いに勤しみました。その後は完全にノックダウンで、お昼過ぎまでお昼寝しました。休めば休むほど体は重くなり、最後まで岩に触れることはありませんでした。

松氏がめでたく《ラップ》をRPし、僕にとっては本題であったa岩に移動し、前回手をつけたクラックをなんとかRPしました。グレードは5.10aくらいでしょうか。傾斜はほぼ垂直で、フットホールドが豊富なので、取り立てて難しいムーブはありません。しかし、長さが15mほどあって、ハンドとフィストのジャムが続くのと、プロテクションのセットに時間を要するので、体力の消耗が激しいです。こういうのを、スマートにプロテクションをとりながら鼻歌まじりで登れるようになりたいものです。

a岩クラック

追記:右のテラスまで抜けるつもりが、上部でその気力はなく、左の木に這い上がってしまいました。一応レッジ・トゥ・(wooden)レッジってことで完登としましたが、右抜けも登りたいところです。

障子岩の2階のテラスと、a岩の周辺で、別々の野生のイチゴを発見しました。野生のイチゴについて勉強してみたいと思います。

2015年5月18日月曜日

新人歓迎十里木ボルダー2015

恒例の新人歓迎ボルダリング&バーベキューで、十里木ボルダーに行きました。2度目でしょうか。今回は、かつてトポで紹介されたものの今は自然に還ってしまっている裏面の夕焼けハングの課題をいくつか登りました。

まずは、左の方の顕著なガバからスタートして右の三角形のハングを抜けるライン。トラバースで力を使うのと、ハングの下地が悪くて緊張感があって良いです。


それから、ハングの右のライン。後ろの岩との狭い隙間にSDスタート。ガバガバで簡単ですが、5cm体が振られると後ろの岩にお尻をぶつけるので、コントロールされた登りを要求されます。上部マントルのホールドが(苔で)限定されて緊張感があって良かったのですが、掃除をしたらホールドが出てきました。


さらに、最初の課題と同じガバからスタートして、左のハングを抜けるライン。最上部のリップ付近で緊張感のあるムーブを強いられて、とても良かったです。


先人の足跡を見つけました。


石を積んで遊びました。


リア充のカップル(肉体派3段クライマー)がいました。


クライミング、続けてくれるといいですね。

2015年5月12日火曜日

《味自慢》RP@障子岩から、クラック@a岩

障子岩でクライミング、いつものパートナー松氏と一緒です。初訪問と思われる2パーティー4名が後から来ました。前日の雨にもかかわらず、最高のコンディションでした。やはり、障子岩南西面のシーズンは5月です。


左端の《味自慢》(5.10d)を登りました。オンサイト・トライは、ライン取りを誤って失敗でした。これは難しい。オンサイトには広い視野が必要ですが、それが僕にはありません。後半はホールドがことごとく粉粉のジャリジャリだったのでトップアウトを諦めて、上から懸垂で掃除しました。2回目でRP。内容の濃い、とても良いルートでした。とりわけ、中間部のリズムの変化と、上部の思い切りのを要するムーブが素晴らしい。一癖あるムーブを読み切る力と、ジャリジャリのホールドをねじ伏せる力を身につけたいと感じました。

終了点に難ありです。今回は資材が足りなかったので、応急処置的に、上部に支点を作ってリード&フォローで回収しました。次回は終了点をなんとか新しくしたいです。良いルートですから。それから、リップ付近の大きな浮き石も、人がいない朝の時間帯に処置してしまいたいところです。

松氏が早々に目標の《アーバンテイスト》をRPしたので、いち早く撤収して、障子岩の近くで以前発見したクラックへ移動しました。長さは15m弱でしょうか。ほぼ間違いなく既に登られていますが、半ば自然に帰っていました。


ハンドからフィストが概ね気持ちよく決まるクラックです。掃除とムーブの確認ができましたが、プロテクションのサイズがまちまちで、その判断が難しいです。また次回頑張ります。

2015年5月7日木曜日

《ペトロレアム》、《走るエロンチョ》、《カバくん》@北秋川ボルダー

48さんが使い古したロープをくれると言うことで、ついでに北秋川ボルダーで一緒にクライミングです。ハセさん、シュンさんもご一緒でした。

《水滴穿石》は皆さん下部スラブで敗退。強い人たちが立て続けに敗退しています。かなり特殊な分野なので、コツを得るまでは難しいようです。《びっくり箱》の岩は、早々に左カンテに出るラインを取ると随分簡単に登れることが分かりました。僕が登ったときは曲面を直上しています。

《腹ジャム》左の不可能と思われたマントル課題を、ハセさんが完登し、《走るエロンチョ》としました。

走るエロンチョ

《ワセリナー》の岩では、右ハングのラインを登りました。《ペトロレアム》です。力を要するガバのハングから、マントルを返して、フットホールドが(苔で)限定される高いスラブを上がる、緊張感のある好課題となりました。満足。でもやっぱり、隣の《ワセリナー》を登りたいです。

追記(2016.03.14):右ハングのラインはRCTさんが既に登られていたようです。当然予想すべきことでした。

最後に、《ワセリナー》の岩の左の小さな岩に課題を設定しました。こちらは48さんが完登。《カバくん》です。

カバくん

見ていてもなぜ登れるのか分からない、素晴らしいトライでした。

《アーバンテイスト》RP@障子岩から、mボルダー探索

障子岩でクライミング、いつものパートナー松氏と。


1週間ほど好天が続き、《アーバンテイスト》はベスト・コンディションに近かったのではないでしょうか。予想通りこのルートを登るタイミングは5月、冬の雪と氷のしみ出しが出きった時期のようです。ノボルンダーさんも5月に登られているようですし。

2013年11月に下部共通の《野生の風》を登った時から付き合いが始まったこのルートを、この日の2回目でRPすることができました。《アーバンテイスト》に初めて挑んだのは2014年5月。その時にムーブは全て解決され、思いのほか早くRPできそうだという感触を得ました。ところが、ムーブの精確性を欠き、ムーブ間の連続性につまずき、コンディションに悩まされ、長い付き合いになりました。

悩みに悩んだ末に、最後には満足のいくクライミングができました。本当に素晴らしいルートを登ることができ、高難度のルートを登るのはこれで最後で良いのかもしれないとも感じています。

午後は、前回謎だった《バルジ大作戦》。やはり謎でした。

松氏が早々に《アーバンテイスト》のトライを切り上げたので、帰りに2度目のmボルダー探索。残念なことに、大規模な土砂崩れがあったようで、川の流れが大きく変わっていて、下地がほぼ消失していました。一部のみ、下地の良いところが残されていて、ボルダー課題としての可能性を感じました。


上部の掃除が必要そうなので、また後日。