2014年5月19日月曜日

《アーバンテイスト》day2@障子岩

くやしいな〜。

《アーバンテイスト》(5.12a)をやっつけに、障子岩へ行った。

南面から南西面の右側までの間に3パーティー、8名の大盛況。めずらしくにぎやかな岩場でした。4名のグループはみんな同じくらいの強さで、和気あいあいと楽しそうに登っておられました。

南西面の右側

《夏立ちぬ》(5.11a)をテンションかけつつ登ってアップの後、本題へ。

いやくやしい。核心の2本指ポケットへのデッドが刺さらない

お昼前からしばらくの間はポケットの先に太陽。ポケットはふくらみの先にあって、もともと見えない。それが、お昼頃は太陽が目に入って、ポケットの位置が更に分からなくなって、全然ダメ。その後の左トラバース時のフットホールドも、岩に日が当たると見えなくなる。このルートは、朝のうちか、太陽が西に回ってからでないと難しい。

太陽の移動を待っての午後の部、やっぱりデッドが刺さらない。5時過ぎまで度重なるトライを繰り出したけど、結局だめ。左手はぎりぎり3本指の極小ホールドで、微妙なフットホールドで壁から剥がされるのを耐えて、2本指ポケットへのデッド。身体の芯がよれてくると全くできなくなるようです。

くやしい。登りたかったな〜。

次回は朝のうちにヌンチャクがけとムーブ確認をして、夕刻まで待ってからRPトライを繰り出す。

ムーブを一つ修正。2本指ポケットが刺さったら、左足を上げる前にクリップ。左足を上げたらそのままの勢いで左のスローパーへ突入する。

松氏は宿題の《野生の風》をRP。次は《大奥》ですね。

野生の風のクソリーチムーブ

2014年5月12日月曜日

《アーバンテイスト》day1@障子岩

障子岩で《アーバンテイスト》(5.12a)。

障子岩南西面・踊る蒟蒻あたり

障子岩で初めての5.12に挑む。隠れ三ツ星。なんだか嬉しいですね。

《TNT》(5.10a)

まずはアップ。テンションはいりました。出だしが悪いから、アップの一本目には適しませんね。どこかしら身体を傷めそうです。


《夏立ちぬ》(5.11a)

アップ2本目。テンションはいりました。最終クリップ後の核心部以外はガバだらけなので、こちらの方がアップ向き。


《アーバンテイスト》(5.12a)

昨年12月にRPした《野生の風》(5.11c)の途中から左に派生するルート。《野生の風》が出だしからずっと厳しい上に、左に分かれてからが更に厳しい。

保ち辛い極小ガチャエッジから、2本指ポッケ、全然保持出来ないスローパーをマッチ。無理むりムリと笑いながら嘆きながらムーブを探っていると、だんだんとムーブが出来上がってきました。こりゃ面白い。

3本目のクリップは厳しい。2個のポケットをピンチ持ちしてのクリップは、たぐり落ちの危険あり。かといって、2本指ポッケまで上がってクリップするのも、ポッケを外したらロングフォール。野生の風の3本目からスリングを伸ばして、野生の風の3本目のクリップポイントのピンチでクリップして、その次は2本指ポッケまで行ってクリップするのがいいかもしれない。

一応ムーブは解明出来たので、次回、つなげトライ

《アーバンテイスト》の核心部

○《アーバンテイスト》のムーブメモ

右手ガバ、左手ピンチでスタート。上のガバを左手。左足を上げてクリップ。足はそのままで、右手がストン。左手ポケット。右足を右に出して、右のアンダーを右手。左足を寄せて、右足を右の粒に置いて、左手を左上のカチ。右足を上げて、右手で右上のスローパー。クリップ。

上の湿ったポケットを左手クロス。右手も出してマッチ。左足を見えないエッジに置いて、右手を右上のスローパー。右手のすぐ左の横引きポケットに左手。右足を左足のすぐ右の見えないポケットに置いて、右手を上のピンチ。左足をポケットに上げて、クリップ。

左手を左のかかりの良いポケット。右足をポケットに上げて、左足を左のポケットに出して、右手で2つのポケットをピンチ。右足をポケットに上げて、左手で左のガチャをサイドプル。右足を右の粒に置いて、右手を上の2本指ポケットへ。ここの右足は、粒の真上を踏んで、剥がされないようにかきこむ。クリップ。

