2014年12月16日火曜日

《スーパームーン》から《むかしクラック》ツアー with ダイバーさん!


前回完登した《スーパームーン》から、つい先日山野井さんのブログで紹介された《むかしクラック》への、奥多摩トラッドツアー。《冬のいざない》被害者の会の同志であり、長野方面で超おもしろいクライミングを展開しているダイバーさんが、わざわざ長野からかけつけてくれた。

まずは奥多摩の岩場で《スーパームーン》。

松氏が少々危ないクライミングで完登。ダイバーさんはトリッキーなムーブに苦労していた様子。ガバからフィストに到達する数手のムーブの組み立てが分かりづらいですからね。ロープにぶら下がって途方に暮れる感覚、よく分かります。結局半日では解決ならず。しかし、僕では安定して保持出来ないホールドをやすやすと保持してトラバースしていた強さが印象に残った。また行きましょう!

僕は《スーパームーン》は前回完登していたので、今回はボルダー掃除の予定で、ボルダーマットをかかえて行った。で、ルーフの上を掃除してマントル課題を設定してみたものの、マントル一発の厳しい課題に跳ね返された。そこで、《スーパームーン》の左のスラブを掃除した。初めはボルダーで登るつもりだったけど、上まで行ったら面白いかもと思って、上まで掃除してみた。そしたら、苔だらけの岩が、柔らかな岩質の石灰岩のスラブをスモールナッツで登るメンタル核心のトラッドルートに姿を変えた。次回やります。

午後の部は、《むかしクラック》。

めちゃハングしてる上に、中ががたがたした石灰岩のクラックのジャミングに苦労した。こういうクラックで、きめるべきところにバシッとジャミングをきめられるのが、クラックの実力なんでしょうね。2トライして敗退。

ダイバーさんは2トライで見事完登。下部のジャミングの安定感と、上部のフェースムーブの力強さ、ナイスクライミングを見ることができて、刺激を受けました。僕も強くなる!

前から一緒に登りたいと思っていたダイバーさんとのクライミングは、思った通り楽しかった。登ったら二度と降りて来れない橋脚プロジェクト、頑張って下さい!

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