2017年5月17日水曜日

喘息持ちクライマー向け、カムのメンテナンス


動きが悪くなったカムはメンテナンスが必要でして、よく使われているオイル・スプレーをちょっと前までは使っていました。

どうせ初心者なので油の良し悪しが分かるわけでもなく、全く性能に不満はなかったのですが、オイル・スプレーは飛散したオイルを吸い込んじゃうんです。それが喘息持ちにはとても悪いです。当然ながら屋内では絶対ダメです。

そこで、メンテナンス方法を変えてみました。使う道具は、二つ。

AZ 狭所用オイラー 15ml 極細針ノズル付


AZ(エーゼット) CKM-001 超極圧・水置換オイル (オイル50ml)


極細オイル差しを使ってオイルをちまちま注入することで、飛散を起こさせず、吸入を防止します。多少なら屋内でもオッケー。

オイルの種類はいろいろあって、どれが良いのかわからないんですけど、参考になるのは自転車の人のブログです。彼らはクライマーよりはるかに過酷な環境に置かれています。今回選んだのは、水置換のオイルで、これはカムをザブザブ水で洗って、乾かす前に使うことができます。メンテナンスを一挙に済ませることができて、楽チン。

と、これでやったすぐ後に、シリコンスプレーがいいという話を聞きました。スプレーは論外ですけど、調べてみるとシリコンオイルも売ってるようで、いいかも。砂まみれ、苔まみれにしてカムを使う人には、汚れにくくていいのかもしれません。ただ、乾かしてから使わないといけないっぽいので、そこは水置換オイルに優位性あり。

ちなみに、オイルを注入するポイントはアイロンさんのブログに詳しいですが、加えて、以下の箇所にも入れた方がよさそう。


1. ワイヤーケーブルとカムローブの接続部(マスターカム等、繊維のものを除く)
2. 軸の外側

これでうまく行くでしょうか?

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