左足を上げて、左手を左の水平窓の右寄りのスローパー。この左手は、この後のマッチに備えて、右側を右手のためにあけておく。右手を寄せてマッチ。左足を左下の斜めのエッジに置いて、左のガストンポケットに左手。右手を水平窓の左端のワイドピンチ。右足を右の粒に上げて、左足を見えないフットホールドに上げる。この見えないのは、白いシミを目印に。右手をボルトの右上の棚へ。この右手は、棚の下に親指がかかるところを狙う。左手を棚の左端のガストン気味のピンチ。クリップ。

右手をクロスでピンチ。左手を左のガバポケット。右手を右上のかかりの良いポケット。左手を左の甘いポケット。左手を上のエッジにとばし。右手で右上のノブをラップ。左手を左上の尖ったガバ。右手を右上のガバ。ここは、手前のガバは浮いているので触らずに、足を高めにして奥のガバを狙う。左手を左上のガバ。クリップ。

右手を右の切れ目のガバ。左手をクラック。右手で上の奥のクラック。左足を棚に上げて、終了点にクリップ。左手を左フェースの水平クラック。右足を右の棚に上げて、右手をリップのスローパー。左手をリップ奥のクラックで、右の棚に乗り込んで、右手を奥のブロックに手を出して、棚に立ったら終了。

○障子岩のコンディション

日が当たると暖かい。日が陰ると肌寒い。岩は全般的にカラカラ。但し、《野生の風》のポケットはいつも通り湿っている。

2014年5月5日月曜日

リービテーション、ウッシー、久々の白妙橋

連登3日目、白妙橋。さすがに疲れてました。

まずは川の側壁のクラック

挟まる松氏

右から順番に練習して、最後にリービテーション

大穴に右足を突っ込んで、リービテーションをきめて、右足を抜いて...



右足をがっつり突っ込んでるので、リービテーションがすっぽ抜けたら頭から落ちそうで、めちゃ怖い。しかも、水流に磨かれた上に埃が乗ってフリクションゼロの石灰岩で、いつすっぽ抜けてもおかしくない。

右足を抜いたら、その穴に左足を突っ込んで、上の方に右手ハンドジャム。リップをとってからも少々悪い。

無事完登

そのあとは、正面壁1階で《ウッシー》

2本目のボルトの後が悪い悪い。むずかしいじゃねーか。

またそのうち。

○アイビーフェイス見学の成果

全体的にプロテクションがしんどい。《アイビー》はRCCとハーケン?《アフロディーテ》はRCCとアルミハンガーとハンガーなしの錆びたボルト。《ヘラクレス》はしみ出しの時期は難しいかな。《天使の梯子》、《たわごと》のボルトはしっかりしていた。小林さん初登のルートはボルトを打ち変えていただいている様子。《たわごと》はスラブ?うーん、どうしましょ?

2014年5月4日日曜日

《543》RP@奥多摩の岩場その10

5月上旬、奥多摩の岩場。

(14)+(8)《543》

もう4日目。

1便目はアップついでに核心手前までヌンチャクがけ。

2便目は、核心部のエッジングに備えて右足だけブラックウィングに履き替えて。核心部でテンション。上までムーブ確認。

3便目は回収便っていう、いつもの敗退パターン。核心ムーブに備えて、左手を休めつつ進んで、核心部を突破。後は現場処理を挟みつつ、がんばった。

望外のRP。中間で一旦切れるとはいえ、全長45m。長いルートを登るのは初めてだったので、自信になった。

しみ出しの状況から考えて、次は別の岩場かな。

《543》day3@奥多摩の岩場その9

5月上旬、奥多摩の岩場。

(14)《CP》(5.9)

(14)+(8)《543》(5.12a/b)

1便目は核心部の練習。2便目で初めてトップアウト。

いつ登れることやら。

岩場は染みだし多数。左の方はびしょびしょ。右の方もびしょびしょ。

《C&C》の下部RP@奥多摩の岩場その8

4月下旬、奥多摩の岩場。

(14)《CP》(5.9)

(15)《RF》の下部(5.10b/c)

(2)《C&C》の下部(5.12a?)

1便目
ムーブ確認。中間部で左のガバを使うと、休める上に、右足を一つ上げることで、右のフェースのカチを中継せずに、上のカチを取れる。

2便目
RP。体感グレードは5.11d。左右のホールドをどの範囲で使うかによると思われる。制限すれば難しくなる。

(2)《C&C》の上部

1度だけムーブ探り。中間部と上部で2カ所、ホールドが浮いている。上部は触らずに登れる。中間部はどうやっても持つことになりそう。踏まずに登ることはできた。要掃除。

《C&C》の下部day1@奥多摩の岩場その7

4月下旬、奥多摩の岩場。

未明まで雨。当日も霧雨。

《543》は下部の5.9パートがびしょ濡れ。上部も核心部が濡れ?

