2016年10月31日月曜日

近場でボルダー

ここ最近、ジムでトレーニングできるのは週に1度の2時間だけ。あと1回、ちょっとだけ登りたいってことで、近場のボルダーエリアを検討中。


たかとんさんに、H沢はどう?って示唆をいただき、見学してきました。アプローチはトータルで1時間弱か。


なかなかの傾斜に、ちっちゃいホールド。厳しい1手があって、マットがないと怖いですね。次回、マット持参で挑みます。

それにしても、この岩場はいいところ。正面は日当たりがよく、ポカポカ。小鳥の鳴き声が響き、キツツキが木をつつく音が伝わってきます。

仕事前に朝の1時間ほどを過ごすのに最高の場所です。次回はコーヒーを持って行きましょう。

2016年10月30日日曜日

アイスドール&シン・クラックday2 & ケツday1

いつものパートナー松氏&じゅんさんとクライミング。

紅葉も始まりいいロケーションが楽しめるのではないかと考え、長いクラックを訪れることにしました。午前中にお二人が長いクラックを登り、午後はボルダーのプロジェクト、という算段です。

僕と松氏は二度目の訪問。全長30mのアイスドールはやはり素晴らしいクラックで、じゅんさんは登っている最中に後ろを振り返り、山並みと集落と甲府の街を見下ろし、「最高!」と叫んでいました。紅葉はまだ始まったばかり、黄色と赤が緑の中に点々と、という程度でまだまだでしたが、楽しんでいただいたようで、よかったー。

中間の核心部

僕は登らずビレーだけ。松氏は厚い手が災いして残念ながら敗退。紅葉の盛りにまた行きたいですね。

予定通りにお昼過ぎにボルダーエリアに移動して、クラックをやりました。まずは、以前見つけて触れずにいた岩と岩の隙間。通称「ケツ」です。

僕は足先行で出だしから腹筋全開で、辛いです。


左のホールドに手がかりを求めて、


なんとかジリジリと上昇し、


腹筋が限界を迎えて吊るし上げられます。


どこかで見たことある光景だなーと思ったら、これでした

早々に敗退を決め、最後はシンクラックday2。


前回成功した離陸を再現し、右手を出す体勢を作り、エイヤと出してホールドタッチ。一歩前進です。左足の完全な面のスメアがキー。

もう一つのプロジェクトであるナメクジスラブは、暗くなったのでお預け。夜は、某所に集まったロジャーさん、S條さん、konさんと合流し、会合。最高でした。

2016年10月27日木曜日

ロックビーンズ

お昼過ぎまでお仕事し、夜のお仕事の前にワークアウト。

開店と同時にイン、お仕事に間に合うよう5時にアウト。

月水で夜のお仕事をしていて、火木は早く帰らないと。

子供と話すことも大切です。

登れるのはこの時間、水曜3時から5時。

残念ながら月曜はジムはお休み。

昭島には午前中も開いてるジムがあるけど、どこでもいいわけじゃない。

2時間でも集中してやればいいトレーニングができます。

肩の力を抜かず体を振る。

右肩エキセントリックでゆっくりと。

コントロールされた動き。

強くなる。

2016年10月17日月曜日

シン・クラックday1

いつものパートナー松氏&二度目のノリさんとクライミング。以前見つけたシンクラックの本格的なトライを開始しました。


110度くらいの傾斜で、サイズはマスターカムの紫と青の間、ところどころ第一関節が入るくらいです。クラックの外にはフットホールドが全くありません。45度に切れ込んだオフセットで、右側の岩がわずかに出ています。一手も出なかったらどうしようと、心配していましたが、なんとか離陸に成功しました。全力を出してのレイバックで、浮いて一瞬止まるだけ。初日にしてはよくできた。

この難しさは、障子岩のアドレナリンジャンキーに似ている気がします。あれも最初は絶望的にできなかったけど、結局登れました。これも登れるようになるのだろうか?長い付き合いになりそうですが、なんとしてでも登りたい。

その他いろいろ。

朝はメゴスでフィンガージャムの練習。このクラックは何度やっても難しいです。きまらなかったり、抜けなくなったり。



昼はKB岩でボルダー。前も登ったやさしいクラックと、前回は敗退した右のカンテを登りました。右足を大胆に高く上げると安定するけど、それが怖い。カンテは難しいです。



最後は前回敗退したナメクジスラブ。またも敗退。このスラブは難しいです。



前回に続き、一日中笑いの絶えないクライミングでした。

2016年10月7日金曜日

ナッツがポロリ

Peak DistrictのDovedale CragでJoe Heeley氏がEyes Wide Shutを初登した際の映像を見ました。

Eyes Wide Shut - E9 6c/7a - Joe Heeley from Ace Film and Photography on Vimeo.

