まずは河又。洞窟は結露でビショビショでした。気温の高い雨後の洞窟はダメですね。
以前松氏が発見した薄かぶりのワイドクラックを松氏が大掃除してくれて、登りました。キャメ6。やはり上部のチョックストーンをどけないとイマイチ楽しめません。しかし、楽しめる隙間の条件については学ぶことがありました。
白妙橋の岩場に移動。意外なことに岩は良く乾いていました。登ったのは、正面壁左のスラブのカーチェイス(5.10a)。クラックに泥が詰まっていたので、グラウンドアップは断念し、上から懸垂で掃除しました。スラブの楽しさを再確認し、夏の小川山への意気込みを強くしました。
カーチェイス |
ついでに、左のクラックから入る下部バリエーションをカムとナッツでリードしました。トラッドルートとして見た場合には、いわば強点主義のイマイチなライン取りという印象を受けます。それでも、スモールナッツでスラブを登るという夢に向けた第一歩を刻むことができたことは、良かったのではないでしょうか。
最後はトンネル・トラバース。全天候型ボルダー・プロジェクト第三弾。このロケーションですから、誰かしら既に登っているとは思います。例によって少なくとも4本のラインを設定できるのですが、一本のムーブを解明したにとどまり、完登はできませんでした。結露で濡れていたのもありますが、それを差し引いてもなかなか厳しい。ずっとフィンガリーです。また次回。
一日楽しめました。
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