(2)《C&C》の下部のみ(5.12a?)をトライ。出だしと中間部が一部湿っぽかったが、トライ可能。最上部のスラブはガバだけどびしょ濡れの様だった。

ムーブメモ

右のアンダーガバを右手、左のガバフレークを左手から、上部の右下に引ける斜めカチを左手で取る。右手マッチ。左足をガバグレークにスメアして、右足をエッジに上げて、振りで右上のガバを右手。ここから左トラバースのムーブが未確定。予定では、左足を左に上げて、左手をアンダー横引き。右足を寄せて、右手をアンダーワイドピンチに寄せ。左手を左のアンダーに飛ばし。

右足を左に寄せて、右手薄いフレークをサイドプル。左足をクロスで水平クラック。右足を右下の見えない粒フットホールド。左手を右上のガバにクロス。右手マッチ。右足をハイステップでスメアして、左足を切って乗り込んで、右手を上の甘いガバにクロス気味。左足を左に出して安定させる。左手を左のガバ。

右手を寄せ&一つ上のアンダーに上げる。左手も一つ上のガバ。この辺り記憶が不明瞭。左上の気持ちの良いカチを左手で持って、右足を右手で使った甘いガバにハイステップで、右上の甘いカチを右手。右足に立ちこんで、左足スメアで、左上のガバ。

左手で甘いアンダーのフレークを持って、左足エッジで、右足を見えない良いフットホールド。右手を上の突起のアンダーフレーク。右足をサイドガバフットホールドにハイステップ。左手の親指で上のつまみホールドを押さえて、右足に立って、左足を見えないエッジに上げる。安定させたら、左手をクロス気味に、顕著なサイドプルのフレーク。左足を上げてスメアして、右のフェースのカチに右手。左足を右足のすぐ上に上げて、右足を右に出す。右手ガバカチ、左手ガバカチ。

右足外傾フットホールドで、左足を上げて、左手を上の水平クラック。左手を引きつけて、右足手に足で、右手を右サイドガバ。左手で左のサイドを引いて、右手を左手で引きつけた水平クラックに寄せ。左足そのままで、右足を中央にハイステップで身体を乗せて、左手ガバ。右手をアンダーに寄せ。右足に立ち上がって、左足も上げ。身体を右に倒して左手のガバに力を伝えて、右手を右上の親指付スローパー。左手を白いスローパーに寄せ。左足を中央にハイステップで、右足を切って立ち上がって、左手を右上のカチにクロス。右足を右の突起に出して、右手を右上の甘いホールドに出す。左足をフェース中央の甘いフットホールドに上げて、右手の引きつけとともに、左手を左上の斜めガバ。右足に踏み替えて、左足を左上に上げて、右手でガバを取ったら、おしまい。

《543》day2@奥多摩の岩場その6

4月中旬、奥多摩の岩場。

前日朝から未明まで雨。染みだしなし。最高気温は10度ほど。日当りなし。岩は冷たかった。

(14)+(8)《543》(5.12a/b)

3便出して核心ムーブを練習。ビレーヤーと意思疎通できず、練習出来たのは1回だけ。次回はリードでいく。ビレーヤーの挙動を単純化させるため。

核心部の入りからムーブメモ。

右のガチャガチャガバ。左手で右上の穴ガバ。右手でクロスのマッチ。左足を左の大穴に置いて、左手を左のアンダーへ。右足を大穴、左足を左に張って、右手で上の効きにくいアンダー。左足スメアから、右足を凹みにスメアで、左手カチを中継して、右足1本で左上のサイドガバに左手を出す。左足を左のガチャに置く。

右手を中央の尖ったサイドカチ。右足を見にくいマイクロエッジ。左足で左のサイドホールドを横にかき込んで、剥がされないように壁にはり付いて、左手を左上の薄いピンチ。左足をスメアして、右足をエッジに上げる。右手アンダーポケット。左足を上げてかき込んで安定させる。左手を胸のあたりのアンダー。身体を右に寄せて、右手で右上のガバ。


《543》day1@奥多摩の岩場その5

4月中旬、奥多摩の岩場。

szkさんら、5名が後からいらした。

(14)+(8)《543》(5.12a/b)