9分5秒に注目。最後のナッツがポロリ。

膝で押されたのが原因ではないかと思います。

ナッツはボトミングが効けば落ちても安心ですが、上方向に力がかかるとポロリと行っちゃいます。スリングを伸ばしてカラビナの動きがナッツ本体に伝わらないようにするという手段はありますが、今回のようにワイヤーを膝で押してしまえば、無意味です。

根本的には、ナッツと岩の接地面積を大きくして、外れにくくすることが有効なんだと思いますけど、それにも限界があってこんなことになっちゃったんでしょうね。

バックアップは大事ということで。

ちなみに、Dovedale Cragは、Peak District最南端のエリア。その中でも、Eyes Wide Shutがあるのは、The Watch Blockというエリア、というか岩。この辺り。



なお、Lake DistrictにもDovedaleという岩場があるようで、ややこしいです。

2016年10月5日水曜日

Rhapsody

今年の5月にダンバートンのラプソディーを登ったイタリアのヤコポ・ラルケル氏の動画が公開されました。





初登デイブ・マクロード氏

https://www.youtube.com/watch?v=XmbZHi4E33s

第2登ソニー・トロッター氏
https://www.youtube.com/watch?v=HKPVok8lZ_A

第3登スティーブ・マクルア氏
https://www.youtube.com/watch?v=4uWnE5_Ln5s

第4登ジェームス・ピアソン氏
http://www.ukclimbing.com/news/item/69194/rhapsody_e11_7a_repeat_for_james_pearson
https://www.youtube.com/watch?v=14Y-Amigci0

第5登ヤコポ・ラルケル氏
http://www.ukclimbing.com/news/item/70717/video_-_jacopo_larcher_on_rhapsody_e11_7a

ピアソン氏は楽々と登っているように見えましたが、ヤコポ氏は手に汗握る感じで、いいですね。

ちなみに、ダンバートンってのは、ここです。ヤコポ氏はパートナーのバーバラ・ツァンガールさんと一緒だったそうです。最近はトップクライマーのデートスポットになっているような気がするのは僕だけでしょうか。

2016年10月3日月曜日

クラックエリア

初めて一緒に登るノリさんの参加を得て、クラックエリア。

下り坂で転落、帰りの川で水没と、二度も災難に合わせてしまい、申し訳ございませんでした。

二ヶ月ぶりのクラックは全くダメでしたが、一日中楽しかったです。

初めて登る人と行く岩場選びは真に難しい。多くの地域で天候も悪く、極小カムと極小ナッツで登るフェースムーブの奥多摩トラッドか、ここか。一通り悩んだ結果、ジャミングの練習が出来る方ががいいだろうと踏んでこちらにしたら、アプローチに落とし穴がありました。

しかし、とにかく一日中楽しかったです。


山梨方面、彷徨う。

雨の翌日、久々の岩場へ。

まずはズリズリの聖地。岩はすべからく苔苔、じっとり。



傷心物語に手を出して。

一通り苔を確認したのちに、大移動で裏からKBへ。以前紹介してもらったエリアのカンテは苔苔じっとりであることを確認し、前回登った道路脇のスラブ。期待通り乾いていた。


松氏が完登。僕も再度。リップ取り核心の緊張感が良し。



そこから奥に数歩で、ナメクジスラブ(仮)に挑んだ。ど敗退、また今度。トライの合間にちょっと奥へ岩探し。


出るわ出るわ、ダブルカンテのハイボール。


カンテのハイボール。


うすかぶりフィンガークラック。自分の岩探し史上最高の興奮度上昇でした。


ルーフのオフウィズス。ズリズリ有志の会の開催を呼びかけなければなりません。


UK

Roaches

Roaches. MidgyあるいはMidgiesと呼ばれる虫がすごかった。一度立ち止まると次々に集まってきて、我慢して登るという選択肢はない。風のあるところにはいないらしい。

Roaches

Roachesのスカイライン。歩くだけで満足。

Burbage West

Burbage West. NorthとWestの出会うところから。出会いの岩、Burbage Bridgeはアプローチ5秒。

Burbage North

Burbage North. 子供が多かった。20 Foot Crackという超人気クラックを登った。

マット

今回のスタイル。スーツケースへの収まりが良かったので。

Careless Torque


憧れのCareless Torque in Stanage Plantation.

Stanage Edge

Stanage Edge. Edgeは、幕岩上に横に広がる岩の集合体を指すようだ。Edgeほどの広がりがないのは、Tor.

Sheep

どこに行っても羊がいる。

Sheep

地面は羊の糞だらけ。あと、牛と馬。足元が糞で取り付けない課題もある。

The Sheep

Burbage South. ワイドボーイズのトムさんが苦戦することで有名なThe Sheepと言う課題。

Dyno Wing

こちらもワイドボーイズ関連課題。Dyno wing.

Burbage South

道を間違って辿り着いたquarry. quarryは石切場らしい。切って出されたのが、円盤状のmillstone. millstoneのmillは、windmillとかwatermillのmill.

moon

地元の産品、moon.

Earl Crag

Earl Crag. 乾きは悪い。

Shooting

Simon's Seatは狩猟実施中で、行けず。残念。

Slipstones


Peakdistrictからは北へ1時間30分くらい。Slipstones。クライマーが見えるだろうか?

Sowden
Sowdenと言う課題。Slipstonesはだいたいハイボール。

Original Route

Original Route. そこそこ人気の課題らしい。

Cypher

知らないクライマーはいない、かの有名なCypher.

Real Top Roping

英国式Top Rope. 分散してるけど手前のロープは意味ないねって笑ってた。