2015年9月28日月曜日

岩と雪 #108(1985年)

岩と雪108号(1985年)。

三峰ボルダーの案内を求めて、岩と雪108号を引っ張りだしてきました。

○秩父三峰ボルダー街道 堀越隆正・山川真美

三峰ボルダーの発表。AブロックからDブロックまで。高いボルダーをマットなしで登っているのが、今となっては新鮮です。気になるのは、Aブロックのヘッド・ジャム・クラック、かぶりハンド・クラック、おすわりルート、腹マントル・ルーフ・ダイレクト、舳先カンテ、ダイレクト大晦日など。名前を見ただけで興味津々の課題が沢山あります。

最近探索に行った松氏によると、Aブロックは側壁以外はほぼ消滅だそうです。

○NO SPARE RIB アダムの肋骨はいらない ロージー・アンドルーズ文 室井由美子訳
アメリカにおける先鋭的ロック・クライーマーの出現。神はイブをアダムの肋骨から作ったという聖書の物語は、一度勉強したいところです。室井由美子さんは、NO SPARE RIBというタイトルをみただけで、それがアダムの肋骨のことだと分かったのだろうか?

○Climbing in U.S.A 連載2 コズミック・デブリ 鈴木英貴
ヨセミテのフィンガークラックのお話。

○フリー・ソロ 檜谷清
城ヶ崎シーサイド・エリア、ジョーズ・アップ(5.11b)。グレードを理解する、段階を踏むという話しがここでも。

○ニチネ・カムイの贈り物 北海道・神居古潭
神居古潭のボルダー案内。

○仙台・放山ボルダー

○御在所岳・藤内小屋周辺ボルダー

○キムチの国の岩登り 韓国のフリー・クライミング事情 山崎順一

○ワイド・クラックでは何を使ったら良いか
チューブ・チョック、ビーム・チョック、トライカム、フォレスト・チムニー・チョック、フレンズ用の厚板、チューブチョックとチューブチョックのスタッキング、チューブチョックとフレンズのスタッキング、製造元等詳細不明の韓国製フレンズ(の類似品)など。
「道具の発達によって技術が向上すればそれはそれで良いことだと思う。ただ、ルートを前にして感じる、あの独特の胸の高鳴りを失いたくはないし、登るのは道具ではなくあくまで人間だということをいつまでも忘れずにいたいものだ。」神沢章

○秩父・双子山 東岳右壁(仮称)
ポール・ポジション(チムニー〜オフハンド〜フィンガー)5.9
フォーメーション・ラップ 5.9
ウェルカム・コアラ 5.10a
ラッコのボレロ(チムニー〜オフハンド)5.9
ノヴェンバー・ステップス(オフウィズス)5.10a
チェイス(チムニー〜レイバック)5.10a
ウェルカム・コアラのバリエーション 5.9+
オービス(クラックとポケットホールド〜カンテ)Tr 5.10a

○クライマー返し
1985年、1月15日、山崎順一が成功。

○金峰山 千代の吹上げ第三岩稜(下部)〜上部桃太郎ルート

○湯河原・幕岩
ジムシー、ラナ、コナン

○城ヶ崎
門脇崎ランペ(5.10b)。なみだちエリア、タコ(5.12b)。ファミリー・クラック・エリア、梢クラック・ルート(5.10a)、上部バリエーション(5.10b)、チーちゃんがんばれ(5.10c)Tr。シーサイド・ロック・エリア、オールド・リバー(5.10c)。

○城山
南壁無名ルート、いなずまルート。

○鬼岩
鬼岩劇場、チョンガー・キムチ、ダスト・シュート。

○雌鋒岳(めんぼこだけ)
南面スラブ大滝右ルート

○大崩山(おおくえやま)
坊主尾根南壁バットレス・デビルのほほえみ。4ピッチ、86メートル、5.9から5.10aのクラック。これはすごそう。

ルーフクラック@八千穂高原ボルダーから、瑞牆ボルダー

おしかった湯tea

ロクスノ最新号・69号で発表された、八千穂高原ボルダーの新しいエリア。そこで紹介されたルーフクラックがとてもカッコいいので、登りにきました。ダイバーさん、松氏、湯teaと一緒。

