2017年8月12日土曜日

夏・クライミング・湯川の岩場

滅多にやらない泊まりでのクライミング。konさん、のりさんと一緒に、予定は小川山だ。

お盆休みの渋滞を避け、前夜遅くに移動し、車中泊した。翌朝起きると、前夜から降り始めた雨がやまない。この辺りで雨でも登れる岩といえば、僕は瑞牆末端壁くらいしか知らない。ということで行ってみたら、あの大きな岩がすっぽりと雲の中にあった。


このナイスタイミングで、konさんから「湯川は降ってない」との連絡を受け、往復2時間の歩きをこなし、湯川に転戦した。


湯川は二度目。一度目は、1年半ほど前の初めての吉田スクールだった。フィンガージャムがこれっぽっちもできずに絶望したあのとき。


まずはコークスクリューをフラッシュ。広いハンドサイズにびびってフェースに逃げるだっさいクライミングだった。次はサイコキネシス。オンサイト・トライは、ちょっと上がって、広いフィンガーサイズにびびってレイバックで突破しようとした途端に足がツルッと。そのあともテンションこきまくり。悪いサイズのクラックが出てきたときに真っ向勝負できないのが、僕の弱いところ。あとでクリフのウェブサイトをみたら、



下部はレイバックのミックスで登る人が多いが、ここまできれいに割れたクラックに敬意を払い面と向かって登りたい。

と書かれてた。ごめんなさい。

2回目は上の方に入れようとしたマスターカムが変な角度で固まって動かなくなって、終了。プロテクションのセットがヘボいところも僕の弱いところ。3回目、ジャミング勝負ででRP。途中でyseさんもいらして、楽しいクライミングだった。

夜は斜面の多い廻り目平を回避して、車中泊。翌朝起きると、地面が濡れていた。午後から雨の予報もあり、悩んだ結果、2日目も湯川。雨予報を受けてkonさんは実家へ帰ってしまったので、のりさんと二人。

初日にサイコキネシスが登れたので、2日目はバンパイアでもやろうかという計画だった。アップでデゲンナーをRPして、待ち時間にその右の細いクラックを途中まで登って、その後にフォーサイトをRPした。初めてここに来たときは、わずか1箇所もフィンガージャムが効かず絶望したルートを登れて、成長を感じた。

バンパイアには保科スクールがトップロープをかけていて空く気配がなかったので、どうしよう?と悩みつつご飯を食べて、考えていたら雨が降り始めて、終了。

悪いサイズでフェースだのレイバックだのに逃げずにジャミングで真っ向勝負すること、プロテクションのセットで欲張らずに目の前にセットすること。勉強になった。

2017年8月9日水曜日

小川山ボルダー

小川山でボルダリング。

林の中で易しいのをいくつか。

あっという間に指が痛くなる。

しばらくお休みですね。

(クラックは除く)

2017年8月2日水曜日

瑞牆山十一面岩末端壁

岩の名前が長い。アプローチも長い。前日の雨に加えて、予報通りに午後の雨。それでもたくさんの学びを得ることができた。

技術の習得が目的と割り切って、この日はTRのみで、体が重くなってからの一押しまで登りまくり。

「T&T」と「アストロドーム」はリードしても多分問題なし。「春うらら」1P目は容易ではない。

「この先グレードが上がると、核心でしっかりきまるジャムなんて無いよ。」

「きまらないなりに次へ動かなくちゃいけないんだ。」

ということの様で、確かにそうだなーと。上手い人の登りを下から見てると、どんなところでもジャミングがバチ効きの様に見えるけど、そんなことはないんだろうね。落ちない程度に効いてれば良いのだ。

瑞牆のクラックを登ったのは初めて(シルバーフリーウェイのワイド以外では)。ここは花崗岩の結晶が大きくて、痛い。他方で、結晶を有効活用することで、ホールディングしたり、きまらないジャムでごまかしたりして登る技術があるんじゃないかと思ったり。