最近の障子岩では、落石が目に付く。年末には南東面右側のアプローチ上で巨大なのがあった。今回気付いたのは2カ所。1カ所は、南東面2階へのアプローチ。フィックスロープを掴んでのトラバースの途中。かなりの大きさの岩があったはずのところが無くなっていた。その左の巨大な岩も浮いている。引くと落ちそう。落ちたらフィックスロープにセルフを取っていてもロープごと巻き込まれて崖下へコロン。崖下のアプローチを歩いてる人に当たったら、即死は免れられませんね。もう1カ所は、アプローチの山道を登り終えたまさに目の前。一部が崩壊して、僕の背丈と同じくらいの岩が倒れそうになっています。倒れたらアプローチの山道をゴロゴロと転がって行く可能性あり。当たったら即死は免れられませんね。岩場は危険です。皆さんも気をつけて。この素敵な岩場が事故で閉鎖なんてことにならないことを願います。
さてと、この日のクライミング。
一年前に障子岩で登ってた頃の流れを思い出しつつ、《ぺっぺっぺの羽田さん》と《体型だけでイレブン》でアップ。それから、前回ちょっとだけ触って可能性を感じた《虹の戦士》。100岩ではグレードは5.12a。
一年前に障子岩で登ってた頃の流れを思い出しつつ、《ぺっぺっぺの羽田さん》と《体型だけでイレブン》でアップ。それから、前回ちょっとだけ触って可能性を感じた《虹の戦士》。100岩ではグレードは5.12a。
前回の感触だと松氏は一撃できそうな感じがしたので、まずは松氏から。オンサイトトライ。これは惜しくも失敗し、松氏は二撃。僕もこの日の1便目でRP。
この課題の難易度はリーチによって大きく左右されます。僕のリーチだと、5.11aくらいかな?みじかしい系の5.12aということで4日くらいは楽しませてくれるかと思ったけど、早々に登れてしまって、残念。《虹の戦士》をRPしたことで、障子岩南東面に残るは激悪の5.12bである《アドレナリンジャンキー》のみ。これは僕の実力では到底登れないので、挑むのはまだまだ先。障子岩での冬のクライミングはこの日で最後になってしまいました。強くなって帰ってくる。待ってろよ、《アドレナリンジャンキー》。
さて、お昼頃には障子岩が終了してしまったので、帰りに黒茶屋ボルダーへ寄ってきた。
御岳より格段に近くて、岩と雪169号の「石の人」にも写真が掲載された由緒正しいボルダーであるにもかかわらず、いまや訪れる人はほとんどいない様です。
武蔵五日市から歩いても、デッドエンドとロッキーボルダーくらいの距離しかありません。バスだと天王岩とか十里木ボルダーとか神戸とかにいくやつ。
トポは、『新版・関東の岩場』(平成元年)に掲載されています。しかし、持って行くのを忘れたので、適当に登りました。今回登ったのは、亀甲岩。
下流の面 |
1. ステミング(3級)
トポにもあるかぶった凹角。トポのグレードはA(5.8~5.9)。
2. トラバース(3級)
一番低いところからリップをトラバース。今回は登らなかったけど、トポではここでマントルだとB(5.10位)となっていました。
川面 |
○川面
川の流れが変わって、川面も登れるようになっています。
1. 下流(5級)
川面の一番右。絶妙なバランスが楽しい。
2. 中流(2級)
川面の真ん中。グレードはメンタル込みです。
メインの桑の木ハングはリップが自然に帰っています。掃除が必要です。マントル岩も同様。今回初めて登って気付いたけど、20年前のトポのグレードは厳しい。まだまだ楽しめそうです。
こちらは低空ルーフカンテ。3段?4段?フットジャムとヒールフックの変わり者。sghr師に任せます。
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