アプローチ難度は高めでした。すぐ近くなんですけど、薮の茂った林の中で見通しが利かず、どっちに向かったら良いのかが分かりません。ずいぶんと遠回りして到着しました。その後の探索の結果、最初の小ボルダーの左を進んで、坂の途中の大きなボルダーの右を回ると良いことが判明。

森全体がしっとり。岩もしっとり。そして、晴れ予報に反して、雨まで降ってきました。ルーフなので体は雨には濡れないということで、びしょ濡れ&苔まみれの岩を多少掃除しつつムーブを探ってみたのですが、難しいです。数手進むとハンドジャムがバチ効きではないことを確認して、終了。

作戦会議の後、瑞牆ボルダーへ移動。登るのは何年ぶりでしょう?ちょうど到着した頃から快晴になりました。

山形県エリアのトポに載っていないらしいクラックの課題がとても楽しくて、10回くらいは登ったでしょうか。効かせにくいハンドジャムと、SDスタートでやると、フィンガージャム。勉強になりました。この岩は、トップアウトすると明るい林が視界に飛び込んできて、とても気持ちいいです。

穴契約社員の左のスラブ3本が素晴らしいです。



猫頭ントルの右のカンテ課題も秀逸でした。緊張感満点。

にゃんこ

最後はカンテのペシペシ系課題に打ち込んで、終了。一日楽しめました。

八千穂高原ボルダーは秋が深まった頃に再訪したいですね。

2015年9月23日水曜日

南房総のボルダー

仕事で千葉県へ行く機会があり、ついでにボルダーでもないかと探しましたところ、以下の情報を得ました。その他にもいくつかあたりをつけて、探索。

千葉の岩場ガイド

まずは、紹介されていた岩井袋のボルダー


想像通りのもろい砂岩の壁でした。かぶった壁にドガバが配置されており、岩が堅ければとても面白そうです。ただし、ドガバがごっそり崩壊する可能性が大ではないかと思います。岩の上が薮で、トップアウトは厳しそうです。上から水が流れ込んで濡れているところが多く、触っただけ。

それから、あたりをつけていた、南無谷南海水浴場南ボルダー(仮)。南無谷南海水浴場と豊岡海水浴場の間の岬です。


まずは、岩が堅ければ最高に楽しいはずのアーチを発見。脆すぎて、ルーフの下にルーフがかけられています。ルーフ左の登れそうなところを登っておきました。


豊岡海水浴場方面に歩いて、海岸のボルダーを数個発見。


これも簡単な岩をいくつか登っておきました。ちょっと苦労しそうで楽しそうなマントル課題が設定できそうだったけれど下地が海だったり、ちょっと楽しそうな隙間の課題が設定できそうだったけれど下地が海だったりと、残念。


UKグリットストーンのハードなルートで時々見かけるようなホールドを発見して喜んだりしました。このホールドは意外と丈夫でした。しかし、全般的に、予想した通り、岩は非常に脆いです。ホールドは全て崩壊すると思った方が良いでしょう。持てるのはスローパーだけです。でも、海を見ながらありのままの岩を登るのはとても楽しいです。


この島は登れるだろうか?

