2013年2月24日日曜日

障子岩で《ホールインワン》に触れた

障子岩でクライミング。いつものパートナー松氏と。

三池ロック

超絶に調子が悪かった。これまでで一番悪かったような。前にも調子が悪かったことがあったと思ってブログを見返してみたら、第一回氷川屏風岩の時だった。その時と今回で共通するのは、2日前にハードなトレーニングをしていたこと。2日前は広背筋を鍛えるトレーニングとランジの練習で、この日は上半身が全部ばっきばきでした。加えて、先週に引き続き風邪気味で、身体は重かった。こうなると心理的にもブレーキがかかるようで、いまいち気持ちも乗らなかった。さらに、この日の目標を11aオンサイトとしていたところ、候補と考えていた11aのルートのコンディションが悪く、より一層気持ちがダウン。取り付いた11aはルートが判然とせず、ますます気持ちがダウン。最後に面白いルートに出会ってちょっと回復したのが、唯一の救いでございました。

以下、記録。


《ぺっぺっぺの羽田さん》(5.10a)

まずはアップで《ぺっぺっぺの羽田さん》。2回。


《体型だけでイレブン》(5.10c)

さらにアップでいつもの流れ、《体型だけでイレブン》。


《指切りケンちゃん》(5.11a)

もひとつ、《指切りケンちゃん》の再登を試みて、失敗。上部の核心ムーブができなかった。これは苦手。核心ホールドがめちゃくちゃ遠い。同じくらいのリーチの松氏は余裕なのに、僕には遠い。また今度。

こちらは松氏による《指切りケンちゃん》の様子。


ここで、5.11aオンサイトの対象を探りに、南西面へ。候補として考えていた《オフローダー》はコルネが氷結。《ロリータ桃子》は出だしが湿っぽい。《フィフティ・ストーム》は見たところコンディションに問題はなさそうだけれど、オンサイトトライは調子がいい時の方がよさそう。松氏のタバコ休憩中にさらに三池ロックも偵察。こちらは右半分はいいコンディション。お昼頃は岩には木漏れ日が当たる。ということで、三池ロックに移動。


《OB》(5.11a)

まずは、《OB》にオンサイトトライ。このルートも、《指切りケンちゃん》と同じくトポの記載と現状が一致しない。100岩のトポによると、3本目のまでのボルトは左の《ホールインワン》と共通で、そこから右に移って、ボルト1本で、終了点まで。現状は、直上ラインが出来ているようで、下から独立のボルトが打たれている。今回はトポに従って、3本目までは《ホールインワン》、そこから右に移るラインでトライ。

行きつ戻りつしつつ、3本目のクリップまではすごく頑張って到達。そこから右にトラバースした辺りで上方向にホールドが見当たらず、力つきて終了。

よくよく観察したけれど、3本目から右に移るラインにはホールドが見当たらず、無理っぽい。2本目から右にトラバースするラインは手頃なホールドが繋がっていて、これは自然なラインに思える。しかし、ホールドに導かれてトラバースすると右のルートの終了点に到達せんばかりの勢いで接近してしまう。しかも、岩と木の狭い隙間をすり抜ける形になる。ということで、ルートが判然としない。左の《ホールインワン》に対して右の《OB》というルート名からすると、これでもいいのかもしれないが、どうだろう?2本目から右に移る辺りは、リボルトの際にボルト位置が変わったのかもしれない。

下に打たれたボルトをどう理解すべきかもよく分からない。やはり直上ラインが作られたということか?グレードは?事情をご存知の方がおられましたら、教えていただけると幸いです。


《ホールインワン》(5.11c)

よくわからないので《OB》はまた今度ということにして、左の《ホールインワン》をトライ。松氏はけっこう苦労していたけれど、ムーブは解決。僕はムーブ起こせず。2つのムーブが遠くて苦手。

《ホールインワン》の核心部


○猫背
《指切りケンちゃん》と《ホールインワン》のムーブが苦手なのは猫背のせいではないかと、自己診断。猫背だからホールドが遠い。次回は、胸を張っていこう。


○岩場
三池ロックの右側は綺麗なフェースで、しみ出しもなく状態はいい。お昼頃には岩に木漏れ日が当たるが、ビレーヤーは風に吹かれて寒い。ビレー中に身体が冷えてしまった。左側はかなりハングしている。全面的に苔っぽい。

障子岩南西面はしみ出しと氷結でコンディションの悪いルートが多い。巨大なつららが垂れていて危険なルートもあり。ラップも氷結。南面の《ウッシー》と《ボディーウェイト》あたりは状態がいい。ここは朝日が当たる。


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