中間の終了点から右に入った。設定は左?
→松島さんに聞いたら、右で正解みたい

ハングを抜けたら、右にトラバースして、左に戻る。戻ってから上に上がるあたりが少々脆い。

次回やるなら先にクリップして、ホールドを探る。

《MT》RP@奥多摩の岩場その4

4月初旬、奥多摩の岩場。

(14)《CP》(5.9)

(15)《RF》の下部(5.10b/c)

緩んだボルトを締めた。

(13)《MT》(5.12a)

・1便目
三角形ガバから染みだし。スローパーが濡れていた。タオルで拭いて、ティッシュを詰めて処理。下部だけムーブ練習。

・2便目
2本指ポッケで指先の感覚がなくなった。スローパーが濡れていた。

・3便目
核心部を越えて、リーチムーブのマッチで前腕のよれ&指先の感覚がなくて、クリップを断念。ヌンチャクを掴んだ。

・4便目

完登。松島さんに続いて第2登?登り始めに十分に指先を温めること。三角形ガバでティッシュをどけて左手アンダーラップで右手も温めること。スビードを上げて駆け抜けること。これが効いた。

松氏は失敗。

《MT》day2@奥多摩の岩場その3

3月下旬、奥多摩の岩場。

(14)《CP》(5.9)

(15)《RF》の下部(5.10b/c)

(13)《MT》(5.12a)

ムーブは解決。

ハング下から、奥のスロットの上を左手で持って、右のサイドガバ。左下のコケコルネに左足、右下の斜めホールドに右足を置いて、右上の斜めホールドを右手でクリンプ。ハング下にヒール&トーで、左のガストンカチ。そのまま右足を膝付近に上げて、左足のフックを解除して真下にトーフック。胸の前に空間を作って、右手を上のアンダーホールドへ。アンダーホールドは、正面から持つ。親指を左側の凹みに合わせて、他の指は指先を揃える。左足を強引にカンテ中断のホールドに上げて、左手を湿ったポケット。右足、左足と上げて、クリップ。

右足を強引に一歩上げて、左手を左上の2本指ポケットへ。右手でハング下の出来損ないのコルネ(上の方)をピンチして、右足を股下の斜めのフットホールドに寄せて、左足を湿ったポケットに上げて、右手で上のスローパー。右足を右の三角形ホールドに上げて、左手を右手のすぐ左に寄せる。ここは親指をフレークに引っかけて、他の指はスローパー。足はそのままで、右手をすぐ右のカチにとばし。左足、右足を上げる。右足は、斜めの長方形ホールド。右半身を壁から離して、左腕を伸ばして体重をあずけて、右手で斜めアンダーガバ。左足を2本指ポケットに上げて、クリップ。

左手を右手の下のアンダーに寄せ。左手を左上のアンダーに上げて、左足をスメア、右足を強引に棚に上げ、左足を左の長方形ホールドに上げて、右上のガバを目指してリーチムーブ。届いたら、左足に踏み替えて、右足を右に張る。クリップ。

左手マッチ。この時、右手の親指を外して譲り合い。左足を大きく上げて、左サイドガバ。足を上げて、右手で上のカチ。足を上げて、右手をガバにとばし。足を上げて、左手をカンテ奥のクラックへ。右手もクラックに寄せて、クリップ。

次回はRPトライ。

《MDD》の下部RP&《MT》day1@奥多摩の岩場その2

その1は記録なしで、その2から。

3月中旬、奥多摩の岩場。

7時20分発、2時間弱で駐車スペース。

暖かい一日だった。最高気温は10度台後半。チョークバックにカイロ1つで十分。

(8)《CP》(5.9)

(15)《RF》の下部(5.10bc)RP

(4)《MDD》の下部(5.11ab?)RP

(13)《MT》(5.12a)

2便出して、ハング越えのムーブを解析。ハング下の奥のスロット2つを、右手で下、左手で上。左下のコケコルネに左足、右足を右の斜めフットホールド。右のサイドガバを中継して、右上のカチ。左足をヒール&トーで、左手をハング上のガストン気味のカチ。抱え込みで壁にはり付いて、右足を膝あたりの外傾斜めホールドに寄せ。左足を真っ直ぐ下にトーフックで、右手を上のアンダーへ。親指を左側の凹みに合わせると良い。身体を引き上げて、途中から身体が上がらなくなったら、強引に左足をカンテの凹みに。左の湿ったポケットを取る。右足、左足の順に上げて、左手でクリップ。