○よりクリエイティブなクライミングをめざすプロテクション・テクニック 中山芳郎
「まちがってもファッションに流された用具選びをすべきではない。それは用具店やメーカーを肥やしこそすれ、すぐに自分のクライミング・スタイルに合わなくなって、用具入れをふさぐだけとなる。一度それを経験すれば二度と過ちを冒すことはなさそうなものだが、人間は弱いもので少数派にはなるまいと"リンゴ"を食べてしまうのが常だ。そのような時『イブが近づいてきたら』次のことばを心の中で自問すればいい。
『今も将来もこれがホントに必要なのか??オレはどんなクライムがやりたくてこれを買おうとしているのだろう?』と。」
○インタビュー 山崎祐和
この頃はまだボルダリングをボウルダリングと言っていた。
○一ノ倉沢"大氷柱"初登 勝野惇司
○私的な極限の追求―それがハード・フリーへの途だ。
対談 吉尾弘・檜谷清 司会=柏瀬祐之
檜谷清「酒もタバコもやりません。やっぱりクライミングにマイナスですから。」
○極限のフリーをめざすボディ・トレーニング 橋本覚
「毎日10キロのマラソン、会社でのトレーニング。もちろん昼休みも。自宅へ帰って、サーキットトレーニング。」
○いま日本の岩場はエイドラインからフリーラインへ
明星山P6フランケダイレクトルート、谷川岳一ノ倉沢二ノ沢右壁〜滝沢リッジ・ドーム壁横須賀ルート、谷川岳一ノ倉沢コップ状右岩壁同志会ルート
○グランド・ジョラス北壁 ボナッティ・ボーシェルート 山崎祐和
○甲斐駒ケ岳篠沢七丈瀑フリー・アイスクライミング 須田義信
○8人のクライマー
藤原雅一、横川幸司、戸田暁人、玉井研吉、清水博、難波秀則、山本譲、一宮繁紀
○連載 クライマーの系譜 第1回小川登喜男 遠藤甲太
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