2015年4月19日日曜日

有朋自遠方来@河又の岩場



名栗・河又の岩場 「有朋自遠方来」(初段/FA)


○有朋自遠方来


《順子ルーフ》(仮)としていたこのルーフのボルダー課題。場所は名栗・河又の岩場、《忍吉》、《タコ》等がある一番右の洞窟の中です。洞窟の左奥、20m先からスタートします。奥から入り口を向いて左手にガバフレークががあり、これをスタート・ホールドとしました。右手はお好きにどうぞ。

全長25mのこのボルダー課題は、4部構成となっています。

第一部 完全なルーフのオフウィズス〜チムニーを6m。「順子」という落書きのある壷状のチムニーまで。

第二部 壷状チムニーをクライムダウン気味に始まる。フィンガー〜オフウィズス〜フェースと続く一連のルーフのムーブが4m。側壁の穴を取って再びチムニーに潜り込む。

第三部 チムニー&側壁のトラバースを10m。洞窟の外に飛び出す。

第四部 《忍吉》の中間部に合流。そこから、《忍吉98》に繋げるラインをフリーソロ。壁の上まで抜けて終了。ここのライン取りはお好きなように。

中間部までは完全なルーフで、ルーフの抜け口近くは高さもあり下地も段差のある岩盤なので、クラッシュパッドは多めがオススメです。河又の岩場の長いアプローチをクラッシュパッドを複数枚背負って歩くのが第一の核心です。しかしそれ以上に、20mのルーフを登る間ずっとクラッシュパッドを動かしてくれるパートナーの確保が最大の核心となるでしょう。

太陽が出ていれば第二部以降は光が入るので明るいですが、第一部は常に暗いです。ライトがあると良いです。

グレードはひとまず初段としますが、この手の課題の経験が少ないので、定かではありません。再登者(いれば)の評価を待ちたいと思います。

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