2017年12月31日日曜日

2017年のクライミングのまとめ

○ベストクライミング3選

・喜び讃えよ 主イエスは生まれぬ(Noel)RP
たまげるほど美しい割れ目を発見して登れたことは、何事にも代えがたい体験であった。

・ザ・ラストリゾート、ロープソロOS
2P繋げて65mを一人だけで一気呵成に登りきった爽快感はそうそう得られるものではない。これまでは奥多摩で育った者としてルート全長30mと言われると長さに圧倒されていたけれど、今ではザ・ラストリゾートの半分以下だったらなんとかなるかもしれないと思えるようになった。

・スーパーレインをチームOS
新しいパートナーと新しい環境で新しい挑戦。まだまだいろんなことが自分にもできるんじゃないかと思わせてくれた。

○まとめ
2017年の目標は実はスラブだったんだけど、結局一本も登れていない。夏の天気とパートナー確保に問題があったからこれは仕方ない面もあるが。スポーツルートは相変わらず低調。トラッドルートもさほど数を登れず。一体何をやっていた一年なのか?謎だ。



○スポーツルート
ルート名グレード岩場RP日コメント
ハートルート5.11a城山2017年3月
オンサイトトライを楽しんだ。
オンサイト。
仰げば尊し5.10d城山2017年3月現場処理に成功。
オンサイト。
○スラブ
ルート名グレード岩場RP日コメント
○トラッド・ルート
ルート名グレード岩場RP日コメント
喜び讃えよ 主イエスは生まれぬ(Noel)5.12b?昇仙峡2017年4月☆☆☆
おそらく初登。とても美しく、厳しい。
ラブ・イズ・イージー5.11a?小川山
無名岩峰
2017年10月
考えさせられる楽しいルート。
COMPASSION5.10+?Zの岩場2017年2月☆☆
たぶん初登。プロテクションもムーブも面白い。ランナウトもよし。
3日間。
サイコキネシス5.10d湯川2017年8月
甘いジャムで頑張ること。1日
ザ・ラストリゾート5.10c小川山2017年5月
☆☆☆
2ピッチ繋げてロープソロ、オンサイト。
フォーサイト5.10b?湯川2017年8月
成長を感じたクラック。
No. 1ルート5.10a湯河原幕岩2017年3月
フィンガージャムがいい。
オンサイト。
No. 3ルート5.10a湯河原幕岩2017年3月登りやすかったような気がする。
フラッシュ。
苔ジャム5.10a瑞牆山
クラック地獄
2017年10月
オンサイト
チーム・レッドボルト5.9障子岩2017年2月プロテクションは多様で面白い。
1日。
怪気炎5.9?KB岩2017年3月苦労したワイド。
4日?
コークスクリュー5.9湯川2017年8月オンサイト。
○マルチピッチ
ルート名グレード岩場日付コメント
スーパーレイン海金剛2017年4月☆☆☆
ロケーション最高。
○ボルダー
課題名グレードエリア完登日コメント
メインエリア下の逆さまの隙間山梨Rエリア2017年12月逆さまムーブが楽しい。
1日。
その下の隙間山梨Rエリア2017年12月出口が奮闘的。1日
鳩ノ巣ダイノ鳩ノ巣エリア2017年2月フィンガージャムからダイノの変わり者。
3日。
瑞牆大橋ルーフクラック瑞牆2017年11月ルーフのワイド。とてもいい。
道端のスラブY谷2017年11月小さいけどいい。
橋の脇の逆さまの隙間Y谷2017年12月逆さまムーブがとてもいい。
2日。
カジカが鳴いたら晴れだっちゃ昇仙峡・センチュリーバレー2017年12月ジムナスティックで楽しいトラバース。2日。
魂魄3級?昇仙峡
センチュリーバレー
2017年3月
現代的なムーブ。




2017年12月26日火曜日

スチャダラ通信15号「膝がかかったー!」

神戸ボルダー、スチャダラ。

スクワマでヒールフックが問題なくできた。ロックソックスを履いたのが良かったか?はたまた右手のフリクション全開で持てたからか?

