2018年7月11日水曜日

2度目のStanage Popular

ずいぶん前のことだけど、夕刻から、2度目のニックとのクライミングでStanage Popular。ニックは今回はリードするだろうか?

Inverted V VS 4b

まずはこれ。ガイドブックにはTop50の表記。名作らしい。到着すると数名のクライマーが登り終えたところのようで、様子を伺ってみると、このルートはspectacularだぜ!って連呼してた。イギリス人は何を聞いてもnot so badかせいぜいlovelyくらいしか言わないのかと思ってたけど、クライマーは例外のようだ。

ニックはリードを見合わせるということなので、僕がリードでオンサイト。ニックもフォローでノーテンで上がってきた。

これは確かに素晴らしい。初登はなんと1922年。初登者はCyril Ward。

僕がリードしてる最中に通りかかったクライマーがニックと話をしてて、このルートが彼の初リードだったそうだ。そして彼の背中には今、このルートの全景がしっかりと彫り込まれている。


Hollybush Crack VD

2本目はこれ。これもTop50。ニックはフォローでプロテクションと上部のアンカーセットを確認してからリードするかどうか決めるということで、僕がリードでオンサイト。そのあと、ニックがリード。初めてのトラッドのリードだそうだ。プロテクションセットは怪しいし、上部のアンカーも少々怪しかったけど、ともかく初リードを成功させた。

最高のクライミングだった。

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