次は、たまたま見つけた豊岡海水浴場ボルダー(仮)


どっかぶりのこの岩は以外と堅くて、ホールドも乏しく、なかなか厳しくて楽しそうです。下地も良好。ただし、上部はリップのドガバにどっかんランジと思われますが、リップのホールドは脆そうです。ホールドに負担をかけない繊細なランジを要求されそうです。リップが崩壊しなければ、とても面白いはずです。自分以外の誰かが登っている最中にリップが崩壊するのを見るのも面白そうです。誰か登ってください。

最後は、紹介されていた大房岬のボルダーエリア。僕が見に行ったエリアに関する限り、脆すぎて登れるものではありませんでした。


景色はいいです。

と言ったところで時間切れとなりました。とても気持ちのよい一日でした。

《デルパワーX》@障子岩

連休初日、小川山へ向かって圏央道にのったものの、すぐに始まった渋滞と事故による通行止め情報におそれをなして、近場に変更。久々の障子岩に行きました。


3日前に雨の影響か、南西面はしみ出しでびしょびしょ。数少ない乾いていたルートの《デルパワーX》を掃除しました。岩の上部に回ってフィックスを張って、懸垂しながら掃除して、そのままフィックスを使ってムーブ探り。

やってみてビックリのとても良いルートでした。出だしのムーブが非常に厳しく、その後はストレニュアス。スケールもそれなりにあって、それでいて無駄のないルートです。奥多摩界隈の5.11aとしては、かなり立派なルートではないかと思います。繋げてのRPはかなり充実するはずです。オススメ。

今回は一人でのムーブ探りに終始しましたが、次回はRPします。

2015年9月18日金曜日

フリーファン #62 三峰・太陽寺エリア

フリーファン62号(2010年)。

松氏に、三峰のトポを持っているかと問われ、引っ張りだしてきました。メインは、「日本の岩場を斬る」、三峰・太陽寺エリアの案内です。かつては、Bブロックと呼ばれていたエリアです。ちなみに、シルクハット等がある光岩小学校エリアは、Cブロック。

三峰ボルダーは、「秩父三峰ボルダー街道」として、岩と雪108号(1985年)ではじめて紹介されました。AブロックからDブロックまでに渡る、長大なエリアです。

渓谷のボルダーの宿命、下地の変化や、岩自体の変化、移動、消失などなど。岩と雪108号では、「ボルダー街道の象徴的存在」として紹介されているBブロックのホワイト・ハングは、跡形もなく消え去っているそうです。舳先カンテ、積木岩、指紋岩等は完全に水没。

ちなみに、アプローチは、2010年時点の情報では、クラッシュパッドを背負っての懸垂下降、帰りはユマールです。日本ボルダリングエリア(上)では、そんなことは一言も書かれていませんでしたが、今も変わらないのでしょうか?

1985年には既に登られていた《ダイレクト大晦日》や、2003年に初登された《重き流れの中》は、魅力的です。一度訪れてみたいものです。

その他いろいろ。

○MADE IN JAPAN 国産ホールドVOCKの長谷川勘太郎氏
とてもいいインタビューです。

○ビレーグローブ

○「降りること」と「登ること」 ある36歳のヨセミテボルダリング・ソロツアー 萩原良平

○Isle of Miyake 榎戸雄一

○長崎県・竜頭泉ボルダー 牛澤敬一

○河又の岩場 解禁記念登山道整備イベント
鍾乳洞に続く山道の整備のための木材をクライマーがボランティアで担ぎ上げたという話し。その登山道も5年であれだけ荒れるんですね。

2015年9月16日水曜日

金華山と黄金伝説

白く美しい花崗岩のボルダーが連なる金華山。

金華山には、黄金山神社という神社があります。この神社は、東大寺毘盧遮那仏建立のために利用された日本初の金山が開かれたことを記念して創建された、そう言い伝えられているそうです。ところが、この日本初の金山は、実は内陸の黄金山(こがねやま)であるというのが現在の通説で、金華山はその伝説的な地位を奪われているとのこと。

その金華山のどこかに、砂金で黄金色に輝く砂浜がある。

そんな素敵な話し。


書斎の窓641号(2015年)

2015年9月14日月曜日

長野方面の岩場


ダイバーさんにお誘いいただいて、長野方面の岩場に行ってきました。とても良い岩場でした。ビシッと入ったクラックと、スパッと切れたカンテが印象的です。他では体験したことのないざらざらの岩質も楽しかったです。奥多摩ではここまで立派なカンテにはお目にかかることができません。岩質も、普段奥多摩で登っているのは、ツルツルのチャートか、磨かれてツルツルになった石灰岩か、粉粉の石灰岩か。結晶の大きい花崗岩とも違う、細かい粒子が作る摩擦が、とても楽しかったです。そして何よりも、その見た目。要塞みたいに立ちはだかるかっこよさ。

