2013年5月26日日曜日

《お局様》RPの障子岩

いつもの障子岩でクライミング。いつものパートナー松氏と。午後から用事があるので2時撤収予定ということで、6時集合の予定が、結局いつも通り7時集合。

狙いはもちろん前々回に取りかかった《お局様》(5.11c)のRP。

襖岩右面の《鹿ノ子》(5.10c)でアップして、早速本題へ。


《お局様》

結果は、いつも通りどはまりしてRP失敗が頭をよぎる中、4便目でようやくRP成功

上部の苦手ムーブを回避して、右手のカチの保持力勝負でポケットスローパーを左手で取りに行く得意系に持ち込んだ。

よかったよかった。5.11cは2日で登れるの法則を継続中。夏の間に実力をつけて、秋シーズンには1日で登れるようにしたいところ。

《大奥》でも使うので、ムーブメモ。ハング下は、左手カチ、右手サイドプルで、左足を上げて、右手を奥の出っ張り。ここは、正面からアンダーピンチ。右前腕を岩に当てて、てこの原理でアンダーを効かせて、右足を上げる。次の1手は、左足を3センチ上に上げてから。


《大奥》(5.11d)

本日2便目で早々に《お局様》をRPして時間を持て余していた松氏がお隣の《大奥》のムーブを探っていたので、参戦。撤収までに2便を出して、ムーブは一応の解決を見た。

下から見ていて想定したムーブが大当たり。ハング下の外傾した小レッジへの立ちこみが核心の変態ムーブ。《ロリータ桃子ダイレクト》(5.11c)に続く、久々の爆笑系ルートであった。

《大奥》


○意思の力

《お局様》のRPには多大な時間を要した。中間部の核心部、苦手の足が効かないデッド・ムーブは、さっさとデッドでドッカンと出せば失敗はしないのに、それができない。躊躇する。

これとは対照的に《大奥》の核心ムーブは嬉々としてムーブを試して、早々に解決。

松氏は僕とは全く反対の状況だった様子。

苦手か、得意かで、こんなにも変わってしまうものか。いやいややるのか、ノリノリでやるのか、意思の力は大きい。苦手ムーブも思い切って出してみることがRPへの近道なのかもしれない。




○シーズンの終わり

コンディションは良かったものの、気温は上がり、確実に奥多摩のシーズンの終わりは近づいている。いや正直なところ、早く小川山でスラブを登りたいから、奥多摩のシーズンは終わりということにしたい。次は秋、5.12を登る。


○どはまりの理由

どはまりの原因は、つめの甘さ。この日もまたそれが出た。

上部ハング下のムーブは、前回は右足を先に上げて、左足をねじ込む予定だった。これを、左足を先に上げて、右足をあとから上げるムーブに変更。それにより、その後の2手のムーブも変わったのに、それを確認していなかった。足上げムーブだけを確認して、ロワーして、次のトライではその後の2手が出なくて失敗。

つめが甘い。


そうそう、《お局様》と《大奥》の共通の終了点の上に大きな浮き石がありましたよ。


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