千葉の岩場ガイド
まずは、紹介されていた岩井袋のボルダー。
想像通りのもろい砂岩の壁でした。かぶった壁にドガバが配置されており、岩が堅ければとても面白そうです。ただし、ドガバがごっそり崩壊する可能性が大ではないかと思います。岩の上が薮で、トップアウトは厳しそうです。上から水が流れ込んで濡れているところが多く、触っただけ。
それから、あたりをつけていた、南無谷南海水浴場南ボルダー(仮)。南無谷南海水浴場と豊岡海水浴場の間の岬です。
まずは、岩が堅ければ最高に楽しいはずのアーチを発見。脆すぎて、ルーフの下にルーフがかけられています。ルーフ左の登れそうなところを登っておきました。
豊岡海水浴場方面に歩いて、海岸のボルダーを数個発見。
これも簡単な岩をいくつか登っておきました。ちょっと苦労しそうで楽しそうなマントル課題が設定できそうだったけれど下地が海だったり、ちょっと楽しそうな隙間の課題が設定できそうだったけれど下地が海だったりと、残念。
UKグリットストーンのハードなルートで時々見かけるようなホールドを発見して喜んだりしました。このホールドは意外と丈夫でした。しかし、全般的に、予想した通り、岩は非常に脆いです。ホールドは全て崩壊すると思った方が良いでしょう。持てるのはスローパーだけです。でも、海を見ながらありのままの岩を登るのはとても楽しいです。
この島は登れるだろうか?
次は、たまたま見つけた豊岡海水浴場ボルダー(仮)。
どっかぶりのこの岩は以外と堅くて、ホールドも乏しく、なかなか厳しくて楽しそうです。下地も良好。ただし、上部はリップのドガバにどっかんランジと思われますが、リップのホールドは脆そうです。ホールドに負担をかけない繊細なランジを要求されそうです。リップが崩壊しなければ、とても面白いはずです。自分以外の誰かが登っている最中にリップが崩壊するのを見るのも面白そうです。誰か登ってください。
最後は、紹介されていた大房岬のボルダーエリア。僕が見に行ったエリアに関する限り、脆すぎて登れるものではありませんでした。
景色はいいです。
と言ったところで時間切れとなりました。とても気持ちのよい一日でした。
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