小雨降る中、全天候型ボルダープロジェクト第二弾!(第一弾はこちら)
先日ふとした事から発見したルーフのワイドクラックを登りに行ってきた。嬉しいことに、長野からダイバーさんが参戦してくれた。例によって前日飲み過ぎたいつものパートナー松氏も、2時間遅れで登場。
前回は発見しただけで触らなかったこのルーフの隙間は、(今のところ)3部構成になっている。
第一部は、ルーフのチムニー。身体がすっぽり入る幅で、さほど難しくはない。クルクル三回転くらいしながら楽しいチムニー登りで5mほど進み、隙間が閉じる壷状のどん詰まりまで。
第二部は、ルーフのフィンガーからオフウィズスまでの3m。ここが第一の核心。完全なルーフのムーブで、側壁に立ちこむまでの一連のムーブがとても厳しい。僕、ダイバーさん、松氏と、三者三様のムーブ。僕は後半の1手が解決できなかった。第一部のチムニーからクライムダウンしてルーフに入るところも力を要する小核心。
両足ぶら下がりムーブの僕。
第三部は、高いルーフ沿いに側壁を伝って、外へ。反対側の壁を使ってステミングか?今回は全く手を付けられなかった。フィニッシュラインも未確定。最後はフリーソロ?
マッチで真っ向勝負のダイバーさん。
スラブ〜垂壁〜薄かぶりを得意分野とする僕にとっては、このルーフは完全に守備範囲外。ルーフのムーブのセオリーが分からないのでとても苦労した。ダイバーさん、松氏とああでもないこうでもないと言いながらそれぞれのムーブを作り上げる過程がとっても楽しかった。慣れないルーフに8時間ほどぶら下がり続けたからか、帰宅したら悪寒と腹痛に襲われて早々に寝込みましたけど。翌日はばっきばきでポンコツでしたけど。
ニーロックの松氏。
このルーフも、前回のボルダーも、むかしクラックも、三峰の隙間も、やりたいことがいっぱいありすぎて時間が足りない。このシーズンの本来のターゲットであるスポルトルートもおろそかにはできない。次回は、久々にスポルトルートに復帰する予定。このルーフは雨の時に来ることにする。
ところでこのルーフ、名前がないと不便なので、とりあえず、《順子ルーフ》と呼ぶことにします。とりあえずです。
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