三日目の《安近短》(5.11b/c)。2度取り付いて、何も解明できずに終わった。前回のメモを確認しても、何もできなかった。これは厳しい。
池田フェイス |
早々に雨が降り始め、お昼前には大雪。ホールドも濡れ始めて、ビレーヤーも濡れるので、転戦決定。一路奥多摩駅方面へ車を走らせ、かねてより目を付けていたとある隧道へ。
とある隧道 |
大正時代に掘られたこのトンネルは、現代のクライマーに絶妙なホールドを提供してくれています。台風でも登れる唯一の岩場。全天候型ボルダープロジェクト。岩質はチャートだけど、大正以来の土埃で、障子岩以上にホールドは粉粉。お掃除しながらトライ。
以下の4本のプロジェクト全てを完成させた。
《川の流れに身をまかせ》(5.11a)★
最初から最後まで手はずっといいけどフットホールドがシビアで、パンプする。一貫性があっていい課題。
《川の流れに逆らって》(5.11a)
こちらは保持力を要する厳しいムーブがワンポイント。
《上京》(5.11a)★
前半はガバアンダーの突っ張りムーブでパンプする。後半に厳しいカチとスローパー。しかし、セッター(大正時代の石工職人)の詰めが甘かったようで、フットホールドは豊富。
スローパー |
《都落ち》(5.11a)
もろいホールドを崩壊させない様に優しく持つのが難しい。リーチがないと前半が厳しいかもしれない。
松氏はまだ不安定なホールドの崩壊に悩まされていた。日ごろの行いですね。全てを完成させたら4時半頃。一日楽しめました。
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