2018年6月25日月曜日

Not to be Taken Awayを登った

曇り空で、風が強い。前回は雨の後でぬめっていたNot to be Taken Awayも、コンディションがよさそうだ。この風なら、midgiesも出てこないだろう。

ということで、朝の用事を済ませたのちに、Stanage Plantationへ向かった。

Stanage Plantationはだんだんと緑が濃くなってきている。足元ではシダ植物が背を伸ばしている。Grit stoneのシーズンは終わったと皆言うけれど、まだまだもりもり登りたい。

Not to be Take Away. 前回は、出だしの地ジャンに面くらって苦労したけど、もうそこは分かっている。あとはコンディションの良さを利用して、上部をを繋げるだけ。そこは難しくないと信じたい。

狙い通りにコンディションは上々だ。数度のジャンプを試みて、出だしのムーブを成功させた。あとは上まで確実に登ろう。と思ったけど、ジャリジャリのgrit stoneに飛びついた瞬間に指先がわずかにずれて削られた。アップも不十分で、指先が岩に慣れていないのもあり、感覚がなくなった。

飛び降りる。

これで指先の血行が良くなって、もう感覚がなくなることはない。ゆっくり休んで回復を待って、また数度のジャンプののちにジャリジャリのスローパーに飛びつくことに成功した。そして、そのまま岩の上に立った。

高さがある上に斜めに登るので上部ではマットがなくて、超怖かった。二度とやりたくない。


この課題のことを知ったのはいつだったか。僕はUKのクライミングは好きだけど、ボルダリングには疎い。たしか、ダイバーさんがLife on Holdがなんちゃらって言った時に、ボルダリング動画をいくつか見て、その時にはじめて見たんじゃないかと思う。それ以来、なんとなく気になっていた課題。

初登は1976年、John Allen。Technical Masterの時にも出てきた名前。クライミングの歴史を感じながら登ることができることは、なんて幸せなことなんだろう。

ちなみに、温まった身体を利用して前に敗退したGreen Traverseを登ろうとしたけど、あえなく敗退した。また行かないと。

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