面白すぎるよ、クライミングジャーナル16号(1985年)。
○インタビュー 山崎金一
○瑞浪・屏風岩
アイキャッチャー、イニシャルステップ大松ルート、アストロドーム、その左、イントロ、ウォーターシュート、アフタヌーンシャドウ、エクササイズ、エクササイズⅡ
○宮崎・雌鋒岳南面スラブ、比叡山3峰トリハダスラブ、広タキスラブ
○城ヶ崎 フナムシロック、バンブーロック、漁火ロック 鈴木昇巳・橋本覚
○小豆島の仁寿峰 黒岳、天狗岳 山本富佐雄
城ヶ崎と小豆島の仁寿峰のトポが斬新。
これは凄い。まったく必要ないですよね、この下の写真の左の女性たち。
海外のトポは写真中心でルートに対するコメントも充実していて、見やすくて、美しくて、見れるだけて楽しくて、それに比べて日本のトポは、というか100岩は、ルートを同定困難な線だけで、読んでいて悲しくなる。奥多摩の杉林の中の岩は全体を一枚の写真に収めることは難しいだろうとは理解できる。写真が無理なら、こういう方向性はとっても楽しくて良いんじゃないだろうか?
○my gear life 小林敏
奥多摩クライミングを語る際には外すことのできない小林敏さん。当時30歳。この頃はまだメジャーなクライミング・メディアにも登場してたんですね。いまはその声を聞くことができないのが残念。
「僕はこう、自分でクラックなりフェースなりを見つけてね、そこが登れるか登れないかわからない所を登るっていうのが好きなんですよ。別に登れなかったら登れないでもいいんです。もっと上手になってから来ればいい。一人でいると無理もできませんしね。で、登れた時はまた何ともいえず嬉しい。
そのためにはやはりあちこち行ってみることですね。」
○檜谷清のジャミング・テクニック パートⅡ
ワイド・クラック、リード。電車の中でワイドクラックの技術の解説を読んでたら、完全なる酒乱で奮闘してる自分の姿を思い出して、気分が悪くなってきたよ。
○Y. シュイナード 成功物語 Craig Vetter 訳=高野深雪
○借金して買った一度も使っていないフレンズ一式を城ヶ崎の駐車場に置き忘れて失った人の悲痛な叫び。
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