もびさんのオンサイトトライは見応え十分。寝転がって、逆さまにのぼるダイバーさんのRPを応援(上の写真)。

カンテの課題を2回目でRP。グレードは、5.10bか5.11bだそうです(ダイバーさん談)。左コーナーのクラック。ボルト部分でテンション後、上部NP部は一回で。真ん中のクラックはTRで練習。右奥のカンテはテンションまじり。普段登っていないカンテの独特のムーブでことごとく跳ね返されました。難しい!でも面白い!カンテは好きです。奥多摩でも、数少ないカンテのルートに注目してみたいと思っています。


素敵な岩場、また訪れたいです。

2015年9月9日水曜日

岩と雪 #84

大根おろしにボルトが打たれているとの情報に触れ、今一度読んでみました、岩と雪84号(1983年4月)。

○打たなかったボルトの話 大内尚樹
三つ峠のスラブ、大根おろしにボルトを打たなかったという話。当時からすでにリードされていたということ。つまりはフリーソロ。ただし、わずか8mということを考えると、ボルダーと言ってもいいかもしれない。多分に個人的な思い入れの問題ではあるのですが、悩んだ挙句、そこにボルトを打たないという選択を筆者はしています。

○西伊豆・鷲頭山 海を見晴らす高台の岩場 池田功
ジェット(5.12a)、コズミック・ダンサー(5.11c)、E.T.ハング(5.11a)、メイズ(5.11b)の4本。コズミック・ダンサーは、その後5.11dになった。最新版の100岩では5.12aになってるけど、これは誤植か?「冬も暖かい」とあるけど、本当だろうか?行ってみたい。

○5.12クライムの世界 コロラド、ヨセミテの登攀から 鈴木英貴
「昨年も、春秋と多くの日本人クライマーがヨセミテを訪れた。しかし、彼らのクライミングに僕は失望した。ただやみくもにハイ・グレードを追いかけ、墜落を繰り返しては登る。五回も六回も落ちて(ロワー・ダウンも含め)登るなら、そのルートを登る力がないといえる。なぜ下のグレードから徐々に登っていかないのか。いま日本では、5.9は登る価値がないとみなされているのだろうか。フリー・クライミングは、確かにシンプルで、足かせをはずされたような開放感と充実感のある素晴らしいものだ。それを味わうためには、一歩一歩力をつけ、安全に楽しく登るのが最良だ。もっと本質を捉えるべきだ。

○飛翔 瑞牆山十一面岩左岩稜末端壁をめぐるモノローグ 戸田直樹
日本のフリークライミングが一歩前進した瞬間の記録。とてもいい。

○記録
・チームイカロスによる双子山(今は二子山って言ってる)の開拓
この時代の傾向なのか、クラックにルートを求めているのが面白い。西岳の無名クラック、イレギュラー、ブラック・ホール。そして、ローソク岩のAir Way(航空路)。Old But Goldで紹介された、エアウェイ。強引なレイバックから、急傾斜でのレイバック、さらにレイバック主体で、最後はアンダー・クリングからレイバックっていう、終始レイバックのトポを見た。いつか登りたい。

・小川山、烏帽子岩三ノ楯エミちゃんありがとうルート

・小川山、廻り目平岩塔群最高ルーフ、ファンファンファン
イカロスⅡによる最高ルーフ右の3P、最高5.10dのルート。スクイズ・チムニー、5.10dのトラバース。最高ルーフ1P目の途中から、右面のクラックに入るようです。1P目だけでも、もう一度挑みたい。