それから、ニーバーがかかった。大躍進。左手のワイドピンチのフリクションがバリバリだった。しかし、右手は出ない。エッジを十分に踏めてなくてスメアになってるから、体重を完全に左足に乗せることができていない様だ。カツンとエッジを捉える感触を得る必要がありそう。

次回はそこ。

クリスマス前のツルツルズリズリ

山森さんとズリズリ。夜はクリスマス会を控えているので、お昼過ぎまで。狙いは山森さんが掃除してくれたツルツルのワイド・ボルダー2本だ。

一本目はマントルが少々難しい。先に完登した山森さんの真似をして華麗なマントルを試みたけど大失敗。見るも無残なアザラシマントルだった。


二本目は逆さまムーブからの乗っ越しがツルツルで奮闘的。以前御岳で登った隙間と同じムーブであることに気づき、完登。

ここから逆さまに

どちらも小粒ながらテクニカルで楽しい隙間であった。

その後は、未登の岩をいくつか見て、そのうち1つに手を付けた。程良い高さで緊張感のある課題。リップの処理が核心ムーブ。山森さんが見事に初登。僕は、リップを取るヒールフックがヘボすぎて、取ったはいいものの身動き取れず、敗退。

これは登りたかった。というより、登りたい。

また行くよ。

2017年12月20日水曜日

スチャダラ通信第14号「進展もなければ進歩もない」

神戸ボルダーでスチャダラ。今回はあっきーと一緒。

問題1:持てない

なんだか持てない。アップでやってる開かずの扉のスローパーヘのぶら下がりができない。2日前のダメージの残ってる?乾燥しすぎ?と色々考えて、今いち乗り気にならないままヒールフックからの練習をするけど、全然持てないからダメ。終了時刻が迫ってきた頃に急に持てる様になって、これは指先のコンディションの問題と判明した。乾燥しすぎ。次回はまずは血流をあげる工夫をしてから登り始めよう。

問題2:ヒールが抜ける

スクワマでやってみたんだけど、やっぱりヒールフックが抜ける。アナサジ・ピンクでやってみても抜ける。体幹に2日目のダメージが残ってる?と思ったら、前回気づいたコツを忘れていた。ヒールかけて、右足トーを引っ掛けて、その後ヒールを潰す。1時間無駄にした。次回はちゃんとメモを持って行きましょう。

あっきーは粒踏みのコツを掴んだ様で、大きく前進していた。

僕は、進展もなければ進歩もない。いや、進展を期待できる取り組み方については気づきを得たか。これ進歩。

また今度。

山梨Y谷でズリズリ

なんだかんだでmickipediaのミッキー氏と二人で山梨でズリズリ。

何度登っても楽しいここでアップして、

岩と愛し合うミッキー氏

その後、日本一つらい初段は当然敗退。

そして、橋のすぐ脇のリービ課題で悶絶。ミッキー氏はリービやるの初めてと言いつつ、全く迷うことなくリービをキメて、スルスルと登ってしまった。いいイメージをもらったところでのラストトライで僕も完登。これはとっても嬉しかった。

それから、ナメクジの森へ。南西向きの山の上にあるこのエリアは、最後まで日が当たるので夕方に訪れるのが良い。キツツキが木をつつく音とか、いろんな鳥の鳴き声とか、木の葉をガサゴソとゆらずリス?の気配なんかを感じながら、暖かいオレンジ色の光に包まれるのがとっても気持ちいい。

ナメクジスラブはなんとか再登に成功した。直上Pは無理。また今度。

今回はいつもの指が伸びたアナサジ・ピンクとジャストサイズのスクワマの両方でやってみた。感覚が全然違って面白い。ラバーの粘りも全然違うし、スメアリングが効く面の大きさも違う。道具を使いこなすのも難しいね。

