土曜日の午後から瑞牆へ。小雨からガスに包まれ、夜も雨が降って、日曜日のコンディションはバッド。どこに行っても岩は濡れてそうだけど、前回敗退した3級のボルダー課題の記事を読んだロジャーさんがやってみたいというので、原子岩エリアに行くことになった。
その3級の課題は、《苔とともに去りぬ》みたいな名前だった。思ったとおりにびしょ濡れだったけど、ロジャーさんは濡れた岩をものともせず、果敢に挑んでいた。しかし、リップのスローパーがびしょ濡れではいかんともしがたく、敗退したようだ。
この課題の左のめちゃくちゃ低いルーフの隙間があったのでみんなでやったけど、コッチもだめ。これは濡れてなくても難しそうだった。なお、やってる最中に肩を傷めた。
で、どれも濡れてるから散歩しようと思って下流に向かって歩いてたら苔に覆われた丸っこい岩を見つけた。その苔は絨毯のように厚く岩を覆っていて、そして絨毯のように引っ張ると簡単に剥がれてきた。苔が剥がれた下には針葉樹の落ち葉が堆積していて、苔はその上に乗っているだけで、岩には接着していなかった。前日からの雨はすべて厚い苔と針葉樹の落ち葉が吸収していて、その下の岩は濡れていなかった。というわけで、苔と落ち葉と少々の泥を落として、ロジャーさんにも呼びかけて登ってみることにした。
顕著なスタートになる岩が下にあるんだけど、とりあえずスタンドバージョンからってことでやってみたら、マントリングが結構難しくて、ロジャーさんがフットホールドの踏み方に関するナイスなベータを発見してくれて、なんとか登ることができた。それで、下の岩からスタートに取り掛かったんだけど、時すでに遅し、たまった疲労に勝てず、登れなかった。
また今度。
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