ひとりひとりのクライマーがどういうクライミングを追求するかは、クライミングを始めた頃に出会ったクライマーに影響を受けるんじゃないかと、なんとなく思っている。僕の場合は松島さんの存在は大きく、腕が上がらないとか言いながらいつまでも登り続ける姿は、クライマーとしての理想形の一つだ。僕がいつまでも登り続けたいと思っている課題が2つあって、一つは秋川の水滴穿石で、もう一つはナメクジスラブ。どちらの課題も何歳まで登れるかだろうかと考えると、これからのクライミングライフが楽しみで仕方ない。水滴は2022年の冬に登っているが、ナメクジスラブは2020年以来登れていない。敗退した年もあり、登りに行くことさえできなかった年もある。
2023年10月下旬から11月上旬の二日間、ナメクジスラブに取り組み、なんとか完登することができた。ナメクジスラブを何歳まで登れるかチャレンジの記録を43歳に伸ばした。嬉しいことだ。
この冬は久しぶりにフラット・ホワイト・プロジェクトに戻りたい。
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