ミッキー氏から道具のこととか、スチャダラのこととか、色々聞けて面白かった。スチャダラへの気持ちも俄然高まった。

次回は、諸々の事情で今回は参加できなかった人たちとも登りに行きたい。

フラット・ホワイトday6

後一回くらいはやってみようと、フラット・ホワイト(仮)day7。今回は一人だけ。

強風に雪で極寒で、もう帰ろうかとも思ったけど、太陽が出てくるのを信じてぶら下がっていたら、だんだん暖かくなってきた。太陽の力は絶大だ。

核心部の始まりのレストポイントからムーブを探って、一つ目のプロテクションまでのムーブがなんとなくわかった。わかったというか、ムーブがあることはわかった。懸案だったプロテクションをセットする体勢も作れることがわかった。大きく前進。

また行くよ。次回はその上。

2017年12月14日木曜日

スチャダラ通信第13号「進展はなくても進歩はある」

仕事の合間に神戸ボルダー。

sghr師に会った。2年ぶりくらいか?登れそう登れそうといいながら電池切れに敗退してた。これ、あっきーと同じパターン。

僕のスチャダラは、スクワマのトウフックがきまらない理由が分かってきたり、スクワマのヒールフックが効かない理由が分かってきたり、ブカブカのアナサジ・ピンクでは粒は踏めなそうなことが分かってきたり、道具の理解が進んできた。さすが、sghr師。ジャストサイズのアナサジが必要か。でもスクワマが使いこなせるようになるのが一番いい。

ムーブにいろいろ気づきがあり、とりあえずメモ。

左足トウフックで左手を取ったら、右足クロスで奥に置く。左手親指をはずして左ヒールをかけ、右足トーかけたら、一旦左ヒールを良く見て潰す。次の左手はワイドピンチ。右足を解除して、粒踏み頑張る。左手の引き付けがポイント。


かぶちゃんさん


上から、手、頭、脇、ケツのライン。上げていこう。

フラット・ホワイトday5

 二週間ぶりか?屏風岩でフラット・ホワイト・プロジェクト(仮)。

yseさん、tnkさんという超強力な助っ人をえて、準備万端。ムーブもプロテクションも進展を見ること間違いなし!

まずはお二人がアイスドールを登った。二人とも一撃。綺麗なクラックを気に入っていただいたようで、ひとまず安心。

で、本題のフラット・ホワイト。

トップロープで2回ずつ。支点を補助ロープでリップから10mくらい下に下ろしたら、80m弱のロープで下まで届いた。70mでもギリギリ行けそうな気がする。


結果は、難しい、下にスラブに叩きつけられる、このカムでは落ちれない、そもそもセットの体勢を作れない。などなど、散々。

ここから核心部

さてどうしましょう。あと一度は行ってみる。


2017年12月12日火曜日

スチャダラ通信第12号「トウフックが分かった?」

神戸ボルダーでスチャダラ。今回はあっきーと一緒。

前回は粒踏みのムーブが分かりかけたというとこで、そこを重点的にやってみようと思ったけどなかなか上手くいかない。

そもそも、前回はアナサジ・ピンクなら頑張らなくてもかかると言っていたヒールが抜ける。前回履いていなかった靴下のせいか。でも靴下を脱いだら粒を踏めないことは明白。

困ったぞ。

その上、粒の上にチョークの塊を乗せる人とブラシでチョークを落とす僕の間で戦争が勃発しかねない状況に陥った(大袈裟。本当はストレスになっただけ)。

トウフックの練習に変更。

いろいろやった結果、だんだんとかかり始めた。意識すべきポイントは左膝にあったようだ。膝は内側に入れる。

それにしても、一年前トウフックに成功したのは一体何だったのか…

2017年12月7日木曜日

スチャダラ通信第11号「前進!」

ヒールフックが抜ける抜ける。スクワマの丸っこいヒールの使い方が分からない。しょうがないからアナサジを試してみたら、ヒールはバチ効き。


さらに、お強い人のアドバイスを受けて、粒踏みムーブが分かってきた。3点を引き絞って体を小さくまとめて引き上げる。特に左腕の引きが大事っぽい。

久々の進展があって超嬉しい!