・その他
黒伏山・中央ルンゼ、大朝日連峰・障子ガ岳・小障子南壁中央フェース、明星山・P6南壁クィーンズ・ウェイ、八ヶ岳・横岳西壁大同心正面壁右フェース、阿弥陀岳広河原沢右俣流域武藤返しの滝沢、クリスマス・ルンゼ、ポスト・クリスマス・ルンゼ、右俣右ルンゼ、麦草岳・小野川正俣沢、北アルプス・黒部丸山・東壁右岩稜、針ノ木岳・針ノ木中流右岸の岩場同志社大ルート、唐沢岳・幕岩西壁GDMルート、幕岩下部雲峰ルート〜上部大チムニー、南アルプス・甲斐駒ケ岳・篠沢七丈瀑、北坊主ノ沢〜黄蓮谷左俣、西坊主ノ沢〜黄蓮谷左俣〜赤石沢奥壁左ルンゼ、双児沢、双児山西壁、駒津沢右俣、濁川支流ヤチキ沢、台高山系・日出ガ岳・東の川岩塔トリプル・ルーフ・未知との遭遇、行縢山・雄岳宮崎登攀倶楽部ルート、雄岳西壁下部天照大神ルート、比叡山・3峰瀬音ゆかしき、1峰お昼寝ルート、有明山深沢右俣正面壁右岩壁LSDルート

○マカルー北西稜 山岳同志会マカルー登山隊

2015年9月7日月曜日

Number Do #22 わたしのホーム・マウンテン

山野井泰史さんが北岳を、山野井妙子さんが涸沢を、青木達哉さんが前穂高岳を、というとトップ・クライマーばかりかと思われるかもしれないがそんなことはなく、タレントの釈由美子さんが穂高連峰を、数学者でエッセイストの藤原正彦さんが蓼科山を、という具合に、様々な人が各々のホーム・マウンテンを語る、Number Do22号、特集「わたしのホーム・マウンテン」。


さて、僕のホーム・マウンテンはどこでしょう?


2015年9月5日土曜日

のぼる小寺さん #1

「腹筋ローラー おすすめだよ!」

現代クライミング文学の最高峰。卓球部員のストーカー的展開に期待。

珈琲『のぼる小寺さん1』(講談社、2015年)

2015年9月4日金曜日

《バイシクル・ダイク》day1@小川山

ジャムセッションで出会ったS氏にそそのかされて、《バイシクル・ダイク》。怪我と天気で随分とクライミングから離れてしまっていましたので、晴れ間を見つけて一人で小川山に向かいました。

岩の上の大木から取り付きまで、50mロープで一杯。終了点のさらに上の岩と岩の隙間には、大蛇が二匹。蛇が苦手な僕は心臓が止まるかと思うほどびっくりしましたが、あちらもまたびっくりしていたようです。

《バイシクル・ダイク》は、岩と雪111号において初登の報告がなされました。初登記事では《バイセクル・ダイク》となっていますが、100岩では《バイシクル・ダイク》となっています。初登者の北山真さんが編集している100岩が誤りということはないと思うのですが、変更の理由はわかりません。初登時のグレードは5.11c、ボルトは3本です。現在ある4本のボルトのうち、下から2番目の錆びたRCCボルトは、後から打たれたもののようです。

下部のバイシクル・ムーブで名高い《バイシクル・ダイク》ですが、上部スラブはそれ以上に厳しいものでした。ムーブはおおよそ全て理解できたのですが、あれを下から上まで全部つなげるには、相当な力が必要です。《ジャーマンスープレックス》、《ブラック&ホワイト》、《南風》のように、分かれば登れるというものではありません。《JECC》ルートの感触に近いかもしれません。厳しいスラブの中にいつまでも居続けられるような、そんな強さが必要です。指皮のダメージも大きい。

大変勉強になりました。

3時前には雨が降りそうな気配があり、早めに撤収。駐車場で休んでいたら立派な雨が降り始めました。ボルダーもあきらめ、瑞牆に移動し、瑞牆大橋エリアを見学。分厚いコケに覆われた岩と対面しました。