2017年7月4日火曜日

小川山スラブはじめました2017

微妙な天気に不安を隠せないまま小川山。この日は、のりさんと、お久しぶりのいつものパートナー松氏が一緒。

明け方まで雨が降っていたようで、廻り目平に続く地面は黒く染まっていた。のりさんご希望のクレイジージャムは下部がビッショビショで、こりゃダメだと。乾きの良さそうな岩でスラブの練習をすることにした。

向かった先は、リングサイド・エリア。2015年に2度ほど訪れ、ホールドのないフリクション・スラブの練習に励んだ岩だ。目論見通り岩はカラカラに乾いていて、風が通って居心地もいい。

リードで、トップロープで、登って、クライムダウンして、トラバースして、両手で、片手で、目をつぶって、シューズを替えて、ひたすらに練習を繰り返した。この岩には、指先がかかるホールドは一つもない。シューズの剛性に頼ってつま先で立てるフットホールドも一つもない。ただただフリクションを信じて乗り込むだけだ。狙い通りに良い練習ができた。


最新号のロクスノに、ジャック中根によるスラブの登り方講座が掲載されている。過去の記事の使い回しに過ぎないけれど、それでも学びのある記事だと思う。今回の練習に大いに活きた。

最後はさすがにやることがなくなって左岸スラブに移動したけれど、早々に雨が本降りに変わり、終了。

雨降りのわずかな隙間の週末、来るべきスラブのシーズンに向けた良いスタートを切れた。

帰りは清里ROCKでカレーを食べて、フィニ。

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