2022年11月28日月曜日

白岩滝ボルダー・《麻生バルジ(直上)》完登

 またまた飯塚さんと白岩滝ボルダー。狙いは《麻生バルジ(直上)》。

ここのところ飯塚さんと登ると必ずi-VOUを借りてアップをするんだけど、コレがめちゃくちゃいい。指がビキビキあたたまる感触がある。《麻生バルジ》は下部に小さなホールドを保持して足を切って体を反転させるムーブがあって、指が温まらないとしんどいんだけど、i-VOUがあればあっという間に温まる。仕上げに上部の大きなムーブを試してアップを完了したら、完登を目指してトライ開始。

《麻生バルジ(直上)》には極端に難しいムーブはないんだけど、不確実なムーブが4箇所ほどある。一つ目は、小さなホールドを保持して、上の遠いホールドに右手をだすところ(写真)。


出した先のホールドは結構良いんだけど、遠い。持ってるホールドはあんなに小さいのに。


二つ目は、右手を次のホールドに伸ばすところ。出した先のホールドは更に良いんだけど、なんだかバランスが悪くて、ほとんど落ちながら右手を出して、落ちる前にぎりぎり保持する感じ。


三つ目は、左手のブラインドホールドへのデッドポイント。見えない。


四つめは、右手を寄せるところ。ブラインドホールドがちっちゃい外傾ホールドなので、これを保持してデッドポイントを出すのは苦しい。そして、この時点で相当疲れてる。


ということで、不確実なムーブが続くので、スタートからつなげるのは結構難しい。今回はi-VOUアップのおかげで比較的すんなりとすべてつなげるところまで行ったんだけど、二回目の完登トライで、四つめのポイントである右手を寄せるときに、想定と違う場所に手を出していることに気づいた。で、三回目のトライでは想定の場所に出そうとしたら、そこには届かないことが判明。あいかわらず詰めが甘い。一回のトライでものすごく疲れるし、ムーブは迷走するし、これはヤバいぞと思ったところで、飯塚さんのナイスアドバイスが有り、ムーブを丸パクリして4回目のトライで完投した。

《麻生バルジ(直上)》FA、たぶん7Aくらい。

飯塚さんは《麻生グルーブ》に取り組んで、うっすいピンチを保持してリップにドッカンするパンチの効いたムーブに可能性を見出していた。すごい。僕もやってみたけど、麻生バルジのトライで完全に体が終わっていた。

また行かないと。

0 件のコメント:

コメントを投稿