フリーファン62号(2010年)。
松氏に、三峰のトポを持っているかと問われ、引っ張りだしてきました。メインは、「日本の岩場を斬る」、三峰・太陽寺エリアの案内です。かつては、Bブロックと呼ばれていたエリアです。ちなみに、シルクハット等がある光岩小学校エリアは、Cブロック。
三峰ボルダーは、「秩父三峰ボルダー街道」として、岩と雪108号(1985年)ではじめて紹介されました。AブロックからDブロックまでに渡る、長大なエリアです。
渓谷のボルダーの宿命、下地の変化や、岩自体の変化、移動、消失などなど。岩と雪108号では、「ボルダー街道の象徴的存在」として紹介されているBブロックのホワイト・ハングは、跡形もなく消え去っているそうです。舳先カンテ、積木岩、指紋岩等は完全に水没。
ちなみに、アプローチは、2010年時点の情報では、クラッシュパッドを背負っての懸垂下降、帰りはユマールです。日本ボルダリングエリア(上)では、そんなことは一言も書かれていませんでしたが、今も変わらないのでしょうか?
1985年には既に登られていた《ダイレクト大晦日》や、2003年に初登された《重き流れの中》は、魅力的です。一度訪れてみたいものです。
その他いろいろ。
○MADE IN JAPAN 国産ホールドVOCKの長谷川勘太郎氏
とてもいいインタビューです。
○ビレーグローブ
○「降りること」と「登ること」 ある36歳のヨセミテボルダリング・ソロツアー 萩原良平
○Isle of Miyake 榎戸雄一
○長崎県・竜頭泉ボルダー 牛澤敬一
○河又の岩場 解禁記念登山道整備イベント
鍾乳洞に続く山道の整備のための木材をクライマーがボランティアで担ぎ上げたという話し。その登山道も5年であれだけ荒れるんですね。
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